映画『疾風ロンド』クランクアップ会見、阿部寛、大倉忠義、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督
東野圭吾の100万部突破ベストセラー小説を映画化した、『疾風ロンド』のクランクアップ会見が6月6日に都内のホテルで行われ、阿部寛、大倉忠義、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督ら豪華な顔ぶれが集結しました。本作は、阿部扮する運動神経ゼロの医科学研究所員が、雪山に隠された危険な生物兵器を七転八倒しながら捜索するというコミカルなシーン満載の雪上ノンストップ・サスペンス。登壇者たちは、映画の舞台となった野沢温泉スキー場で使用されているリフトに乗って登場し、会場に集まった取材陣を驚かせました。
吉田監督が演出を手掛けたNHKのバラエティ番組、“サラリーマンNEO”シリーズのファンだったという阿部は「吉田さんが東野さんの原作を監督するということで、二つ返事でやらせていただきました。スキーは20年ぶりでしたが、運良く上手な役ではなかったので、吹き替えなしで滑りました」と意欲的に撮影に臨んだ様子を語りました。
スキー場のパトロール隊員を演じた大倉は「今回、僕のオファー理由をプロデューサーに聞いたら、プロフィールに“スキーが趣味”って書いてあったからと言うんですけど、2回しかやったことないんですよね(笑)」と苦笑い。しかし、劇中でスノーモービルを運転したことについては「普段はバイクに乗るので、難しさは感じなかった。気持ちよかったです」と余裕を見せました。ところが、大島から「スキーのシーンで、エキストラの方に“俺が上手に見えるように下手に滑ってください”って言っている大倉さんを目撃しました」と暴露され、「エキストラの方たちが大会に出るような人たちばかりだったので!」と慌てて弁解する場面も(笑)。さらに、吉田監督の演出について聞かれた大倉は「“ここは、ジャニーズの良さを出して!”とリクエストされる場面もあったのですが、D-BOYSがいたのでジャニーズ対D-BOYSとして負けないようにがんばりました」と、隣に座った志尊を意識したコメントで会場を笑わせました。
9歳からスノーボードを趣味でやっていたという大島は、今回の役について「キター!って感じでした。ずっとやってきた趣味がお仕事に変わるなんて、こんな喜びはないです。“魅せなきゃ”と思いました」と満面の笑みで語り、最年少の濱田は吉田監督から「とにかく大食いで午前中はお腹が引っ込んでいるんですが、昼食後はお腹が膨れてシーンがつながらない(笑)」と育ち盛りの旺盛な食欲をイジられ、キュートな照れ笑いで会場を魅了しました。
会見の最後は、吉田監督が「昔から東野さんの作品を読んでいましたが、初期のコミカルな要素のある東野作品も大好きでした。映画『秘密』や『容疑者Xの献身』から入った東野ファンには新しい面が見せられるとわくわくしています」と、自信を込めて作品をアピール。今回登壇したキャストのほかにも、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明といった個性派俳優たちが勢揃いする本作。全国公開は11月26日(土)の予定です。
『疾風ロンド』
2016年11月26日(土)より全国公開
配給:東映
http://www.shippu-rondo-movie.jp/
©2016「疾風ロンド」製作委員会
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ジャニーズ大倉忠義がD-BOYSをライバル視?『疾風ロンド』クランクアップ会見 はコメントを受け付けていません