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19 9月

ナタリー・ポートマンが日本語で告白した新プロフィール『プラネタリウム』来日ジャパンプレミア

Posted in 未分類 on 19.09.17 by Merlyn

映画『プラネタリウム』来日ジャパンプレミア、ナタリー・ポートマン、レベッカ・ズロトヴスキ監督映画『プラネタリウム』来日ジャパンプレミア、ナタリー・ポートマン、レベッカ・ズロトヴスキ監督

 

映画『プラネタリウム』来日ジャパンプレミア、ナタリー・ポートマン

『プラネタリウム』主演のナタリー・ポートマンが、第二子出産後初、4年ぶりに、本作の監督レベッカ・ズロトヴスと来日を果たしました。ナタリー・ポートマンは出演のきっかけについて、「レベッカのこれまでの監督作品がとても好きなんです。友人としてもとても仲が良くて、私にとっても自分をよく知る監督とお仕事ができるのはユニークな機会だと思いました。彼女の書き上げた物語が霊的なものに触れているのと同時に、映画作り、ストーリーテリングとして、死者とのコミュニケーションを取りたいという欲望から作られているものだという繋がりは今までに考えたことがなくて、とてもおもしろいなと思って参加を決めました」と話しました。

映画『プラネタリウム』来日ジャパンプレミア、レベッカ・ズロトヴスキ監督

本作の魅力についてズロトヴスキ監督は「すべてを受け入れて、夢というものは何なのかを考えてもらいたいと思います。劇場を後にした時に世界が違う風に見えるようになることを祈ってます。そして、ナタリーとリリー=ローズの美しい姿を楽しんで頂きたいと思います。すべてのシーンがバスタブのなかというわけではないですが(笑)、美しいのでお楽しみください」とジョークを交えてコメントしました。ナタリーは、「まずフランス語で演技をしているのは、珍しいことだと思うのでぜひチェックして頂きたいと思います。共演のリリー=ローズは本作が2本目の映画になるんですが、本当にこれから長く素晴らしいキャリアを歩むであろうスタート地点にいる彼女の素晴らしさを、皆さんが観ることは特別なことだと思うので、その点でもお楽しみ頂ければと思います」と語りました。リリーをキャスティングしたのもナタリーだそうで、ナタリーは「英語とフランス語を両方話せる若い女優さんをキャスティングするのに、レベッカが手間取っていた時に、たまたま私がリリーの写真を見つけました。ご両親(ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディ)の事も考えれば、英語とフランス語共に堪能だと思ったし、写真を見ただけで(私と)同じ家族だと言ってもおかしくはないかな(=似ている)と思いました。私のほうが随分年上なんだけど。それをきっかけにレベッカがリリーと実際にお会いして、女優としても素晴らしいということでキャスティングしたんです」とリリー=ローズ・デップの起用の経緯を明かしました。

登壇時も「コンバンハ」と挨拶をしていたナタリーですが、以前に少し日本語を勉強していたことがあるとのことで、司会から「何か日本語を話せますか?」とふられると、「高校の時に学んでいて、だいぶ忘れてしまったので恥ずかしいのだけど」と言いながら、「コンバンハ、ハジメマシテ。ワタシノナマエハ、ナタリーデス。トリドシデス」と日本語を披露。会場からは大きな拍手が贈られました。“酉年”と入れてくるあたりが上手!そしてカワイイ!これでさらに多くの日本人の心を鷲づかみにしましたね(笑)。

映画『プラネタリウム』来日ジャパンプレミア、ナタリー・ポートマン、レベッカ・ズロトヴスキ監督

さらに司会から「日本の映画に出演したいという気持ちはありますか?」と聞かれると、ナタリーは「そういうチャンスがあればぜひと思います。日本語で演技ができるかはちょっと不安はありますが」と前向きな返答。監督にも「日本で撮影してみたいですか?」と質問が飛ぶと、ズロトヴスキ監督は「日本語はちょっと汚い言葉しか知らないので、ここでは披露しませんが(笑)、そのチャンスがあればぜひまた来日して映画を撮りたいと思います」と答えると、ナタリーが「一緒にやりましょうよ」と賛同しました。

次にナタリーは、常に第一線で活躍するコツを聞かれると、「自分がとても恵まれていると思うのは、未だに挑戦と思えるような機会、新しい場所へ自分を誘ってくれるような機会を与えられていることです。この作品でもレベッカが今までと全く違うような演技を引き出してくれて、背中を押してくれました。本当に意義深いことをまだまだたくさん経験できています。そのことはとても幸運なことだと思いますし、新しいことにチャレンジしていくことを大切にしています」と謙虚な言葉で返しました。

最後に、来日の記念として、2人の名前がそれぞれに書かれた和傘のプレゼントがありました。ナタリーは、自分で「ナタリー」とカタカナを読んでいてさすが(笑)!不思議な世界観の美しい映画なのですが、監督、女優ともに感性の鋭い女性が創り上げたと実感できる作品です。リリー=ローズとナタリーの姉妹ぶりも見逃せませんよ。

来日ジャパンプレミア:2017年7月20日取材 TEXT by Myson

 

映画『プラネタリウム」ナタリー・ポートマン/リリー=ローズ・デップ『プラネタリウム』PG-12
2017年9月23日より全国公開
公式サイト
© Les Films Velvet – Les Films du Fleuve – France 3 Cinema – Kinology – Proximus – RTBF

 

 

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