【海外ドラマの日】相武紗季、i☆Ris(あいりす)
皆さんは、「海外ドラマの日」をご存じですか?「海外ドラマの日」とは、2013年放送事業者4社が海外ドラマをさらに盛り上げるべく発足した【海外ドラマの日】共同プロジェクトの第1弾として、日本で海外ドラマが初めて放送された日でもある「4月28日(1956年)」を【海外ドラマの日】として日本記念日協会に記念日申請を行い、正式に登録された記念日のことです。そこで、2015年4月28日にも、「海外ドラマの日」を記念してイベントが行われました。この日登壇したのは、「海外ドラマを観よう実行委員会」と共に約半年間、各方面へ海外ドラマを普及させていく海ドラ宣伝部として声優とアイドルとして活動を両立するハイブリッド・ユニット“i☆Ris(あいりす)”。リーダーの山北早紀は、「まだまだ日本の皆さんに発掘されていない楽しい作品がいっぱいあると思うので、まず私たちが知って、楽しんで皆さんに発信していけたらと思います。私たちは声優もやっているので、海外ドラマの吹き替えなどでも協力できたらと思っています」と挨拶、意気込みを語りました。

今年で【海外ドラマの日】は3周年を迎えるとのことで、昨年から実施している「海ドラニスト」を表彰する発表会としては第2回目。海外ドラマをより多くの方に楽しんで頂ける環境作りを目指す「海外ドラマを観よう実行委員会」が海外ドラマに出演して欲しい有名人を選出し、「海ドラニスト」として表彰するのですが、今回選ばれたのは、海外留学を経て女優としての活躍の幅がさらに広がることが期待される相武紗季。「毎日海外ドラマを観ているので、こうして海ドラニストに選ばれたことをすごく嬉しく思っています。海外ドラマ出演っていうのは、夢のまた夢っていう感じではあるんですが、留学経験などを考慮して選んで頂いたのはすごく光栄に思っています」とコメントしました。5,6年前からずっと海外ドラマを観続けているというほど、自身も海ドラファンである相武紗季は、特に好きな海外ドラマについて『ブレイキング・バッド』と答え、「完成度がすごく高くて、主人公の破滅的な人生が色濃く描かれています。役者さんの演技も素晴らしいんですが、1カット1カット、“これってどんな意味があるんだろう?”って思ったような1カットにすごく意味が込められていたり、最初と最後であっと驚かされることがあって、そういう部分に毎回惹きつけられてました」と熱く語りました。続いて憧れる女優については、「ドラマでいうと、『BONES -骨は語る-』のエミリー・デシャネルさんや、『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』のズーイー・デシャネルさんは、姉妹で全然違うジャンルに出ていて、違った魅力で輝いていて好きだし、『クローザー』のキーラ・セジウィックさんもすごく好きですね」と答えました。

途中クイズが行われ、相武紗季のお気に入りの男子キャラが明かされました。

これから挑戦してみたい役については「海外ドラマを観ていると刑事ものが多くて、シリーズもどんどん進んでいくので、刑事ものに挑戦したいなと思います」と語った相武紗季。「海ドラニスト」に任命されたことで推薦状を得たのを機に、ぜひ海外ドラマに出演して欲しいですね。
ちょうどこれからゴールデン・ウィークなので、海外ドラマにうってつけの時期です。皆さんもぜひ海ドラを楽しんでください!
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4月28日は海ドラの日! 2015年は相武紗季が「海ドラニスト」に任命 はコメントを受け付けていません
映画『ストレイヤーズ・クロニクル』舞台挨拶付きキックオフスクリーニング、岡田将生、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、鈴木伸之、栁俊太郎、瀬戸利樹、黒島結菜


『ストレイヤーズ・クロニクル』
映画『龍三と七人の子分たち』イベント、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子、北野武監督
北野武監督は、「ほんとに楽しい現場でいろいろありました。心配したこともありました。なかには“よーい、スタート!”の声が聞こえなくて、“え?”って言っちゃう人がいたり、カンペを書いたら字が小さくて見えないってだんだんでかくなって、とんでもなくでかいカンペを読んでたら、目が動いて(カンペを読んでいるのが)バレバレになってしまったり、あとは衣装を着たまま帰っちゃった人がいたり、衣装さんばっかり口説くおじいちゃんがいたり、よくわかりません(笑)。とにかく皆さんに今日までは頑張ってくださいと、今日を迎えられたらあとはどうだって良いんですから。今日まず黙祷から始まることもあったかも知れませんが、おかげさまで元気で揃って頂きました。この映画がヒットしたら、2を『龍三と七人の幽霊たち』で作るつもりです。ほんとに自分の映画は暴力映画が多いですけど、たまにはお笑いの映画もってことで撮りました。意外とお笑いの基本ばっかりっていう感じもしないでもないですけど、とにかく楽しんでください」と締めました。本当に誰にでも通じるわかりやすい笑いが満載で、おじいちゃんたちの姿がお茶目な本作は、老若男女問わず楽しめる映画です。ぜひ誰かを誘って観に行って、大いに笑ってください。
『龍三と七人の子分たち』
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』来日記者会見、アントニオ・サンチェス(ジャズドラマー、本作ではドラマー&作曲家として参加)
アントニオ・サンチェスは、本作のオファーを受けたときのことについて「2013年の1月にアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督から電話がかかってきて、“次回作を作るんだけど、サントラはドラムだけでやりたいんだ。やるか?やるよな”と言われ、“イエス”と答えたのが始まりでした」と、監督のなかでもともとコンセプトが決まっていたことを明かしました。そんなアレハンドロ監督については、「アレハンドロは本当に素晴らしくて、クリエイティブな精神の持ち主です。常に僕自身もインプロビゼーション(即興演奏)の作り方をしていますが、監督は他の人にも同じ姿勢を求め、そのなかでどの方からも最高のパフォーマンスを引き出すという才能を持っていると思います。監督としては、要求度が高く非常に厳しいと思われていますが、僕自身は2日で録音をしたのでそんなに大変ではありませんでした。ただ、マイケル・キートンに聞いたら“本当に大変だった”と言っていましたけどね(笑)」と、笑顔で話しました。
今度は菊地凛子からアントニオに対し、「アレハンドロには人を巻き込んでいく力があって、私はそれがすごく心地良かったんですが、アントニオは監督の独特なカリスマ性に巻き込まれましたか?」と質問。するとアントニオは「もちろんです。とにかくエネルギーがあるし、それが伝染して僕も彼のパワーに巻き込まれていきました。アントニオが200%の力でやっているのがわかるからこそ、僕たちも最高の力を出そうって思えるんです。監督によっては、音楽は最後に考えれば良いと思っている方もいますが、彼は映画における音楽の存在が大きいと考えている方でした。僕の作業も一緒にやろうという姿勢でいてくれたし、本当に僕がやりたいことをやらせてくました」と、監督を絶賛しました。数々の素晴らしい賞を受賞している本作ですが、やはり監督の力が大きかったのかも知れませんね。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
映画『シンデレラ』来日記者会見、リリー・ジェームズ、ケネス・ブラナー監督、木下優樹菜(ファン代表)
実際にシンデレラを演じ、この映画の一部になれたことをすごく誇りに思っています。また、今回の新しいシンデレラは、とても強く優しい素敵なキャラクターになっていると思います」と、語りました。今回の役はオーディションで決まったそうですが、まさにそうして選ばれた彼女こそシンデレラガールなのではないかと思いました。
もしかしたらパートナー、あるいは自分にとってのたった一人の相手というのは、鏡に映った自分自身かも知れません。そうやってありのままの自分を愛すことができれば、きっとパートナーも見つけられるんじゃないでしょうか。だってシンデレラにできたことですから、皆さんだってきっとできます」と素敵なコメントで締めくくりました。
『シンデレラ』
映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督、爆笑問題(太田光、田中裕二)
続いて、爆笑問題が登壇。爆笑問題は、監督が来日するたびに対談をしたり、番組で共演したりしているようですが、監督は「5年前に爆笑問題のお二人に頂いた、僕の初の作務衣を着てきました」とアピール。すると、太田は「このイベントのために監督と同じ格好で3人で揃えてって発注された格好で来たのに、監督がこの格好で来ちゃって何だかよくわかんない」とクレームを言うと、監督は「僕はお二人と同じような格好をしたいわけじゃありません。僕はもうコメディアンじゃない。シリアスな映画作家なんです!」と返しました(笑)。そんなコメントとは裏腹に、爆笑問題が登壇してから、すっかりコメディアンの顔に戻ってしまったテリー・ギリアム監督(監督はイギリスのコメディ・グループ“モンティ・パイソン”のメンバー)。74歳には思えないほど、本当に元気でテンション上がりまくりでした。この後、爆笑問題と“ゼロ”にちなんだゲームをいろいろと行いましたが、太田とまるで子どものようにじゃれあい、ゲームもルールもそっちのけ(笑)。
しく締めました(笑)。太田も映画作りをしようかとテリー・ギリアム監督からアドバイスを得たことがあるという話に及ぶと、「監督は作り続けているのはすごいと思う。俺のは全部却下されて企画が通らない」と言うと、監督は「あれから5年ですけど、何もしていないの?」と聞くと、「書いても書いても企画が通らない」と太田が答えると、監督はため息をつき「映画ビジネスはワンチャンスしかないんです。もう失敗しているから無理ですね」と言うと、太田は負けずに「(監督も)失敗してるだろ」とツッコミ、監督は「イエス」と答え、会場に爆笑が起こりました。
『ゼロの未来』
映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』完成披露試写会舞台挨拶、松田龍平、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキ監督
撮影時の様子について、松尾スズキは「本当に電車が1日に数本しか来ないようなリアルな田舎の村で撮影したのですが、村の人たちがいっぱいこの作品に映ってくれました。西田さんが演じたキャラクターが映画のなかでよく温泉に入っているのですが、その温泉の持ち主で80歳のお父さんが山菜を食べきれないくらい振る舞ってくれたのが良い思い出です」と語りました。タイトルにもあるかむろば村は実際には存在しないのですが、今回は福島県奥会津の柳津町というところで、町おこしも兼ね撮影が行われたそうです。
女子高生役を演じた二階堂ふみは「私の役は、東京からやって来たタケに興味を持つ女子高生役なのですが、タケの持つお金にも興味があったり、とにかく好奇心旺盛な女の子です。私は普段、役のイメージで暗くて物静かな人って言われることが多いのですが、今回はものすごくキャピキャピした可愛らしい女子高生役だったので、張り切って演じました」と話すと、松尾監督は「キャピキャピした女子高生なんですが、実は結構エロかったりもします(笑)」とコメント。この映画にエロいシーンがあること自体かなり意外でしたが、実際に観てみるとやはり二階堂ふみだからこそできた役だと思います。神様役を演じた西田敏行は「僕は子どもの頃にああいうおじいさんに会ったことがあるような気がします。生きているんですが、どこか俗っぽくていろいろなことを知っているじいちゃんって昔はいろいろなコミュニティにちゃんといたんですよね。愛すべきキャラクターを演じさせて頂きました」と話すと、監督が「神様っていうのは、皆さん威厳があるイメージがあると思うんですが、西田さんには常に人間くさい神様を演じてもらい、それが村の雰囲気とマッチしていて非常に良かったです」と賞賛しました。
『ジヌよさらば~かむろば村へ~』
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』来日記者会見、メリル・ストリープ、リラ・クロフォード
メリルは、今回の魔女役を引き受けたことについて、「今までにも魔女役のオファーがありましたが、当時の私は若過ぎたし良い人過ぎたのでお断りしました(笑)。でも今は歳をとったし意地悪になったので、魔女役を演じられると思いました。このストーリーに出てくるすべての登場人物たちは何かを欲していて、すべてを犠牲にしてでも手に入れたいという強い思いを持っています。私の演じた魔女の場合は、自分の娘を愛していてとにかく安全な自分の身近なところに置いておきたい、絶対に失いたくないという気持ちが大きいのです。すべてのお母さんが子どもに持つそういう気持ちがわかるんじゃないかと思います。私も娘がいるので、幸せになって欲しいと思う気持ちがありますし、そういう彼女の過保護な気持ちにすごく共感できました。でも魔女の場合は、あまりにも過保護なので、それはいけませんね」と、語りました。
またオオカミ役を演じたジョニー・デップとの共演については、「実は小さいときからジョニーの大ファンで、一番好きな役者は誰かと聞かれると彼の名前を言うくらい好きだったんです。だからお会いできて、しかも一緒に演技をするなんて本当に信じられませんでした。ジョニーは、たくさんのアイデアがその場ですぐに湧く方なんです。映画のなかでオオカミのジャケットのなかにキャンディが入っているシーンがあるのですが、実はそれはジョニーのアイデアなんです。現場で思いついてすぐにそれを実行して、とても感心しました」と答えました。リラは本作で映画デビューということですが、いきなりメリル・ストリープやジョニー・デップと共演とは本当にすごいですね。劇中で彼女が堂々とベテラン俳優たちと演技をする姿も必見です。
『イントゥ・ザ・ウッズ』
映画『くちびるに歌を』完成披露舞台挨拶、新垣結衣、三木孝浩監督、恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭平、三浦翔哉
新垣結衣は、完成した本作を観た感想を「生徒たちがすごく輝いていました。観終わったときは清涼感というか、すごく心洗われるような感覚になって、監督に“気持ち良かったです”と言いました。これから観てくださる方には、私が演じた柏木を通して15歳のときのことを思い出しながら観て欲しいです」とコメントしました。また未経験ながらピアノに挑戦したことについては、「ピアノは未経験だったのですが、撮影に入る3ヶ月くらい前から準備を始めて、まずピアノの前に座ることに慣れることから始めました。私自身もピアノに対する憧れはあったので、柏木の気持ちにも寄り添えたんじゃないかと思います。それにみんなの歌声もどんどん良くなっていったので、すごく刺激を受けました。私も負けないように、一緒に頑張ろうという気持ちでやらせてもらいました」と語りました。そんな新垣結衣に対し、監督は「テクニックだけなら意外とごまかせるんですけど、ピアノをやっている人にしか出せない佇まいというものがあるんですよ。でも新垣さんの場合は、ピアノに向かう佇まいがすごく美しかったので、その辺りも見どころだと思います」とコメント。
最後に三木監督は「この作品は、アンジェラ・アキさんの「手紙〜」という曲から生まれてきた物語で、10代には10代の悩みがあって、大人になれば大人なりの悩みがあって、それぞれに答えを与えてあげることはできないけど、寄り添うことならできる、そういったことを映画のなかにも表現したいと思いました。歌が観た人の心に何か繋げてくれる、そんな映画になっていると思います。幅広い方に観て頂きたいと思います」と語りました。新垣結衣は「あまり考え過ぎずに素直な15歳の気持ちで観て、受け止めてもらえたらと思います。今15歳の人もかつて15歳だった人もみんなが主役になれる映画です。ぜひ観てください」と挨拶し、舞台挨拶が終了しました。
『くちびるに歌を』
映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々、豊川悦司、向井理、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキ、廣木隆一監督


続いて、今回豊川が演じた海江田という大人男子について、向井は「経験や包容力は年輪みたいなもので、自分で現段階で得ようと思ってもできることではないので、ただ単に年月を重ねていくだけじゃなく、ちゃんと何を考えて生きてきたかというのが出ると思います。それは革製品を使っているような感じで、いろんな自分の色がついていくっていうのは見ていてカッコ良いと思います」と述べ、前野朋哉は「僕は子どもを叱るシーンがグッときて、叱るべきところをちゃんと叱れる大人ってステキだなと思いました。自分もこうなりたいと思いましたが難しいですよね」とコメント。同じ男子たちも認める海江田は、紳士的でユーモアもあり、包容力もあって、ちょっぴり弱さも見せる多面的で魅力的なキャラクターなんですよね。豊川悦司がどんな風に演じているのかぜひご注目ください。
『娚の一生』