年末恒例の本企画は、今回から作品はBEST10に変更、俳優はMVPとして1名選出することにしましたマイソンとシャミがそれぞれ選んだ作品を、ぜひ冬休みにご覧ください。
ジャケット写真やタイトルの文字リンクをクリックすると、Amazonのデジタル配信もしくはパッケージ販売に飛びますので、ぜひご覧ください。旧作はすべてブルーレイ&DVDレンタル・発売中、デジタル配信中です。
※一部、ブルーレイorDVDのレンタル、発売、デジタル配信がないものもございます。
2022年の映画 ベスト10 byマイソン
第1位:トップガン マーヴェリック
トム・クルーズや制作スタッフ、キャスト達の情熱がスクリーンからヒシヒシと伝わってきて、映画の素晴らしさを改めて実感させてもらった作品です。トム・クルーズはただの大スターではなく、映画業界の救世主だと思います。
4KUHD、ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
第2位:RRR
期待のさらに上をいき、驚愕と爆笑を届けてくれました。斬新なシーンが満載で、心から楽しめるエンタテインメントってこういうことだなと感じました。
好評公開中
第3位:ベルファスト
家族への愛、故郷への愛を、こんなに美しく温かく映画で表現するなんて!自伝的ストーリーを映画にしたケネス・ブラナー監督の芸術愛、映画愛もすごく感じたし、俳優陣の演技も見事で、とても大好きな作品です。
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
「そんなことできるの!」という演出を実現させ、最高のサプライズを届けてくれて、本当に感謝です。「まさか、まさか…」からの〜“彼等”が勢揃いした時はテンション爆上がりでした!
4KUHD、ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
こんな辛いことは絶対にあってはいけないし、本当に観ていて辛かったです。こういった現状を世に伝えるという映画の意義をすごく感じました。
DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
第6位:LAMB/ラム
いろいろ強烈で、ストーリーもシーンも脳裏に焼き付きました。同時に、強烈さだけに終わらず、さまざまな解釈ができて、巧みに社会風刺をしている点で秀作だと思います。
2023年1月1日よりAmazonプライムビデオにて配信開始
1作目の感動をどう越えてくるのかと思ったら想像以上で、没入するってこういうことだなという体験をして、映画館で映画を観る醍醐味を再確認。ストーリーからも深いメッセージが伝わってきました。ジェームズ・キャメロン監督って、本当にスゴい!
好評公開中
ジェームズ・キャメロン監督が語った5作目までの構想『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見
映画好きが選んだジェームズ・キャメロン監督人気作品ランキング
第8位:ハッピーニューイヤー
クスッと笑えてホッコリして、時に切なくて、でも最後はハッピーで。間違いなく幸福感を届けてくれる作品です!クァク・ジェヨン監督も俳優陣も本当に素晴らしい!
好評公開中
第9位:キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性
映画は多くのスタッフに支えられていて、その中でもあまり世に知られていない職種も多くあります。キャスティング・ディレクターの地位を築いてきたマリオン・ドハティさんの半生からは映画愛、役者への愛をすごく感じられて、こうした裏方の方々の奮闘もあって、私達は素晴らしい映画、役者に出会えるのだと感動しました。
第10位:さかなのこ
さかなクンの自伝的エッセイを基にしていて、まず、さかなクンが歩んできたであろう道、それを支えたお母さんや友達の姿を、主人公のミー妨(のん)を通して想像し、感銘を受けました。そして、フィクションという点ではユーモアな描写が抜群に良くて、何度も爆笑しました。本当に心温まる作品です。
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
他にも『TITANE/チタン』は強烈だったし、『KAPPEI カッペイ』も大爆笑してしまったし、印象に残った作品はたくさんありました。昨年までベスト5だったのをベスト10に増やしてもなお、本当に10作に絞るのが難しかったです。惜しくも漏れた作品をここで挙げておくと、『ボブという名の猫2 幸せのギフト』『ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』『神は見返りを求める』『エルヴィス』『なまず』『映画はアリスから始まった』『奈落のマイホーム』もぜひ観ていただきたいです。
2022年の映画 ベスト10 byシャミ
第1位:トップガン マーヴェリック
やはりこの作品は欠かせず、今年の1位としました!飛行シーンは本当にGを感じるくらいの臨場感があり、俳優陣の活躍はもちろん、映像、音響なども含めてすべてが素晴らしかったと思います。そして、何よりもトム・クルーズがカッコ良い!いくつになっても挑戦し続ける姿は、人としてお手本にしたいです。
4KUHD、ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
2022年上半期の公開作品として、映画ファンを大いに盛り上げてくれた作品だと思います。トム・ホランド版のスパイダーマンがこれで見納めなのは寂しいですが、何といっても過去の“スパイダーマン”シリーズの出演者との夢の共演はすごく心が躍りました。個人的には過去の名シーンを再現してくれたのも嬉しくて、あのワクワク感は忘れられません。
4KUHD、ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
第3位:ちょっと思い出しただけ
個人的に大好きなテイストの作品で、3位としました。恋愛の美しい部分と切ない部分が上手く描かれていて、そこに主演の池松壮亮と伊藤沙莉の名演が加わり、見応えある作品になっています。物語がクリープハイプの楽曲をベースとしていることもあり、楽曲と最高にマッチしていました。
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
第4位:スペンサー ダイアナの決意
ダイアナ妃を演じるクリステン・スチュワートの演技がとても心に残っています。本作のダイアナ妃はとにかく辛そうで、それが画面を通してこんなにも伝わってくることにすごさを感じました。衣装やヘアスタイルなど、細かい部分へもこだわりが感じられ、作り手の意気込みも伝わってきました。
好評公開中
第5位:光復
正直観ていて気分が良いといえる作品ではありません。でも、しんどいことをわかっていても先が観たくなってしまう不思議な力の宿った作品だと感じました。不幸すぎる主人公の生き様には、近年の社会問題も投影されていて、とても考えさせられた作品です。
好評公開中
第6位:プレデター:ザ・プレイ
これまでもシリーズ作品が多くある中で、まだここまでおもしろくできるんだなと感じました。圧倒的な強さを持つプレデターに、主人公が立ち向かっていく姿にはとても勇気をもらえましたし、知恵を振り絞って戦う姿にとても感心しました。ただ、油断して観たので思った以上に怖かったです(笑)。それも含めて印象に残りました。
ディズニープラスにて配信中
第7位:ブラックボックス:音声分析捜査
音声分析官を主人公とした物語で、音を頼りに事件を捜査していく様子がとても興味深かったです。音を聞くシーンは思わず耳をすましたくなりますし、普通なら聞こえないような音の中に事件のヒントが隠されていると思うと、本当にすごいなと感じました。
デジタル配信中
第8位:モガディシュ 脱出までの14日間
韓国大使と北朝鮮大使という本来なら敵対しているはずの人達が協力する姿にジーンときました。内戦中のソマリアからの脱出は本当に困難だらけで、命がけで脱出する展開はすごくハラハラしました。昨今世界中で起きている紛争の状況にもリンクする作品で、考えさせられる内容でした。
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
第9位:前科者
有村架純と森田剛の演技がとても良かったです。犯罪者の更生を手伝う保護司という仕事については、本作を機に知りました。ボランティア同然の仕事でありながら、主人公がさまざまな前科者に寄り添う姿が印象に残っています。世間から否定的な目で見られてしまう前科者にもう一度チャンスを与えることの必要性についても考えさせられました。
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
第10位:バズ・ライトイヤー
“トイ・ストーリー”シリーズに登場するおもちゃのバズが好きだったので、人間のバズを観ることに最初は少し抵抗がありました。でも、いざ本編を観たらとても愛着を持てるキャラクターになっていて安心しました(笑)。最初は失敗だらけのバズが、チームワークの大切さを学び成長していく姿は世代問わず心に響くものがあると感じました。
4KUHD、ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
上記他、『コーダ あいのうた』『潜水艦クルスクの生存者たち』『20歳のソウル』『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』など、さまざまな作品が心に残っています。エンタメ作品から社会問題をテーマにした作品など、お気に入りの作品が多くあり、ベスト10でも選ぶのに苦労しました(苦笑)。来年もまたたくさんの良作に出会えることを楽しみにしています!
2022年イイ俳優セレクション MVP byマイソン
2022年は主演作『ポゼッサー』を始め、脇役としての出演作も複数あり、どれも印象に残っています。観る作品、観る作品で全く印象が違っていて、そのカメレオンぶりにも驚かされました。
<今年の出演作>
『ポゼッサー』
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
『アムステルダム』
2023年2月8日ブルーレイ+DVDセット発売/デジタル配信中(購入)、2023年1月11日デジタル配信開始(レンタル)
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』
好評公開中
2022年イイ俳優セレクション MVP byシャミ
河合優実(かわい ゆうみ)
今年は、『ちょっと思い出しただけ』『女子高生に殺されたい』『冬薔薇(ふゆそうび)』『PLAN 75』『百花』『ある男』など出演作が多く、どの作品でも存在感を発揮していました。来年以降はさらに飛躍しそうな予感がするので、引き続き活躍を追っていきたいと思います。
<今年の出演作>
『愛なのに』
DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
『ちょっと思い出しただけ』
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
『女子高生に殺されたい』
Amazonプライムビデオにて配信中
『PLAN 75』
一部劇場にて公開中
『冬薔薇(ふゆそうび)』
ブルーレイ&DVDレンタル・発売中/デジタル配信中
『百花』
2023年2月15日よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始
『線は、僕を描く』
『ある男』
好評公開中
2022年は映画館の営業が通常に近い状態に戻ってきて、大ヒット作も多く出たことを本当に嬉しく思います。配信も台頭してきたことでフィールドが増え、作品が量産されると同時に、質が一層問われる状況になってきたことを良いように捉えて、再び映画産業が活気を取り戻すことを祈り、私達もそこに貢献できるよう今後も頑張ります!
『トップガン マーヴェリック』© 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
『RRR』©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
『ベルファスト』© 2021 Focus Features, LLC.
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
『無聲 The Silent Forest』©2020 Taiwan Public Television Service Foundation, Oxygen Film Co., Ltd., The Graduate Co., Ltd. and Man Man Er Co., Ltd. All Rights Reserved.
『LAMB/ラム』© 2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
『ハッピーニューイヤー』© 2021 CJ ENM CORP., HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED
『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』© Casting By 2012
『さかなのこ』© 2022「さかなのこ」製作委員会
『ちょっと思い出しただけ』© 2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
『スペンサー ダイアナの決意』©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED Pablo Larrain
『光復』©2022 スタンダードフィルム
『プレデター:ザ・プレイ』© 2022 20th Century Studios
『ブラックボックス:音声分析捜査』© 2020 / WY Productions – 24 25 FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA – PANACHE Productions
『モガディシュ 脱出までの14日間』© 2021 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS & FILMMAKERS R&K All Rights Reserved.
『前科者』©2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
『バズ・ライトイヤー』© 2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『ポゼッサー』©2019,RHOMBUS POSSESSOR INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
『女子高生に殺されたい』© 2022 日活
『PLAN 75』© 2022「PLAN75」製作委員会 / Urban Factory / Fusee
『線は、僕を描く』© 砥上裕將/講談社 © 2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
『ある男』©2022「ある男」製作委員会
TEXT by Myson&Shamy