映画『シング・ストリート 未来へのうた』公開直前イベント、NOKKO
2016年7月9日(土)より全国順次公開となる、ジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』。カーニー監督自身の経験を描いたという本作は、80年代のアイルランドを舞台に、仲間とバンドを組んだ14歳の主人公コナーの切ない恋と青春を描いた物語です。そんな本作の公開に先駆け、80年代をテーマにしたトークイベントが7月5日に都内で行われました。
ゲストとして登壇したのは、な、な、なんと!80年代に絶大な人気を誇った伝説のバンド“REBECCA”のヴォーカル、NOKKO!1984年にバンドデビューし、翌85年には「フレンズ」が大ヒット。昨年は、横浜アリーナとさいたまスーパーアリーナで再結成ライブを行い、いずれの会場も超満員にした、まさに80年代の伝説と呼ぶにふさわしい歌姫です!そんなNOKKOの登場とあって会場に集まった観客も興奮気味。会場全体が、イベント開始を今か今かと待ち構えているのが空気で伝わってきました。
そしていよいよ、本人が登場!80年代を意識した「ミッソーニ」のネオンカラーワンピースに身を包んだNOKKO。ああ、なんて小柄でかわいいんでしょう!!
はじめに、映画の感想を聞かれたNOKKOは、「主人公たちのバンドのオリジナル曲が秀逸でした!外国の作品だけど、どこか懐かしくて温かみが伝わってきました。観ていて随所で、“この気持ちわかる”なって思いました」とコメント。「私も埼玉に住んでいたので、都会への憧れがありました。私も自分を表現することを模索した中で出会ったのがバンドだったんです」と作品に共感した様子を語りました。
80年代当時の衣装について質問が及ぶと「アイドル路線がメインストリームだったので、抵抗して古着を改造して着たりしていました。UKパンクとかを意識していたかな。一生懸命に自分のあり方を発信していたんです」と当時の写真パネルを見ながら、少し照れくさそうに答えました。
家族の話題では、娘さんとの仲良しぶりを語り「お腹にいる時から歌を聴かせていたし、子守唄にも歌っていたので、せっかくコンサートに呼んでも歌を聞くと寝てしまうんです。再結成ライブも“3曲目までしか起きていられなかった”って言われました(笑)」と、ファンからすれば何とも贅沢なエピソードを披露。娘さんとは一緒に映画も観に行くそうです。
イベントの最後に、夢をなかなか実現できない若者たちへのメッセージを聞かれたNOKKOは、「その日、その時の成功だけが人生の収穫ではないと思うんです。何が実るか分からないけど、丹誠込めて耕すことが大切。いつ花が咲くかわからないし、思っていたものよりも、もっと深い収穫があるかもしれない。とにかく、耕し続けることです!」と熱く語り、惜しまれながら会場を後にしました。
NOKKOも絶賛の映画『シング・ストリート 未来へのうた』は、7月9日(土)より全国順次公開です!
『シング・ストリート 未来へのうた』
2016年7月9日より全国順次公開
http://gaga.ne.jp/singstreet/
配給:ギャガ
©2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved
トーキョー女子映画部での紹介記事
映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh03_sa/hh03_sa_singstreet.html
トーキョー女子映画部サイトに戻る→ http://www.tst-movie.jp/index.html
伝説の歌姫、NOKKOの登壇にファン騒然!『シング・ストリート 未来へのうた』公開直前イベント はコメントを受け付けていません