『秘密 THE TOP SECRET』完成報告会見、生田斗真、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、大森南朋、大友啓史監督
映画『秘密 THE TOP SECRET』の完成報告会見が2016年5月11日に行われ、豪華キャスト陣と監督が撮影終了後に初めて集結しました!
“るろうに剣心”シリーズの大友監督が清水玲子の同名コミックに惚れ込み、約5年もの歳月をかけて完成させたという本作は、死者の記憶を映像化して捜査を行う特殊チーム“第九”が、迷宮入り事件に立ち向かっていくというミステリー・エンタテインメント。会見には、主演の生田斗真はじめ人気俳優が一同に会するとあって、会場は多くのマスコミ関係者で溢れていました。
第九チーム室長の薪を演じた生田は「他人の記憶をのぞき見るという、とんでもないテーマをもった作品。問題提起をしながらも、しっかりエンタテインメントに仕上がっています」と挨拶。クランクインの前にはスタッフから人の脳についての“講義”もあったそうで「大友組の本気を感じました。並大抵の覚悟では立ち向かえないと思った」と当時の心境を振り返りました。さらに共演者の印象を聞かれた生田が「岡田くんや松坂くんといった、勢いのあるゆとり世代と一緒で嬉しかった」と答えると、すかさず岡田が「ゆとりですがなにか?」と現在放送中のドラマのタイトルにかけて切り返し、それを聞いた松坂が「言っちゃったよ!」とツッコミを入れるという絶妙なコンビネーションをみせてくれました(笑)。
役の感想について、第九の新人捜査官を演じた岡田は「自分にとって大きなチャレンジになった」と感慨深く答え、完成作品を観て思わず涙したという栗山は「これまで自分の出演した作品で泣いたことはありませんが、ハラハラドキドキしながらも最後は温かい気持ちになる作品です」と自信をのぞかせました。大森は「好青年ときれいなお姉さんが出ているなか、乱暴な中年刑事を演じました」と個性を意識した役づくりについてコメント。死体役を演じた松坂は「演じるコツは…とにかく無になること」と悟りのような回答で会場を笑わせました。
人の記憶をリアルに映像化するために、キャスト自身がヘッドギアにカメラを装着した「主観カメラ」での撮影にも挑戦。エンドロールに撮影スタッフとしても名前がクレジットされた生田は「カメラマンデビューができて嬉しい」と大喜び。松坂も「自分の名前を見つけて、思わず指刺しました!」と笑顔に。大友監督は作品の魅力について「人は、自分の記憶を美化するもの。見た人の感性によって脳内で演出される。それがこのテーマのおもしろさだと思います。魂を込めて作り上げた作品です!」と力強く語り、生田は「日本映画のレベルを上げる作品になると思います。衝撃作です!」と作品への思いを言葉に込めました。映画『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日より全国公開です。
『秘密 THE TOP SECRET』
2016年8月6日より全国公開
配給:松竹
http://himitsu-movie.jp/
©2016「秘密 THETOP SECRET」製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事
■イイ男セレクション/岡田将生
http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_a_Okada_Masaki.html
■イイ男セレクション/大森南朋
http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_a_Omori_Nao.html
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