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06 9月

菅田将暉、木下あかりが初対面3分でありえない撮影『あゝ、荒野』

Posted in 未分類 on 06.09.17 by Merlyn

映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリア、岸善幸監督映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリア、岸善幸監督

 

映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、菅田将暉、ヤン・イクチュン寺山修司の原作を映画化した『あゝ、荒野』のキャスト、監督一同が、完成披露試写会の舞台挨拶に集まりました。まずは、主演の菅田将暉、ヤン・イクチュンが、壁を突き破って登場するという演出で、イベントは最初から大盛り上がり。

映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、菅田将暉新宿新次を演じた菅田将暉は「撮影中は鍛えていたんですけど、衰えたのか、一発で(この壁が)割れなかったんですよね。すっごく恥ずかしかった。でも映画のなかではちゃんと鍛えてますんで。前篇だけでも150分くらいある長い映画ですが、ちゃんとこんなにたくさんの人が観に来てくださって本当に嬉しいです。楽しんで頂けると嬉しいし、構えずに観て欲しいと思います。“ミニオン”だと思って観てください(笑)」と挨拶し、会場の笑いを誘いました。続いてW主演を務めたヤン・イクチュンは「撮影中は一生懸命身体を鍛えて頑張ったんですが、今はお腹が出てしまいました。なので、今の身体はバリカン健二(役名)の身体ではないですね。今日は観に来てくださってありがとうございます!」と爽やかな笑顔で挨拶をしました。続いて新宿新次の宿敵である山本裕二役を演じた山田裕貴は、「ほんとに素晴らしい映画になってます!試写を観終わったあとに、“俺今現実なのに、ちゃんと生きてるかな?”って自分を問いただしてしまうくらい、本当に皆さんにとって衝撃的な映画になっていると思います」とコメントしました。

映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、木下あかり菅田将暉と濃厚なラブシーンを演じた木下あかりは「内に抱えるものが大きかったので、精神的にはきつかったんですけど…」と語り始めると、菅田が「俺ら、撮影濡れ場からだったもんね」と付け加え、木下は「そうなんですよね〜。撮影初日に初めましての挨拶をして3分後くらいにもう裸だったんです」と言うと、菅田も「そんなこと、あります?ある、あるっていう人、手を挙げてください」と会場に問いかけ、かなり異例の撮影だったことを明るく語りました。木下は「でも緊張したんですけど、初日で良かったなと思いました」と話すと、菅田も「そうね。全て見せてるので」と同意。2人とも根っからの役者だなと感じました。

そして、新次と健二をボクシングの道に入れる堀口を演じたユースケ・サンタマリアは「一昨日、前篇、後篇一気に観ました。すごい映画でした。僕、普通の映画でも1時間30分くらいが限界で、そんな俺が1回トイレ行っただけ。ちっちゃいほうの」と独特の表現で映画を称賛すると、菅田は「凄いですね!」と反応。ユースケは続けて、「凄いでしょ!俺からしたら。(前篇、後篇合わせて)5時間ちょっとありましたけど一気に観られました。それだけ目が離せないんですよ。すごい贅沢な前篇、後篇で飽きないです。今日は皆さん前篇しか観ないんですよね?前篇はプロローグに過ぎませんから」と言うと、菅田が「ようはミニオンってことですよね」と応戦。ユースケがそれにまた乗っかり「そうそう、ミニオンもよろしく!あと僕が主演しています『ワンダーウーマン』のほうもぜひ観てください」と、この時期に公開中の映画をいじったコメントをして、観客が爆笑していました。

映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、ヤン・イクチュン続いて、役作りの話題になり、ボクサー役だったキャストにトレーニングについて司会から質問がありました。菅田は「(ヤン・イクチュンとは)ほとんど一緒にトレーニングはしていなくて、撮影に入る半年前くらいにヤンさんとお会いして、そこから僕らはボクシングを始めたんですが、その時は僕らの体重差が20㎏くらいあったんです。僕が50数㎏、ヤンさんが70数㎏で、劇中ではだいたい60㎏くらいにしないといけないので、絶望的なスタートだったんですが、僕は増量して、ヤンさんは減量して、お会いしたらだいたい同じくらいになっていましたね」と振り返りました。ヤンは「菅田さんのボクシング映像をトレーニング中に見せて頂いたんですが、それを観て本当に緊張しました。絶対に勝たなければいけないというわけではなかったんですが、ある程度レベルを合わせなければいけないので、私のほうが引けを取っているのではないかと思って、とにかく緊張していました」と語ると、菅田も「それは僕も一緒で、それぞれ自分の国でトレーニングして、半年間全く会っていないので、向こうがどれだけ頑張っているかっていうのはその映像でしか知らないんですよね。僕のところにヤンさんがスパーリングしている映像や叫んでいる映像が送られてきて、『息もできない』の怖い人だって思うと、僕も頑張んなきゃと思いました」と返しました。ボクサー役の撮影を観ていたユースケは、「心が痛かったです。僕の愛する菅田君、イクチュン、山田君が、リングの上でボロボロになっていくんですよ。撮影なんだけど、もうある意味結構当たってるよね。観てるだけだから楽とかではなくて、俺達の入れない映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、山田裕貴聖域なのか、俺の愛する菅田君、イクチュン、山田君がね、血みどろになっていくのがたまらなくて、ものすごくストレスがありました。あと他の事で印象に残ってるのが、でんでんさんが来てインして1日目に、親指を突き指しまして、ジャブしか受けられないってなって。その後にイクチュンが演じる健二をものすごくしごくっていう場面があったんですよ。それを全部ジャブで凌いだっていう(笑)。ぜひご覧ください、前篇に入ってますから!でんでんさんの力ですよ!俺はできない、あれは!」と裏話を披露して、会場を沸かせました。ヤンは、「現場でボクシングジムのセットがあったんですが、その前でちょうど工事をしていたんですね。工事をされている方がだぼっとした大きなズボンを履いていたんですが、僕達が撮影しているときに、工事をされている方がお一人入ってきたので、どなただろうと思ったら、それがでんでんさんでした(笑)」とヤンの天然ぶりが伺えるエピソードを語ると、すかさずユースケが「見たら(でんでんさんって)わかります!知らずに入ってきちゃった人なのに、なぜかカメラが回ってて、よく見たらでんでんさんだって(笑)」とツッコミを入れて、会話でも見事なチームワークを披露してくれました。

映画『あゝ、荒野』完成披露舞台挨拶、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリア最後にヤンは日本語で「心の話です。20歳、30歳の男の人がいて、自分達の心で話をする映画だと思います。撮影はおもしろかったです。ありがとうございます」とコメント。菅田は「これから観る映画は、寺山修司さんの作った原作をもとにしていて、原作の舞台は1960年代の話ですけど(本作の舞台は2021年)、今も昔も変わらず孤独だったり、寂しいなと思ったり、失ったものがある人は、どこか荒野のように心が荒れていて、繋がりを求めていたり、愛情に飢えていると思うんです。きっとそういう過去を埋めていきたいような2人の男の物語であり、そして未来を作っていく映画だと思っています。非常に明るい現場でした。大事に観て欲しいです」と締めました。

緊張感と悲壮感がたっぷりな映画とは裏腹に、今回の舞台挨拶は笑いが絶えず、本当に楽しい現場だったんだろうなというのが伝わってきました。そして皆、ヤン・イクチュンの『息もできない』の印象を強く持っていたようで、やたら“『息もできない』の怖い人”といじっていたのが笑えました。実際のヤン・イクチュンはとても優しい笑顔を見せていて、本当に役柄毎に印象が変わるなとさらに好感度がアップしました。キャストの演技が皆素晴らしく、作品もとても見応えがありますので、ぜひお見逃しなく!

来日記者会見:2017年8月27日取材 TEXT by Myson

 

 

映画『あゝ、荒野』菅田将暉/ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』R-15+
前篇:2017年10月7日より全国公開
後篇:2017年10月21日より全国公開
公式サイト
©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

 

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