2011年10月22日から開催されている東京国際映画祭に合わせて来日したミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、ガブリエラ・ワイルド、ポール・W・S・アンダーソン監督。映画祭2日目の10月23日は、六本木にあるnicofarreで記者会見を行いました。この会見はニコニコ動画で生中継され、会場を囲むスクリーンには視聴者からのコメントが文字で流れて表示されるという演出でした。そして、パソコンの前のファンたちも待ち望むなか、一行が登壇。
ローガン・ラーマンはショートヘアで役柄のイメージからがらりと変わってましたが、笑顔はやっぱりかわいかったです。そして、しゃべるときの照れた感じがまたかわいかった(笑)。
本作では多くのシーンで激しい殺陣に挑戦しているローガンですが、「出演が決まってから何ヶ月もフェンシングの練習をいっぱいやりました。正確性、ディテールが大切なスポーツなので覚えるが大変でした」と語っていました。お気に入りのシーンは、ロシュフォー隊長と15㎝くらいしか幅のない屋根の上で戦うシーンとのこと。確かにトレーニングの成果はあのシーンで存分に発揮されています。
そして、劇中でも超かわいいな〜と思っていたガブリエラ・ワイルドはやっぱり生でもかわいかった!素材が良いとはこの子のようなことを言うのでしょうね。視聴者からのコメントでも「天使みたい」という感想がありましたが納得です。
そんな若手の輝きとはまた違うオーラを放っていたミラ・ジョヴォヴィッチ。今回の衣装デザインにも関わったミラは「ポール(監督)とミレディの衣装について話し始めたとき、画家のヴァン・ダイクの作品に出てくるようなゴージャスな衣装を着た女性が剣を振り回して男どもをやっつけてしまう、そういうのをやりたいよねと言っていました。でも言うのは簡単で、なかなかそこまでに持って行くのには苦労しました。舞踏会で着るようなゴージャスな衣装を身につけて、あんなにクレイジーなアクションをやるには、アクションシーン自体はローガンの方が大変だったかも知れないけど、私のトレーニングとしては毎日コルセットをきつく、きつくしていって、ペチコートとスカートも毎日少しずつ増やしていくというやり方で、最終的に撮影日にはすごくきついコルセットであれだけのアクションをこなすスタミナを身につけることができました。今までにやったアクションのなかで一番クレイジーだったと思います」と秘話を披露。そうか〜そうですよね。見えない努力や苦労があるんだなと思うと、また違った見方で楽しめそうです。
本作では飛行船がキーアイテムとなっていますが、監督は「日本の漫画、アニメの大ファンですが、そのことは自分の撮影にも影響を与えています。本作の飛行船は『宇宙戦艦ヤマト』『オーディーン 光子帆船スターライト』の宇宙を飛行する船艦にとてもインスパイアされています」と話していました。ミラ共に夫婦で日本が好きなんですね。嬉しいことです。
最後に、ホストとしてダルタニアンの吹き替えを担当した溝端淳平が登壇。そして皆にプレゼントとして、映像で再現した飛行船を披露。ミラはその行為に対して、ノリノリのリアクションを返してました。優しいですね。大女優なのにこういう風に気さくに振る舞うミラにとっても共感しました。
会見での話にも出たように、アクション、衣装、ドイツの世界遺産での撮影、飛行船…など、本当に見どころが満載な本作。ぜひ、このスケールの大きさと迫力は劇場で楽しんで欲しいと思います。
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
2011年10月28日より全国公開
配給:ギャガ
©2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
トーキョー女子映画部での紹介記事
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『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』“ニコ動”視聴者の生の呼びかけにミラ・ジョヴォヴィッチ興奮 はコメントを受け付けていません