『フランケンウィニー』ビリビリ感電記者会見 ティム・バートン監督、アリソン・アバッテ(プロデューサー)
特別ゲスト:箕輪はるか(ハリセンボン)、藤森慎吾、中田敦彦(オリエンタルラジオ)
2012年12月3日、本作の記者会見が行われました。会場には劇中に登場するスパーキーの人形も飾られ、ティム・バートン監督は登場するなりスパーキーをなでていました。また、プロデューサーのアリソン・アバッテはとてもきれいな方で、話を聞いていると本当にティム・バートン作品が好きだという愛を感じました。
本作を作ったきっかけはという質問に、ティム・バートン監督は「この作品は私が子どもの頃に飼っていた愛犬への思いが詰まっています。その犬との永遠の別れを当時初めて経験し、そのときの特別な感情が心に残っていたことがきっかけで本作を作りました」と語りました。また、「この映画の主人公ヴィクターは愛犬のスパーキーを生き返らせましたが、監督自身は生き返らせるということをどう思いますか?」という質問に対し、「もし、私が自分の愛犬を生き返らせることができるとしても、その答えはノーです。本作で描きたかったのは感情としての絆という部分で、感情として愛するものはとても大切だということを伝えたいと思いました」とコメント。
アリソン・アバッテプロデューサーは、ティム・バートン作品について「ティムの作品は奇妙で変なキャラクターがたくさん出てくるのですが、全てその中心にあるのは人間らしい優しい心や繊細さが宿っているキャラクターたちです。私はそういったキャラクターたちがとても魅力的だと思います」と語りました。本作はモノクロの作品で、ティム・バートンらしいホラーのような雰囲気も持った奇妙なキャラクターたちがたくさん登場していますが、そんなキャラクターたちが本作ではどういう優しい心を表現してくれているのかが楽しみです!
また、本作はストップモーション・アニメーションという手法で1秒間24コマで撮影されています。なので、パソコン作業でキャラクターたちを作っているのではなく、実際にパペットを作成し少しずつ動かして作られています!本当に大変で細かい作業にも関わらず監督は、「全ての行程でセットを組み、実際に目の前でキャラクターたちを見られることがすごく興奮しましたし、生命を与えていることに喜びを感じました」と語りました。さすがティム・バートンですね〜!
また、会見の後半ではお笑い芸人、ハリセンボンの箕輪はるか、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦も登壇し“禁断の実験”が行われました(笑)。感電によるリースの点灯や箕輪はるかが静電気発生装置で髪の毛を逆立たせる様子に監督とプロデューサーも笑っていたり、和やかな雰囲気の会見でした。実際の映画のなかでも、芸人たちのような感電や静電気の実験ではなさそうですが…(笑)、劇中のヴィクターによる“禁断の実験”をぜひ劇場で確認してみて下さい。
『フランケンウィニー』
2012年12月15日より全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
http://www.disney.co.jp/movies/frankenweenie/
©2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定
http://www.tst-movie.jp/hh06_ha/hh06_ha_frankenweenie.html
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ティム・バートン監督、子どもの頃の愛犬の思い出を映画に! はコメントを受け付けていません