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08 12月

マーク・ハミルが“ショウゲキノ、スター・ウォーズ”と日本語でアピール『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見

Posted in 未分類 on 08.12.17 by Merlyn

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、キャスリーン・ケネディ(製作)、BB-8、R2-D2、C-3PO映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、キャスリーン・ケネディ(製作)、BB-8、R2-D2、C-3PO

ファン待望の本作の公開を間近に、キャスト、スタッフが来日しました。マーク・ハミルは、「高校時代に2年ほど日本に住んでいたことがあり、自分にとって日本は特別な場所なんです。昨日のファンのイベントはどこよりも熱くて、日本のファンと触れ合えて良かったです」と挨拶。アダム・ドライバーは「前回2年前にツアーで来日しまして、最も気に入ったのが日本です。また“スター・ウォーズ”のルーツには日本が深く関わっているということで、この地でこの作品をご紹介できるのは適切だと思います。今日はありがとうございます」とコメントしました。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見:浮世絵この日は、“スター・ウォーズ”の世界と日本文化を融合して描かれた“スター・ウォーズ浮世絵”が披露されました。監督は「大変美しいですね。先ほどアダムも言っていましたが、“スター・ウォーズ”はオリジナル3部作から日本の文化と非常に強い絆を持っています。このように、お馴染みのキャラクター、ルークと共に新しい3部作のキャラクター達が描かれているのが本当に素敵で美しいと思います」と絶賛しました。マーク・ハミルは、「もちろん皆さんご存じだと思いますが、旧3部作でジョージ・ルーカス監督は、非常に崇拝する黒澤明監督からとても大きな影響を受けているんですね。特に『隠し砦の三悪人』という映画がベースになっているくらいで、デザイン的にも、ダース・ベイダーのヘルメットは侍、武将の兜を思わせるものがあったり、日本文化が多く取り入れられています。それを継承しつつ、日本の伝統的な文化、アートで新しい“スター・ウォーズ”の世界を描いて頂き、非常に光栄です。素晴らしい絵だと思います。ありがとうございます」と感想を述べました。

そしてまずは製作のキャスリーン・ケネディへ、「本作はシリーズ史上最も衝撃的な展開になるとファンのあいだで期待が高まっています。本作に関して最も衝撃的なポイント、もしくは見どころを1つ教えてください」と質問が投げかけられました。「この映画が素晴らしいのは、光と闇の緊張がとてもあるところなんです。レイ(デイジー・リドリー)は非常に衝撃的な変身を遂げていきます。彼女とルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)との関係、またカイロ・レン(アダム・ドライバー)との関係を通して、自分は何者なのかを探っていくんです。これが最も衝撃的ではないかと思います」と答えました。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見、アダム・ドライバーアダム・ドライバーは「予告編では仮面を取っているシーンが多くありました。それはカイロ・レンのなかで何か変化があったからなんでしょうか?答えられる範囲でお願いします」と質問されると、「お答えできません」と一言(笑)。すると、監督は「良い答えだ」と言い、マーク・ハミルは「内容について一切触れられない映画を宣伝するというのは非常に厳しいことです」と付け加えました(笑)。でもそこを何とか答えて欲しいとお願いされ、アダムは「マスクについて簡単にお話させて頂きます。美しいマスクですが、このマスクに対して愛憎関係があるんですね。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からなんですけど、今回マスクを被るということに関して、“スター・ウォーズ”の象徴的な要素の一部であるからと捉えるだけではなく、どういう理由でマスクが必要なのかを考えました。このお仕事を頂いた際に、キャスリーン・ケネディさんから“これだけの素晴らしい方々が集まった現場、作品なので、いろいろなアイデアが集約されている”と言われました。さまざまな映像のアイデアがコスチュームにも反映されているということで、それが証となっているんです。何から隠れるためにこのマスクを被っているのかということです。また投影されているイメージと実像というものがあり、大変なところといえば、実際に人を威嚇するような怖い様相のマスクですが、被っていると非常に見えづらいので、靴紐で転んでしまったりということもあるんです。そして、カイロ・レンは髭を剃るのかというところで、宇宙ではカミソリをどうやって手に入れるのだろうと考えてしまいますね」と、ネタバレを上手にかわしながら答えました。

2016年に亡くなった、キャリー・フィッシャー(レイア姫役)について、「彼女が亡くなったことは“スター・ウォーズ”ファミリーにどういった影響を与えたのか。そしてレイア姫、キャリー・フィッシャーさんという人物に対して、この作品はどんな形でトリビュートになっているんでしょうか?」という質問が出ると、ライアン・ジョンソン監督は「彼女の今回の演技は大変美しいもので、それ自体が演じたキャラクターに対する素晴らしいトリビュートになっていると感じています。もちろん撮影している当時はこれが最後のパフォーマンスになるとは私達も知りませんでしたし、彼女と共に育ったファンの方、スクリーンでずっと彼女を観てきた方、そしてキャリー・フィッシャーさんにインスピレーションを与えられた方、きっとそれぞれの形で喪失感を抱いてらっしゃると思います。でもそのファンの皆様が本作で彼女の演技を観て頂くことで、少しでも悲しさが薄れることを願っています」と語りました。マーク・ハミルは、「出会ったのは彼女がまだ19歳の時で、本当に長い付き合いでした。彼女は私達にとって唯一無二の存在で、全世界のファンにとってもかけがえのない存在であったと思いますが、本当に愛さずにはいられない存在でした。自分のなかでは彼女は今でも生きているような感じがしてなりません。特にこうして彼女が出演している映画を観てしまうと、彼女がまだいるのではないかと思ってしまいます。彼女が亡くなり遺作となったことで、この作品がなんとなくセンチメンタルなムードに覆われてしまうのは残念だと思うので、彼女がモットーとしたように、毎日毎日精一杯楽しんで生きる、そういったメッセージを心にとめて、この映画を楽しんでくれたら嬉しいし、彼女も嬉しく思ってくれるのではないかと思います。実際にスクリーンでルークとレイアとして兄妹役を演じたように、彼女と僕は本当にしょっちゅうケンカしては仲直りという感じで、実際の兄妹さながらに付き合ってきました。だから自分は今でも心から彼女を愛していますし、かけがえのない存在です」と話しました。とても心のこもったメッセージで、本当に兄妹みたいな関係だったんだなと、ジ〜ンと心にきました。

最後に、司会から監督に「伝説のジェダイが姿を消したことと、カイロ・レンがダークサイドに落ちたことにどういう関係がありますか?」と、ツッコんだ質問が!これには監督も「ワオ!最後の最後でネタバレを引き出そうとするなんて、上手いなあ!それこそがこの映画のなかで答えが明かされる部分なんです。なぜルーク・スカイウォーカーはあの島に身を隠しているのか、彼は今どんな事を考えているのか。それこそが掘り下げていく内容になりますし、映画で皆さんに知って頂けるところになります。なので、僕のほうからネタバレしないようにします」とかわしました。

そしてこの日は、浮世絵だけでなく、“スター・ウォーズ”浮世絵動画が披露されました。浮世絵アニメーション“動く浮世絵シリーズ”などを制作している、瀬川三十七氏による作品です。浮世絵でアニメというだけでビックリですが、絵の中で動くレイとカイロ・レンが何だか可愛かったです。

マーク・ハミルは、当時ジョージ・ルーカスが「最もバジェットの高いインディーズ映画だ」と言っていた旧3部作が、限られた製作費をやりくりしながらアイデアで乗り切ったのも良かったと語りつつ、新シリーズで使われた技術の進化にも驚いたそうです。でも何より新シリーズの現場では「こんなに大がかりなの!」とスケールが格段に大きくなったと思ったとのこと。マーク・ハミルが「ショウゲキノ、スター・ウォーズ」と日本語でアピールしていた本作。これはもう観ないわけにはいきませんよ!

 

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見:2017年12月7日取材 TEXT by Myson

 

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』デイジー・リドリー『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
2017年12月15日より全国劇場公開
公式サイト
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