『セイジー陸の魚ー』舞台挨拶
2012年2月10日、本作の完成披露試写会にて舞台挨拶を行った西島秀俊、森山未來、伊勢谷友介監督。会場には座りきれないほどのお客さんが詰めかけ、本作への期待、この3人の人気を感じました。圧倒的に女性が多かったです。伊勢谷友介は「(西島さんの体がすごくて、)体脂肪計っとけば良かったですね。すごく俺『あしたのジョー』のとき、頑張ったんですよ!頑張ったのに、西島さんがこの現場に来た途端に全部持ってったわけですよ。これわざとじゃねえかって思って(笑)。意外にこんな笑顔で意地が悪い男ですよ(笑)」とジェラシーを燃やしてました。西島は「今回のセイジという役は、人間よりは自然に近いところに存在している役のイメージだったので、余分なものをそぎ落としました。そうすることで体も研ぎ澄まされるので、今回はそういう風に役作りをしました」と回答。これまでの作品『サヨナライツカ』『CUT』などでも見事に締まった体を披露してましたが、きっと普段から体作りをしてるんでしょうね。優しくて繊細そうな顔と男らしい体のギャップが、女性ファンの心を捉えているのでしょうかね〜(笑)。そんな西島は、撮影時は食事制限をしながら、寡黙な男という役柄だったので普段から役作りをしていたとのことで、「前半戦は全く話さない感じで、皆が“西島さん、(役作りに)入ってるから”って言っていたのを後から聞きました(笑)」ということです。そんな西島について伊勢谷監督は「演出に関わる話が中心で、ざっくばらんにわ〜っと話している空気は全くなかったですね。“いる”以外何もしないみたいな感じがすごいなと思いました。でも、お菓子の前にいたりするときがあるんですね。可哀想にずっとこう〜」と話すと、西島は「見るんですよね、人って食べれなくても(笑)」と自分なりの分析を語っていました。食べられなくても見ちゃう…、ダイエットをしたことがある人なら、わかりますね(笑)。
そんな役作りをしていた西島と森山未來は、「現場から離れた体育館で待つことが多くて、西島さんがバスケット経験者なので、体を動かそうと、会話もなくボールでコミュニケーションを取ってました。最初はバスケットボールから始まり、フリスビーをやったりもしてました」とほのぼのとしたやりとりも披露。良い意味で独特な空気感が漂った現場だったんでしょうね。さて、映画はどんな風になってるんでしょうか、乞うご期待!
『セイジー陸の魚ー』PG-12
2012年2月18日より全国公開
配給:ギャガ+キノフィルムズ
©2011 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd
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『セイジー陸の魚ー』西島秀俊、森山未來、伊勢谷友介が山の廃校での撮影秘話を語る はコメントを受け付けていません