『モアナと伝説の海』来日イベント、ジョン・マスカー監督、ロン・クレメンツ監督、屋比久知奈、夏木マリ
『モアナと伝説の海』のジョン・マスカー監督とロン・クレメンツ監督が登壇する来日イベントが都内で開催され、ゲストとして日本語吹替版でモアナ役を務めた屋比久知奈と、タラおばあちゃんを演じた夏木マリが会場に駆け付けました。
最初にステージに現れたのは、『リトル・マーメイド』『アラジン』を生み出したゴールデンコンビ、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督!ディズニー映画の新たなヒロインとなるモアナのキャラクター像について聞かれたロン監督は、「モアナは16才の少女ですが、勇敢であると同時に脆さも持ちあわせています。冒険に出てさまざまな困難に出会いますが、タラおばあちゃんや周りの人に支えられながら、次第に自分の心の声に耳を傾けていきます。日本の若い皆さんも、自分の心の声を聞いてください」とメッセージを送りました。
続いて、本作の重要な要素である音楽について聞かれたジョン監督は「音楽は感情を伝えるとても重要な要素です。主題歌の「どこまでも ~How Far I’ll Go~」という曲はモアナの応援歌であり、10代の女の子が悩みや葛藤のなかで、自分とは何かということを見出す内容になっています」と語りました。
ここでいよいよ、ゲストの屋比久と夏木が登場!宮崎駿監督作品の大ファンであるジョン監督は、『千と千尋の神隠し』で湯婆婆の声を務めた夏木に会うなり、「湯婆婆にお越しいただけて光栄です!」と喜びの声を上げました。さらに、「宮崎監督の作品は自然と人間の密接な関係を描くことに長けていて、特に女性キャラクターの描き方が素晴らしい。本作の”強いヒロイン像”も『天空の城ラピュタ』『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』からインスピレーションを貰っています。私達の作品のなかでも、本作は最も宮崎監督の影響を受けている作品と言えます!」と宮崎監督作品への熱い思いと、本作との意外な繋がりについて言及しました。
続いて、屋比久から両監督へのプレゼントとして、主題歌の「どこまでも ~How Far I’ll Go~」が披露されることに。ディズニー史上最大級のオーディションを勝ち抜き、見事にモアナ役を射止めたという彼女ですが、意外にも人前で歌うのは今回が初めてということで、かなり緊張をしている様子。そんな屋比久に向かって、夏木が「モアナ、心のままにね…!」と優しく声を掛ける場面も。そんな“タラおばあちゃん”からの励ましに応え、大勢のマスコミ陣を前に精一杯の歌声を披露した屋比久。歌い終わると、夏木が涙を流しながら彼女を抱きしめました。
両監督も「日本語がわからない私達にも、感情と情熱、憧れという、モアナの思いのすべてが伝わってきました!ご存知のように、この曲はアカデミー賞にノミネートされた曲ですが、彼女の歌はオスカーに値します!」と屋比久のパフォーマンスを絶賛しました!
モアナの活躍と透き通る歌声は、ぜひ劇場でお楽しみください!
本作は、2017年3月10日(金)より全国公開です。
来日イベント:2017年2月9日取材 TEXT by min
『モアナと伝説の海』
2017年3月10日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
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