映画『Mommy/マミー』リリース記念“ヘッドフォンX”上映会イベント、LiLiCo(映画コメンテーター)、sébuhiroko(シンガーソングライター兼劇伴作曲家)
2015年12月2日、『Mommy/マミー』ブルーレイ&DVDリリース記念イベントが行われ、本作の応援隊長LiLiCoと応援アーティストのsébuhirokoが登場しました。応援隊長に選ばれたLiLiCoは「この作品は、母と息子の物語ですが、私自身は母と仲良くなくて、常に刺激のある敵という感じでした。だから、まさかこの作品で応援隊長に就任するとは思っていなかったので、驚いています」と話すと、MCより「LiLiCoさんは、今日も本作のお母さんをイメージした衣装を着てきてくださっていますが、やはり情熱的な部分は、この映画のお母さんと通ずるところがありますよね」とコメント。するとLiLiCoは「そうなんですよね(笑)。私にもし子どもがいたら、この映画の息子みたいな子が良いなって思います」と話しました。雰囲気としては確かに本作のお母さんと似ているかも知れませんね(笑)。皆さんも映画をご覧頂き、どの辺が似ているのかご確認ください。
応援アーティストに選ばれたsébuhirokoは「私はグザヴィエ・ドラン監督の作品を1作目から観ているのですが、若くて才能があるだけじゃなくて、どの作品もすごく深みがあって、アーティストとしてもおもしろい感性を持った方だと思っていました。なので今回、この作品の応援アーティストに選ばれてすごく恐れ多い気持ちでいっぱいです」とコメント。Sébuhirokoは、シンガーソングライターで、過去に『だいじょうぶ3組』『ダライ・ラマ14世』『ストロボ・エッジ』などの映画音楽も手掛けた方だそうです。この日のイベントでは、劇中に登場する曲をフランス語で弾き語りし、お客さんを魅了していました。
今回のイベントでは、ゲストの2人の間にグザヴィエ・ドラン監督の等身大パネルが置かれていたのですが、そのパネルを見たLiLiCoは、「この写真はあまり良くありませんが(笑)、本当はものすごくイケメンなんですよ。しかもまだ26歳という若さで、映画監督以外にも、歌手のミュージックビデオを作ったり、ファッションモデルとして活躍したり、すごく才能に溢れた方なんです。私もぜひ監督に会ってみたいです。皆さん今、すごく心配した表情をしましたが、大丈夫ですよ!食べませんから(笑)」と話し、会場を沸かせていました。
本作の感想についてsébuhirokoは「作品全体に共感できましたが、やはり息子に一番共感しました。私はもう大人ですが、未だに自分と母親との関係で消化しきれていない部分があるので、この作品を観ていると、どうしても自分と母親が今までどうだったのか、今後どうあるべきかということをすごく考えさせられました」と語りました。LiLiCoは「私は、母と息子が衝突するシーンが印象的です。息子は良いことをしているつもりでも周りにはなかなか理解してもらえず、そして母親が怒り、ケンカになってしまうのが切なかったです。でも2人のケンカの向こう側にはすごく愛が溢れているんですよ。愛があるからこそケンカをするんだと思います。皆さんも彼氏とケンカをしなくなったら、それは“こいつなんて、どうでも良い”って思ったときですよ(笑)。だから一緒にいたいという思いや、愛がある相手だからこそ、ケンカはするものだと思います。それは親子でもカップルでも同じですよね」と話しました。
今回は、タイプの違うお二人の登壇でしたが、それぞれ個性がありお客さんもそれぞれのお話に耳を傾けていました。そして最後に、お客さんと一緒にフォトセッションを行ったのですが、今回リリースされたブルーレイ&DVDには、“ヘッドフォンX”と呼ばれる最新音声技術が採用されているということで、お客さんはヘッドフォンを付けて撮影しました。
※“ヘッドフォンX”とは…5.1chや7.1チャンネル対応のアンプやスピーカーが無くても、皆さんが普段使用しているヘッドフォンやイヤホンで、映画館で鑑賞しているような臨場感を味わえる音声テクノロジー。最大で11.1chまで対応可能(本作の場合は5.1ch)。
本編もヘッドフォンを付けて鑑賞したのですが、大きなスクリーンを観ながらヘッドフォンを付ける感覚はとても不思議でした(笑)。音自体はすごくクリアに聞こえ、映画のなかにいるような感覚になりました。これが自宅でも気軽に楽しめるのは嬉しいことですね!皆さんが持っているイヤホンでも音を再現できるということなので、本作観賞時には、ぜひより良い音と共に物語を楽しんでください。
『Mommy/マミー』
2015年12月2日ブルーレイ&DVD発売(レンタル同時)
http://v.ponycanyon.co.jp/pickup/pcbe55130/
発売元:ピクチャーズデプト
販売元:ポニーキャニオン
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映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定
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イイ男セレクション/グザヴィエ・ドラン(本作の監督)
http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_ka.html#selemen_Xavier_Dolan
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LiLiCoが親子&カップルのケンカの良さを語る!『Mommy/マミー』“ヘッドフォンX”上映会イベント はコメントを受け付けていません