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19 8月

イケメン竹野内豊がお笑い芸人に負けないジョークを飛ばす!『at Home アットホーム』

Posted in 未分類 on 19.08.15 by Merlyn

映画『at Home アットホーム』プレミアム試写会舞台挨拶、竹野内豊、松雪泰子、坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗、板尾創路、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)

2015年8月10日、本作のプレミアム試写会が行われ、上映前に舞台挨拶が行われました。本作について竹野内豊は「決してエンターテインメント性の高い物語ではないのですが、生きていく上で大切なことや希望が込められた作品だと思っています」とコメント。脚本を読んだ感想について、松雪泰子は「とても美しい脚本だと思いました。多くを表現していない分、行間に豊かなものがたくさん流れていて、現場で監督と キャストが揃ったらさらに膨らんでいく作品なんだと想像ができたので、撮影に入る前からすごく楽しみにしていました」と話しました。松雪泰子は結婚詐欺師 役なので、劇中はぶりぶりしたキャラなのですが、実際にはクールな雰囲気で超キレイでした!色白なのも羨ましいです。

原作が本田孝好の短編小説であることについて監督は「短編小説は1行に凝縮されているものがたくさんあるので、その1行が持つ良いところを映画で表現していくことは非常に難しかったです。僕よりも脚本家の方が大変だったと思います。でもその結果が作品として完成したと思っています」と語りました。竹野内豊は松雪泰子との共演について「松雪さんとは、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。本当に穏やかな方で、いてくれるだけで安心できる存在感がある方です。でも今回は家族の話だったので、二人っきりのシーンがあまりなかったのだけは残念でしたね(笑)」と冗談を言って会場を沸かせていました。

長男役を演じた坂口健太郎は、役づくりについて「生きていくために犯罪を犯しているので、世間から見るとすごくズレた家族なんですが、本人たちにとってはそれが普通のことなんです。そういう意味ではすごくリアルな感じがしたので、特別に何か役づくりをするというよりもフラットな感覚で役を見つめて演じました」と語り、そんな坂口健太郎の演技について、板尾創路は「危機迫る感じがすごく怖かったです。本番が始まったときのスイッチの入り方がスゴくて、特に目に力を感じました。でもそのおかげで一緒に演じるこちらもやりやすかったです」とコメントしました。坂口健太郎は普段モデルとしても活躍していてすごく爽やかなイメージですが、劇中では半狂乱になるかなり激しい演技を披露しています。

映画初出演の村本大輔(ウーマンラッシュアワー)は、「僕は大金持ちの息子役で、何を考えているのかわからないミステリアスなキャラを演じました。よく自分がストーカー被害に遭っているときにこの役ができたなって思います(笑)。役づくりについてもストーカーから取り入れた部分もあります」と話し、会場は爆笑でした。また、村本大輔は松雪泰子との共演シーンが多く、ご飯にも誘ったようですが「ムリ!」とドライに断られたエピソードも明かしていました(笑)。撮影時のエピソードについて、黒島結菜は「すごく楽しい現場でした。池田優斗くん(末っ子次男役)と仲良くなって、はしゃぎ過ぎて怒られたこともありました(笑)。でも本当にみんな仲が良くて明るい雰囲気の現場でした」と語りました。また、家族の物語にちなんで、どんな家族が欲しいか尋ねられると竹野内豊は「こういう森山家みたいな家族が良いですね。でも村山さんは家族ではないので…」と、わざとボケて村本の名前を間違える場面もありました(笑)。かっこ良い容姿に反してちょっと悪ふざけする竹野内豊もキュートでおもしろかったです。
最後に松雪泰子は「この作品に参加できて本当に良かったと思っています。監督を始めみんなで大切に作り上げた作品です。たくさんの方に届いたら良いなと思います」と語り、竹野内豊は「学生時代にいろいろな映画を観ていた時期があり、今となっては記憶の奧に埋まってしまっているのですが、ふとあの作品は良かったからもう一度観たいって思うときがあるんです。この作品も皆さんの心のどこかに伝わり、そうやって心に残る作品だと思います」と話しました。犯罪で生計を立てる血の繋がりがない家族の物語ですが、すごく心温まる素敵な作品です。ぜひ劇場で本作を堪能してください。

『at Home アットホーム』

2015年8月22日より全国公開

http://athome-movie.com/

配給:ファントム・フィルム+KATSU-do

©映画『at Home』製作委員会

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