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16 6月

三池崇監督が大人空間で市原隼人との初対面を語る『極道大戦争』

Posted in 未分類 on 16.06.15 by Merlyn

映画『極道大戦争』トークショー付特別試写会、三池崇史監督、市原隼人

2015年4月20日、“第15回三池崇監督presents 大人だけの空間、映画『極道大戦争』トークショー付き特別試写会”が行われました。このイベントは、毎回三池崇監督自らプレゼンターを務め、豪華ゲストと監督による台本のないトークショーが名物の試写会。会場は六本木ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京で、飲酒&喫煙(上映前後のみ)OKの大人の雰囲気漂うイベントとなっています。

まず三池監督は、「今は非常に不条理な世の中で、映画を観るときも行儀良く鑑賞するのですが、たまにはお酒を飲んで食べながら映画を楽しもうじゃないかということで、この“大人だけの空間”を始めました。ぜひ自由に映画を楽しんで頂ければと思います」と話しました。このイベントはMCなしということで、イベント中はすべて監督自身が進行役を務めていたので、いつものイベントとはちょっと違う感じでしたが、その分監督の自由度も増していろいろな話をしていました。

その後、ゲストの市原隼人が登場し「監督の『極道大戦争』で、影山役を演じた市原隼人です。この映画はすごくクレイジーな作品で、こんなに楽しい現場は人生で初めてでした」と挨拶し、トークショーがスタート。監督は、本作が企画スタートしたきっかけについて「今回の脚本を書いたのは、僕の作品でずっと助監督をやってきた山口義高で、おととし彼と飲んでいたときに、何か一緒にやろうという話で盛り上がりました。それで何をやろうかって聞いたら“ヴァンパイア映画でしょ。噛まれたらヤクザになるんですよ”って(笑)。飲みの席の話だし、普通ならその場で終わるはずなんですが、その飲んだメンバーのなかに日活のプロデューサーの方がいたんです。そしたらそのプロデューサーの目が光って“それはいける!”って言ったところが始まりです」と明かしました。最初に台本を読んだときの感想を市原隼人は「カエルやカッパが出てくるし、ヒップホップの世界だし、何も想像ができませんでしたね(笑)。三池監督の作品だし、しかもインドネシアのアクションスターであるヤヤン・ルヒアンさんも出ているし、この組み合わせは映画や一般常識のいろいろなボーダーを壊してくれるんじゃないかと思って、そのなかの一員として僕も参加したいと思いました」とコメントしました。主人公の影山役が市原隼人に決まってからはさらに企画の進行が加速したそうで、監督は「影山が市原隼人ならこういう映画だろうと思って作りました。だから映画を観て“これはどうなの?”って思ってもそれは市原さんのせいです(笑)」と話し、会場を沸かせていました。

続いて本作のポスターを見ながら登場キャラクターの話題になり…

三池監督:このキャラクター(カエルを指差しながら)は何だと思いますか?

観客A:何かのCMのキャラ?

三池監督:違うんですよ(笑)。もし街でこいつに出会ったら気を付けてくださいね。人生をボロボロにされます。

市原隼人:映画のなかではさらに進化しますからね!こんな可愛い状態じゃなくなるんですよ。

会場:えー!!

三池監督:KAERUくんは進化を遂げて、それと戦うために市原隼人も変わっていくんです。あんまり観る前に言ってはいけませんね。じゃあ、こんなに剣を振り回すリリー・フランキーを観たことがありますか?

会場:ない!

三池監督:リリーさんっていつもは、静かにボソボソと話す役が多くて、すごく良い味を出しているのですが、今回は暴れまくります(笑)。リリーさん自身「初めて映画でこんなに汗をかいた」って言っていました。

会場:アハハハハ!

三池監督:市原くんは、今回リリーさんとは初共演?

市原隼人:はい。初めて共演させて頂いたのですが、撮影裏では言えないようなハードな話が多かったです。でもリリーさんが話すと何でもオシャレに聞こえるんですよね。

その後も話題は尽きず、大盛り上がり。ステージと観客との距離も近いので三池監督が観客に会話を投げる場面もたくさんありました。
また、市原隼人自身と初めて会ったときのエピソードを監督は「最初に市原くんと会ったときの印象が忘れられなくて、その当時のプロデューサーが市原くんに向かって“今回の役は大変だね。君はどうやって今回の役を演じようと思っているんだ?”と聞いたら、市原くんは“自分、役づくりしないんで大丈夫です”って言ったんですよ。そしたらプロデューサーの目が点になっちゃって、僕はこいつすごいなって思いました(笑)。でも本当に役づくりしないってことじゃなくて、もちろんちゃんとその役に関することをリサーチするんですが、それをちょっと知ったからといってその人間のすべてがわかるわけでなくて、現場で感じながら演じていくっていうことだったんです」と話しました。それに対し市原隼人は、「役者ってよくわからないですよね。結局は自己満足の世界のような気もしますし、原作や作品に関する本を読んだり、その舞台となる場所のことを調べたりもしますが、それが役づくりなのかわかりません。やっぱり現場に持ち込んだものをそこにいる人と共有することなんだと思います」とカッコ良くコメントすると、監督が「市原くんっていつもそういう感じなの?」とツッコミを入れていました。市原隼人はルックスも声も素敵でしたが、コメントの仕方も深みがあってすごく好感が持てました。

最後に監督は本作について「こういう映画は好き嫌いで言うと二つに分かれると思います。特に大人になると悪いところばかりが目に付くようになってしまうので、子どもの頃に返って楽しいところに注目して観て欲しいと思います。そうじゃないと大変なことになるような気がするので(笑)」と意味深なコメント。でも映画を観るとその意味がよくわかります。ヤクザたちのアクション、コミカルで笑えるシーンなど、いろいろな要素がミックスされた映画です。ぜひご自身の目でそのすごさを体感してください!

『極道大戦争』

2015年6月20日より全国公開

http://www.gokudo-movie.com/

配給:日活

©2015「極道大戦争」製作委員会

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