
『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント、斎藤工
2017年1月10日、『アサシン クリード』の大ヒット祈願イベントが東京の赤城神社で行われ、日本語吹き替えで主演のマイケル・ファスベンダーの声を担当した斎藤工が、凛々しい紋付き袴姿で登場しました!
本作は、マイケル・ファスベンダー演じる死刑囚のカラム・リンチが、遺伝子操作でDNAに眠る祖先の記憶を追体験させられ、自らも祖先であるルネサンス期スペイン時代を生きた伝説のアサシンとしての能力を覚醒させていくという、現在と過去をまたいだ壮大なミステリー・アクション。
主演のマイケル・ファスベンダーの印象を聞かれた斎藤は、「彼こそ、世界的にも妖艶な俳優。彼のセクシーさだけが取り沙汰されますが、ものすごく実力のある方。今回の役もアクションが多くて大変だったと思いますが、すばらしかったです!」と、その演技力を大絶賛しました。また、ほとんどCGを使わず生身でアクションシーンを演じていたことについては、「危険なシーンが多いので、恐らくケガもしただろうけど、映画のスクリーンで嘘をつかないことによる効果を追求し、監督を推薦したのもマイケル・ファスベンダー自身で、徹底的に揺るぎない作品を作ろうという意思が感じられました」と、映画監督としても活動する斎藤らしい、職人気質な意見も飛び出しました。
続いて、映画の内容にちなみ、斎藤の祖先を解き明かすべく行ったDNA解析の結果がフリップで発表されました。“記憶力が高い”という診断について斎藤は「全然違います。年々、いろんなものが老化しているような感じで、セリフも全然入ってこないんです。なにかに書いたり、録音したり、あらゆる手を使って、それでもなかなか覚えられない(笑)」と自虐的に結果を否定しました。“調和性が高い”という結果については、「はい。イエスマンです。日本で生きていく上では、我を通してはやっていけないので。白を黒と言わないといけない業界にいますので、変な正義感はもっていないです。なので、調和性は高いです。ダサい感じで高いです(笑)」と、またもや自虐的な発言で今度は診断を肯定しました。
総合結果として“将軍タイプ”という診断が出ると、「僕はどちらかというと、隊の前から2列目くらいにいる竹槍を持った歩兵タイプだと思うんですが…」と戸惑いつつ、「必ずしも華やかな人が芸能界で活躍するわけではないので、将軍も同じかもしれませんね。でも、僕の場合は“将軍”というより、家来が6人くらいの“小軍”だと思います」と、最後までネガティブな発言で、集まった取材陣の笑いを誘いました。
最後に今年の抱負を聞かれた斎藤は、「農業に興味があるので、主にキノコとかを栽培したいなと思っています。不安定な芸能界にいると、なにか自分の軸になるものが必要かなと思って。今年の目標は菌活です!」と冗談とも本気ともつかない目標を宣言して、和やかな雰囲気のなかイベントは終了しました。

斎藤工とマイケル・ファスベンダーという2大セクシー俳優の夢のコラボとなる『アサシン クリード』は3月3日(金)より公開です。
『アサシン クリード』
2017年3月3日より全国公開
公式サイト
配給:20世紀フォックス映画
©2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.
トーキョー女子映画部での紹介記事
■映画批評、デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定
■TJE Selection イイ男セレクション/斎藤工
斎藤工、マイケル・ファスベンダーを絶賛するも、自己評価は意外と低め!?『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント はコメントを受け付けていません
『エージェント・オブ・シールド』来日ファンイベント、クラーク・グレッグ、村治学(日本語吹き替え版声優)
フィル・コールソンの魅力については、「大変幸いなことに、9年くらい前、友人のジョン・ファヴローが最初アイアンマンを手掛けられる際、ちょっと出てみないかと声をかけて頂きました。当時は“エージェント”という名前だけだったんですが、その役に気に入って頂いたことがあったようで、トニー・スタークとのやりとりが良いということでシーンも増えて、登場する作品も増えていきました。マーベルのスーパーヒーロー達がいる世界のなかで、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ』『ドクター・ストレンジ』、またアメリカではテレビ作品で8,9本『デアデビル』『ルーク・ケイジ』などいろいろな作品がありますが、大変大きなストーリーのなかで、ごく普通の男なので、観客の皆さんを代表するような役柄だということもあります。ご存じの通り、彼は過去に一度死んでしまったわけですが、ファンの皆さんのなかで、“#コールソンは生きている”という動きが大変大きくなりまして、マーベルとディズニーから「もしかしたらコールソンは死んでいないかも」というところにまでいきました。本当にどこにでもいるような普通の男の唯一の取り柄は、自分の周りの人間をちゃんと世話する、親身になるというところです」と述べました。また「よくからかわれるんですが、誰かがフィル・コールソンに意地悪すると、私がすごく不快に思っていると言われたり、私とフィル・コールソンの境界線がとても曖昧になってきています。でもフィル・コールソンが私に似てきているのか、私がフィル・コールソンに似てきているか…。脚本家の方々は私のことを熟知されているので、私がやったようなことを一週間後にフィル・コールソンがやっていたり、良い事も悪い事も盛り込まれています。もうしばらくすると、私が道で歩いていると急に消えてしまったり、本当にフィル・コールソン化してしまうかも知れませんね(笑)」と、話しました。イベント中も思わず司会者の女性がグレッグをコールソンさんと呼んでしまったり(笑)、確かにグレッグとコールソンはもう一心同体と見えるほどでした。
そして、この日は日本語吹き替え版でフィル・コールソンの声を担当している村治学も登壇。村治はクラーク・グレッグと会った印象について「本物や〜!と感じました。何よりも本当にお優しい方で、今日は他のキャストの皆も来てるんですが、クラークさんのほうから皆1人ずつ写真を撮らないかと声をかけてくださって、本当ににこやかに写真を撮って頂いたりしました」と語ると、グレッグが客席後ろで見ていた他のキャスト(シモンズ、メイ、ウォード、フィッツなどの声を務める声優)を舞台に呼びました。グレッグは、「ロスに戻りましたら、ぜひ脚本家達にお話をしたいんですが、今後ぜひ東京で本作を撮りたいなと。シールドの日本支部のメンバーを紹介して、というところで(笑)」と嬉しいコメント。
『エージェント・オブ・シールド シーズン3』
『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローラ、ポール・W・S・アンダーソン監督、エヴァ・アンダーソン、アリ・ラーター、ウィリアム・レヴィ、オーエン・マッケン、イ・ジュンギ

援が贈られていましたが、英語と日本語の両方でコメントするなど、テレビで観るのとは違う一面を披露。今回の役作りについては、「ハリウッドの映画だし、役作りは簡単ではなかったけど、本当に皆さんすごく優しくて。ものすごく大規模なセットで、その迫力のおかげでこっちも入り込めたと思う。本当に素敵な経験だった」とコメント。そんなローラとの共演について、ミラは「皆さん、この作品を観て頂いたときにすごくショックを受けると思います。ローラさんはそのくらい、今のローラさんと違った、すごく激しい戦士に変身してるからなんです。メイクのトレーラーのなかで、ファッション、美容、ラーメンの話などをしていたんですが、そんな彼女が戦士にどうなるのかなと思っていたら、衣装を身につけ、大きな銃を手にした彼女は、ものすごく激しいクレイジーなくらいの戦士に早変わりしたんですね。その変身ぶりを見て、女優としても素晴らしいんだなと思いましたし、皆さんもきっと楽しんでもらえると思います」と、女優としてのローラへの期待を覗かせました。

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ギャレス・エドワーズ監督
10年ほど前、大学生時代にシェイクスピア劇へ出演するために日本を訪れたことがあるというフェリシティ。今回の役どころについて、「ジンは帝国軍への強い憎悪を持っていて、その怒りや憎しみが彼女を駆り立てる原動力にもなっています。人を信用せず一匹狼だった彼女が、同じ目的を持って戦う仲間と出会って、徐々に心を開いていく姿を観てほしいと思います。超大作映画の女性キャラクターというと、最初はすごく女性らしく描かれていて、突如としてすごいアクションを繰り出すような描き方をされるけど、ジンは映画の冒頭から男性キャラクターと同等に扱われている。そういったところも本作の魅力です」と語りました。
ディエゴは約9年ぶりの来日。今作で演じたキャシアンの魅力について聞かれると「約2年のあいだ彼に体を貸していて、ようやく自分が戻ってくるという感じ(笑)。キャシーはチームワークの強さを理解していて、献身的に行動できる人物。ジンとの関係を構築していくなかでも、“違い”にこだわるのではなく、“1つに団結することの大切さ”を理解していました。他者の強みに目を向け、多くの人と支え合うことで夢を実現させていくキャシーは、真のヒーローだと思う。僕も彼を見習いたと思います!」と絶賛しました。
“スター・ウォーズ”シリーズといえば、ジョージ・ルーカスが日本映画に大きな影響を受けて製作されたことが有名ですが、そんな同シリーズの監督を引き継ぎ、ハリウッド版『

『ローク・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
2016年12月2日から4日の3日間、日本で初めての“コミコン”、東京コミックコンベンションが開催されました。“コミコン”は1970年に始まった、漫画や映画などポップカルチャーの世界最大級のお祭り。今回の東京コミックコンベンションは、アメコミ界の重鎮で、マーベルコミック“X-MEN”“アメイジング・スパイダーマン”“アイアンマン”シリーズほか多くのヒット作の原作、脚本を手掛け、アメコミの映画化作品でも多く製作を担当しているスタン・リーの協力のもと実現したそうです。オープニングには、スタン・リーも来日しましたが、なんと御年93歳(取材時)というから驚き。私もアメコミ大好きですが、そりゃあんなにおもしろいストーリーを生み出す方ですから、ある意味こういった超人的若さがあっても不思議はないですね。











『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』来日ジャパン・プレミア、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)/DAIGO(宣伝大使)、宮野真守(日本語吹き替え版キャスト)
2016年11月21日、雨の降るなか、本作のPRイベントが行われ、会場に収まりきらないほどのファンが詰めかけました。日本での劇場公開を目の前に来日したエディ・レッドメインほか本作のチームは、寒空の下、サインや写真撮影ににこやかに応じ、会場は熱狂。本作へのファンの期待と、シリーズやキャスト、スタッフへの愛がひしひしと伝わってきました。
最後に宣伝大使のDAIGOが、主人公の魔法使いニュートを演じたエディに「日本の皆さんに魔法をかけるとしたら、どんな魔法をかけたいですか?」と聞くと、悩んだエディは「ニュートが持っている魔法のスーツケースは、実は中がすごく大きいんです。日本の皆さんから本当に温かい歓迎を受けて、この作品のファンの皆さん全員をあのスーツケースに入れて持って帰りたいです」とパーフェクトな回答を返しました。さすがですね!エディは終始にこやかで、今回のイベントをすごく楽しんでくれていた様子。生で観る彼もとても品があり、カッコ良くて、スターのオーラを感じました。女性陣はドレスでかなり寒かったと思いますが、笑顔を絶やさず会場のファンに常に手を振っていたのが印象的。ダンもハンプティダンプティみたいでかわいかったです(笑)。本作のチームメンバーの様子から、とても良い雰囲気が伝わってきましたが、それがそのまま本作にも詰まっていて、とても楽しくて愛着の湧く作品になっています。壮大なスケールで描かれる魔法の世界、ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。
2016年11月23日より全国公開
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』来日記者会見、メリル・ストリープ

『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
映画『聖の青春』完成披露舞台挨拶、松山ケンイチ、東出昌大、竹下景子、安田顕、森義隆監督
松山が演じるのは、羽生善治と並ぶ天才と称されるも29歳の若さで亡くなった実在の棋士、村山聖(さとし)。体重を20キロ増量して役に挑んだ松山は、「村山聖の生き方に胸を揺さぶられて、この役を演じました。こんなにスタート地点に立つまでに時間のかかった役はありません。村山さんの知り合いの方に会う機会をいただき、映像も観ましたが、そのまま演じるだけではコピーになってしまう。自分の内面を創り上げることで村山聖以上に村山聖になれると思いました」と役作りを回想しました。
村山と羽生の関係に因み、ライバルの存在について質問された松山は「ライバルは自分。自分に勝たなけれな、村山聖という人間を演じることはできませんし、自分に負けちゃダメだという気持ちは、今までで一番強く感じました」と語り、東出も同じくライバルは自分だと回答。森監督は「ライバルは松山さん。僕が想像していたところをはるばると超えていく。自分が監督としてできることを広げて、松山さんを倒さなければと思っています!」と、俳優としての松山の実力を絶賛しました。
『聖の青春』
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督、池松壮亮(ゲスト)
『ラストサムライ』(2003)から13年ぶりに、本作でタッグを組んだ、トム・クルーズとエドワード・ズウィック監督が来日。2016年11月8日に記者会見を行いました。ズウィック監督は、「アウトローを日本語に置きかえて、浪人という言葉にするとわかりやすいのかなと思いますが、我々が手掛けた『ラストサムライ』とこの作品はどこか繋がりがあるのではと思います。ジャック・リーチャーというキャラクターは、ある機関の中心であったにも関わらず、今はそこを離れて一人で彷徨いながら、自立した存在として、自分なりの道徳観、ルールを持って行動する男です。そういった意味では『ラストサムライ』の次なる作品になると考えています」と語りました。今回『ラストサムライ』以来、再び一緒に映画を作った2人は、お互いを称賛。13年という時間の隔たりを感じず、再び情熱と映画愛を持って一緒に作品を作り上げたという事が言葉の端々から伝わってきました。
と付け加えました。『ラストサムライ』では、ズウィック監督がトムと池松の共演シーンを日没の瞬間に撮りたいと思ったそうで、ベテランでも難しいシーンを、ファーストテイクで成功させなければいけなかったとのこと。しかもそのシーンの脚本は直前に書かれたそうで、トムが「覚えてる?」と尋ねると、池松は「覚えてないです(笑)」と返し、会場は笑いに包まれました。監督は子役だった池松について、「1テイク目から完璧で、何テイクか撮りましたが、毎回素晴らしかったんです」と絶賛。トムも「本当に一生懸命で、集中してやっていました。楽しかったし、コミュニケーションも良く
とれて、お客様が感動するシーンになったと思います。君をとても誇りに思います」と当時の共演を振り返り、池松を褒めちぎりました。そんな2人に対して池松は「あの頃は俳優になると思っていませんでしたし、お二人に出会ってなかったら東京にでも出てきていなかったと思うので、お二人に出会ったことで僕の人生が変わりました。ずっと指標というか、お二人のおかげでまだまだやれそうだと思いました」と感謝の意を述べました。本作について池松は、「お二人のタッグは特別で、エドが撮るトムの素晴らしい、カッコ良い男というか、真実の正義、ひけらかさない正義と言いますか、『ラストサムライ』以外にまた素晴らしいキャラクターと映画を生み出してくれて、日本人は皆共感するんじゃないかと思いました。素晴らしかったです」と称賛。『ラストサムライ』での池松壮亮の演技は、私も未だに記憶に残っていますが、本当に子どもの頃から名優で、すごく雰囲気を持っていましたよね。『ラストサムライ』は映画を作っていた人達にとっても運命的な作品だったと思うと、今回の再会を目の前で見られて本当に感動したし光栄でした。ずっと変わらず熱い思いを持って、トムとズウィック監督が作った『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』も見逃せませんよ。
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】完成報告記者会見、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督
本プロジェクトは、「監督への新しい映画表現の場の提供」と「クラシック作品群の上映」という2本柱で、新作と旧作の活性化を目指すもの。新作の製作では“日活ロマンポルノ”の定番ルール、「10分に1回の濡れ場」「上映時間は80分程度」に加え、「製作費は全作品一律」「撮影期間は1週間」「完全オリジナル作品(脚本)」「ロマンポルノ初監督」という条件も加わりました。個性豊かな監督達が、同じ製作条件の元で表現を競い合うというのも、同プロジェクトの大きな見どころです!
さらに、中田監督は「小沼勝監督の特集上映で劇場に行った際に、山本晋也さんが“(観客が)ほぼ半分女性だね”とおっしゃっていて、女性がロマンポルノを観る流れがあるんだなと印象に残っていました。今回は女性のプロデューサーと一緒にレズビアンという題材で脚本を書き、作家というよりも職人のような感覚で若い女性に向け作りました」と、やはり女性をターゲットとしていることをアピール。行定監督は2本書いた脚本のうち、1本は「これじゃ女性が観られない」と日活側からダメ出しをされたことを述懐し、完全に女性客を意識したプロジェクトであることを伺わせました。最後に本プロジェクトに参加した感想を聞かれた園監督は「去年は憤りを覚えることばっかりが起こり、その怒りを映画に込めたのが今回撮った『アンチポルノ』です。日活ロマンポルノをやってみて、とても意義があった。好きなように作れて、本当に良かった。感謝しています、日活ありがとう!」と満足げに語りました。
【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】