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22 6月

ディーン・フジオカの何が女性を虜にするのか、萬田久子が分析『結婚』

Posted in 未分類 on 22.06.17 by Merlyn

映画『結婚』完成披露試写会、ディーン・フジオカ映画『結婚』完成披露試写会、ディーン・フジオカ、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子、貫地谷しほり、西谷真一監督

 

ディーン・フジオカが演じるカッコ良すぎる結婚詐欺師が話題の『結婚』。キャストと監督が勢揃いした完成披露試写会の会場には多くのファンが詰めかけました。キャスト達が客席から登場し、間近を通り過ぎるのを観ていたファンは大興奮。登壇したディーンは本作の役柄について聞かれると、役柄が役柄だけに言葉を選びながら「結婚詐欺は犯罪です」と話し始めると、会場に笑いが起きました。続けて「でも、そういう生き方を選ばざるを得なかった理由や歴史が古海にはあって、役を掘り下げていくなかでは、犯罪者を目指すわけではなくても共感できる部分がありました。関わりたくはないけど、ほうっておけない、目をそらすことができないような、そういう魅力的なキャラクターになれば良いなと思いました」とコメント。司会が観客に「ディーンさんなら騙されても良いですよね?」と呼びかけると拍手が起き、なかには手を挙げる人や、「騙して〜!」と声に出して答える人もいて、これにはディーンもウケていました。

映画『結婚』完成披露試写会、ディーン・フジオカ、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子、貫地谷しほり、西谷真一監督そんなディーンとの共演について、柊子は「お会いしてすぐにダンス・レッスンのシーンがあって、ダンスの先生に体を近づけないと踊れないよと言われたんですが、“初対面でそんな、わ〜!”と思ったんですが、ディーンさんは本当に優しくて、ありがとうございましたという気持ちです。全部委ねちゃいました。結局私、踊ってないです(笑)」とコメント。するとディーンは「でも、ダンスってリードする側とされる側という役割があって、僕が男性だからリードする側でしたが、信頼して頂いてすごくスムーズにできました」と、フォロー。ここでも紳士ぶりをさらっと見せてくれました。

続いて、中村映里子は「(ディーンは)いつもカッコ良いというか、少しくらい変なところを見られるのかなと思っていたんですが、常にディーンさんはディーンさんというか、現場ではずっと古海さんでした。プロフェッショナルで、徹底して演じられている感じで、尊敬しましたし、見習いたいなと思いました」とディーンを絶賛。松本若菜も「日本中の女性がディーンさんにこられて断るわけがないと思って、日本代表の気分で演じました。ディーンさんは本当にディーンさんのままなので、何かないかなと思いましたが、常に完璧で、常に紳士的に接してくださいました。撮影の時も、私にも相談してくださったり、これは惚れてまうやろ〜と思いました」と撮影を振り返りました。安藤玉恵は「私は過去に古海に騙されたという役で、私がやっちゃうとコメディになっちゃうので、そうならないようにすごく気を付けました。過去なのでディーンさんとのデートのシーンがなかったんですよね。私は“過去にそういう事があった”と台本に1行書いてあるだけだったので、それを想像して演じましたが、私も(デートのシーン)やりたかったな〜と思いました」と無念の思いを露わにしました(笑)。

映画『結婚』完成披露試写会、萬田久子萬田久子はディーンと2度目の共演をした感想を聞かれると、「一言では難しいけれど、私はディーンが遠いところを見ているようなところが好きなんです。うまく言えないんですけど、そういうところが女性のハートを、“私のほうを向いて”みたいにね…。それはテクニックでもないし、生まれ持ってのものなんだと思うんですけど。結婚詐欺師とわかっていても、ずっと騙され続けていてあげようと思えちゃう」とコメント。すると、ディーンは「なるほど〜。男は結局転がされているっていうことですよね。(女性は)騙されてやってるんだぞって」と納得していました。

ディーンと3度目の作品となる西谷真一監督は、「これからの日本映画界を背負っていく可能性のある人だなと心から思いました。未知数の部分は多々ありつつ、昔の市川雷蔵さんや佐田啓二さん、そういった1本通っている、背筋が伸びているというか、地に足の付いた役者さんというのは滅多に出会わないんですが、ディーンさんは会う度に成長されていて。今回の映画では相当芝居の難易度が高かったんですが、それを見事にクリアされて、すごく感動しました」と称賛を贈りました。

最後にディーンにとって結婚とは何かと聞かれ、「結婚って、誓いですよね。誓い合った同士がより良い未来を一緒に作っていくために努力を続けるっていう、もちろん契約ではあると思うんですが」と語り、自身のプロポーズについては「すっごいシンプルですよ。何も用意をしていなかったので、その場で言わなきゃまずいなと思ったので、勢いのプロポーズでした」と明かしました。

イベント中は終始会場からため息が聞こえてくるくらい、皆さんディーン・フジオカにうっとりでした。劇中でも、うっとり必至ですので、女子の皆さん、騙されに行ってくださいね。

完成披露試写会:2017年6月8日取材 TEXT by Myson

 

映画『結婚』ディーン・フジオカ『結婚』
2017年7月1日より全国公開
©2017「結婚」製作委員会
公式サイト

 

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