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18 2月

映画『クラウド アトラス』個性派監督3人が揃って来日!

Posted in 未分類 on 18.02.13 by Merlyn

『クラウド アトラス』監督来日記者会見、トム・ティクヴァ監督、ラナ・ウォシャウスキー監督、アンディ・ウォシャウスキー監督

2013年1月24日、『クラウド アトラス』監督3名による来日記者会見が行われました。6つの時代が交錯し、俳優たちがさまざまなキャラクターを演じた本作。監督3名がこの作品に対する思いや役者たちの撮影エピソードについて明かしてくれました。

「なぜ映像化不可能と言われた原作を映画化したのでしょうか?」と質問されると、アンディ・ウォシャウスキー監督は「今回のように物語の構造が複雑で、6つの時代が行ったり来たりする物語は、絶対に映像化できないと皆さんに思われがちなのですが、私たちは映像化不可能なものはないと思ってこの作品を作りました」と回答。トム・ティクヴァ監督は「私はこの作品の原作が映像化できないと言われていたことがむしろ魅力に感じ、映像化してみたいと思いました」と答えました。複雑な構造を持つ原作だったからこそ、監督の血が騒ぎ映像化に至ったようですね。

「スター俳優に複数の役を演じさせた経緯を教えてください」という問いに対しアンディ・ウォシャウスキー監督は、「トム・ハンクスは、この話を持っていったときすごく喜んでいました。本人にとって今までにやったことのない役柄で演じているときもとても楽しんでいました」とコメントし、ラナ・ウォシャウスキー監督は「ほかの俳優たちもこの映画のアイディアにとても喜んで挑戦してくれました。それぞれの魂がいろいろな顔を持っているので、俳優たちは各キャラクターのアイデンティティを探求してくれました。それに、時代によって主役を演じたり脇役を演じたりすることにとても魅力を感じてくれたようです。特にヒュー・グラントは、ほかの作品だと主演が多いのですが、今回はバックグラウンドに溶け込む役柄を楽しんで演じていました」と回答。一つの魂が時代を行き来する設定があることから、一人が何役もこなさなければならない難しい作品ですが、役者たちは楽しんで演じていたようですね。ぜひ誰がどの役をやっているか探しながら観てみてください!

「この映画の本質的な部分についてどう思いますか?」と聞かれると、ラナ・ウォシャウスキー監督は「原作者のデイヴィット・ミッチェルは、哲学的にも美的にも大きなキャンバスで物語を描いています。そのなかに彼の好きなストーリー要素が入れ込まれ、東洋と西洋問わず混ぜ合わせた哲学が表現されています。この作品の、進化を止める要素や人間を差別する壁、人間を支配し搾取するというメカニズムを超越し愛が未来の扉を開いてくれるというメッセージに惹かれ、私たちもその思いや信念や思いを入れ込むことができると思いました。この作品を作ることで私たちもデイヴィット・ミッチェルの信念の扉を開くことができたと思っています」と答えました。

「この映画の楽しみ方は?」と尋ねられると、アンディ・ウォシャウスキー監督は「どんな映画でも先入観を持って観ることはよくないと思うので、オープンな状態で観て欲しいと思います」と答え、トム・ティクヴァ監督は「原作者が本を書いたときから私たちがこの作品を作るまでにずっと繋がりがあったのだと思います。この作品を観て皆さんも何か親しみや思い出を感じてもらえると思います。ぜひ劇場で観てその会場にいる人たちとこの映画を観る経験そのものに、人と人との繋がりを感じて欲しいです。楽しんで観てください」とコメントしました。

やはりピンクヘアとスキンヘッドのウォシャウスキー姉弟の独特な雰囲気は目を引きました。それにふとしたときの表情が、かなり似ていておもしろかったです。トム・ティクヴァ監督とウォシャウスキー姉弟の仲の良さがわかる場面もあり、トム・ティクヴァ監督がつい長くしゃべり過ぎてしまうと、アンディ・ウォシャウスキー監督が「長くなってごめんなさい(笑)」と冗談を交わすシーンもありました。この3人が監督だったからこそ、172分の長時間映像を余すことなく作り上げ、メッセージがたくさん詰まった作品が出来上がったのだと感じました。何度観ても新しい発見がある作品です!まずは劇場でご覧下さい。

『クラウド アトラス』

2013年3月15日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

http://wwws.warnerbros.co.jp/cloudatlas/index.html

©2012 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved.

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