『北のカナリアたち』記者会見 吉永小百合、柴田恭平、仲村トオル、里見浩太郎、森山未來、満島ひかり、勝地涼、小池栄子、松田龍平、阪本順治監督、カメラマン木村大作
2011年11月29日、本作の製作発表記者会見が行われました(クランクインを前にした会見の内容です)。今回の記者会見は、前半に製作陣の会見が行われ、後半にキャストが登壇しました。本作では子役がかなり重要な役割を果たすのですが、前半の会見で阪本監督は、「子役のオーディションでは通常演技のテストをするのですが、今回は最後まで一切せず、この映画にふさわしい歌声を持った子どもたちを求め続けました。あとは20年後のキャラクターのそれぞれの顔、体型、雰囲気が似ていなければいけないという奇跡を起こさなければいけませんが、それが実現できるメンバーを選べたと思います。6人とも映像の経験はありませんが、変な垢はついてないというか、未経験の真っ白な彼らを演出できる喜びもあります」と子役のキャスティングについて自信を語りました。カメラマンの木村大作は、衣装合わせの際に子どもたちの生の歌声を聞いた感想を聞かれると、「私はオーディションには立ち会っていなかったんですけどね。なぜなら子どもが好きではないからですが(笑)。衣装合わせのときに子どもたちの歌声を聴いたときに鳥肌が立ちました。それくらい感動しました。この僕が言うんだから本当です。それからこの映画に対する思いが募りました」と辛口ながらも、子どもたちを絶賛しました。この日、実際に子どもたちが登壇して、吉永小百合と一緒に歌を披露しましたが、透き通った歌声で懐かしい感じがしました。
そして、後半のキャストによる会見で吉永小百合は「子どもたちと同じように、私もオーディションを受けて、受かって出演するようなワクワクドキドキした気持ちでおります」と挨拶。なんと謙虚なんでしょう!これほどの大物ながら、いつまでも人気があるのは、外見的だけでなく内面的にもステキだからなんだなと思いました。生で見る吉永小百合はすごく綺麗です!
本作は、若手実力派が勢揃いしているのも楽しみですが、「あぶない刑事」シリーズの顔である柴田恭兵と仲村トオルの共演を楽しみにしている方もいるでしょう。二人のキャラクターは意外な関係性なので、ぜひご注目を!そして、湊かなえ原作なので、サスペンス要素を楽しんでください。
『北のカナリアたち』
2012年11月3日より全国公開
配給:東映
©2012 『北のカナリアたち』製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
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