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19 6月

日本の映画界を担う面々が勢揃い!役所広司と佐藤浩市はどんな会話をした?

Posted in 未分類 on 19.06.10 by Merlyn

『最後の忠臣蔵』会見より役所広司と佐藤浩市

「きゃ〜佐藤さん、こっち見てる!」…と内心、勝手に盛り上がりました。つうか、カメラ向けてるから当たり前(笑)。

映画『最後の忠臣蔵』完成報告記者会見

2010年12月18日に全国公開される注目作『最後の忠臣蔵』の記者会見に、日本を代表する2大俳優、役所広司と佐藤浩市、歌舞伎界から片岡仁左衛門、ヒロインを演じた桜庭ななみ、『北の国から』でお馴染みの杉田成道監督、製作総指揮を務めるワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社代表取締役社長ウィリアム・アイアトンという蒼々たるメンバーが登壇しました。

私のお目当てはなんと言っても、役所広司と佐藤浩市。役者さんとして本当にこの二人はすごいと思いますが、二人揃ってお目にかかれるとは貴重な機会ですよね。

そんな二人の魅力の一つと言えば、シリアスからユーモラスまでどんな演技もうまい点ですが、会見でもそういう一面が垣間見られました。貴社からの質問で「役所さんと佐藤さんで演技論を語られたり、ライバル視することはありますか?撮影中はどんな会話をしましたか?」と問われ、佐藤浩市は「年の差4つって結構遠いんですよ。…あっ先輩、さきに発言してすみません(笑)。ライバル視なんておこがましくてできませんが、こんなにガップリと共演できたのは初めてだったのでとても良かったです」と語ってました。それに対して役所広司は「演技の話をすることはないですね。彼(佐藤浩市)は競馬の話ばっかりしてましたから(笑)。でも今まで共演作はあってもほとんど一緒のシーンはなく、今回ガップリと一緒にできたので楽しかったです」と答えてました。ちょっとユーモアを入れて答えてくるあたり、気が利いてますよねぇ。

『最後の忠臣蔵』記者会見

「2人(役所、佐藤)は日本のデ・ニーロとアル・パチーノだ」by杉田監督。同感!

そんでもって、この映画、“忠臣蔵”って付いちゃってるので「あ〜また年末の時代劇祭り」か…と思ってしまいがちですが、どうやらそうではない様子で、杉田監督曰く、「忠臣蔵と言うとそう思われないかも知れないですが、女性の映画です」だそうで、会見中の受け答えの端々にもそういう雰囲気が伺えました。ネタバレになるのでここでは書けませんが、桜庭ななみ演じる可音(大石内蔵助の隠し子)を巡るお話がそういった要素を多く含んでいるようです。正直私も会見前までは二大俳優の対決という点以外に魅力を見いだせてなかったのですが、会見に出て相当気になってきましたよ。なので、女性もぜひ観てみましょう!

『最後の忠臣蔵』桜庭ななみ

この大物たちに名を連ねるとは、今後が期待大ですね。頑張って!

『最後の忠臣蔵』2010年12月18日全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

www.chushingura.jp

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