映画『ベスト・キッド』来日記者会見
2010年8月5日、主演のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン、プロデューサーのウィル・スミス、ジェイダ・ピンケット・スミスが来日し、記者会見が行われました。登壇後まずは一人ずつご挨拶という流れで始まりましたが、ウィルは誰かに順番が回るたびに「フォー!フォー!イヤー!」と賑やかに声援。ウィル父さんの高いテンションに妻ジェイダも息子ジェイデンも苦笑いしてました。その家族の日常風景という感じが微笑ましかったです。そんな感じで会場の雰囲気も和み質疑応答へ。いろいろな質問が飛びましたが、一つの話題に皆で答えるというスタイルでこの作品に対して全員が意見を持って積極的に取り組んだという空気が伝わってきました。
ジェイデンの両親が製作ということで、どちらかはいつも現場にいたそうですが、ジェイデンのキスシーンはジェイダが見届け役だったようで、母ジェイダから息子ジェイデンへのアドバイスは「口を開けるな」ということ。会見ではウィルがそのアドバイスについて説明するためにその場でキスを実演しようと妻ジェイダにキスをせがみ、またまた恥ずかしくて苦笑いしながらもジェイダはキスに応じてました。夫の暴走にいつも付き合っている妻…という構造が垣間見えておもしろかったし、ほんとに仲が良いんだなという感じを受けました。こういう夫婦って良いですね(人前でキスは勘弁ですが)。
で、今回はジャッキー・チェンが師匠ということで、「ウィルからオファーの電話をもらったとき、しっくり来なかったけど、脚本を読んだらとても良かったんだ。だから『誰が師匠役をやるの?』と聞いたら『君だよ』と言われ、自分もそんな年齢になったんだなと思いました。何度もテイクを重ねているあいだ、僕は座ってジェイデンに『ジャケットを着て、脱いで』と言っているだけで、師匠って楽だなと思いました(笑)」と語りました。そんなジャッキーが演じる師匠はオリジナル版の師匠とはまた違ったキャラクター性があるので、その辺も楽しめると思います。
アットホームな楽しい会見でしたが、ウィル・スミス夫妻がジェイデンをすごく可愛がっていること、ジェイデンはおませに見えてまだまだ子供らしさもあること、ジャッキーもこの一家にとても馴染んでいることが伝わってきました。ぜひ家族皆で観て欲しい映画です。
『ベスト・キッド』2010年8月14日全国公開(8月7、8日先行上映)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
http://www.bestkid.jp/
トーキョー女子映画部での紹介記事
映画批評&デート向き映画判定:http://www.tst-movie.jp/hh06_ha/hh06_ha_bestkid_jaden.html
トーキョー女子映画部サイトに戻る→http://www.tst-movie.jp/index.html
ウィル・スミス一家&ジャッキー・チェン仲良し会見 はコメントを受け付けていません