『キング・オブ・エジプト』来日ジャパンプレミア、ブレントン・スウェイツ、コートニー・イートン/玉森裕太、永野芽郁(日本語吹き替えキャスト)
2016年8月30日、東京国立博物館の表慶館前で、『キング・オブ・エジプト』のジャパンプレミアが行われました。会場に詰めかけたファンには黄金のうちわが配られ、皆がキャストの登場を「今か、今か」と待つなか、最初に車で登場したのは、日本語吹き替えを担当する、玉森裕太と永野芽郁。永野芽郁は、白いドレスでとても大人っぽい雰囲気でしたが、まだ16歳なんですよね!ビックリ。さすが子役から活躍する女優さんです。来場したお客さんからはカワイイ、カワイイと声があがっていました。そして、玉森裕太ファンと思われる方が本当に多数来場されていると思しき雰囲気でしたが、ちょっと振り向いたり、手を振ったり、話すだけで、黄色い声が飛び交っていました(笑)。もう会場は若さでいっぱい(笑)!
次に会場に姿を現したのは、本作の主演ブレントン・スウェイツと、コートニー・イートン。ブレントンは、劇中ではやんちゃな青年という印象だったので、もっと若いと思っていましたが、今回の来日時は髭を生やしていたこともあり、全然劇中と雰囲気が違っていました(2016年8月30日現在、27歳)。髭でワイルドなブレントンもイイですね。コートニー・イートンは、黒いタイトなドレスがとてもカッコ良かったのですが、笑うときは思いっきりビッグ・スマイルになるのがキュートでした。
本作の魅力についてブレントンは、「本当にこの映画はCGや特殊効果が素晴らしくて、皆さんを全く違う世界に運びます」と語りました。ブレントンと恋人役を演じたコートニーは「すごく楽しかったです。いつも2人のシーンが多かったのですが、お互い冗談を言い合って楽しみました」と撮影を振り返りました。ブレントンの声を担当した玉森裕太は、ブレントンと会った感想を聞かれ、「イケメン!イケメン!」と言うと、コートニーが爆笑。さらに玉森は、「むちゃくちゃカッコ良くて、ちょっとジッと見ちゃいました」と言うと、ブレントンも玉森を「ベリー・クール!たぶんこの役を完璧にこなしてくださったと思います」と褒め返しました。永野はコートニーについて、「隣りに並んじゃいけないなと思うくらいキレイな方だなと思いました」とコメント。司会から「でもお会いしたい、お会いしたいって、おっしゃってましたもんね?」と言われると、「はい。でも直視できないです」と照れると、コートニーが「ハロー!」とこっち見てという感じで永野に呼びかけ、「彼女こそ美しくて、エジプトの女神みたいです」と称賛しました。
本作は激しいアクションシーンも魅力なので、ブレントンはどんなトレーニングをしたのか聞かれると「今回は特にワークアウトをものすごくやりました。この2ヶ月間、走ったり、飛んだり、そういうことをかなりハードにやりました。でも撮影期間が6ヶ月間あったので、そのなかで食べてだんだん太っていきました(笑)」と語りました。そして、玉森も普段の身体作りについて聞かれると、「いろいろとトレーニング機具は買って、ちょっとした時間にやるようにはしています」と答えました。さらにブレントンにぜひ聞きたいことはないかと尋ねられ、玉森は「サーフィンが趣味と聞いたんですが、始めてどれくらいになりますか?」という質問を投げかけました。ブレントンが12歳からやっていると言うと、玉森は「あ、レベルが違い過ぎた」とリアクション。それに対しブレントンは「小さな
波しか乗らないですから」と謙虚に返すと、玉森は「じゃあ、ぜひ機会があれば(ご一緒に)」と誘うと、ブレントンは、「ぜひ!」と快諾。すると、2人のサーフィンが実現したらすごいことになりそうだ!と想像したであろう会場のファンから、キャーとまた黄色い声があがりました。次に永野はコートニーがいつもインスタグラムで写真をアップしているのを見ているとのことで、一緒に写真を撮って欲しいとリクエストすると、コートニーは「ハイ!」と喜んで答え、その場で自撮りが実現。最後は、250分の1の氷のピラミッドが登場し、ブレントンは「ウォッ
カに入れたらずっと冷たいですよね」とコメント。コートニーは「すごくクールでカッコ良いですね!今暑いのでこの上で寝たら涼しくなるかしら」と感激した様子でした。
本作は、古代エジプトを舞台に、危機に陥った神と人間が共に戦うアクション超大作。今回のジャパンプレミアの会場でもその雰囲気が再現されていましたが、劇中ではすごいことになっています。ぜひ、この壮大なスケールの世界観を劇場で体感してください。
『キング・オブ・エジプト』
2016年9月9日より全国公開
配給:ギャガ
©2016 Summit Entertainment,LLC. All Rights Reserved.
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TJE Selection イイ男セレクション/ニコライ・コスター=ワルドー
玉森裕太、ハリウッドスターとサーフィン実現!?『キング・オブ・エジプト』ジャパンプレミア はコメントを受け付けていません
映画『ジェイソン・ボーン』ジャパンプレミア、マット・デイモン

個人的に気になったのは、マット・デイモンのヘアスタイル。一見、髪が短いのかと思ったのですが、後ろを向くとなんとおだんごヘアでした。これだけのボリュームということは、髪を下ろしたら相当長そうだなと思い、思わず髪を下ろしたマット・デイモンの姿を想像してしまいました(笑)。きっと新作で今の髪の長さが必要だったのかも知れませんね。とはいえ、今回は、マット・デイモンのハリウッド魂とカッコ良い姿が見られたので大満足です!スクリーン上では、久しぶりにジェイソン・ボーンに会えるのも楽しみですね。映画は10月7日より公開です。ぜひご覧ください。
『ジェイソン・ボーン』
『スーサイド・スクワッド』来日ジャパンプレミア、ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、福原かれん/ダレノガレ明美(花束ゲスト)
2016年8月25日、本作に主演の3人がジャパンプレミアに登壇しました。客席側から登場した3人は、ファンサービスもたっぷり。この日は、お客様による撮影もオーケーという大盤振る舞いで、3人が登場するなり会場は大熱狂!ウィル・スミスは日本語で「コンバンハ」と挨拶し、その後も“Hey! Hey!”と会場からの声援に応え、ノリノリでした。自身のケータイも取り出して、会場の皆を入れて自撮りも。会場にはコスプレイヤーもたくさんいて、自身が演じたハーレイ・クインの格好をした女の子達を見て、マーゴット・ロビーも感激した様子でした。
今回ウィル・スミスが演じたデッドショットは、マフィアに雇われたクールな殺し屋なのに幼い娘だけが弱点。そんなキャラクターについて司会から質問されると、「こういうデッドショットのような悪党を演じると、本当に何でもできるし言えるので自由を感じます。悪党なんですが、娘をとっても愛していて、悪いことをしているけれど娘が弱点という点は、大変難しかったです」と返答。クレイジーだけど可愛くてスーサイド・スクワッドのアイドル的存在のハーレイ・クインについて、マーゴット・ロビーは「コミックスのファンが既にたくさんいらっしゃるのを知っていたので、ファンの皆様の愛、思いに見合った演技をしなくてはと思いました」と意気込みを語りました。カタナという日本人の役を演じた福原かれんは、「最初オーディションに受かったとき、電話を頂いてビックリして、マネージャーさんも泣いて喜んでくれました。初めての映画なのに、これまで映画館で観ていたような大スター達と出演するということでナーバスになっていましたが、(現場皆さんが)とても温かく迎えてくださって、本当にスクワッドの一員になれて良かったです」と感謝の意を述べました。
原かれんは謙虚な面持ちで「今回6ヶ月間、皆さんと120%頑張って作った映画です。皆さん、楽しんで頂けると思うので、よろしくお願いします!」と締めましたが、見守るウィルとマーゴットはとても優しさに溢れていて、3人の仲の良さが伝わってきた楽しい会見でした。この日の会場の雰囲気と同じく、楽しい映画なので、ぜひ皆さんも劇場で本作の世界観に浸って楽しんでください!
2016年9月10日より全国公開
『ターザン:REBORN』来日記者会見、アレクサンダー・スカルスガルド、横澤夏子(花束ゲスト)
お寿司が美味しかった話で興奮気味なアレクサンダーはこのままお寿司の話をもっとしそうでしたが(笑)、今回のキャラクターへの挑戦について司会から聞かれると、「ターザンは世界中で有名で、私もファンだし、父も大ファンなんです。今回どういう解釈になるのかすごく興味深かったんですが、私達が知っているターザンとは全く違いました。冒頭で彼はイギリスのヴィクトリア朝時代の貴族でスリー・ピースのスーツを着て、首相達とお茶を飲んでいるような人物なんですが、アフリカに戻って彼のなかの野性の部分を解き放つという全く新しい構成のストーリーになっています」とワクワクした表情でキャラクターの魅力を語りました。次に司会から、見事な肉体美について、どんなことをしたのか質問されると、「今回は動けるということがとても大事でした。ウエイトリフティングをやったり、鶏の胸肉やブロッコリーを食べたりというよくやる肉体造りもやったんですが、
身体を大きくすることを意識しつつ、ボディビルダーのような身体ではなく、アスリートのような身体を目指しました。動物と闘うシーンもあるので、しなやかに動けるということが大事だったので、ヨガ、ピラティスもやりました。撮影時間は長くて、肉体的にも精神的にもきつかったけれど、とにかく素晴らしい体験ができて、子どもの頃の夢が叶いました。蔦をつたってジャングルを移動するのもものすごく楽しかったです」と振り返りました。さらに役作りについて苦労した点を尋ねられると「ロンドンで撮影が開始される前、ロサンゼルスで4ヶ月ほどの準備期間がありました。デイビッド・アッテンボロー監督のアフリカのいろいろなドキュメンタリー映画を観て研究したり、映画のなかで動物と触れあうシーンがあるので、野性動物園に行って、ライオン、チーター、ハイエナ、ヒョウなどを観察しました。ロンドンのケントにある動物園では、シルバーバック・ゴリラと非常に近い距離で一緒に過ごしたりしました」と語りました。
そしてこの日、花束ゲストとしてジェーンに扮した、横澤夏子が登壇。アレクサンダーからハグをされた上にキスをされた横澤は「ワ〜ワ〜、うそー。絶対、(キスをされた箇所は)洗いません!」と一目惚れした様子。この様子を観ていた会場の女性からも歓声やため息があがり、女子全員がメロメロになっていました(笑)。本作でも、貴族の彼とターザンの彼、両方がとてもカッコ良くて、惚れる要素しかありません(笑)。この夏、女子必見の本作、ぜひ劇場の大きなスクリーンでご堪能ください!
『ターザン:REBORN』








『シング・ストリート 未来へのうた』
東京の夜景が一望できる、地上350メートルのステージに立ったエメリッヒ監督は「東京は大好き!何度も訪れていますが、映画『ブレードランナー』を彷彿させますね。ただ、高所恐怖症なので、今ちょっとナーバスになっています(笑)」とユーモアたっぷりに挨拶しました。監督自身初となる続編製作については「ずっと作らないと言ってきたけど、『2012』を撮った時に、やりたいことに技術の進歩が追いついてきたと感じた。これなら続編を撮れると思った」と述懐。さらにパート3の可能性について聞かれると「3、4週間後に興行成績がわかるので、その時にまた聞いてください」とジョークで返して会場を笑わせました。
今作で主役に大抜擢されたリアムは「監督の大ファンだったので、この役をいただいた時はすごく嬉しかったし、作品のビジョンを聞いて興奮しました!」と笑顔でコメント。続けて「ジェフは完ぺきな俳優で、いつも現場を楽しくしてくれる。共演できて、本当にうれしかったし、今ではとても良い友人です!マイカは、女優としても人としても素晴らしい!」と一緒に登壇した共演者を絶賛しました。
シリーズ2作品ともに出演したジェフは、前作と今作の違いについて「最大の違いは、クリーチャーズの攻撃には目的があって、それが明らかになること。前作で地球の半分は壊滅したけど、その後の世界ではすべての宗教をこえた絆ができているんだ。今作では、そういったバックグラウンドが生きています」と説明。リアムとマイカについては「2人は素晴らしい。ドラマを盛り上げるパワーがある」と若い才能にエールを贈りました。
マイカは「私の演じるパトリシアは、この作品にハートを持ち込んだキャラクター。母を亡くしてホワイトハウスで泣きながら過ごした大統領の娘は、クールで強い女性に成長したんです」と自身の役柄について話し、本作の見どころについては「映画には現実逃避ができるという楽しみ方がある。そういう欲求を満足させる作品です。ぜひ、ご覧ください!」と力強く語りました。
『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』
今作のストーリーは再びワンダーランドに足を踏み入れたアリスが、過去の悲劇に囚われて元気を失ったマッドハッター(ジョニー・デップ)を救うため、時間の番人であるタイム(サシャ・バ ロン・コーエン)と戦って過去を取り戻すというもの。ステージ上には、アリスのティーパーティーを“和”のテイストで再現したという茶室風のセットが組まれ、登壇者が座るテーブルには写真のようなカラフルで美しい和菓子とお茶が並び、とてもかわいい雰囲気でした。
このセットには、登壇した3人も大喜び!イギリス出身のボビン監督は「お茶大国のイギリス出身だけど、日本のお茶会は色鮮やかできれい。劇中のマッドハッターとタイムの出会いのシーンみたい!」と笑顔を浮かべ、トッドは「世界中でお茶会見をしたけれど、日本が一番きれいね!」と感嘆の声を上げました。ミアは金平糖を興味深そうに見つめながら「ディテールがとても美しいわ」と瞳を輝かせていました。
前作に引き続きアリスを演じたミアは「アリスは映画の冒頭では過去を変えようとしますが、タイムとのやり取りの中で、その瞬間を大切に生きるためには、過去に起こったことを受け入れて、そこから学び、未来へ進むことが大切なのだと気付きます。たとえ過去に起こったことが喜ばしいことではなかったとしても、学べることは必ずあり、意味を見出すこともできるのです。私も前作から通して、この役を演じた時間から多くのことを学びました」と、役と自身の成長を重ねて作品への思いを語りました。
映画に込めたメッセージを聞かれたトッドは「本作のテーマは時間。タイムという新しいキャラクターは、その大切さを教えてくれる存在です。本作を観た人たちが、時間がどれほど貴重なものかを理解し、愛する人たちと時間を共有することの大切さを感じていただけたらと思います」とコメント。しかし、今作の製作陣にとって時間はときに敵にもなったようで「私たち自身はなかなか時間とは友達になれませんでした。常に私たちを追いかけてくる存在だったので」と苦笑い。ボビン監督は「作品の中でも語っている通り、時間は奪うことも与えてくれることもある。どちらにしても、時間を大切にすることだよね!」と集まった報道陣たちに笑顔で呼びかけ、会場を後にしました。
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶、綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督
2016年4月25日、本作の完成披露舞台挨拶が行われ、綾野剛を始めとする豪華キャストと白石和彌監督が登場しました。この日は映画にちなんで、皆さんチョイ悪な格好で登場。強面なキャストが多いだけに、かなり貫禄がありましたが(笑)、いざトークが始まると、皆さん優しい雰囲気で一安心でした。まず本作への出演理由について綾野剛は、「やはり白石和彌監督だったということが最大の理由です。監督からお話があって、どんな映画なのかとプロットを読んだら、“拳銃200丁、覚醒剤130キロ、大麻2トン、日本で一番悪い奴ら”とあって、これは参加するしかないと思いました。この物語は、僕が演じた諸星の一代記ですが、諸星に関わる人々についてもきちんと描かれていて、諸星がどれほど愛されたのかが表現されていました。人というのは、状況や環境によって服装も変われば髪型も変わるし、昔部下だった人が上司になったら声のトーンも変わりますが、今回はそういうところを惜しむことなく表現させて頂きました。1人の人物の半生を演じさせて頂くことはそうないので、僕にとっては表現の課題だと思って取り組みました」と語りました。そんな綾野剛についての話題になると…
中村獅童:綾野くんは大好きな役者なので、ご一緒させて頂いて本当に楽しかったですし、勉強になるところもたくさんありました。
YOUNG DAISは、今回の役づくりについて「初日に綾野くんと会って探り探りやっていこうと思っていたのですが、最初のシーンを撮り終わったときに綾野くんが“俺とDAISの関係性がこの映画のなかでどうあるべきなのかわかった”と言ってくれ、そこから僕も気持ちが楽になって太郎を演じることができました」とコメントしました。実写映画初出演となった植野行雄は、今回演じたパキスタン人役について「僕は、母が日本人、父がブラジル人で、僕自身はお彼岸にお墓参りに行くタイプの日本人なので、今回は“パキスタン人!?”って思いました(笑)。でも映画に出演させて頂けるのが嬉しくて、すぐに携帯でパキスタン人を画像検索したんですが、“僕でいける!”ってすぐに思いました(笑)」と語りました。普段はお笑い芸人として外国人ネタを披露していますが、ついに映画デビューを飾ってしまうとはすごいですよね。周りのキャストからも好評だったという植野行雄の演技にも注目です。
ピエール瀧は、本作について「犯罪者って24時間365日ずっと犯罪のことを考えているのではなくて、楽しいときや優しい瞬間もあるわけです。監督はこの作品でそういった犯罪者のリアルな部分に着目していたので、映画を観ると各キャラクターが“この人本当に悪い人なの?”って思えるところがたくさんあります。この作品を怖いのかなって思う方が多いかも知れませんが、実は楽しい映画なんですよ(笑)。ぜひ緊張を解いて観て頂ければと思います」と話しました。
『日本で一番悪い奴ら』R-15+
映画『クリーピー 偽りの隣人』ジャパンプレミア、西島秀俊、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、黒沢清監督
2016年4月26日、『クリーピー 偽りの隣人』ジャパンプレミアが行われ、西島秀俊、竹内結子、香川照之を始め豪華キャストが登場しました。まず海外の映画祭での反応について、監督は「ベルリンでこの作品が上映されたときは、歓声、拍手、悲鳴、笑いとお客さんのあらゆる反応が見られ、ドイツ人ってこんなに反応するんだなと思いビックリしました。香港でも同じで、場内から悲鳴が聞こえました。日本のお客さんはそこまで積極的に反応されるかわかりませんが、静かに観て頂いても大丈夫ですし、こらえきれなくなったら悲鳴をあげたり笑って頂いても構いません(笑)」と話しました。なお本作は既にフランス、イギリス、韓国、香港、トルコ、ブラジルなど世界各国での上映も決定しており、上記以外の国際映画祭への出品がいくつも決まっているそうです。
本作の撮影について竹内結子は「今回は、あんなことやこんなことをたくさんさせて頂き、すっごく楽しかったです!ネタバレになってしまうのですが…」と話し始めたところで西島秀俊が「もうダメです!」とストップをかけ、竹内結子は「すごく話したいのですが、今はダメですね。でも本当にこんなことを経験できるなんて嬉しいと思うことがたくさんありました。それに藤野涼子ちゃんの言葉を使わないのに気持ちが伝わるあの目力がすごく素晴らしかったです」と話しました。竹内結子は少し前に『殿、利息でござる!』のイベントでも背中のあいた素敵なドレスを着ていましたが、この日も前から見ると普通のドレスなのに、後ろを向くと背中が見えるセクシーなドレスを着ていました!背中が美しいからこそ着られるドレスですよね〜。今後も個人的に彼女のドレスに注目したいと思います(笑)。
“あ〜!そうですよね”と言って、またすぐに元の体勢に戻ってしまい、変わった人だなと思ったんです(笑)。そしたら後日、東出くんが“違うんですよ。実は僕、普段はすごく人なつっこく話すタイプなんです。でも今回は、役づくりのために全く話さないことにしているので、すみません”と言われ、“むしろこちらこそ、すみません”と謝りました。東出くんは撮影中、本当に最後まで役に集中していて、今日やっと少し話せたという感じなんです」と語りました。それに対し、東出昌大は「黒沢監督の過去の作品には、たくさんの奇妙なキャラクターがいますが、僕も今回その世界観に入りたいと思ったんです。そう考えると僕の普段のデレっとした部分を出し過ぎてはいけないと思い、先輩方に“本当に申し訳ないのですが、今回は役作りのために話さないでやります”と伝えました。皆さんが温かく見守ってくださったので本当に感謝しています」とコメントしました。東出昌大の集中の仕方にもビックリしましたが、黒沢監督作品への愛もすごく伝わってきました。ストイックな姿勢で演じた本作のキャラクターも楽しみですね。
『クリーピー 偽りの隣人』