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21 6月

白石監督が絶賛!綾野剛の持つG難度の秘技とは?『日本で一番悪い奴ら』

Posted in 未分類 on 21.06.16 by Merlyn

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督2016年4月25日、本作の完成披露舞台挨拶が行われ、綾野剛を始めとする豪華キャストと白石和彌監督が登場しました。この日は映画にちなんで、皆さんチョイ悪な格好で登場。強面なキャストが多いだけに、かなり貫禄がありましたが(笑)、いざトークが始まると、皆さん優しい雰囲気で一安心でした。まず本作への出演理由について綾野剛は、「やはり白石和彌監督だったということが最大の理由です。監督からお話があって、どんな映画なのかとプロットを読んだら、“拳銃200丁、覚醒剤130キロ、大麻2トン、日本で一番悪い奴ら”とあって、これは参加するしかないと思いました。この物語は、僕が演じた諸星の一代記ですが、諸星に関わる人々についてもきちんと描かれていて、諸星がどれほど愛されたのかが表現されていました。人というのは、状況や環境によって服装も変われば髪型も変わるし、昔部下だった人が上司になったら声のトーンも変わりますが、今回はそういうところを惜しむことなく表現させて頂きました。1人の人物の半生を演じさせて頂くことはそうないので、僕にとっては表現の課題だと思って取り組みました」と語りました。そんな綾野剛についての話題になると…

MC:綾野剛さんとの共演はいかがでしたか?

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督中村獅童:綾野くんは大好きな役者なので、ご一緒させて頂いて本当に楽しかったですし、勉強になるところもたくさんありました。

綾野剛:獅童さんは、以前大河ドラマでご一緒させて頂いたのですが、あるシーンが終わったときに“綾野くん、最高だったわ!俺、綾野くんが加わる作品に誘ってもらったら、絶対一言返事で受けるから”っておっしゃってくれたんです。それで今回どうかな〜と思っていたのですが、本当に一言返事で受けてくださったんです。ありがとうございました!

中村獅童:本当は今回みたいな暴力団の方の役は、僕には務まらないんじゃないかって思ったんですよ。僕はむしろ好青年で売り出していますから(笑)。

綾野剛:いやいや、今日もただものじゃない雰囲気を醸し出していますから(笑)!

会場:アハハハハハハ!
と、2人の息の合ったノリツッコミで会場を沸かせていました。また、綾野剛と中村獅童はプライベートでもご飯を食べに行くくらい仲良くしているということも明かしていました。

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督YOUNG DAISは、今回の役づくりについて「初日に綾野くんと会って探り探りやっていこうと思っていたのですが、最初のシーンを撮り終わったときに綾野くんが“俺とDAISの関係性がこの映画のなかでどうあるべきなのかわかった”と言ってくれ、そこから僕も気持ちが楽になって太郎を演じることができました」とコメントしました。実写映画初出演となった植野行雄は、今回演じたパキスタン人役について「僕は、母が日本人、父がブラジル人で、僕自身はお彼岸にお墓参りに行くタイプの日本人なので、今回は“パキスタン人!?”って思いました(笑)。でも映画に出演させて頂けるのが嬉しくて、すぐに携帯でパキスタン人を画像検索したんですが、“僕でいける!”ってすぐに思いました(笑)」と語りました。普段はお笑い芸人として外国人ネタを披露していますが、ついに映画デビューを飾ってしまうとはすごいですよね。周りのキャストからも好評だったという植野行雄の演技にも注目です。

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督ピエール瀧は、本作について「犯罪者って24時間365日ずっと犯罪のことを考えているのではなくて、楽しいときや優しい瞬間もあるわけです。監督はこの作品でそういった犯罪者のリアルな部分に着目していたので、映画を観ると各キャラクターが“この人本当に悪い人なの?”って思えるところがたくさんあります。この作品を怖いのかなって思う方が多いかも知れませんが、実は楽しい映画なんですよ(笑)。ぜひ緊張を解いて観て頂ければと思います」と話しました。

綾野剛について、白石監督は「綾野くんの演技は、撮影中本当にずっと見ていたくなってしまい、1日撮影が終わってもう十分だと思っても、翌日になるとまた見たいって思うんですよ。この映画に綾野くんは99%出っぱなしですが、それでもやった感がなくて、本当に底がない役者さんなんです。ぜひまたご一緒したいです」と話しました。また、綾野剛は監督とのエピソードについて「映画のなかで薬を打つシーンが何度かあるのですが、ある1シーンで監督が“綾野くん、あそこは【綾野】だったよ”って言ったんです。“【綾野】って何ですか?”って聞いたら、“綾野くんのあの薬の打ち方はG難度の打ち方だよ。だから【綾野】って名前を付けるべきだと思うんだ(笑)”と、体操選手が公式な場で技を決めると自分の名前が付くことがありますが、それに例えて言っていました」と明かしました。どのシーンなのか気になりますよね(笑)。

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督

最後に綾野剛は「この作品は、一人の男がいろいろな人達と関わっていくなかで、一つの答えを導く“最狂”の物語です。ご自身の感覚で笑いたかったら笑って、とにかく心地良く観て欲しいと思います。冒頭からリズミカルな音楽で始まるので、そのリズムに乗ってご覧頂き、同じ場内にいる方と共同体となって、映画を楽しんで欲しいと思います。それは映画館で映画を観ることの醍醐味だと思います。ぜひ最後まで楽しんでください」と話し、舞台挨拶が幕を閉じました。綾野剛ってやっぱりカッコ良いですよね。容姿はもちろん、しっかりとしたコメントにもさらに惹かれてしまいました(笑)。本作は“日本警察史上最大の不祥事”と言われる実話をベースにした物語で、かなり考えさせられる作品となっています。そんな本作で、今回の舞台挨拶に登場した個性溢れるキャストが、どんな姿を見せているのかぜひ楽しみにご覧ください!

 

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督『日本で一番悪い奴ら』R-15+

2016年6月25日より全国公開

http://www.nichiwaru.com/

配給:東映、日活

© 2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

 

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