映画『カメラを止めるな!』感染拡大公開御礼舞台挨拶:上田慎一郎監督、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山﨑俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、浅森咲希奈、吉田美紀、合田純奈、山口友和、 藤村拓矢、曽我真臣、佐渡未来、秋山ゆずき、市橋浩治プロデューサー
今話題の本作が、拡大公開されるのを記念し、スタッフとキャストが登壇。キャストは劇中の衣装で登壇しました。
監督は、「実は今日客席で、皆さんと一緒に映画を観ておりました。もう何をしゃべるのか、ぶっ飛んでしまいました。もう震えが止まりません。この作品は去年の夏に撮影し、その時にはまさかTOHOシネマズのこの大スクリーンに皆の顔がこんなに大きく映る日が来るとは思っていませんでした。でも、考えたら心のどこかで映画の力を信じていたところはあって…(涙)。2館からまさかの124館まで広がって、すごい奇跡だと思っているんですけども、1年前から誰もこの映画を知らない頃から、スタッフ、キャスト全員で慣れないSNSを始めたり、ビラ配りをしたり、ずっと声を上げ続けてきました。今日ここに立てないキャストもいっぱい来てまして、スタッフもたくさん駆けつけてくれました。お客さんもTシャツを着てくださっている方がたくさんいて、最後にスタンディングオベーションがこんなに起こるなんて、こんな映画を僕は知りません。本日は本当にありがとうございました!」と涙ながらに挨拶し、会場からも大きな拍手が起こりました。続いて、キャストが1人ずつ挨拶をしました。
濱津隆之:まさか自分達がこんなサイズになる日が来るとは、1年前の撮影現場では1㎜も頭をかすめることなく、その日その日を一生懸命撮ってました。
真魚:自分が出演した映画をこういう大きいスクリーンで観たいっていうのは、役者になってからずっと思ってたんで、不思議だなと思う反面、嬉しいなという気持ち、複雑な気持ちで観てました。
しゅはまはるみ:本当にこんなに大きい画面で、自分の顔が映るのもそうなんですけど、画面が大きいから、後ろのほうとかも全部見えて、エキストラで参加してくださった方の顔も全部見えて、あ〜ほんとに皆で作ったんだなって思ったら、涙が出てきてしまいました(泣)。
大沢真一郎:我々力のない人間で作った作品がこんなにも皆さんに後押しを頂いて。ただただ感謝の言葉で、居酒屋2件くらい行けると思います。
竹原芳子:何か挑戦したいことがあったらぜひやって欲しいと思います。「人生のカメラを止めるな」が熱々ポイントです。
浅森咲希奈:皆さんのおかげで自分が思い描いた目標や夢がどんどん叶っていって、明日死んじゃったらどうしようっていつも寝る前に思ってます(泣)。本当にシンデレラになった気分です。一つ悔しいことがあって、どこもかしこも“無名役者、無名役者”って書かれていて、私はすごく悔しいです。だからもっともっと頑張って、いつか“期待の若手女優”って書いてもらえるように頑張りたいなとこの映画を通して思いました。生きてて良かったです。
山口友和:ほんとに小さな映画だったんですけど、皆さんのおかげで大きくなりました。心からありがとうございます。
合田純奈:人生で見たことがない景色と、人生で感じたことがない感情で、もうワケがわからないんですけど、本当になんも言えないですね。あ、北島康介みたいですね(笑)。
藤村拓矢:役者を始めて、まさか自分がこの舞台に立つ日がくるとはあんまり想像もしていなかったので、この場に立たせて頂けることを本当に感謝しています。
秋山ゆずき:これを機にブレイクしていきたいので、皆さんこれからもよろしくで〜す!
長屋和彰:始まってすぐにアスミック・エースさんの名前が出たところですごくグッときました。僕もブレイクしたいんで、よろしくで〜す。
細井学:この映画はひょっとしたらひょっとするかもと言っていましたが、今とても喜んでいます。
市原洋:今日衣装で来て、カチンコに慌てて書いたんですけど、ペンを途中で落としてしまったんで、拾った方は記念に持って帰ってもらえればと思います。本日はありがとうございました!
山﨑俊太郎:自分の苦しさとか生きづらさとか、そんなのを見つめていけば、誰か助けてくれるのではないかと思った作品、ワークショップでした。
吉田美紀:これだけ応援してくださった、育ての親のようなお客様、生みの親の上田ボス、そしてスタッフ、アドバイザーがこんなにいて、すごく恵まれた現場だなと噛みしめております。
佐渡未来:この仲間に入りたいと思えるような愛に溢れた作品で、私もここに立って良いのかわからないくらいちょっとしか出てなかったんですけど、何とかファミリーに入れてもらいたくて、時間がある時は劇場に足を運んで、監督にご挨拶をさせて頂いて、こんな機会を頂いて、本当に有り難く思っています。
曽我真臣:関係者の皆さん、『カメラを止めるな!』に関わった皆さん、本当に大好きです(泣)!ありがとうございました!
最後に監督は、「僕もですし、皆にとっても、この夜がずっと背中を押してくれると思います。皆さん、こんな良い夜を作ってくれてありがとうございます。本当に映画が好きで良かったなと思っていますし、この映画をたくさんの方に観てもらって、映画って良いなって輪を広げていってくれたら嬉しいです」と締めました。
感極まる場面が何度もありましたが、すごくピュアな気持ちが伝わってきて、こちらももらい泣きしてしまいました。本当に会場全員が応援しているという雰囲気で、作品のパワーを感じましたし、私も勇気をもらいました。今後も、映画界に良い“感染”を広めてくれるのを期待しています。
映画『カメラを止めるな!』感染拡大公開御礼舞台挨拶:2018年8月3日取材 TEXT by Myson
『カメラを止めるな!』
大ヒット公開中!
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