映画『あやしい彼女』完成披露試写会、多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、要潤、北村匠海、志賀廣太郎
2016年2月22日、『あやしい彼女』の完成披露試写会が行われ、主演の多部未華子を始めキャストが登壇しました。本作で73歳のおばあちゃんが突然20歳になってしまう主人公を演じた多部未華子は、倍賞美津子との共演について「倍賞さんとは、同一人物の役なので、撮影をご一緒することはなかったのですが、現場でお会いすることはありました。そのときに倍賞さんが話しかけてくださり、2人で同じ動きや気持ちを共有できたら良いよねと声をかけて頂きました」と語ると、倍賞美津子は「同じ人物でも容姿が全然違うんですよね。でも心だけは繋がっていたいなと思って、多部さんとよく話していました」とコメント。
続いて、劇中に多部未華子が披露している歌の話題となり…
MC:多部さんの歌声は生で聴いてみていかがでしたか?
要潤:天性の歌声ってこういうものなんだなって思いましたね〜。
多部未華子:やめてくださいよ(笑)!
志賀廣太郎:僕は膝から崩れ落ちそうになりました。何て良い歌声なんだろうと、つい素の自分に戻ってしまい、しばし役に戻れなくなりました。
北村匠海:僕は同じバンドメンバー役として撮影をしていたのですが、心にストレートに入ってくる声を久々に聴いたなと思って感動しました。
要潤:これだけ持ち上げられると、ハードルが上がっちゃいますね(笑)。
多部未華子:本当に恥ずかしいので、皆さんやめてください(笑)!
会場:ハハハハハ(爆笑)!
これだけ絶賛されると多部未華子の歌がますます気になりますね。ちなみに劇中歌のプロデュースは、Mr.Children 、My Little Loverなどのアーティストを手掛け、『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』などの映画音楽も担当した小林武史が行っているそうです。
多部未華子と親子役を演じた小林聡美は、「私が演じた幸恵は、最初は節子(多部未華子)をお母さんだと知らずに普通の二十歳の女の子だと思って接しているのですが、お母さんだとわかってからは多部さんがちゃんとお母さんに見えたので、胸を借りておもいっきり芝居させて頂きました」と話しました。
本作にちなんで、「実際に若返ってみたいですか?」尋ねられると、多部未華子は「特に過去に後悔はないので若返らなくて良いです」と回答し、続いて年上と年下の異性どちらがタイプか尋ねられるとか「頼ることもできて守ってくれる男性が一番良いので年上です。映画のなかでは、要さんが演じた小林プロデューサーが本当に素敵な男性でした。要さんとは2度目の共演でしたが、こんなにイケメンだったっけ?と思うくらいものすごく素敵でした」と答えました。同じ質問に対し、北村匠海が「僕はだらしないダメ男なので頼りがいのある女性が良いです」と回答すると、小林聡美が「ダメだとわかっているなら、ちゃんとしなくちゃ!」とアドバイスをする場面もありました(笑)。
途中、多部未華子が言葉に詰まる場面があったのですが、コメントし終えると、倍賞美津子が優しく「よくできました!」と声をかける様子が本当の孫とおばあちゃんのようでした(笑)。最近、見る度に多部未華子がどんどん綺麗になっているように思うのですが、気のせいでしょうか?多部未華子自身が持つ可愛らしい雰囲気に、どんどん大人っぽさがプラスされているように感じます。この日もとても素敵な笑顔で会場を終始和やかな雰囲気にしていました。映画のなかでは、中身が73歳のおばあちゃんという独特のキャラクターを演じているので、そのギャップもぜひ楽しんでください。
『あやしい彼女』
2016年4月1日より全国公開
配給:松竹
©2016「あやカノ」製作委員会 ©2014 CJ E&M CORPORATION
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