映画『漫才ギャング』ジャパンプレミア
2011年2月21日ZEPP TOKYOにて行われた『漫才ギャング』ジャパンプレミアには品川ヒロシ監督、主演の佐藤隆太、上地雄輔のほかに、石原さとみ、お笑い芸人ピースの綾部祐二、ミサイルマンの西代洋、ロバートの秋山竜次が登壇。バラエティ番組風のひな壇に座ってのトークでしたが、監督なのに上段に座らされた品川ヒロシは不服な様子で「これじゃあ、ただのアメトーークじゃないか」とクレーム(笑)。たしかに可哀想っていうか、監督なのにと私も思いました(笑)。
で、さすが吉本のお笑い芸人が4名登壇していることもあり、笑いのチームプレーが炸裂してました。途中は登壇者によるアンケートもあり、サブMCに回ったロバート秋山を除く、6名が回答。「佐藤隆太は芸人に向いているか?」というアンケートには3名が「向いている」に投票。向いている理由としてピースの綾部は「僕は相方役でしたが、プライベートでも面倒くさいくらいボケてましたからね」と答えてました。反対にミサイルマン西代は「すごい真面目なんですよ。クランクアップの日にプレミアの結構ええエアジョーダンをプレゼントしてくれたんですけど、ホテルで全裸になって大事な部分だけペットボトルで隠してその靴を履いて写メを御礼メールで送ったんですよ。そしたら『こんな写真要らないですよ』とかって返ってくると思ったら、『そこまでして頂いて有難うございます』って返信が来たんですよ〜。真面目すぎるんで向いてないと思います」とエピソードを披露。品川監督も意外に向いていないと答え、「芸人は不真面目なくらいが良いんですよ。彼は真面目過ぎるんですよ」とコメントすると、佐藤は「監督に芸人役やらせてもらって、向いてないって言われちゃうとね…」とまっすぐな瞳で品川を見つめてました。それに皆でツッコんでたのが微笑ましかったです。
上地雄輔に関してはアクションの質問があり、「監督がアクションにこだわるとは聞いてたんですけど、こんなに大変かって思うくらい大変でした。一連で撮るんで、永遠にシーンが続いて果てしなく撮りました。それにリアリティを出すために監督が実際に自分を蹴らせたり殴らせたりするんですよ」と現場の様子を再現しようとするも、上地がマイペースでぐだぐだでした(笑)。あと「ドレッドヘアは3人で8時間くらいかかるし、臭いし重いしで大変でした。5回くらいシャンプーしてもドロドロの水が出てきたりしてました」と上地が結局のところそのドレッドヘアとの戦いとも言える状況だったとジョークで締めてましたがオチを意識して話したのか不明です(笑)。で上地についてのアンケート「上地雄輔は実は不良!?」については6人中2人がイエスと回答。西代は「不良というかやんちゃという感じで、初めての本読みのときにスターがおると思ってドキドキしてるのに、台本に『うんこしたい』って書いて、隆にい(佐藤隆太)に指さして見せながら笑ってたり、人の台本に鼻くそを付けてきたり」とエピソードを披露。すると品川監督も「俺なんて一応監督なのに、大事な台本に鼻くそ付けられたよ。忘れないよ、8ページだよ!」と加勢してました。登壇中も上地雄輔は超マイペースで好きなように振る舞っていたので、ひしひしとやんちゃぶりが伝わってきました。その様子にファンも喜んでましたが、こういうのが女子の母性本能をくすぐるのでしょうかね〜?そんな人間ウォッチングもしながら楽しんだイベント取材でした。
作品にもこういう楽しい雰囲気やチームワークが活かされていますので、ぜひ皆で笑いながら楽しんでもらえたらと思います。
『漫才ギャング』2011年3月19日より全国公開
配給:角川映画
http://www.manzaigang.jp/
トーキョー女子映画部での紹介記事
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©2011「漫才ギャング」製作委員会
佐藤隆太は真面目過ぎ!上地雄輔はやんちゃ過ぎ!笑いたっぷりの『漫才ギャング』ジャパンプレミア はコメントを受け付けていません