映画『虹色デイズ』ブルーカーペット“虹入れセレモニー付”完成披露試写会舞台挨拶、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希、山田裕貴、飯塚健監督
人気若手俳優の共演が見ものの『虹色デイズ』のイベントに、キャスト&監督が登壇しました。まずは、ブルーカーペット“虹入れセレモニー”が行われ、主演の佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星の4人が、本作のパネルにペンキで色を塗り、虹を作りました。劇中のキャラクターそのままのような4人の様子は、観ていて微笑ましかったです。
続いて、劇場に移動し、舞台挨拶を行いました。
撮影中、印象に残ったことを聞かれた中川は、「プールのシーンがあるんですよ。あれが結構撮影が過酷で、去年の10月頃にプールに入るってことで、肌寒いわけですよ。そんな時期に皆でプールに飛び込んで、朝9時頃に入って、6時間以上プールに入り続けてて。皆で浮いてセリフを言わなければいけないんですけども、なかなか浮けなくて、制服の中にビート板を仕込んだりしました。でも、横浜流星さんに関しては、唇がアスファルトみたいに、血の気が引いちゃって。寒すぎて(笑)」と言うと、横浜が「やめてよ(笑)」とツッコミ。
中川が「でもCGで、ね」とジョークを飛ばし、横浜が「消してもらってるんですかね?赤くしてもらったのかな?」と続けると、飯塚監督が「したよ」と答え、意外なところに映像処理がされていることが判明しました(笑)。でも、このシーンが過酷だったからこそ、4人はより仲良くなれたそうですよ。
吉川は「電車に乗ってるシーンがあるんですけど、ほぼ1日中、ずっと電車に乗ってたんですよ。お昼ご飯とかも電車の中で食べたり、そんな感じで撮影してたので、映画を観た時に、“この時、大変だったなあ”と思い出しました」とコメント。
同じく電車にまつわるシーンを撮った佐野は、「電車を使うってことで、貸し切りの時もあれば、貸し切りじゃないのもあって。1時間に2本くらいしか走っていない電車で、皆のスケジュールに合わせて撮らなければいけないし、日の落ちる時間も限られていて、スタッフさんの緻密な計算がスゴいなと思いました。めちゃ貴重な経験でなかなかできないなと思って、映画を観させて頂いて、すごく素敵なシーンになっています」と振り返りました。
恒松は「まっつんとのシーンでは、転けちゃった日があって。歩道橋のシーンの時に、私のなかでは今世紀最大と言えるくらい、一瞬スローモーションに見えたくらいの転び方をしました」と撮影時のハプニングを明かしました。この時はスタッフ一同空気が止まったそうです。
堀田は「(劇中で)私だけ皆と学校が違ったので、寂しかったです。唯一、イベントは皆さんと集まることができたんですが、縁日のシーンは寒い時期に暑いシーンを撮らなければいけなかったんです。その時、パッと見たら、杏奈ちゃん(吉川)達がかき氷を食べてたんですね。息が白くならないって言って、皆で食べたのが楽しかったです」と、撮影エピソードを披露しました。
坂東は「学芸会のシーンがすごく印象的でした。まさか映画でこんな格好で大画面に映る日がくるとは思っていませんでした」とコメント。どんなシーンかは観てのお楽しみです。
山田は「僕は撮影期間が短かったんです。だから僕が一番寂しかったと思うんですけど、男子メンバーは他の作品で共演させてもらったりとか、撮影所で会ってたり顔見知りなんですけど、(恒松が演じる)まりのお兄ちゃんだし、どうにか仲良くなれないかなと思って、写真を撮ろうと思ったんですよ。で、顔を交換するアプリがありますよね。あれを吉川さん、恒松さんとやらせて頂いたので、『虹色デイズ』のツイッターとインスタグラムをぜひチェックしてください。いつか上がると思いますので。傑作が撮れたんで」と自信を見せつつ、しっかり告知しました。
そして、この日の見せ場は、主演4人による“本気告白披露”企画。じゃんけんで順番を決めて、会場の観客に向けて、本気の告白を見せました。
トップバッターの横浜は「あのさ〜。この後さ、俺ん家、来る?」と告白。会場の反応に満足できず、あと2回やり直しました(笑)。
次に高杉は「俺が幸せにするので、付き合ってください。よろしくお願いします!」と正統派の告白を披露。会場からは、ヒュー、ヒューと声が上がりました。
次に佐野は「告白って、いろいろありますからね。僕は控えめっていうか、しゃべれなかったんだけど…っていう」と前振り。そして、「ずっと、見てるよ。ず〜っと見てるよ。見てるから」と、予想と違うタイプの告白を披露。会場からはいろんな種類の悲鳴が上がりました(笑)。
最後の中川は、「映画『虹色デイズ』を、好きな子と観た帰り路ですね」と説明。舞台端に移動し、寸劇風に、「いや〜『虹色デイズ』おもしろかったね。横浜君、カッコ良かったよね。佐野君もね。…あれ?ちょっと見て、虹が出てる。あの電柱の隙間の見える?…チュッ。行くよ!」とやると、会場から黄色い声援と笑いが起きました。他のキャストもさすがですねと絶賛。
ここで終わるかと思いきや、佐野が「どうですか?やっぱり山田君もやっておいたほうが良いと思うんですよ。だってね。全然キラキラ王子ですよね。裕貴君のファンもいっぱいいますから」と無茶ぶりをすると、山田は「親しき仲にも礼儀ありだぞ!」と言いながら、前へ(笑)。中川バージョンをアレンジして、「あの4人には確かに劣るかも知れない。でも、5番目でも良いから、好きになって下さい!お願いします!!」と告白を披露し、会場を沸かせました。実は「(自分もやれと)くるかなと思って、準備してました」と答えていましたが、ノリの良さがイイですよね!
最後に飯塚監督は「映画を作るっていうのはとんでもなく楽しい作業です。でも、その中には苦しい事とかもあります。この映画は300人くらいのスタッフが関わって、完成しました。その中の誰1人が欠けても、この日はないと思っています。そのチームを代表して、僕は今日ここに立たせてもらっているんですけど、そういう思いで作った映画も、観てもらわなければ完成しないと思ってます。だからこうやって今日初めて皆さんに観て頂くことによって、『虹色デイズ』は完成するんですね。最後まで楽しんでください」と締めました。今日のイベントの楽しい雰囲気をそのままに、キラキラしたシーンがたくさん詰まった本作。劇場で観て、ぜひ元気、勇気、愛を感じてください。
映画『虹色デイズ』ブルーカーペット“虹入れセレモニー付”完成披露試写会舞台挨拶:2018年5月30日取材 TEXT by Myson
『虹色デイズ』
2018年7月6日より全国劇場公開
公式サイト
©2018『虹色デイズ』製作委員会 ©水野美波/集英社
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