キャスト同士のノリツッコミが激しく、会場が終始爆笑！『星ガ丘ワンダーランド』

映画『星ガ丘ワンダーランド』プレミア試写会舞台挨拶、中村倫也、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督

2016年2月10日、『星ガ丘ワンダーランド』の舞台挨拶が行われました。今回は主演の中村倫也を始め新井浩文、佐々木希、菅田将暉など豪華キャストが顔を揃えました。本作で初の長編映画を手掛けた監督は「すごく楽しい現場でした。今まで僕はCMを撮ることが多かったのですが、映画だと役者の方々とより近い感じがしました。CMの場合はコンテ文化なので脚本というものに慣れなくて、今回はコンテと脚本を両方作らせて頂きました。最初は少し大変だと思いましたが、撮影するうちにどんどん楽しくなっていきました」と語りました。監督は映画の舞台挨拶がこの日初めてだったそうで、誰よりも緊張した様子でした。

映画『星ガ丘ワンダーランド』プレミア試写会舞台挨拶、中村倫也、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督本作の出演オファーを受けたときの感想について、中村倫也は「4年前くらいからスタッフの方に“一緒に何かやろう”と言われていたのですが、なかなか話が進まなかったのでもうやらないのかと思っていました。そしたら急に柳沢監督を紹介され、そこからはどんどん企画が進んでいき、こんなに豪華キャストが出演する作品になったのですごくビックリしました」と話しました。また、兄弟役を演じた新井浩文については「最初は寡黙な方かと思っていたのですが、すごく気さくに話しかけてくれる方でした（笑）。やっぱり僕みたいな若造にとっては、新井さんと対峙できることはすごくスリリングな体験であり、すごく贅沢な時間だったと思います」とコメントしました。
また、ほぼスッピンで本作に臨んだという佐々木希は、「何もしなかったら肌がカサカサの状態なのですが（笑）、メイクさんに事前のスキンケアをたくさんして頂いて臨みました。ほぼスッピンで演技をしたことは今までにあまりなかったので、新しい佐々木希を観て頂けるんじゃないかと思います」と話しました。映画を観ているときに、確かにメイクがだいぶ薄いなと感じていましたが、ちゃんと可愛くて綺麗だったので、まさかスッピンだったとは思いませんでした。
菅田将暉は、中村倫也とのバトルシーンについて「いろいろなことがあって雄哉（菅田将暉）が温人（中村倫也）を殴ることになるのですが、一番印象に残っているのは倫也さんの流し目で、あれには実際すごくイラッとしましたね（笑）」と話し、会場を沸かせていました。母親役を演じた木村佳乃は「脚本を読んだときにすごくおもしろくて、この作品の世界に引き込まれ、私もぜひ参加させて頂きたいと思いました。私は4人の母親役で、今隣りに息子と娘達がいるのですが（中村倫也、新井浩文、佐々木希、菅田将暉を指して）、本当に濃い子ども達ですよね（笑）」とコメント。

映画『星ガ丘ワンダーランド』プレミア試写会舞台挨拶、中村倫也、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督
後半には本作が親子の物語であることにちなんで“自分の親のすごいこと自慢”を紹介する企画が行われました。新井浩文は“ギャンブル大好き”と書いたフリップを持ちながら、「僕の父親は賭け事が大好きなんです。子どもの頃に父親が単身赴任をしていて僕が電話をして、“今何しているの？”と聞くと、後ろでおもいっきりパチンコの音がしているのに “仕事中”って答えるんですよ。その当時はギャンブルなんて嫌だなと思っていましたが、大人になった今となっては僕もギャンブルが好きなので本当に素敵な父親だなって思います（笑）」と答えました。また佐々木希が“手料理”と書いたフリップを見せると…