映画『ヒメアノ〜ル』舞台挨拶付きジャパンプレミア、森田剛、濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美、吉田恵輔監督
「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の人気漫画家、古谷実の同名コミックを実写化した映画『ヒメアノ〜ル』のジャパンプレミアが2016年5月9日に行われ、上映前の舞台挨拶に森田剛、濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美ら主要キャストと吉田恵輔監督が登壇しました。
ビル清掃会社で働く岡田(濱田岳)のごくありふれた日常と、凄惨な殺人を重ねるサイコキラー、森田(森田剛)の心の闇が交錯する本作。その衝撃的な内容は、今年4月に開催されたイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で喝采を浴びたばかり。脚本も手掛けた吉田監督は今回の映画化について「古谷作品は高校時代のバイブル。映画化の監督をずっと狙っていました。日常と非日常が壁一枚で隣り合わせにあるというリアルな描写を伝えたかった。すごく自信のある作品です!」と充実感を滲ませました。
主演の森田は脚本を読んだときの印象を「ハードなシーンをどう撮るのか、僕がどこまで演じられるかということに興味が湧きました」とコメント。先に原作を読んでいたという濱田は「大人たちが、この作品を本気で映画化するということにワクワクしました。この船に乗りたいと思った。あと、森田さんが森田をやるのかよ!と驚きました(笑)」と役名にツッコミを入れつつ答えると、佐津川も「吉田監督で、森田さんが森田で、濱田さんも出演して…絶対にこの作品に参加したいと思いました!」と同意。しかし、ここで濱田から「ムロさんの名前出さなかったね」と指摘され、慌てて佐津川がムロをフォローするという一幕も(笑)。ムロは出演の決め手を「台本を受け取った際に、森田くんと濱田くんが“この役はムロさんじゃなきゃイヤだ!”って言ってくれていると聞いて」と得意げに語ると、森田と濱田はなぜかキョトン顔に。「それは、大人のウソってやつじゃ…」と濱田が伏せ目がちに返すと、森田は「俺は誰でもよかったけど」とバッサリ!それを聞いたムロは「ちょっ…バカじゃないの!?共演者だよ。誰でもいいわけないじゃない!」と笑顔で応戦し、キャスト同士の仲の良さをうかがわせました。
吉田監督と森田の二人で参加したというウディネの映画祭の話題では、森田が「すごく反応が良かった!」と笑顔を見せ、吉田監督も「上映中は意外なところで笑いが起こっていました。森田くんに対しては、観客たちから“彼は本当にアイドルなのか?怖すぎる!”と言われました」と現地での反響の大きさについて触れました。続けて「森田くんはストイックな印象だったのに、現地でちやほやされてうれしかったのか、映画祭のロゴ入りマグカップなどを買っていて。そのギャップに萌えっとしました(笑)」と意外な行動を暴露。すると森田は「実はTシャツとベルトも買いました」と照れながら明かし、会場のファンから「かわいい〜」という声援が飛びました。
あらためて作品の感想を聞かれた森田は「ちょっと前でもできなかっただろうし、このあとでも無理だったと思うので、このタイミングで森田という役をできてよかった」と話し、ムロは「この和気あいあいとした現場で生まれた作品が、この世界観になるのか!とギャップを感じた」と完成した作品を振り返りました。こんなに楽しい舞台挨拶からは想像もできない衝撃の問題作『ヒメアノ〜ル』は、5月28日より全国公開です。ぜひ映画館でご覧ください!
『ヒメアノ〜ル』R-15
5月28日、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
http://www.himeanole-movie.com/
配給:日活
© 2016「ヒメアノ〜ル」製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事
映画批評、デート向き映画判定、キッズ、ティーン向き映画判定
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イイ男セレクション/濱田岳
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イイ男セレクション/ムロツヨシ
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衝撃作が生まれた撮影現場は、意外にも和気あいあい!『ヒメアノ〜ル』 はコメントを受け付けていません