
コロナワールドが愛知県に4DXの1号店を出してから、映画ファンのあいだでは話題になっていたのでご存知の方もいると思いますが、遂に関東で4DXが利用できるようになりました!2014年4月25日より4DX®シアターをオープンしたのは、シネマサンシャイン平和島。全国12カ所で映画館「シネマサンシャイン」を展開する佐々木興業株式会社が運営する劇場です。今回、オープンの前日4月24日に行われたプレス発表会に行ってきました。
4DXの特徴は、座席が揺れるくらいなのかなと思っていたのですが、かなりの仕掛けがあることにまず驚きました。
【モーション】座席が前後左右上下に動きます。
アトラクションに乗っている感覚くらい、かなり動きました。
【エアー】劇場内に設置されたファンや、座席後方から風が吹きます。
風が吹き荒れるようなシーンでリアルさを体感できます。座席側から出るエアーは、プロモーション映像では、耳元をかすめる銃弾をエアで体感できました。まるでそこにいるかのような感覚になりますよ。
【ミスト・雨】雨や水しぶきを演出。
さすがにビッショリというほどはありませんが、明らかに水が出てきます。
【香り】香りが噴射されます。
体験会ではこの演出は出てきませんでしたが、これが個人的には一番気になるところ。映画の内容に添って匂いを演出するって、どこまで再現できるんでしょうね。
【バブル】シャボン玉が出ます。
こちらも体験会の映像では連動していませんでしたが、手でつかめるくらいのリアルなシャボン玉が出てくる仕掛けになっているようです。
【煙】煙や霧がたちます。
ここまでやりますかっていう演出ですね。
【フラッシュ】照明効果による光が放たれます。
雷鳴などがよりリアルに感じられそうです。
この日は4DXのプロモーション映像のほか、『ワイルド・スピード EURO MISSION』のカーチェイスのシーンでも4DXを体感することができたのですが、本当に遊園地のアトラクションに乗っているような感覚で、観ているだけでなく、自分も登場人物の一員になっている気分を少なからず味わえます。

そしてプレス発表会には、コンビ名を『プリティ・ウーマン』『ラッシュアワー』からつけたというくらい映画が大好きというウーマンラッシュアワーがゲストで登壇。4DXにちなんだ漫才を披露したあと、4DXを体感した村本は、「これなら、映画を観ていて寝ることはないですね」と語り、中川は「家族で来たいです。2歳の子どもがいるので、映画デビューするときはぜひ4DXでさせたい」と、大満足の様子でした。
この4DXシアターは、映画を最大限楽しめる環境になっています。4DXシアターでの鑑賞には通常料金に追加1000円の料金がかかりますが、たまには奮発して観てみる価値はありますよ!ぜひ、体感してみてください。シネマサンシャイン平和島には、【DOLBY ATMOS®ドルビーアトモス】と【imm sound】が導入されたアメイジング・サウンドシアターも誕生!こちらも要チェックです!
シネマサンシャイン平和島
http://www.cinemasunshine.co.jp/theater/heiwajima/
関連記事:
【DOLBY ATMOS®ドルビーアトモス】についてはこちら
http://www.tst-movie.jp/ev01/ev33_140426001.html
トーキョー女子映画部サイトに戻る→ http://www.tst-movie.jp/index.html
遂に関東に上陸、4DXを体験! はコメントを受け付けていません
映画『それでも夜は明ける』来日舞台挨拶、スティーヴ・マックィーン監督、木村佳乃(ゲスト)
そしてこの日、本作に感銘を受けたという木村佳乃がゲストで登場。自身も子どもが2人いる木村佳乃が、本作で子どもと離ればなれにさせられる女性について大変ショックを受けたと語ると、監督は「本当にああいったことは頻繁に起きていました。家畜扱いでしたから、家族が離ればなれになって売られたんですが、人間として扱われていないのでそういう悲劇が起きていました。今の世の中にも特にアメリカで影響を与えていますが、例えば片親の家族、ドラッグの影響、貧富の差、教育の不平等という問題があります。皆が本当に平等なところから同じように機会を与えられてスタートしたのならこういうことはないと思うんですが、そもそもスタート地点からアフリカ系アメリカ人は遅れをとって、こういう過去をひきづっているからだと思うんです」と、未だに残る問題を指摘しました。次にルピタ・ニョンゴが演じたパッツィーのその後を質問されると、「パッツィーがどうなったかは誰も知らないんです。あの後、南北戦争が起きて奴隷たちは自由にはなりました。本が出版された後、実際にプラットという名前でソロモンが実際に存在したのか検証をしにあの農園に行った方がいるんですが、その時パッツィーはそこにはいなかったそうです」と話してくれました。
また俳優としてマイケル・ファスベンダーとルピタ・ニョンゴについて、「2人は本当に真実味を持って体現できる希有な役者だと思います。フィルターを通していないというか、本当にパワフルな演技ができる俳優です」と絶賛。監督の作品に多く出演しているマイケル・ファスベンダーについては、「彼には『Hunger』のオーディションのときに初めて会いました。そのときは“誰だ、この生意気な野郎は”と思ったんです(笑)。でも彼は他の皆の評判が良かったので戻ってきたんですが、そのとき初めて彼は心を開き心が通じるようになりました。オーディションはとても過酷な状況で、どういう結果になるかわからないし、どこまで自分を見せるかという葛藤があるからだったと思います。オーディションが終わって彼に決まったときは、彼のモーターバイクの
後ろに乗ってスタントみたいなことをしたり、仲良くなりました」と出会いについて話してくれました。今では人気俳優として数々の作品に出ているマイケル・ファスベンダーもオーディションで緊張していた時期があったんですね!
『それでも夜は明ける』PG-12
映画『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』マサラ上映@シネマライズ
今回はシネマライズで行われた『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』のマサラ上映にお邪魔することになったのですが、会場に近づくと、インドのドレスや飾りを身につけた方々が目に入りました。会場に入る前からこの盛り上がりよう(笑)。逆に初心者のこちらはドキドキしましたが、会場に入ってみると、バッチリ衣装の方もいれば、普通の格好の方もいて、ちょっと一安心。そして、上映時間が近づき、ダンスの予習が始まりました。本作はマサラ上映も今日が初回、本編の上映自体も初めてということで、この作品の“踊りどころ”を予習して一緒に踊れるように、インド舞踊の先生が振り付けをレクチャーしてくれました。「振り付けを覚えなきゃいけないの?」と思った方もいるかも知れませんが、もちろん強制ではないし、振り付けと言っても誰にでもできるシンプルな部分だけを教えてくれて、すぐに覚えられる内容でした。マサラ上映を重ねる作品になると常連さんがバッチリ踊るそうですが、そういう光景も今度見てみたいもんです。
そして一番盛り上がったのが、イケメンたちがマッチョな身体を露わにするシーン。これ見よがしに撮影されたアピール満点のシーンに女子の多くがクラッカーを鳴らして大盛り上がり(笑)。結局女子もイイ男のイイ肉体に沸くんだなと、あまりにもわかりやす過ぎい反応に爆笑しちゃいました。
あとオモシロかったのは、たびたび出てくる男女の熱視線攻撃への皆さんの反応。これに関してはクラッカーでの反応でなく、愛のある失笑で反応してましたが、みんな同じようなところでオモシロさを感じているんだなと、こういういろいろな反応がお互いにわかることで会場に一体感が出るんだなと実感しました。
こうして、レクチャーされたダンスも踊り、上映終了。踊ったりクラッカーを鳴らしたりしていると物語についていけなくならないかなと思っていましたが、ぶっちゃけ映画の内容は少々セリフを聞き逃しても全く問題がないわかりやすい物語だったので、難なくマサラ上映を楽しめました。最後は司会の方から「マサラ上映は片付けをするところまでが、マサラ上映です」というアナウンスがあり、皆でクラッカーのテープなどを拾い集め、片付けてから退場。ここまで引っくるめて、やっぱりこの一体感が楽しさを引き立ててるんだなと思いました。ぜひ、皆さんも一度体験してみてください。
映画『アメイジング・スパイダーマン2』来日会見、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、マーク・ウェブ監督、製作アヴィ・アラド、製作マット・トルマック/中村獅童(特別ゲスト)
そしてこの日は、1月に限定425枚販売された限定前売り券を購入したファン425名もご招待されていたので、ファンからの質問タイムもありました。するとスパイダーマンスーツを着たちびっ子が手を挙げ「スパイダーマンは強いですか?」と鋭く質問(笑)!会場が和やかに盛り上がりました。この質問にアンドリューは「今まで聞かれたなかで最高の質問です。スパイダーマンは力を持っています。でもピーター・パーカーが普通の男の子だからより強いんだと思います。彼は完璧ではないから、いつも最高の自分になろうとしている。だからこそスーツを着けたときにそれだけそういう力を発揮できるんだと思います。そして彼の優しい心、良いことをしようという心が彼に強大な力を与え、発揮できるのだと思います」と優しく真剣に答えました。そしてもう一人会場にちびっ子スパイダーマンがいたので舞台へ呼ばれ、メンバーと急遽写真撮影することに。ポーズも取って大活躍でした。
てしまったりという場面のありましたが、2回目は無事成功。そして、今回日本語吹き替え版でエレクトロの声を担当した中村獅童と、ジェイミー・フォックスの共演も実現。ジェイミーがセリフを言って、中村獅童がそれを日本語で言うというコラボも見られました。
『アメイジング・スパイダーマン2』
映画『ホットロード』製作報告会見、能年玲奈、登坂広臣、三木孝浩監督
まず原作を読んだときの感想を能年玲奈は「作品全体に流れる空気がすごくきれいだなと思いました。私が演じる和希は、原作のなかですごくかわいらしい子だったので、“私も頑張らなきゃ”と気合いが入りました」とコメント。一方、登坂広臣は「原作を読んですぐにファンになりました。家族、友人、恋人の愛、命の尊さという人間として飢えている部分を感じました。春山は言いたいことをなかなか上手く言えない人物ですが、不器用ながらも頑張る姿に共感でき、自分らしい形で演じられたらと思いました」と話しました。登坂広臣は普段は、歌手(EXILE TRIBE、三代目J Soul Brothers)として活動をしていますが、本作で映画初出演となります。もともとワイルドな雰囲気があるので、今回の不良少年役もハマり役だと思うのですが、スクリーンのなかでどんな春山を見せてくれるのか楽しみです。
『ホットロード』
マイソン:
映画『幕末高校生』完成報告会見、玉木宏、石原さとみ、柄本時生、千葉雄大、李闘士男監督
2014年3月5日、本作の完成報告会見が行われました。本作は高校生とその担任の先生が現代から江戸時代にタイムスリップしてしまい、勝海舟に出会うという物語。この設定にちなみ、勝海舟役の玉木宏は着物にまげ姿で登場しました。そんな玉木宏は歴史的偉人を演じたことについて「勝海舟は現代の日本に繋がる道を作った人というイメージが強かったのですが、この作品のなかでは弱い一面や、本当に頼りになるのかなっていう人間らしい一面も見られます。この映画を通して新しい勝海舟像を生み出すことができたかなと思います」とコメント。玉木宏は何を着ていてもキマりますね。袴姿が凛々しくてまぶしかったです(笑)。
同じく生徒役を演じた柄本時生は本作を観た感想について「えーと、実はまだ観ていません」と話すと、石原さとみが「しっかりして時生くん!」とツッコミを入れられていました。また、撮影中の印象に残るエピソードについて玉木宏が「時生くんが何度も台本を失くしたことですね(笑)。しかも人にせいにするという…」と話すと、柄本時生は「いや、台本はあったんですよ。ただ石原さとみさんのマネージャーさんが間違って持っていたんですよ」と一言。すると玉木宏がすかさず「あれは置いた場所が悪かったんだよ。ちゃんと自分で管理しないといけないのに、変なところに置くから」とここでもツッコミを入れられていました。柄本時生は個性的なイメージでしたが、そのちょっと抜けた素のままな感じには親近感が持てました。

映画『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』来日イベント、ジョニー・ノックスヴィル、内田裕也(ゲスト)
次に会場にいたお客さんからの質問タイムへ。まず「何かトレーニングはしていますか?」という質問に対して、「なるべくしないようにしています。以前まとまなアメリカ映画を撮っていたときに、スタントマンが私に正しい転び方を教えてくれたんです。でも私は“必要ない。なぜならそれを習得してしまうと私のキャリアが台無しになってしまうから”と言いました」と回答。なるほどですね〜。そして「また日本で撮影しないんですか?」と尋ねられ、「ぜひ日本で撮影したいです。もし観客の方のなかに監督の方がいらっしゃいましたらいつでも私を雇ってくだされば明日にでも参加します。私の妻には日本人の血が流れていて、義理の母は日本人なので、家族とも団らんの時間を過ごせるのでぜひ日本で過ごしたいですね」とコメントしました。だから余計に日本に馴染みがあるのかも知れないですね。
そして、この日は内田裕也がゲスト登壇。ジョニーが握手をしようとした途端、内田裕也の手がもげた!と思ったら、もちろんニセモノ。そんなマジックに会場がまだざわざわしている中、内田裕也はマイペースに自分の経歴を英語で直接ジョニーに延々と話していた光景がおもしろかったです。そんな人生の大先輩である内田裕也の話を一生懸命愛想良く聞くジョニーが偉い!映画のなかでは常識知らずでむちゃくちゃですが、現実世界では本当に礼儀正しく、常識人です、当たり前か(笑)。とにかく人柄の良さがひしひしと伝わってきて、今回さらにファンになりました。なんとジョニーが登壇するときにドサクサに紛れて握手をしてもらったのですが、舞台を去るときにはさきほど内田裕也にどっきりをかけられた“もげた手”をくれました。感激!この日はかなり紳士的なジョニーでしたが、ジャッカスでは誰にもマネのできない“極上のアホ”をやりきっているのでその“活躍ぶり”をぜひ観てください。
『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』
映画『ワン チャンス』スペシャルライブイベント、ポール・ポッツ、デヴィッド・フランケル監督、荒川静香(花束ゲスト)、藤澤ノリマサ(歌のステージ共演ゲスト)
そして、諦めずに夢を掴んだ人物として、日本が誇るオリンピック金メダリスト荒川静香が花束贈呈で登場。荒川静香は「“誰も寝てはならぬ”の歌唱でチャンスをつかまれたポッツさんにオーディション番組の頃から注目していました。私もこの“誰も寝てはならぬ”という曲で滑ったことがあり、2度運命を変えてもらいました。ポッツさんもこの曲でチャンスをつかまれたということで嬉しい縁だなと感じています。劇中ではストーリーの進行と共に歌い方も変えているとおっしゃっていましたが、耳、目、そして心で楽しめる作品だと思います。私も大好きです」と本作を絶賛。さらに「夢を諦めないで現役を続けようと思ったのはなぜですか?」と聞かれた荒川静香は「アスリートは失敗することの方が多くて落ち込むことも多いんです。それでも続けられたのは、友人や家族、ファンの方々など周りのサポートがあったからこそだと思います。応援してくれた人が、誰一人として欠けていたら続けられていないと思います。オリンピックでは自分の好きな曲で滑りたいと思い“誰も寝てはならぬ”で金メダルを獲ることができました。私にとってパワーソングです」と、本作でキーとなる“誰も寝てはならぬ”との縁について熱く語ってくれました。
そして、なんとこの日、ポール・ポッツが“誰も寝てはならぬ”を生披露。さらに本作のミュージックアンバサダーを務めるポップオペラの貴公子、藤澤ノリマサも登場。二人のデュエットで“ムーン・リバー”も披露されました。オペラは観に行ったことがないですが、目の前で歌われると本当に感動的でウルウルきてしまいました。本作でも歌は全てポール・ポッツが吹き替えていて、荒川静香の言葉のとおり、本当に耳、目、心で感動できる作品となっています。何回観ても良いなと思える作品です!
『ワン チャンス』
映画『LIFE!』来日ジャパンプレミア、ベン・スティラー、岡村隆史(日本語吹き替え声優)
壇。声優の話がきたときは自分には無理だと思っていたそうですが、映画だけ観たいなと思って観てみると、「すごく素敵な映画で、一歩踏み出してみようという内容の作品だったので、たぶんへたくそやけどやってみようかなと思って。観終わってすぐにやるって言ったんです」と声優を担当した経緯について話してくれました。主人公が空想癖があるということで「僕もだいたい夜12時を過ぎたら空想ばっかりです。ほぼ毎日空想してます。“(後ろを振り向いて)お風呂入った?先入って良いよ”とか、誰もいませんけどね。そういうのよく考えたりしますよね。空想というか、これから先の準備に近いですよね、僕の場合は」とちょっと強がったコメントで嫁欲しさをほのめかしてました(笑)。そして、本作でハリウッド進出ということで「今日も“ハリウッド進出ですね!”といろいろ声をかけて頂いて、ほとんど汐留付近で声をとってただけなんですけどね。でも、ハリウッドってすごいですよ。声をあてるだけでこれくらいの(手で分厚さを表現して)契約書がありますからね。そこにタカシ・オカムラってサインを書いて。「これ全部、事務所が目を通してますから」って言うんですけど、そんなん絶対目通してないですから。3箇所にサインしてって言われて、何かの契約を交わしました」と冗談を交えてハリウッド作品の契約の裏話を披露してくれました。
次に岡村隆史がハリウッドに進出という流れから、ハリウッド・スターに会いに行くという演出で、岡村隆史がステージ上を走り、そこへベン・スティラーが登場。本作について「とにかく本作は僕にとってもパーソナル・ジャーニーだったし、思い入れの強い作品なんです。ですから今日皆さんにこうやってご覧頂くことをとても嬉しく思っています。この物語は、いろんな可能性を持っているけど誰にも認められない、そして誰にも見向きもされない、でも毎日毎日真面目に働いている男性の話なんです。彼は誰にも見向きもされないから自分のなかで“こんな人間になりたいな”っていう空想をしているんです。その彼がある日チャンスにかけようと思って人生を変えていく。自分が思い描いていた夢を一つの現実に変えていく物語です。ですからこれをご覧になって彼にインスパイアされて“自分もやってみようかな”と思ってくだされば光栄です」と語りました。
そして岡村隆史がベンの人柄について「とても優しくて良い人」と絶賛すると、「ドウモアリガトウ。僕こそ今回岡村さんとこの映画に携わることができてとても光栄です」と返しました。すると岡村隆史は「あの僕〜“I’m going to be a Hollywood Star.”」とアピールすると、「良いですね!今度、日本人とアメリカ人の刑事のバディ・ムービーに一緒に出るのはどうでしょう?『ビバリー・ヒルズコップ5』で」と共演を提案。「ハリウッド進出がもう決まりました!本当にありがとうございます!」と舞い上がる岡村に、ベンがさらに「今『ナイト ミュージアム3』の撮影中なんです。ぜひ今度『ナイト ミュージアム3』の方も声優をやってくださると光栄なんですけれど」とオファー。「良いんですか!どんどん仕事が決まりますね。日本で僕、妖怪の役をやったことがあるんで、ぜひ『ナイト ミュージアム3』で妖怪で出れないか」とさらに欲を出すと、「可能かもしれませんね。じゃあバンクーバーで撮影中なので、明日僕が帰るときに一緒に来てくれたら…どうですか?僕の家に泊まって良いですから。明日何か用事はありますか?」とさっそくベンが誘いました。すると岡村は「ないです、ないです」と全ての仕事を蹴ってでもついていく気合いをみせました。司会から「『ナイト ミュージアム3』のオファーのお話は本当でしょうか?」と念押しをされたベンは「真面目
な話です。だけれどスタジオの方と交渉してください。たぶん岡村さんのギャラは高いと思いますので」と言うと、岡村は「ローマネー。12000円」と返し、ちょっとした漫才のようでした(笑)。2人はとっても雰囲気も似ていて、岡村隆史に自分の吹き替えの声優を頼むベンの気持ちも納得です。今後は岡村隆史がベン・スティラーの専属声優になるかも知れないですね。そして、声優だけでなく実際にハリウッド作品で共演もぜひ観たいです。でも、まずは本作を楽しんでください。字幕版と日本語吹き替え版の両方見比べるとおもしろそうです。
『LIFE!』