松田龍平が撮影地の中学生から“こえ〜！”と言われる!?『モヒカン故郷に帰る』

映画『モヒカン故郷に帰る』大ヒット祈願イベント、松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督

映画『モヒカン故郷に帰る』大ヒット祈願イベント、松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督 2016年2月8日、『モヒカン故郷に帰る』の大ヒット祈願イベントが行われ、松田龍平、柄本明など出演者と沖田監督が登場しました。まず監督は本作を作りたかった理由を「普段、父と息子がたくさん話すことってあまりないですよね。でも家族の一大事が起こることで、2人の距離がだんだんと縮まっていくんです。そこを映画にしたらおもしろいんじゃないかと思い今回の作品を作ってみたいと思いました」とコメント。
役作りについて、柄本明は「特別に役作りはしていませんが、僕自身息子が2人いて、やっぱりそんなに普段話すことってないなと思います。今回龍平くんと親子役をさせて頂きましたが、昔お父さんの松田優作さんともお仕事でご一緒したことがあるので、すごく感慨深いものがありました」と話しました。松田龍平は「一番の役作りは、やはりモヒカンにしたことです（笑）。柄本さんが演じた父親は、矢沢永吉ファンで息子に“永吉”と名前を付けるくらい大好きなんです。息子の方もモヒカン頭で革ジャンを着て、デスメタルをやっていて、それぞれ自分のスタイルを持っているんです。そうやって形から入るタイプの人物だったからこそ僕自身役に入りやすかったです」と話しました。この日、松田龍平はモヒカンではありませんでしたが（笑）、ソフトな革ジャン姿で登場。一方柄本明は、劇中でも披露していた矢沢永吉ファッションで登場しました。白スーツってやっぱりインパクト大です（笑）。

映画『モヒカン故郷に帰る』大ヒット祈願イベント、松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督嫁役を演じた前田敦子は、姑役のもたいまさことの共演について「劇中のお母さんもかなり優しく由佳を迎え入れていましたが、実際の現場でもまさこ様はすごく優しくて、いろいろと話しかけてくださいました」と語ると、もたいまさこは「現場にいたときから前田さんから“まさこ様”と呼ばれているのですが、今までに呼ばれたことがなかったので、とても心地良く思っています（笑）。前田さんは由佳と同じで、ストンと人の心に入ってくるタイプの方で、嫁姑というよりも友達みたいな感覚になれました。現場もすごく楽しかったので、私達の仲の良さが映画を通して皆さんにも伝わったら良いなと思います」とコメント。本作のお母さんが広島カープの大ファンということにちなんで、この日もたいまさこは真っ赤なネイルをしていました。その手を見せてくれる姿がとてもキュートでした。弟役を演じた千葉雄大は「僕は実際には長男でお兄さんはいないので、映画『モヒカン故郷に帰る』大ヒット祈願イベント、松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督今回お兄さんができてすごく嬉しかったです。松田さんとは撮影の合間にごはんに行ったり、遊んだりして頂いたことも良い思い出です」と話すと、松田龍平は「千葉くんは本当に可愛い弟でした。映画のなかでもその可愛さがところどころ出ちゃっているんですよ（笑）」とコメントしました。松田龍平との夫婦役について、前田敦子は「最初の撮影から2人のシーンだったので、少し緊張していたのですが、松田さんが“カップルじゃなくて夫婦役なんだから、仲良くしよう”と言ってくださって、すごくやりやすくなりました」と話しました。

ロケ先（瀬戸内海のある島）でのエピソードついて、松田龍平は「吹奏楽部の子達とのシーンがあるのですがほとんどが地元の子で、僕が教室から出る度に“こえ〜！”という声が聞こえてきました（笑）。そのときはモヒカン頭だったので、島の中学生にはちょっと刺激が強かったようで、怖がらせてしまい心が痛かったです。でもすごく良いシーンが撮れて、皆良い表情をしていたので、それがスクリーンにも映し出されていたので良かったです」と語りました。吹奏楽部とのシーンは笑えるところがたくさんありますが、個人的には柄本明が演じるお父さんと吹奏楽部のやり取りがお気に入りです（笑）。家族のドタバタが描かれつつも、最後には心温まる素敵な作品です。ぜひご覧ください！

映画『モヒカン故郷に帰る』大ヒット祈願イベント、松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督『モヒカン故郷に帰る』