トーキョー女子映画部の取材リポート

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06 11月

紀里谷監督が目指すのはハリウッド進出だけではない!?『ラスト・ナイツ』

Posted in 未分類 on 06.11.15 by Merlyn

映画『ラスト・ナイツ』東京国際映画祭パノラマ部門正式上映舞台挨拶、伊原剛志、紀里谷和明監督映画『ラスト・ナイツ』東京国際映画祭パノラマ部門正式上映舞台挨拶、伊原剛志、紀里谷和明監督

2015年10月28日、東京国際映画祭にて本作の舞台挨拶が行われました。客席から登場した伊原剛志と紀里谷監督は、映画宣伝用に作ったというビジネスカードを観客に配布しながら舞台まで歩きました。伊原剛志は「このカードは、僕と監督、クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンの全部で4枚集めると、L.A.にご招待です!ただし、クライヴ・オーウェンモーガン・フリーマンのカードは現在作られていません(笑)」と早速、冗談で会場を沸かせました。

映画『ラスト・ナイツ』東京国際映画祭パノラマ部門正式上映舞台挨拶、伊原剛志、紀里谷和明監督本作のビジョンについて監督は「この作品のベースは日本の“忠臣蔵”になっていて、当初は日本を舞台に日本人キャストで作る予定でした。でも、黒澤明監督の『乱』という作品がシェイクスピアの“リア王”を戦国時代に置き換えて作っていたことを思い出し、この作品ではその逆ができるんじゃないかと考えました。そして今回挑戦したもう一つのことは、ありとあらゆる国籍の方と一緒に映画を作るということでした。いろいろな国の方が集まって一つの作品を作ることで、今後の映画づくりの可能性が広がると思ったんです」と話しました。
伊原剛志は、紀里谷監督との仕事について「皆さん紀里谷監督といえば、CGを使っているというイメージですよね。でもこの作品には、ほとんどCGはありません。本当に紀里谷監督が撮ったの?と思うくらい今までのイメージとは違う作品になっています。撮影中は、僕と監督の2人だけが日本人だったのですが、監督が出演者の待機するトレーラーに来て“待たせてすみません。もうすぐ始まりますから”と、一言声をかけて現場へ向かう姿が、僕にはこの映画のなかで戦っている戦士の一人に見えました。世界に出てこんなに多くの国の役者を使える日本人監督は他にいないと思います。紀里谷監督は、今後も世界で活躍する監督だと思っているので、僕もぜひ付いていきたいと思っています」と監督を賞賛しました。それに対し監督は「本当にありがたいお言葉だと思います。僕としては、今回すごく優秀な方達に囲まれたと思っています。監督の力なんて本当に些細なものでして、どれだけ優秀な方達と一緒に仕事をするのかが重要なんです。僕は、映画を自分の子どもだと思っていて、その子どもを多くの方と作り育ててきました。今回は3人目の子ども(本作は『CASSHERN』『GOEMON』に続く3作目)となるのですが、本当に毎日が戦いでした。マイナス20〜30度のなかを、毎日12時間以上撮影し、完成した子どもです。こうして無事皆さんにお届けすることができることを大変嬉しく思っています。ぜひ皆さんの目で確かめて頂き、この子を好きになってもらえれば嬉しいですが、嫌いでも仕方ありません。でもそのくらい僕達が命をかけて作った映画だということだけは、伝わればと思います」と熱く語りました。撮影場所はチェコだったそうですが、相当寒い場所なんですね(苦笑)。そんな過酷な状況下で、アクションシーンなどもほとんどCGなしで作ったそうですよ。
映画『ラスト・ナイツ』東京国際映画祭パノラマ部門正式上映舞台挨拶、伊原剛志、紀里谷和明監督またクライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンと仕事をした感想について、伊原剛志は「一緒の画面に映っても僕の存在が負けないように心掛けました。でも実際に共演しているシーンを観たら、意外と存在が負けていなかったので大丈夫だなと自画自賛してしまいました(笑)。でもこうやって素晴らしい方々と共演させて頂き、今後も機会があればもっともっと海外の作品にも出演してみたいと感じました」とコメント。監督は「お二方とも技術も人柄も本当に素晴らしい方々でした。できれば今後、日本人、外国人とか国籍関係なしに、皆が一緒に映画を作っていくような世界になることを心から願っています」と話しました。監督は、本作がハリウッドデビュー作となりますが、その先にはまだまだ壮大な夢があったとは驚きです。いつか“邦画”“洋画”という言葉がなくなる日が来るかも知れませんね。紀里谷和明監督の今後の活躍にもますます期待が高まります。まずはお二人の自信作『ラスト・ナイツ』をぜひ劇場でご覧ください!

 

映画『ラスト・ナイツ』東京国際映画祭パノラマ部門正式上映舞台挨拶、伊原剛志、紀里谷和明監督『ラスト・ナイツ』PG-12

2015年11月14日より全国公開

http://lastknights.jp/

配給:KIRIYA PICTURES、ギャガ

©2015 Luka Productions

 

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イイ男セレクション/クライヴ・オーウェン

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04 11月

ヒラリー・スワンクがセクシーワンピースで美脚を披露!『サヨナラの代わりに』

Posted in 未分類 on 04.11.15 by Merlyn

映画『サヨナラの代わりに』来日記念イベント、ヒラリー・スワンク、黒木メイサ(スペシャルゲスト)映画『サヨナラの代わりに』来日記念イベント、ヒラリー・スワンク、黒木メイサ(スペシャルゲスト)

2015年10月23日、本作で主人公ケイト役を演じたヒラリー・スワンクが来日し、その記念イベントが行われました。この日は、平日だったにも関わらずレッドカーペットには、多くのファンが集まり、ヒラリー・スワンクの登場を心待ちにしていました。すると、ヒラリーが大勢のファンに気づき、登場の合図がかかる前にファンとの交流をスタート。これにはファンも大興奮の様子でした。
ヒラリー・スワンクは、本作について「今は通訳さんに付いて頂いて皆さんにお話していますが、映画の素晴らしさは言語の壁を越えられる可能性を持っていることだと思います。どの国でも、愛すること、喜び、悲しみといった感情は、皆同じだと思います。この映画でもそういった感情をたくさん感じてもらえるはずです」と話しました。また今回、主演だけでなくプロデューサーも兼任したヒラリーは、本作の参加を決めた理由を「最初に脚本を頂いたときに、非常に力強い友情と愛情のお話だと感じました。ALSという病気を介して、全く違う世界の2人が意外な友情を育む物語で、何よりもありのままの自分でいることの素晴らしさを教えてくれる素晴らしいストーリーでした。ある意味、2人の女性の愛の物語でもあって、こんな作品は滅多に観られないだろうと思い参加しました」と語りました。ヒラリー・スワンクは、この日、ミニのワンピースを着ていましたが、そこから伸びる引き締まった脚が美しくてびっくりしました。先日、ヒラリー・スワンクにインタビューさせて頂いたのですが、そのときに「私はアスリートなんです。呼吸をしたり水を飲むのと同じくらい自然に運動をしています」と話していましたが、その成果がしっかりと身体に現れているなと感じました。
映画『サヨナラの代わりに』来日記念イベント、ヒラリー・スワンク、黒木メイサ(スペシャルゲスト)その後、ヒラリー・スワンクのファン代表として黒木メイサが登場。本作の感想について「本当に素晴らしい作品で、もう一度映画館で観たいと思っています。主人公2人が叫ぶシーンは特に大好きです」とコメント。続けて「ALS患者という難役でしたが、ケイトを演じる上で一番大変だったことはどんなことですか?」と質問すると、ヒラリーが「一番難しかったのは舌が動かず話せないことを表現することでした。喉で空気を出して発声するのですが、これはすごく難しかったです。特にケイトの通訳であるベック(エミー・ロッサム)が側にいないシーンの場合、私の演技だけで観客に言葉を理解してもらわなければならず、当然普通に話してはいけないので、リアルなALS患者を演じることと言葉を伝えることのバランスが大変でした。でも私にとってもは大きな挑戦となり、すごくやりがいがありました」と答えました。

映画『サヨナラの代わりに』来日記念イベント、ヒラリー・スワンク、黒木メイサ(スペシャルゲスト)

また、MCより「ケイトとベックはお互いに本当に気持ちをさらけ出せる相手でしたが、ヒラリーさんにとって自分の素を出せる相手はどんな方ですか?」と聞かれると、ヒラリーは「私には、すごく大切な女友達がいます。この脚本を読んだときに真っ先に彼女のことが思い浮かびました。この映画は、ALSという病気をきっかけに、ケイトとベックの仲が深まっていきますが、私もこの2人と同じように、その女友達と友情を育んでいます。なので、私にとってこの作品はその女友達と私の物語なんです。素敵な友達と出会えたことは、本当に恵まれたことだと思いますし幸せなことです」とコメントしました。その友達は女優ではないそうですが、こんなスターと友達というだけで羨ましいですね(笑)。
そのほかに、ヒラリーは日本滞在中に歌舞伎座、箱根、渋谷などに行ったことも明かしていました。今回は滞在が長かったようですが、映画のプロモーション以外にもしっかり観光も楽しんだようですね。今回の来日は『ミリオンダラー・ベイビー』以来10年ぶりだったそうですが、またすぐに来日してくれることを願います。映画の公開はいよいよ今週末11月7日からです。とても心温まる作品なので、ぜひ劇場でご堪能ください!

 

映画『サヨナラの代わりに』来日記念イベント、ヒラリー・スワンク、黒木メイサ(スペシャルゲスト)『サヨナラの代わりに』

2015年11月7日より全国公開

http://www.sayonarano-kawarini.com/

配給:キノフィルムズ

©2014 Daryl Prince Productions, Ltd. All Rights Reserved.

 

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【映画界で働く女性】ヒラリー・スワンク インタビュー

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30 10月

初来日のエド・スクレインがカッコ良く瓦割り!『トランスポーター イグニション』

Posted in 未分類 on 30.10.15 by Merlyn

映画『トランスポーター イグニション』来日記念イベント、エド・スクレイン、佐々木希(スペシャルゲスト)映画『トランスポーター イグニション』来日記念イベント、エド・スクレイン、佐々木希(スペシャルゲスト)

2015年9月28日、本作で主人公を演じたエド・スクレインが来日し、その記念イベントが行われました。まずは映画にも登場するアウディの車でスペシャルゲストの佐々木希をエスコートして登場。スーツ姿でキマっているエド・スクレインとドレスアップした佐々木希の2ショットがとても素敵でした。
エド・スクレインは、イギリス人俳優で、今回のフランク・マーティン役は1代目のジェイソン・ステイサムから引き継ぎ2代目として演じています。そんな大役が決まったときの感想を「フランク役が決まったと連絡をもらったときは、実は息子と一緒にベッドで横になってアニメを観ていたんです。聞いたときはすごく嬉しくて息子と一緒に大喜びしました。でもその興奮が落ち着いたところで、またアニメの続きを観ました(笑)」と話しました。ほかにも、現場で息子さんと一緒にアクション練習をしたことも明かしていて、良きパパとしての一面が伺えました。
次にMCより「今回の役に決まったときは、プレッシャーを感じませんでしたか?」と尋ねられると、「プレッシャーというよりも、自分が成長できる一つのチャンスだと受け止めました。役者としてのスキルはもちろん、格闘技なども今回が初めてだったので、本当にいろいろなことを身に付ける良い機会となりました」と語りました。

映画『トランスポーター イグニション』来日記念イベント、エド・スクレイン、佐々木希(スペシャルゲスト)映画『トランスポーター イグニション』来日記念イベント、エド・スクレイン、佐々木希(スペシャルゲスト)映画『トランスポーター イグニション』来日記念イベント、エド・スクレイン、佐々木希(スペシャルゲスト)

その後、本作の大ヒットを祈願し、エド・スクレインによる瓦割りが行われました。すぐ割れる瓦を数枚程度割るのかと思っていたら、20枚のしっかりした瓦が登場したので驚きました(笑)。そして「3、2、1」のカウントがかかり、おもいっきりパンチすると…、見事20枚すべてが割れました!場内にはパリーンという音が気持ち良く響き渡り、一瞬に込められたパンチの強さを感じました。やっぱり男子には力強くあって欲しいですね(笑)。

瓦割りを終えたエド・スクレインは「思っていたよりも手が痛くなかったし、簡単でした(笑)」と余裕のコメント。その様子を見ていた佐々木希は「今までにやったことがあるんじゃないかと思うくらい、落ち着いて割っていましたよね。本当にカッコ良かったです!」と褒めると、エド・スクレインは「次回は倍で挑戦したいですね(笑)。今日は本当にユニークな体験をさせてもらいました」とコメントしました。

映画『トランスポーター イグニション』来日記念イベント、エド・スクレイン、佐々木希(スペシャルゲスト)

最後にこれから本作を観る方に向けて、エド・スクレインは「アクションとアドベンチャーがたくさん詰まったジェットコースタームービーです。とにかく皆さん楽しめると思うのでご覧ください」と話しました。劇中で瓦割りは登場しませんが(笑)、エド・スクレインのカッコ良いアクションはばっちり観ることができます。ぜひ劇場でその迫力をご堪能ください。

 

『トランスポーター イグニション』

2015年10月24日より全国公開

http://tp-movie.com/

配給:アスミック・エース

© 2015 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo

 

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映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

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27 10月

ヒュー・ジャックマンが優しさ溢れるサプライズを連発!!『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』

Posted in 未分類 on 27.10.15 by Merlyn

映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミア、ヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、松田聖子(日本語吹替版主題歌担当)映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミア、ヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、松田聖子(日本語吹替版主題歌担当)

2015年10月1日、本作のジャパンプレミアが行われ、まずはレッドカーペットイベントからスタート。1時間ほどファンサービスを行ったヒュー・ジャックマンは「アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶し、「監督はイギリスから、そしてここにいるおじさん(自分を指して)とこの若い少年は、オーストラリアからこの美しい日本にやってきました。今は本当に夢を見ているような気分で嬉しいです」と話しました。映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミア、ヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、松田聖子(日本語吹替版主題歌担当)続いて、リーヴァイ・ミラーが「コンニチハ!ボクハ、リーヴァイデス」と日本語で上手に自己紹介をし、本作で演じたピーターパン役について「とにかく信じられないような経験ができました。ピーターパンはみんなのアイコンですし、そんな大役を自分が演じられたことは本当に嬉しかったです。それにこの物語は映画オリジナルのストーリーなので、皆さんが本で知っているピーターパンではありません。そういうとても新鮮な作品になっているので、ぜひ皆さんに楽しんで欲しいです」とコメント。今回が初来日となったリーヴァイ・ミラーは、映画のなかでは短髪でしたが、今回は髪が伸びクルクルヘアになっていて可愛かったです。
ジョー・ライト監督は「この映画は皆さんの期待に応えられる作品になっていると思いますので、ぜひ楽しんで頂きたいと思います」と挨拶。本作のお気に入りのキャラクターについて尋ねられると「やっぱりピーターが一番好きです!ピーターパンは、この作品のハートであり魂の部分だと思っています。この映画のストーリーは、少年ピーターが母親を探しに行きますが、そのなかで自分自身を見つけるという物語になっているんです。その成長過程を見ていると私自身、彼に共感できる部分がたくさんありました。皆さんもきっとピーターに共感できると思います」と話しました。
映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミア、ヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、松田聖子(日本語吹替版主題歌担当)
ヒュー・ジャックマンは、今回演じた黒ひげ役について「スキンヘッドはとっても楽しかったです。俳優にとっては、悪役をやるのも良いことなんです」と話し、共演したリーヴァイの演技について「リーヴァイの仕事ぶりを側で見ていましたが、世界中がこの少年に恋をすると思います。それくらい彼は素晴らしい演技をしました。そして実は、昨日(9月30日)がリーヴァイの13歳の誕生日だったんです。Happy Birthday to you〜」と、突然歌がスタートし、会場も熱唱!ヒューはしっかりハモりまで入れて美声を披露しました。1曲歌い終え、ノリノリのヒューは「ワタシハニホンニコレテ、トテモウレシイデス」と日本語でコメントしました。そんな大盛り上がりのお祝いを受けたリーヴァイは突然の出来事に驚きながら「本当に素晴らしかったです。皆さん、どうもありがとうございます」とお礼を言いました。
映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミア、ヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、松田聖子(日本語吹替版主題歌担当)イベントの後半には、日本語吹替版の主題歌を担当した松田聖子が登場。するとヒューが「さっきは、聖子さんが来る前だったのにリーヴァイのお祝いを先にしてしまってごめんなさい。聖子さん、ぜひ“ハッピーバースデイ”を歌ってください」と予想外の提案が(笑)!松田聖子は少々驚きながらも快諾し、アカペラで“ハッピーバースデイ”を1曲歌い上げました。やはり生の歌声はとても綺麗でしたよ。松田聖子の歌手魂を感じました。何度もお祝いされたリーヴァイ自身は終始ドギマギしていましたが、「素晴らしい歌をありがとうございます。本当に感謝しています」と感激の様子でした。ヒュー・ジャックマンの松田聖子への無茶ぶりには、みんなが驚かされましたが(笑)、本当に優しい人だと実感しました。
最後にリーヴァイは「とにかく映画を楽しんでください。ピーターは、ネバーランドに行き、自分を信じることを学びます。そんなピーターの感情の部分に注目して頂き、彼に共感してもらえたらと思います」とコメントし、監督は「子ども達には、冒険やスリルを楽しんで頂きたいのですが、大人の方々には自分の子ども時代を思い出して頂き、当時の喜びや驚きを感じて欲しいと思います」と語りました。そしてヒューは「私はこの映画に携わることができたことを誇りに思っています。この映画は、監督のイマジネーションが作り出した世界で、そこにはリーヴァイが演じるピーターパンのハートが溢れています。ほかにも、アドベンチャー物語、圧倒してしまう映像美など、いろいろな魅力がたくさん詰まっているので、ぜひ楽しんでください」と締めくくり、イベントが幕を閉じました。

映画のなかには、今回来日したヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー以外にも、ギャレット・ヘドランド、ルーニー・マーラなど豪華キャストが出演しています。また、ネバーランドの世界観は、今までの“ピーターパン”で想像していたのとは、ひと味違ったものとなっていますよ。ぜひいろいろなところに注目して本作を楽しんでください。

 

映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ジャパンプレミア、ヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、松田聖子(日本語吹替版主題歌担当)『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』

2015年10月31日より全国公開

http://www.pan-movie.jp

配給:ワーナー・ブラザース映画

©2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 

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映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

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イイ男セレクション/ギャレット・ヘドランド

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24 10月

ヒラリー・スワンク、ヘレン・ミレン、ロバート・ゼメキス監督など豪華メンバーが集結!第28回東京国際映画祭レッドカーペット

Posted in 未分類 on 24.10.15 by Merlyn

第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント:『起終点駅 ターミナル』より、篠原哲雄監督、本田翼、佐藤浩市、『ザ・ウォーク』より、ロバート・ゼメキス監督、ジャック・ラプキー(プロデューサー)第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント:
写真は、左から『起終点駅 ターミナル』より、篠原哲雄監督、本田翼、佐藤浩市、『ザ・ウォーク』より、ロバート・ゼメキス監督、ジャック・ラプキー(プロデューサー)

第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント2015年10月22日、第28回東京国際映画祭のオープニングイベントとして行われたレッドカーペットに、俳優、監督、そしてそのほかにも映画に携わるさまざまな方が登場しました。最初にロボットのPepper(ペッパー)による映画祭の開幕宣言が行われ、いよいよレッドカーペットイベントがスタート。今年も本当にたくさんの方々がレッドカーペットを歩いていましたが、特に印象に残った方々をご紹介していきます。

まずは『サヨナラの代わりに』(11月7日公開)に出演のハリウッド女優、ヒラリー・スワンクが白いロングドレス姿で登場。引き締まった体に白のドレスが映えていてとってもキレイでした!ステージ上では、「コンニチハ」と日本語で挨拶をし、「この美しい街に来られて大変光栄です。また東京国際映画祭の素晴らしい映画200本の内の1作にこの作品が選んで頂き、私が今ここに立っていることを嬉しく思います」と話しました。

 


第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント
レッドカーペットを歩いたゲストのなかで特に歓声が上がっていたのが、歌手のPerfume。彼女たちは今回『WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』(10月31日公開)という彼女たちのワールドツアーを追ったドキュメンタリー作品にて登場しました。メンバーの名前を呼ぶファンの熱狂ぶりがすごかったです!

第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント劇場版アニメ『ガラスの花と壊す世界』(2016年1月9日公開)の声優を担当している宮野守が登場すると、「キャー!まも〜(宮野守の愛称)」というファンからの黄色い声が飛び交っていました。この日は白いスーツ姿で登場しましたが、長身に爽やかスマイルがキマっていて、まさに白馬の王子様のようでしたよ!ただ後ろにいる真っ黒い格好の人たちは怖かったです(苦笑)。

第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント
こちらは『の・ようなもの のようなもの』(2016年1月16日公開)の松山ケンイチ、北川景子、尾藤イサオ、でんでん、杉山泰一監督。生の北川景子は、華奢でお肌がとってもキレイでした。ちなみにでんでんは、この日『下衆の愛』でもレッドカーペットを歩いていたので、本作で2周目を歩いていました。服装に大きな変化はなかったものの、メガネの有無でさりげなく変化を付けていましたよ(笑)。

第28回東京国際映画祭レッドカーペット第28回東京国際映画祭レッドカーペット

 

 

 

 

 

こちらではちょっと気になった方々をご紹介します。まずは、映画『民族の師 チョクアミノト』の方々(上記写真左)。民族衣装を着て登場していたのですが、パンツなどを履かずに素足が見えている状態だったので、どんな作りになっているのかつい気になってしまいました(笑)。そして次に、『If Only』の監督&キャストの皆さん(上記写真右)。監督、俳優問わず全員があまりに美男美女過ぎて驚きました!

第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベントレッドカーペットイベントの終盤では、『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』 (2016年1月30日公開)より、竹内結子、橋本愛、中村義洋監督が登場。先日、竹内結子は、東京国際映画祭のラインナップ発表会にも登壇していましたが、この日はドレスアップしていてさらに綺麗でした。

第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベント

そしてこの日2人目のハリウッド女優ヘレン・ミレンが、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(11月27日公開)サイモン・カーティス監督と共に登場!ドレス姿が素敵過ぎて、70歳にはとても見えませんでした。ステージに立ったヘレン・ミレンは、「映画という文化を心から賞賛する皆さんのところへまた戻って来られて本当に嬉しく思っています」とコメントしました。

第28回東京国際映画祭レッドカーペットそして最後にオープニング作品『ザ・ウォーク』(2016年1月23日公開)より、ロバート・ゼメキス監督、ジャック・ラプキー(プロデューサー)、クロージング作品『起終点駅 ターミナル』より、佐藤浩市、本田翼、篠原哲雄監督が登場しました。ロバート・ゼメキス監督は「オープニング作品として選んで頂き嬉しく思っています。皆さんに『ザ・ウォーク』を観て頂き、楽しんでもらえることを心から願っています」と語りました。そして佐藤浩市は、「今回僕が出演した作品は、大変日本らしい映画です。映画祭はとても華やかですが、その中心に映画があることが一番嬉しいです」とコメントしました。
約4時間もあったレッドカーペットイベントでしたが、どんどん豪華ゲストが登場するので、本当にあっという間でした(笑)。東京国際映画祭の開催期間中は、映画を楽しむことはもちろん、ほかにもさまざまなイベントが行われます。ぜひ皆さんも足を運んでみてください!

【第28回東京国際映画祭】【第28回東京国際映画祭】

会期:2014年10月22日〜31日

http://2015.tiff-jp.net/ja/

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21 10月

EXILE HIRO、メンバーにいつでも脱げるように指示!?『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』

Posted in 未分類 on 21.10.15 by Merlyn

『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』EXILE TRIBE『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』ドラマ第1話完成披露舞台挨拶

EXILE HIRO(企画プロデュース)、平沼紀久(脚本・プロデューサー)、[山王連合会]岩田剛典(E/三)、鈴木伸之(劇)、町田啓太(劇)、山下健二郎(三)、佐藤寛太(劇)、佐藤大樹(E)/ ELLY(三)、今市隆二(三)、登坂広臣(三)

※EXILEを「E」、三代目J Soul Brothersを「三」、劇団EXILEを「劇」と表記。

 

『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』EXILE HIRO日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属するLDHが共同で立ち上げたプロジェクト「HiGH&LOW」が始動。2016年7月16日全国公開の映画を軸に、ドラマ、Hulu配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ライブツアーと様々なメディアコンテンツが連動、世界初の総合エンタテインメントとなっているこのプロジェクトの第1弾として、2015年10月21日からTV放送が始まる前日の10月20日、完成披露試写会が行われました。そして、EXILE HIRO(企画プロデュース)、平沼紀久(脚本・プロデューサー)、[山王連合会]岩田剛典(E/三)、鈴木伸之(劇)、町田啓太(劇)、山下健二郎(三)、佐藤寛太(劇)、佐藤大樹(E)が登壇。舞台挨拶を行いました。

HIROは今回のプロジェクトについて「世界初のエンターテインメント・プロジェクトということで、すごく皆気合が入っているんですけども、映画、ドラマ、音楽、ツアー、全部融合された総合エンターテインメントで、皆で力を合わせて最高のものを作りたいと思います」とコメント。司会から「HIROさんの頭の中ではいつかこういったプロジェクトをやりたいというのはあったんですか?」と聞かれると、「そうですね。普段からEXIlE TRIBEメンバー一人一人とコミュニケーションをとっていて、アーティストとして表現しているメンバーもいれば、役者として表現しているメンバーもいるので、アーティストの側面と、役者の側面と両方照らし合わせて、『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』EXILE TRIBE一人一人の夢を反映できるようなそういう作品を作りたいと思っていたので、今回日本テレビさんのお力を借りて、すごい機会を頂きました」と返しました。脚本家の平沼氏は、キャスティングについて、メンバーについてはHIROが一番よく知っているので、いっぱい教えて頂きましたと話し、“全員主役”というキャッチコピーにあるように、個々のキャラクターの書き分けが大変だと語りました。

そして、舞台上ではにこやかだった岩田剛典について、今回不良グループの闘争を描いたドラマということで、HIROや他メンバーから、劇中では岩田がこれまで見せたことのないような目つき、表情が観られると見どころが語られました。次いで、HIROがメンバーに“いつでも脱げるように(身体を作って=鍛えておいて)”と言ったという裏話も披露されると、そんな表現だと変な人みたいに思われるとHIROが照れる場面など、ドラマのいかつさとは裏腹に、終始和やかな舞台挨拶でした。マッチョなイケメン好きの私としては、「いつでも脱げるようように…」なんて、聞き捨てならないキーワードが飛び出したので、絶対に観なくてはと思ってしまいましたね(笑)。

最後には、サプライズ・ゲストとして、ELLY(三)、今市隆二(三)、登坂広臣(三)も登場!会場から再び黄色い声援が鳴り響き、大盛り上がりでした。マスコミも多く駆けつけ、熱気が充満していましたが、総合エンターテイメントとして、他メディアでの連携も今後期待大ですね!

『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』EXILE HIRO

『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』

2016年7月16日 映画 全国ROADSHOW!(配給:松竹)

2015年10月21日 日本テレビ系連続ドラマ 深夜25:29~放送スタート!

公式サイト:http://high-low.jp/

YouTube公式URL(SHOCHIKUch)https://youtu.be/lrFZS9VceOc

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14 10月

今年の東京国際映画祭の見どころを要チェック!竹内結子も登壇、第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会

Posted in 未分類 on 14.10.15 by Merlyn

【第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会】椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)、竹内結子、ブライアリー・ロング、小栗康平監督、中村義洋監督、深田晃司監督第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会:
椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)他
<ゲスト>
『FOUJITA』より、小栗康平監督(写真一番左)
『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』より、竹内結子(主演/写真中央)、中村義洋監督(写真左から二番目)
『さようなら』より、ブライアリー・ロング(主演/写真右から二番目)、深田晃司監督(写真一番右)

【第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会】椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)、竹内結子、ブライアリー・ロング、小栗康平監督、中村義洋監督、深田晃司監督

東京国際映画祭ディレクタージェネラル 椎名保氏

2015年9月29日、今年10月22日〜31日に行われる第28回東京国際映画祭を目前に、ラインナップ発表会が行われました。まず昨年より新設された“SAMURAI(サムライ)賞”について本映画祭のディレクタージェネラル椎名保氏より「この賞は、比類なき感性で新しい時代を切り開いていく方々を称える賞となっており、今年は山田洋次監督とジョン・ウー監督に贈らせて頂きます。山田洋次監督は80歳を越えてもさまざまな作品に挑戦し続けていて、敬意を称しこの賞を贈ることが決まりました。また、ジョン・ウー監督はアジアからハリウッドまで幅広く活躍し、多くのヒット作を生み出している監督で、その活躍を称えて授賞が決まりました。なお“SAMURAI(サムライ)賞”の授賞式は10月26日の“東京国際映画祭プレゼンツ 歌舞伎座スペシャルナイト”にて行われます。それからジョン・ウー監督には、10月25日に開催される、若い映画人と映画ファンに向けた“スペシャルトーク”にも登壇頂きます。今年の映画祭は、10月22日より10日間行われますが、映画を観て楽しみたいという方はもちろん、ほかにも映画に関する楽しめる企画がたくさんございます。ぜひ皆さんが満足頂ける10日間にしたいと思います」と話しました。ちなみに今年は、映画以外に“Cinema Music Jam”という音楽イベントや、映画にまつわる食を楽しめる“東京映画食堂”、新宿で開催される“新宿芸術天国”などのイベントがあるそうですよ。

コンペティション部門出品作『ボーン・トゥ・ビー・ブル−』

コンペティション部門出品作『ボーン・トゥ・ビー・ブル−』

続いてプログラミングディレクターの矢田部吉彦氏よりコンペティション部門全16作品の紹介がありました。今回はそのなかから気になった作品をピックアップして紹介します。

■『ボーン・トゥ・ビー・ブル−』イーサン・ホーク主演、アメリカ、カナダ、イギリス合作
ジャズトランペット奏者であるチェット・ベイカーを描いた物語。スタイリッシュな映像とイーサン・ホークの演技が見どころのクールな作品。

■『家族の映画』チェコ映画
家族の持つ脆さや危うさを新しい角度から描いた作品。後半はビックリな展開も!?

コンペティション部門出品作『神様の思し召し』

コンペティション部門出品作『神様の思し召し』

■『神様の思し召し』イタリア映画
ストレートなコメディ作品。腕は立つけど傲慢な外科医の男の人生が、ある神父との出会いによって狂っていく様をおもしろ可笑しく描いた作品。最後には感動もアリ。

■『ぼくの桃色の夢』中国映画
舞台は1985年の中国、中学生の少年が初恋をし、ずっと想い続ける様子をコメディタッチに描いた作品。大人になってから彼がその想いにどう決着をつけるのかに注目。

 

【第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会】椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)、竹内結子、ブライアリー・ロング、小栗康平監督、中村義洋監督、深田晃司監督また、今回のコンペティション部門には日本から『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』『さようなら』『FOUJITA』の3作品がエントリーしており、発表会の後半には、各監督とキャストが登場しました。まず『FOUJITA』の小栗康平監督は、「東京国際映画祭には初めての参加となります。『FOUJITA』は、1940年代のパリに生きた画家、藤田嗣治さんについて描いた作品で、彼が現代に生きる我々に何を問いかけてくるのかという点を意識して作りました」と語り、主人公の藤田嗣治役を演じたオダギリジョーについては、「オダギリくんは猫っぽいんですよね。なよっとしていて、独特の身体感覚があるイメージで、そこが藤田と通ずるところだと思いました。また、普通の俳優さんの場合は自己顕示欲が強い方が多いのですが、オダギリくんはそうではなかったんです。“監督が良ければ結構です”と任せてくれるところがあって、これはすごく大事な部分でした。俳優が監督や共演者などに、自然に身を任せてくれることで、その作品は無限大に広がっていきます。オダギリくんはまさにそういう俳優で、この作品を豊かにしてくれました」と絶賛しました。今回オダギリジョーが演じた藤田嗣治は、本人にかなりそっくりです。ぜひ作品を観る前に藤田嗣治を調べてからご覧ください。

【第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会】椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)、竹内結子、ブライアリー・ロング、小栗康平監督、中村義洋監督、深田晃司監督『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』の中村義洋監督は、作品について「僕は昔かなり怖がりでしたが、ホラーを撮っていくうちに怖がりを克服してしまいました(笑)。でも今回の原作に関しては、そんな僕でも相当怖かったです。でもこの作品を作る上ではその怖かった気持ちを大事にして作りました。主演の竹内さんは、出演が決まってからも怖くて1ヶ月以上、脚本を読んでくれなかったんですよ(笑)」と暴露すると、竹内結子は「あまりに怖くて(苦笑)。まず企画の段階で原作を頂いたのですが、帯に“手元に置いておきたくない”と書いてあって、これはヤバいぞと自分のなかでアラームが鳴りました。でも出演も決まっていたので、何度も読もうと試したのですがなかなか読めず、結局撮影に入る直前に、事務所の明るいところで人が大勢いるなかで読みました(笑)」と話しました。続けて「撮影中はもっと怖かったのでは?」と尋ねられると、「監督は和やかな雰囲気の現場を作ってくれたのですが、ロケ先が倉庫とか不穏な場所ばかりだったので、なるべく早く家に帰って、鍵を閉めて、何なら塩でも撒いておこうかと思うくらいでした(笑)。なので私は撮影していても怖がりを全く克服できませんでした」と恐怖心を語りました。これだけ怖いと言われると、逆にどれだくらい怖いのか興味が湧いてきますね(笑)。

【第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会】椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)、竹内結子、ブライアリー・ロング、小栗康平監督、中村義洋監督、深田晃司監督『さようなら』の深田晃司監督は、作品について「この作品は平田オリザさんの戯曲をもとにしているのですが、戯曲の場合は20分くらいの短い内容で、明かされていない部分が多かったんです。なのでその余白の部分を膨らませていく作業を連想ゲームのような感覚で作り上げていきました」とコメント。主人公を演じたブライアリー・ロングは「撮影に入る前に監督と福島へ行きました。そこで原発によって避難を余儀なくされている方々とお会いしたのですが、その様子がとても印象的で心を動かされました。またこの作品がフィクションとはいえ原発を扱った作品なので、出演することに大きな責任を感じました。福島の方々の状況を完全に理解することは難しいと思うのですが、私のできる限りの想像力でどうにか福島の方々の気持ちに近づけたらと思いました」と語りました。本作には、アンドロイドも出演しており、その共演については「以前にもアンドロイドと共演したことがあったので、今回も抵抗なく演じることができました」とアンドロイド慣れしていることをアピールしました(笑)。ブライアリー・ロングはとにかく日本語が流暢でビックリしました。

またコンペティション部門で賞を競い合うことについて小栗監督は「作った人が競い合うのではなく、審査する方々が比較して選ぶわけですからね(笑)。僕としては皆さんがどんな風に作品を観てくれるのかを楽しみにしています」と話しました。中村監督は「審査員の方たちがホラー好きじゃなかったら賞はあり得ませんよね(笑)。個人的には小栗監督の作品を応援しています」とコメント。深田監督は「スポーツのように競って決めるわけでないですからね。本当に審査員の方々とのご縁とタイミングだと思っています」と語りました。実際にどの作品が選ばれるのか、結果が気になるところです。また、コンペティション部門は審査員による審査だけでなく、皆さんが選んで決める“観客賞”もあるので、自らの目でジャッジしてみるのもおもしろいと思いますよ。
ほかにも、東京国際映画祭では普段観られない各国の作品を観ることができ、さまざまなイベントも開催されるので、ぜひこの機会に足を運んでみてください!

 

椎名保(東京国際映画祭ディレクタージェネラル)、矢田部吉彦(コンペティション、日本映画スプラッシュ部門プログラミングディレクター)、竹内結子、ブライアリー・ロング、小栗康平監督、中村義洋監督、深田晃司監督【第28回東京国際映画祭】

会期:2014年10月22日〜31日

http://2015.tiff-jp.net/ja/

 

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今年の東京国際映画祭の見どころを要チェック!竹内結子も登壇、第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会 はコメントを受け付けていません

13 10月

キアヌ・リーブスが上機嫌に来日!新しいアクションに命名!?『ジョン・ウィック』

Posted in 未分類 on 13.10.15 by Merlyn

映画『ジョン・ウィック』ジャパンプレミア、キアヌ・リーブス、野村忠洋(柔道家、ゲスト)映画『ジョン・ウィック』ジャパンプレミア、キアヌ・リーブス、野村忠広(柔道家、ゲスト)

2015年9月30日、本作のジャパンプレミアが行われました。キアヌ・リーブスが登場すると会場から「キアヌ〜!!」と歓声があがり、それに応えるようにキアヌ・リーブスが手を挙げ「ミナサン、コンバンハ!」と日本語で挨拶し、さらに会場を熱くしました。キアヌ・リーブスは今年の2月と、“鈴鹿8耐レース”が行われた7月にも来日しており、今回が今年3度目の来日となりました。そんなに何度も来るくらい大好きな日本について「日本は光が美しい国ですよね。それから食事が美味しいし、文化や建築物なども素晴らしくて、来る度に発見があるのでとても楽しいです。それに今までにいろいろな日本人の方と仕事をしてきましたが、皆さん素晴らしい方ばかりでした」とコメント。
映画『ジョン・ウィック』ジャパンプレミア、キアヌ・リーブス、野村忠洋(柔道家、ゲスト)
本作の出演理由については、「まず脚本を読んだときにこれは素晴らしい作品だと思いました。アクションシーンが満載で、且つジョン・ウィックの情熱的な部分も見られるというキャラクターの描き方が気に入りました。それにコメディ要素もところどころにあるので、すごく新しいタイプの映画だと感じ、この企画への参加を決めました」と語りました。また本作のアクションについては「監督がアクションにすごくこだわりがあって、撮ったものをたくさん編集して誤魔化すことはせず、カメラを長回ししてよりリアルなアクションを追求しました。その分役者には負担になったこともありましたが(笑)、僕もできるだけの準備をして臨みました。今回は、柔道、柔術、ガンアクションを合わせた新しいタイプのアクションがあって、監督はこれを“ガン・フー”と名付けました。あとはカーアクションの“カー・フー”もありますよ(笑)」と、その場で言葉を作って話しました。
映画『ジョン・ウィック』ジャパンプレミア、キアヌ・リーブス、野村忠洋(柔道家、ゲスト)後半にはそんな“ガン・フー”にちなんで、オリンピック柔道で金メダリストに輝いた野村忠広が登場し、キアヌ・リーブスに黒帯をプレゼントしました。野村忠広は、柔道家目線で本作を観た感想を「やはり敵と組んでいるときの格闘技には一番注目しました。柔道の技が出たときは、本当にちゃんとその技が出来ているか細かくチェックしていました(笑)。でもかなり上手だったので、相当練習を積んだのではないでしょうか。やはり止まっている相手を投げるのと、銃を持ってアクションをしながら投げるのとでは全然違うので、すごく難しかったんじゃないかと思います」とプロ目線の意見を語ると、キアヌ・リーブスは「本当に難しかったです。今回は3〜4ヶ月に渡るトレーニングを積み重ねました。柔道は初挑戦でしたが、足や体を置く位置や掴み方など、本当にいろいろなことが細かく組み合わさって動きができていることを改めて感じました。訓練は大変でしたが、積み重ねたことにより“決まった!”と思える瞬間をほんの少しだけ味わえました」と話しました。また続編の撮影を控えたキアヌ・リーブスに野村忠広が“大外刈(おおそとがり)”という技をオススメする場面もあったのですが、その場でやってみることができず、エアー練習していた様子がおもしろかったです(笑)。
ちなみに2作目の撮影は、キアヌが日本から帰った後の10月よりスタートしているそうです。まずはぜひ1作目をご覧頂き、カッコ良いキアヌ・リーブスをご堪能ください!

 

映画『ジョン・ウィック』ジャパンプレミア、キアヌ・リーブス、野村忠洋(柔道家、ゲスト)『ジョン・ウィック』R-15

2015年10月16日より全国公開

http://johnwick.jp/

配給:ポニーキャニオン

Motion Picture Artwork ©2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. ©David Lee

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13 10月

父と似た人を好きになってもいいじゃな〜い『パパが遺した物語』アマンダ・セイフライド来日

Posted in 未分類 on 13.10.15 by Merlyn

映画『パパが遺した物語』アマンダ・セイフライド来日『パパが遺した物語』来日舞台挨拶、アマンダ・セイフライド、IMARU(花束ゲスト)

2015年10月11日の午前、本作の主演アマンダ・セイフライドが来日しました!赤いドレスで登場したアマンダが日本語で「オハヨウ、アリガトウゴザイマス!」と挨拶すると、会場からは“フォー!”という声援や拍手がわき起こり、続けて「本当に温かい歓迎をありがとうございます。この作品は私にとってとても大切な作品なんです。多くの方の心に響く作品だと思っております。こんなに朝早くから多くの方が観に来てくださって嬉しいです。本当はこのままここに残って皆さんと作品を楽しみたいんですが、今日帰国しなければいけないのでそれは叶わず残念です」と歓迎に応えました。日本についての印象を聞かれたアマンダは、「日本という国と何かすごく繋がりを感じています。自然や、今あるものに感謝する心など…。去年初めて京都に足を運んだんですが、人生最高の経験でした。日本には常に早く戻ってきたいなと思っています。日本への思いは来る度に大きくなっているように思います。大好きな来日だからこそ、今回は母も一緒に来日しました」と語りましたが、話す姿がすごくキュートでした。

映画『パパが遺した物語』アマンダ・セイフライド来日本作の脚本を読んだときの感想については、「素晴らしい出来の脚本で、捻りもあって、心に響くものがありました。自分を泣かせる脚本はそうないんですが、泣いてしまうような脚本は自分にとってとても大切な物語でもあるわけなんです。父と娘の絆が素晴らしくて、時間や空間を越えて2人の関係が描かれている点がすごく自分に響いたところですし、特別な作品です。ガブリエレ・ムッチーノ監督がメガホンを執るというのを知った上でこの脚本を読んだのですが、彼はとてもイタリア的で情熱的なので、彼がこの作品に必要な深さをもたらしてくれるのを確信していました」とコメントしました。

映画『パパが遺した物語』アマンダ・セイフライド来日、花束ゲストIMALUそして、花束ゲストでIMALUが登場すると、やはり話題はパパと娘の話に。司会から「お父さんとの印象的な思い出は?」と聞かれると、アマンダは「私の父もコメディアンなんです。と言っても家庭のなかだけですが(笑)、とてもユーモアがあって大好きです。IMALUさんは?」とふると、IMALUは、「映画のイベントなので映画の思い出話をすると、私は小さい頃から映画が好きで父も好きなのでよく映画を観に行ってたんですが、字幕でハリウッド映画を観るときは、子どもなのでまだ漢字が読めないじゃないですか。だから全部横でアフレコをしてくれてました。全部の役を声を変えて字幕通りにセリフを言ってくれて、そうやってずっと観てて、当時はそれでおもしろかったんですけど、今考えると周りの方達にとってはすごく迷惑だったなと思います(笑)」と父、明石家さんまらしいエピソードを披露してくれました。それに対してアマンダは、「その時には楽しくて、迷惑をかけている自覚がなくて、むしろ良かったですね」と優しくフォロー。続いて、本作にも描かれる、父に似た人を好きになってしまうという設定について、アマンダは「さっき父にはユーモアがあると言いましたが、パートナーにもユーモアを求めます。父の良い面も悪い面も、自分が惹かれる男性が持っていることは多いですが、自然なことだと思います。でも全然恥ずかしいとは思いません。だって父は最高だし、温かいし、とても親切ですから」と返しました。こんな素敵な言葉をこんな美しい娘に言われるなんてアマンダのお父さんってとても幸せですね!どんなお父さんか見てみたい(笑)。次にIMALUは、「(私は好きな人が父に似ているか)あまり気にしたことは無いです。でもこの映画を観て、“この人が僕の人生を変えた”と言うくらい尊敬している人の娘に恋をするって、すごくロマンチックだなと思います。私に置きかえると、父に憧れている芸人さんが私に恋をしてくれるってことじゃないですか。あり得ないことですけど、本当に恋をしてくれたら本気の恋だと実感できると思ったので、この映画の主人公はとてもラッキーな女性だと思います」とコメントすると、アマンダもすごく同意していました。最後にアマンダは「皆さんの姿をこの作品のなかできっと見つけることができると思います。それだけパワフルな作品です。私の大好きな作品を皆さんもぜひ気に入ってくださると嬉しいです」と締めましたが、自分探しの物語とも言える内容ですので、いろいろな視点で楽しんでください。

 

映画『パパが遺した物語』アマンダ・セイフライド/アーロン・ポール『パパが遺した物語』

2015年10月3日より全国公開

ギャガ

http://papa.gaga.ne.jp/

©2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

 

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29 9月

深津絵里&浅野忠信が、華やかなカンヌ国際映画祭の舞台裏を明かす『岸辺の旅』

Posted in 未分類 on 29.09.15 by Merlyn

映画『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会、深津絵里、浅野忠信、黒沢清監督映画『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会、深津絵里、浅野忠信、黒沢清監督

2015年9月10日、『岸辺の旅』の日本凱旋披露試写会が行われました。本作は、今年開催された第68回カンヌ国際映画祭のある視点部門で監督賞を受賞した作品で、この日は監督がそのときに授与された賞状をお披露目しました。今回の受賞について監督は「監督賞というのも妙な賞なのですが…(笑)。だって監督しているところは誰も見ていないんですよ。つまりこの映画の総合力を評価頂いたわけで、建て前が監督賞なだけでこの賞は作品に携わったすべての方々に与えられた賞だと思っています」とコメント。ちなみに賞状には、英語タイトルやフランス語タイトルではなく、オリジナルの日本語の発音のまま“Kishibe no Tabi”と表記されていて、映画へのリスペクトがあることも話していました。
日本公開を控える本作について監督は、「やっとこの作品を日本の皆さんに観てもらえることを嬉しく思います。旅の映画なのですが、砂漠を走ったり、大海原を船で航海するという大きな旅とは違う作品だということは言っておきます(笑)。この物語は、深津さんと浅野さんが演じた夫婦の魂の旅となっていて、この魂は皆さんが想像しているよりも遥か先まで旅をしていきます。なのでこの二人がどこまで行くのかということをハラハラしながら見守って頂きたいと思います」と話しました。
映画『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会、深津絵里、浅野忠信、黒沢清監督
深津絵里は最初に本作の話を聞いたときの感想を「まず黒沢監督が映画を撮ると聞いて、湯本香樹実さんの原作“岸辺の旅”を読ませて頂きました。特殊な設定のお話なのですが、気がついたら心のなかが大きく動いていて、すごく感情移入できる不思議な作品だと思いました。これを監督がどうやって演出されるのかぜひ体験してみたいと思い、今回この映画に参加させて頂きました。浅野さんとは以前に『ステキな金縛り』で共演したことがあるのですが、またいつかご一緒するだろうなと心のなかでなぜかずっと思っていました。そして今回こういった夫婦役として共演することができたので本当に嬉しく思っています」と話しました。浅野忠信は、「30代の頃に40代を迎えたらこういう役をやってみたいなといくつか思い描いていたのですが、そのなかの一つに夫婦役がありました。深津さんとは何度か共演させて頂いていますが、いつか深津さんと夫婦役をやれたらなと思っていたので、この作品でその夢が叶いました」とコメントすると、深津絵里は「私は以前から浅野さんとは温度や波長が似ているところがあると感じていたので、夫婦役としてご一緒できたことは本当に心強かったです」と話しました。舞台挨拶中も物腰柔らかに話す二人の姿は、確かに似ているような感じがしました。その似た空気感が映画のなかでも活かされているのかも知れませんね。
映画『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会、深津絵里、浅野忠信、黒沢清監督そんな二人の夫婦役について監督は「最初からこの二人しかいないと思っていました。二人とも普通に電車に乗ったり、スーパーにいてもおかしくない、当たり前の日常性を持っている方々で、それと同時に普通の人にはない選ばれた特別な人でもあるという両面性を自然に持っていることが、何よりも決め手でした」とキャスティングが即決だったことを明かしました。
ほかにもカンヌ国際映画祭の裏話も挙がり、浅野忠信は「劇場内だけでなく、劇場を出たロビーでも拍手をして頂いたのが嬉しかったです。僕は何度かカンヌに行っていますが初めての経験でした」と話し、深津絵里は「いろいろな方がいらっしゃるので、レッドカーペットを歩くのも混んでいて、浅野さんと一緒に車のなかで15分くらい待っていたのですが、時差ボケで眠くてその待ち時間に二人して寝てしまったんです(笑)」と明かしました。それを聞いた監督は「そうですか、寝ていたんですか〜。僕は緊張して待っていましたよ(笑)」と返し、会場を沸かせていました。本作はカンヌ国際映画祭での監督賞受賞作としても注目ですが、ぜひ劇場で観てこの物語が持つちょっと不思議な世界観に浸ってみてください。

映画『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会、深津絵里、浅野忠信、黒沢清監督『岸辺の旅』

2015年10月1日より全国公開

http://kishibenotabi.com/

配給:ショウゲート

©2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

 

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