『デスノート Light up the NEW world』ジャパンプレミア、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督
2016年10月20日、本作のジャパンプレミアが行われ、キャスト、監督が一同に集まり、会場のファンは大熱狂。会場に設置されたエプロンステージを使ったまるでファッション・ショーのような演出でカッコ良く登場しました。東出、池松、菅田の3名とも、本作の大作感を自身でも肌で感じているようで、挨拶でもその点をアピール。佐藤監督は「皆さん、10年前に(このシリーズを)ご覧になったと思いますが、僕も大好きな傑作です。その続編のメガホンを執ることになりましたが、萎縮することなく、全く新しいデスノートを打ち出したいという思いで、頑張って作りました。素晴らしいキャストの皆さんと、1カット1カット本当に丁寧に仕上げていますので、ぜひ楽しんで観て頂ければと思います」と挨拶しました。
キャストはそれぞれのキャラクターの魅力について聞かれ、東出は「あ〜、う〜。僕はそうですね。え〜熱血漢の捜査員なのでデスノートに対する思いは本気で持っているので、そこを観て頂きたいと思います」とコメント。続いて池松は「魅力、魅力ですか、何でしょう…?え〜何でしょう、魅力…。まあその、Lからたくさんのものを受け継いでいるけれどもLを超えようとしているっていうキャラクターですかね」と話すと、戸田が「説明じゃん!」とツッコミ(笑)。池松が「せっかく今日ちゃんとしようとしたのにね」と返すと、菅田が「もう、終わる気か、おい!」と切り込み、「前の2人が不甲斐ないんで」とバトンタッチ。「あの〜で、何でしたっけ?魅力、そうですね〜。でもこれ言っちゃうとね、おもしろくないなと思うんですけど」と始まりつつ、司会にそこをなんとかコメントして欲しいと頼まれると、「10年前、僕もタイムリーに観ていた世代としては、神話のようで、カッコ良くて、すごいなという、なんか遠い話のように感じていました。でも今回は自分が演じているというのも大きいですが、リアリティがあって怖くて…。あれっ、何がおかしい?」と、笑っている池松に反応。池松は「全然質問に答えてないし、誰一人質問に答えてないなって。ちょっと入場からやり直しましょうか(笑)」とツッコミました。
10年ぶりに同じ役柄を演じた戸田は、「当時は俳優デビューしてまだ1年も経たない時期で初めての映画で、撮影ではいっぱいいっぱいでした。もちろん大きくてかげかえのない存在っていうのは間違いなくて、改めて10年ぶりに同じ役をやるというプレッシャーはありました。10年経った今、いろんなものが見えてくるようになったのと、彼女自身がアイドルから女優になったっていう変化は、10年前の作品が参考になるようで参考にならなくて、どこを取り戻して、どこを捨てるのかというのはすごく難しかったですね」と10年前を振り返りつつ答えました。続いて、10年前に小学生だった川栄は「当時11歳ながら、“デスノート”を観て、もしかして家にあるノートでも書けるんじゃないかって、文房具屋さんで黒めのノートを探して、名前を書いてみたりしていました」とコメントすると、菅田が「誰かを殺そうとしていたってこと?」とすかさずツッコミ(笑)。「違います、違います。まあまあ…」と川栄が慌てていると、東出がMCのごとく「監督、いかがでしたか?川栄さんのお芝居は」とふり、佐藤監督は「淡々と演じられていたので怖かったですね」と答えましたが、トークが中途半端になり、菅田が「MCするならちゃんとやって」と入り、池松は「そういうことだよね。突然司会始めたんだからね」と追加。菅田もさらに「絡んだんだから、ちゃんと絡みきらないと」と、トリオ漫才のような展開に。
次に東出、池松、菅田のなかで、一番デスノートを使いそうな人を聞かれ、3人は「せーの」で指をさすと、3人とも東出をチョイス。理由について菅田は「基本的に常軌を逸してますから」と答え、池松は「菅田君はこんな感じですけど、なかにすごく真っ当な心を持っていて、僕もそうで。東出さんは何でしょうね。すごく可愛らしいことに、人に流されやすいっていう。あと一番正義感が強いので、そういう人こそデスノートを持つと狂うというのが、どうやらデスノートのお話なので、東出さんかなと思いますね」とコメント。すると東出は「まさしくその通りだと思います。池松君、良いこと言った」と素直に受け入れました(笑)。最後に東出は、「衝撃作になっていると自信を持って言えます。誰も先を知らない展開を楽しんでください。まだこれから楽しみにされている方もいらっしゃるので、ネタバレだけはしないようにお願いします。今日は、3人のグダグダなトークもありましたが、映画のなかでは緊張感を持ってちゃんと仕事をしているので、楽しんでください」としっかり締めました。彼の言葉通り、舞台挨拶は和気あいあい、グダグダなのが仲の良さと言った感じで楽しかったですが、映画本編は終始緊張感があり、私も騙されちゃいました。豪華キャスト出演と、超大作感バリバリの出来映え、ぜひ劇場で堪能してください!
『デスノート Light up the NEW world』
2016年10月29日より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
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東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、トークは仲良くグダグダ(笑)でも、映画は最高の仕上がり『デスノート Light up the NEW world』 はコメントを受け付けていません