映画『曇天に笑う』1日限りの曇天祭り、福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、本広克行監督
2018年1月29日。曇天と晴天の中間くらいのお天気のなか、東京都内にある浄土宗大本山、増上寺にて本作のPRイベントが行われました。
激しいアクションのなかで、鉄の扇を武器に下駄で戦った福士蒼汰は「鉄扇というと、リーチが短かったりで戦うのがちょっと難しい部分もあったんですが、僕はカリという武術をやっていたので、その武術の技術を応用しました。でも下駄は慣れるまで大変でした。安全第一にやっていたので、僕的には大きな怪我はありませんでした。生傷はあるんですけど」と話すと、本広監督から「ヒビ入ってなかった?あれ?今違う映画の話かなと思っちゃった」とツッコミが入りました。監督の感覚ではかなり重傷だったようですが、福士蒼汰は笑顔で「ご迷惑をかけた点もあったかも知れないですけど、動き的には問題なくできたし、皆さんの配慮でできたので、申し訳なかったけど大丈夫です」と謙虚に返しました。でも会場からは、心配する女性ファン達の声がたくさん聞こえてきました。
中山は三兄弟らしさを出すために現場で話し合ったり、気を付けた事、監督から言われた事を聞かれると、「福士君は身長も大きいし、イケメンやし。僕は男兄弟いないんですけど、“兄貴!”という感じでした。弟(若山耀人)はカワイイし、男兄弟がいたらこんな感じなのかなと思いました」とコメント。福士は、司会から「実生活では長男じゃないですよね?」と聞かれると、「僕、ばりばりの末っ子です」と返答。「今回は優馬と耀人が現場に入った瞬間に弟としていてくれたので、逆に2人によって兄になれた気がします」と語りました。そんな風に言われた若山は、お兄さんだらけの現場で一番優しかったお兄さんを聞かれると「僕現場でも三兄弟の方と結構仲良くさせてもらったり、山犬の方とも仲良くさせてもらったんですけど…。1人を選びたいんですけど…」と困っていると、周囲のお兄さんキャスト達がドキドキザワザワし始めました(笑)。でも最終的に若山が選んだのは本広監督!すると「大人の発言するなよ!」「社会の生き方を覚えたな」などとツッコまれていました。
桐山は現場の三兄弟の様子について聞かれると、「僕は役柄的にもこの三兄弟から影響を受ける役なので、本当にそのままというか。蒼太は(実際には)末っ子だけど長男のようで、優馬からは虎視眈々と内に秘めたエネルギーを感じて、耀人はいじられキャラっていう、まんまだったので、すんなりと入り込めましたね。さっきの話で言うと、僕(耀人にとって一番優しかったお兄さんに)選ばれるかなと思ってドキドキしてたのに。耀人にお願いされて一緒にお風呂に入ったりしたんですよ。地方ロケが多かったんで、一緒に銭湯に入ったりして、背中を流し合って、兄弟の契りを交わしたと思ったんですけど、選ばれなくて残念でしたね(笑)」と撮影期間中のエピソードを明かしました。その件について若山は「僕がテレビで怖いお化けの番組を観てしまって、全然1人でも大丈夫だったんですけど、不安が大きくなってしまったので、“良かったら大浴場どうですか?”って」と照れ笑い。桐山は「連絡先も知らないから、廊下でウロチョロして待っててくれて、可愛いなと思って。良い思い出です!」と笑顔で返しました。
同年代の男性が集結した現場について、福士は「僕は本作のヒロインは優馬だと思ってるんで(笑)」と言うと、会場からワー(ハートマーク)という歓声が(笑)。続けて福士は「僕が男役で、(中山が)ヒロインとして出てくれています」と言うと、中山は「そうよ」と答え、会場に笑いが起きました。古川は「男だらけだし同世代だし、仲良くワイワイやってました。(ムードメーカーは)市川君ですかね。結構チョイチョイNGを出す…。皆が中心を向いてなきゃいけないときに1人だけ外を向いていたり。それが楽屋で話題になってたりしましたね(笑)」と言うと、市川は「生まれつきミスが多いタイプです」と答え、また会場が沸きました。監督は「日々ムードメーカーが変わって、男子校みたいでしたね」と当日の様子を話しました。何だか楽しそうな男子校ですよね。本当にあったら、女子の出待ちがすごい男子校になりますね。
大東は「楽しかったです。休みの日も一緒にいましたし、僕等はずっと洞窟暮らしだったので、携帯の電波も届かないところで、ひたすら(ゲームの)UNOでコミュニケーションを取ってました。耀人君はUNOをやったことがなかったので、僕等が教えて。最初は全然できなかったんですけど、映画の撮影が終わってしばらくして打ち上げがあって、耀人が“大東君、地元のUNOの大会で優勝しました”って(笑)。それくらい強くなったそうで、たかだかUNOなんですけど嬉しくてハグしました」と当時を振り返りました。大きい大会ではなかったらしいですが、スゴいですね!この後、UNOの話やゲームの話で盛り上がりましたが、本広監督から「ちょっとお前らさ、映画の宣伝!」とツッコミが入り、現場もこんな雰囲気だったのかなと伝わってきました(笑)。
次に本作『曇天に笑う』というタイトルにちなんで、これがあれば元気になるものを聞かれると、福士は「家族の笑顔」と答え、会場から「オー!ヒュー!」と歓声が上がりました。福士は続けて「この間、母親の誕生日だったので家族で祝ったんですけど、母親が喜んでる顔を見ていると、自分も嬉しいなって。それって幸せですよね。全員幸せだなって思って。サプライズも結構好きで」と親孝行な一面を見せました。中山、桐山、古川は動物に癒されると話していましたが、そのエピソードを聞くこちらも癒されました(笑)。最後に福士は「この映画は誇れるスーパーエンターテイメントになっていると思います。明るく、元気な作品なので、たくさんの人に観て欲しいと思います」と締め、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。この日のイベントでは皆着物姿でキメていましたが、劇中の衣装も見どころです。イケメン祭でもある本作、女子は必見ですよ。
『曇天に笑う』1日限りの曇天祭り:2018年1月29日取材 TEXT by Myson
『曇天に笑う』
2018年3月21日(水・祝)より全国劇場公開
公式サイト
©映画『曇天に笑う』製作委員会 ©唐々煙/マッグガーデン
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