映画『ジョン・ウィック』ジャパンプレミア、キアヌ・リーブス、野村忠広(柔道家、ゲスト)
2015年9月30日、本作のジャパンプレミアが行われました。キアヌ・リーブスが登場すると会場から「キアヌ〜!!」と歓声があがり、それに応えるようにキアヌ・リーブスが手を挙げ「ミナサン、コンバンハ!」と日本語で挨拶し、さらに会場を熱くしました。キアヌ・リーブスは今年の2月と、“鈴鹿8耐レース”が行われた7月にも来日しており、今回が今年3度目の来日となりました。そんなに何度も来るくらい大好きな日本について「日本は光が美しい国ですよね。それから食事が美味しいし、文化や建築物なども素晴らしくて、来る度に発見があるのでとても楽しいです。それに今までにいろいろな日本人の方と仕事をしてきましたが、皆さん素晴らしい方ばかりでした」とコメント。
本作の出演理由については、「まず脚本を読んだときにこれは素晴らしい作品だと思いました。アクションシーンが満載で、且つジョン・ウィックの情熱的な部分も見られるというキャラクターの描き方が気に入りました。それにコメディ要素もところどころにあるので、すごく新しいタイプの映画だと感じ、この企画への参加を決めました」と語りました。また本作のアクションについては「監督がアクションにすごくこだわりがあって、撮ったものをたくさん編集して誤魔化すことはせず、カメラを長回ししてよりリアルなアクションを追求しました。その分役者には負担になったこともありましたが(笑)、僕もできるだけの準備をして臨みました。今回は、柔道、柔術、ガンアクションを合わせた新しいタイプのアクションがあって、監督はこれを“ガン・フー”と名付けました。あとはカーアクションの“カー・フー”もありますよ(笑)」と、その場で言葉を作って話しました。
後半にはそんな“ガン・フー”にちなんで、オリンピック柔道で金メダリストに輝いた野村忠広が登場し、キアヌ・リーブスに黒帯をプレゼントしました。野村忠広は、柔道家目線で本作を観た感想を「やはり敵と組んでいるときの格闘技には一番注目しました。柔道の技が出たときは、本当にちゃんとその技が出来ているか細かくチェックしていました(笑)。でもかなり上手だったので、相当練習を積んだのではないでしょうか。やはり止まっている相手を投げるのと、銃を持ってアクションをしながら投げるのとでは全然違うので、すごく難しかったんじゃないかと思います」とプロ目線の意見を語ると、キアヌ・リーブスは「本当に難しかったです。今回は3〜4ヶ月に渡るトレーニングを積み重ねました。柔道は初挑戦でしたが、足や体を置く位置や掴み方など、本当にいろいろなことが細かく組み合わさって動きができていることを改めて感じました。訓練は大変でしたが、積み重ねたことにより“決まった!”と思える瞬間をほんの少しだけ味わえました」と話しました。また続編の撮影を控えたキアヌ・リーブスに野村忠広が“大外刈(おおそとがり)”という技をオススメする場面もあったのですが、その場でやってみることができず、エアー練習していた様子がおもしろかったです(笑)。
ちなみに2作目の撮影は、キアヌが日本から帰った後の10月よりスタートしているそうです。まずはぜひ1作目をご覧頂き、カッコ良いキアヌ・リーブスをご堪能ください!
『ジョン・ウィック』R-15
2015年10月16日より全国公開
配給:ポニーキャニオン
Motion Picture Artwork ©2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. ©David Lee
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