トーキョー女子映画部の取材リポート

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28 9月

映画初主演作でイメージ・チェンジのイ・ミンホが気合い満々『江南ブルース/Gangnam Blues』

Posted in 未分類 on 28.09.15 by Merlyn

『江南ブルース/Gangnam Blues』イ・ミンホ来日『江南ブルース/Gangnam Blues』来日記者会見&プレミア上映会、イ・ミンホ

 

2015年7月12日、主演のイ・ミンホが来日し、記者会見およびファンを迎えてのプレミア上映会で舞台挨拶を行いました。まず記者会見では、初主演作として本作を選んだ決め手や役作りについて「今まで僕はドラマを通して、ラブストーリーや王子さまのイメー『江南ブルース/Gangnam Blues』イ・ミンホ来日ジの強い役を多く演じてきましたが、映画では強烈なイメージ、深みのある、意味のある作品に出たいと思っていた矢先、ユ・ハ監督と出会って、この作品に出演することになりました。(この役を演じるにあたり)まず僕が考えたのは、出口が見えない若者の青春、やりきれない思いを抱えている青春を描くということだったんです。台本を読んだときに感じたのは、背景は違っても、現代にも置きかえられるストーリーだと思いました。今でも20代前半の人たちは青春を謳歌していますが、これからどうしたら良いのか、どうすればより良い人生を送っていけるのかを考えていると思うんです。そういうところに重点を置いて演じました」とコメント。そして「これまで僕は財閥の御曹司などを多く演じてきましたが、本作では登場シーンからゴミ拾いをしているような型破りな姿で出てきます。ジョンデの感情ラインを追いかけながら観て頂ければと思います。そして、“このままではいけない、これ以上こんな風にしていてはいけないから、変わらなければ”と思ってジョンデが動き始めるポイントがあるんですね。その辺りもモンタージュで描かれていて、そういうところにも注目して観てもらえたらと思います」と見どころをアピールしました。「実はこれまで映画の出演を避けていた部分があるんですが、それは映画というジャンルの特性上、主演を担うと本当に責任感を多く背負わなければいけない。そしてまた重みのある感情、深みのある感情を消化し表現しなければいけないので、そういったことを受け入れられる年齢になったら、映画を本格的にスタートしたいと思っていました。今回この作品がスタート地点になったので、ドラマや映画をいったりきたり渡り歩きながら、深みのある感情を表現していきたいと思います。そしてこれからも良い演技をお見せして成長していきたいと思います」と謙虚な言葉で会見を締めました。

 

『江南ブルース/Gangnam Blues』イ・ミンホ来日そして、プレミア上映会で衣装を新たに颯爽と登場したイ・ミンホ。パシフィコ横浜国立大ホールに集まった大勢のファンからは大歓声があがりました。ここでは記者会見でのお話をさらに掘り下げて、演じる上で一番心配だったシーンを語ったイ・ミンホ。「最初のシーンでゴミ拾いをしている格好で出てくるのですが、その辺りが一番心配でした。というのもいつも御曹司の役やラブストーリーが多かったので、そのイメージが打ち破れるかなというところが心配でした。ファンの皆さんに少しずつ変化していく姿をお見せすべきだと思っています。でもこの作品は少しというよりもかなり変化が激しい姿が描かれているんですね。これから30代で演技をしていくなかで変化をしていくと思いますが、この作品はそのスタートを切る作品になります」とファンを前に改めて、今後の俳優としての意気込みを語りました。

そしてイ・ミンホの本音を知りたいということで、イエスかノーかで答えるトークコーナーでは、司会から「自分から見ても自分はカッコ良い?」という質問が出ると、質問を終える前に謙虚にノーの札を挙げたイ・ミンホ。会場は笑いと共に「えー!」というどよめきが(笑)。でも「自分から見ても、ジョンデのキャラクターはカッコ良い?」という質問には「イエス、イエス」と回答。『江南ブルース/Gangnam Blues』イ・ミンホ来日「自分の人生を変えようとしている姿勢は好きです。良くない状況でありながら最大限良い方向に向かっていきたいと思っているところが良いと思います。誰でも生きていくなかでミスはするものです。過ちをしっかり認識して、今度はそんなミスをしないということが大切だと思います。ジョンデは今と違った状況になれば、良い方向に変えていけるのではと思います」とキャラクターへの思いを語りましたが、こういうコメントにも謙虚で前向きな姿勢が伺えました。そんなイ・ミンホを見つめるファンの様子も観察しましたが、ほおづえをついてうっとりという感じのファンがたくさんいて、彼の一言一言にうなづいて聞いている様子からファンの熱心さも感じられました。本作で映画に本格的に取り組んでいくということですが、まずは彼の本気度を本作で観てください。

 

 

『江南ブルース/Gangnam Blues』R-15

映画『江南ブルース/Gangnam Blues』イ・ミンホ2015年10月17日より全国公開

クロックワークス

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25 9月

新旧キャスト夢の共演に東出昌大が感極まる!『GONIN サーガ』

Posted in 未分類 on 25.09.15 by Merlyn

映画『GONIN サーガ』完成報告会見、東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、石井隆監督映画『GONIN サーガ』完成報告会見、東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、石井隆監督

2015年8月7日、『GONIN サーガ』の完成報告会見が行われました。本作は、『GONIN』の続編(5人組による五誠会大越組襲撃事件から19年後)となっており、今回は前作キャラクターの子どもたち5 人をメインとした物語が描かれています。石井監督は本作の映画化について「KADOKAWAさん(配給)と縁があり、3本立て続けに映画を撮らせて頂いて、“次は何にしますか?”と聞かれたときに、僕もいい歳だしこれが最後のチャンスかも知れないと思い、『GONIN』の続編を提案しました。その話をしたときには既にいくつかストーリー案があり、前作の登場キャラクターに実は子どもがいたんじゃないか、当時の事件に巻き込まれた人たちがほかにいたのではという話をベースにして作りたいと思いました」と語りました。『GONIN』は1995年に公開された映画で、その後1996年に『GONIN 2』も公開されていますが、こちらは全く別のストーリーとなっており、今回『GONIN サーガ』で初めて『GONIN』のその後が描かれています。本作を観る前に前作も観ておくと物語の流れがよりわかるので、ぜひチェックしてみてください。
映画『GONIN サーガ』完成報告会見、東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、石井隆監督本作の主人公を演じた東出昌大は「前作はものすごい作品で、僕の大好きな作品の一つです。出演が決まったときは多少プレッシャーを感じましたが、前作からのたすきだと受け止めて、次に繋げようという気持ちで臨みました。もちろん今回は新しい作品ですが、石井監督と共に『GONIN』を引き継いでいきたいという思いでした」と話しました。土屋アンナは「私は今回の役が決まってから、前作を初めて観ました。本当にリアルな映像で、静と動が一緒になっているこういう作品があることに感動しましたし、私自身がその世界観に参加できることがすごく嬉しかったです」とコメント。土屋アンナは、この日唯一の女性登壇者だったのですが、男性陣が黒系の衣装を着るなかでミニスカートにゴージャスな色使いの衣装だったのでかなり眩しかったです(笑)。
東出昌大は今回演じたキャラクターとの共通点について「常に優しく在りたいというところは勇人(はやと)と似ていると思います。僕ももし家族を傷つけられたり、動物をいじめている人がいたり、ものすごく理不尽なことに直面したときは、たがが外れて怒ると思うので、そういう部分は共通項だと思います」と話しました。桐谷健太は今回の役づくりについて「台本を読んだときのインスピレーションを感覚的に捉えて演じさせて頂きました。大輔のように子どもの頃にお父さんが殺され、しかもその遺体が大雨のなか外に転がっているのを見た経験は心のなかにずっと残るでしょうし、父親と同じ道を歩んで組を再興させたいと考える気持ちには共感できました。きっと大輔のなかには父親を越えられるのかとか、そういう感情もあったと思うのでそういった点も踏まえて演じました」と語りました。

映画『GONIN サーガ』完成報告会見、東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、石井隆監督前作にも出演していた竹中直人は「石井監督の作品が大好きなので、自分で売り込んじゃいました(笑)。前作のときもいろいろな思いで作りましたが、19年が経ってまたこうして1つの作品が出来上がったことが本当にすごいと感じています」と話しました。竹中直人は、前作ではリストラサラリーマン役として登場していたのですが、今回は役柄が変わり超凄腕のヒットマン役を演じています。また本作には一度俳優引退宣言をしている根津甚八が11年ぶり、一度限りのスクリーン復活を果たしています。そんな根津甚八との共演について東出昌大は「本当に気迫がすごかったです。ネタバレになるので言えませんが、最後のシーンでご一緒したときは、かなり込み上げてくるものがありました。根津さんが帰る車を僕と桐谷さん、柄本さんで見送らせて頂いたのですが、送った後もなかなか僕らは話すことができなくて、そのくらいいろいろなことを感じさせられました」と話し、安藤政信は「すごいとしか言えませんね。僕は仕事があまり好きじゃなくて働かないときもあるのですが(苦笑)、そんなことを言っていたら本当に引っぱたかれるなと思いました。自由に動けなくて不本意な状態にも関わらずカメラの前に立って、今の自分の姿をさらけ出した根津さんの気持ち、そんな根津さんの演技を引っ張り出していく石井監督との信頼関係は現場で見ていて鳥肌が立ちました」と語りました。根津甚八は、自身の病をきっかけに俳優を引退したそうですが、古くから付き合いのあった石井監督の熱い呼びかけに応え、本作への出演が決まったそうです。新旧キャストの共演シーンは、観ているこちらにも緊張感が伝わる見応えあるシーンとなっています。ほかにも本作には、ガンアクションや過去作との繋がりなど注目ポイントが盛りだくさんです。ぜひ劇場でその迫力を体感してください!
映画『GONIN サーガ』完成報告会見、東出昌大、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、石井隆監督
『GONIN サーガ』PG-12
2015年9月26日より全国公開
http://gonin-saga.jp
配給:KADOKAWA、ポニーキャニオン
©2015『GONINサーガ』製作委員会

 

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19 9月

吉永小百合が二宮和也を我が子のように心配!?『母と暮せば』

Posted in 未分類 on 19.09.15 by Merlyn

映画『母と暮せば』クランクアップ記者会見、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、山田洋次監督映画『母と暮せば』クランクアップ記者会見、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、山田洋次監督

2015年8月12日、本作のクランクアップ記者会見が行われました。まず山田洋次監督は、本作を作った経緯について「この作品は井上ひさし(2010年没)さんが、 “父と暮せば”(井上ひさし原作、広島が舞台)と、舞台として実現された“木の上の軍隊”(井上ひさしが構想していた未完戯曲、沖縄が舞台)のほかに、実はあと一つ“母と暮せば”という長崎を舞台にした作品も作って3部作にしたかったという話を聞き、僕はそんな井上さんの思いが託された作品をどうにか完成させたいと思いました。設定については、お母さんと死んだ息子が亡霊となって現れるという物語にしようとすぐに思い浮かんだのですが、“父と暮せば”が、亡くなったお父さんと残された娘の話だったので、この2作が対になるようにしたいと思いました。また、今年が戦後70年というタイミングで、僕はこの作品に運命を感じ、今までもたくさんの映画を作ってきましたが、これは僕にとって一番大事な映画になるんじゃないかと感じました」と話しました。『父と暮せば』は、2004年に宮沢りえと原田芳雄が親子役を演じ映画化されており、『木の上の軍隊』も藤原竜也が主演で2013年に舞台化(DVDも発売中)されています。本作公開前にこの2作を先に観ておくと、より感慨深いものがありそうです。
映画『母と暮せば』クランクアップ記者会見、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、山田洋次監督吉永小百合は、今回の作品に参加した感想を「今回が一番監督の情熱を感じました。本当に1カット1カット、心から演出をされていて、私がそれに応えられずに落ち込んだこともありました。でもそんなときは息子役の二宮さんが軽やかに演技をしている姿を見て元気をもらい、助けられながら最後までなんとか演じることができました」と語りました。『小さいおうち』以来の山田監督作品へ出演となる黒木華は、「『小さいおうち』のときとは違って、今回はセリフも多い上に長崎弁だったのですごく苦労しました。私は今25歳で、長崎のことも広島のことも正直授業で勉強したくらいの知識しかなかったので、実際に長崎の戦争経験のある方にお会いしてお話を伺ったり、監督から当時のお話を伺い、そのおかげで町子という役が少しずつ出来上がっていきました」と話しました。

二宮和也は吉永小百合との共演エピソードについて「僕は撮影中、吉永さんから和也さんと呼んで頂いたのですが、いつもちょっとドキドキしていました。今まで周りの方からも和也さんと呼ばれたことがなかったので、吉永さんが初めて名前で呼んでくれた人になりました(笑)。僕の“和也”という字は“かずなり”と読むんですが、よく“かずや”と読まれることがあるんです。だからもう“かずや”でも良いかなと諦めていたのですが、それを吉永さんが“和也(かずなり)さん”と呼んでくれることで周りの人たちに、この人は和也(かずなり)なんだということが伝わったのですごく嬉しかったです。本当に母親のように接して頂いてありがたかったです」と話すと、吉永小百合は「私は最初どう呼んだら良いのかわからなくて、そしたら二宮さんが小百合さんと呼んでくださったので、とても感激しました。それで私もお名前で呼ばせて頂き、二人の距離がグンと縮まったように思います。撮影中は、二宮さんが本当のお母さんといるよりも私といる時間の方が長いと話していたので、撮影が終わってからも二宮さんがテレビで危険なことをやっていたりすると“大丈夫かしら?うちの息子”と、つい心配しながら観てしまいます」とコメントしました。二宮和也と吉永小百合は、会見中も本当に仲が良い親子のようでした。劇中での親子役を観るのが楽しみです。

映画『母と暮せば』クランクアップ記者会見、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、山田洋次監督最後に監督は、本作で伝えたいことについて「今は1945年8月15日のことを記憶している人がどんどん少なくなっています。僕は当時中学1年生で満州にいたのですが、天皇による敗戦の詔勅を運動場で聞いていました。そのときは、満州から日本に帰れるのか、これからの暮らしはどうなるのかなど、いろいろな不安のなかにいたことを今でもよく覚えています。今僕らの世代がやらなくてはいけないことは、そのときの記憶を後の世代に伝えることだと思っています。この映画は母と子の愛情と息子の悲しい恋の物語であるわけですが、この映画を通して観客の方が改めて戦争や平和について考えるようになってもらえたらと思います」と話しました。監督は現在84歳ということですが、話し方や姿勢の良さなどを見ているととても84歳とは思えないほど元気でびっくりしました。やはり今も現役で映画監督として働いているからこそ若さをキープしているのかも知れませんね。
本作は監督の一番大事な作品ということもあり、どんな作品になっているのかますます楽しみです。公開は2015年12月12日です。あともう少し待ちましょう。

『母と暮せば』
2015年12月12日より全国公開
http://hahatokuraseba.jp/
配給:松竹
©2015「母と暮せば」製作委員会

 

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02 9月

愛されキャラ多部未華子の酔っ払いエピソードを共演者が暴露!『ピース オブ ケイク』

Posted in 未分類 on 02.09.15 by Merlyn

映画『ピース オブ ケイク』完成披露プレミア、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督映画『ピース オブ ケイク』完成披露プレミア、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督

映画『ピース オブ ケイク』完成披露プレミア、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督2015年7月22日、本作の完成披露プレミアが行われ、キャストと監督が登場しました。主人公の志乃役を演じた多部未華子は「原作を読んだときから“わかる!こういうのあるある”と、女性なら誰にでも共感できる出来事がたくさん詰まっている物語だと感じました。私自身、わりと流されやすいタイプで(笑)、やっぱり相手を好きだからこそ女の子って不安になるんですよね。志乃も不安感のせいでどんどんネガティブエピソードを作ってしまって、そういう気持ちにすごく共感できました」と話しました。綾野剛は、多部未華子との初共演の感想を「多部さんはすごく気持ちの良い方だなって思いました。物怖じせず、型でなくちゃんと感情でぶつかってきてくれたので、志乃像がしっかりと見え、僕が演じた京志郎の輪郭まで作ってくれたんじゃないかって思います。本当に演じていてやりやすかったです」と語りました。本作でオカマの天ちゃん役を演じた松坂桃李は、役作りについて「とにかく美意識を高めました。この役を頂いてすぐにエステの予約をし、美肌パックを大量に買ってお風呂あがりに付け、爪のケアもし、少しでも女心を自分のなかに取り入れようと思いました。でも女の子って本当に大変だなってつくづく感じました」とコメント。松坂桃李は、ほかにも衣装合わせのときに入らなかったドレスが入るように、撮影までに痩せて着こなせるようにしたという話も明かしていました。正直、女子より女子力が高いかも知れませんよね(笑)。
木村文乃は撮影中の様子について「多部さんと松坂さんと3人での引越しシーンがあったのですが、カメラが回っていないところでもいろいろなお話をさせて頂いて、本当に友達同士でその場にいるような感じでした。松坂さんのオカマぶりがあまりにも自然だったので、男性だということを忘れてガールズトークできました」と話すと、綾野剛が「松坂くん、本当はそっち(=オカマ)なの?」と振り、松坂桃李が「いやいや、そんなことはありません(笑)」と、正真正銘の男子であると弁解していました。

映画『ピース オブ ケイク』完成披露プレミア、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督光宗薫は、役作りについて「あかりは京志郎と一緒に住んでいるという設定で、京志郎の顔に見慣れている方が良いと思ったので、撮影期間中はずっと携帯の待ち受け画面を綾野さんにしていました」と告白すると、綾野剛は「えー!!それは知らなかった。誰かに見られて、そういう関係だと思われなかったの(笑)?でも嬉しいですね。そういう役作りの仕方もあるんですね。僕も多部さんを待ち受けにするべきだったかな」と、驚いていました。
本作で志乃がモテモテな役柄ということで、多部未華子はさまざまな男性と共演しているのですが、そんな撮影中のエピソードについて、菅田将暉は「クランクインのときに緊張しながら現場に入ったら、ちょうど焼肉を食べるシーンで“菅田くん飲もうよ!”っていう声が聞こえてきました。“え?”と思って見たら、すでに多部さんがお酒を飲んでいてほろ酔い状態でした(笑)。それで僕も撮影に入ったのですが、その後の撮影が漫画喫茶で志乃とキスをするシーンで、どんなに歯を磨いてブレスケアしても焼き肉と酒の臭いが消えなくて、本当に多部さんには申し訳ないなって思いました。初日だったのにすいません」と謝罪すると、多部未華子は「菅田くんとはそのときが初対面だったのですが、最初から“飲もうよ〜!”とか言って酔っぱらっていたので、その方が恥ずかしかったです。ただの酔っ払いだと思われているんじゃないかなって心配していました」と話しました。その後も恥ずかしそうにする多部未華子に対し、菅田将暉が「ただの酔っ払いだとは思っているけど(笑)、最初からオープンな感じできてくれたのでやりやすかったです」と、少々いじりつつも優しくフォローしていました。ほかにも多部未華子の天然疑惑なエピソードがたくさん挙がっていて、この日もお酒のことをつい“酒”と言ってしまい、綾野剛に「素が出ちゃっているけど、ちゃんとお酒の“お”を付けようね」とツッコまれる場面もありました。多部未華子はルックスも可愛らしいのですが、性格的にもすごく愛されキャラなんだなと感じました。
最後に田口トモロヲ監督は「最初は、50歳を過ぎたおじさんが25歳の恋愛を撮って良いものかと悩みました。でもこの作品は原作にもあるように、誰もが痛感する面倒くさくてこんがらがってしまう普遍的な感情が描かれていたので、そこを念頭に置いて作っていけば確実におもしろいものになると思いました。今日もキャストのみんなはたくさん爆笑トークをしていましたが、こんなにおもしろい人たちと一緒に仕事ができたことを嬉しく思っています。彼らが等身大でリアルなお芝居をしてくれたおかげで、観る方の胸に突き刺さるような作品に仕上がったと思っています」とコメントしました。本作は女子の共感ポイントがあることはもちろん、男子にも参考になる部分がありますよ。ぜひご覧ください!

映画『ピース オブ ケイク』完成披露プレミア、多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督『ピース オブ ケイク』PG-12

2015年9月5日より全国公開

http://pieceofcake-movie.jp/

配給:ショウゲート

©2015ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」制作委員会

 

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24 8月

本木雅弘が江口洋介との超キツい初共演エピソードを語る『天空の蜂』

Posted in 未分類 on 24.08.15 by Merlyn

映画『天空の蜂』完成報告会見、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、堤幸彦監督

2015年6月22日、本作の完成報告会見が行われました。まず本編の冒頭15分の映像を鑑賞した後にキャスト&監督が登場しました。監督は本作への思いについて「いろいろな切り口がある作品です。東野圭吾さんの原作は20年ほど前に書かれたものなのですが、テロという非常に現代的な題材が日本的に描かれていて、原子力発電の驚異についても強く描かれた作品でした。さらにこの物語は親子の話であることに一番大きな力が注がれています。その原作の想いというものをいかに映画的に昇華していくのかをすごく考えましたが、この作品はいろいろな意味で映画にすべき題材であると思い作りました。もちろんハラハラドキドキする大きな作品ですが、いろいろなテーマが詰まっているということを皆さんに感じとって頂き、自分だったらどう考えるのか、どんな立場で観るのか、そんなことを感じながら観て頂けたらと思います」と話しました。また完成した本作の手応えについて「自分で作った作品ですが、本当にビックリしています。プロらしからぬ発言ですが(笑)、ものすごいものを作ってしまったというのが正直な感想です。音と音楽については特に力点を置いていまして、ビックB(巨大ヘリコプター)のモーター音は生き物のようにしたいとオーダーし、音響チームが頑張って作ってくれ、リチャード・プリンさんというイギリスの音楽作家による音楽も大変素晴らしく、本当に迫力のあるハリウッド映画並みの出来になりました」と自信を語りました。
江口洋介は、原作を読んだ印象について「原作を読んだときは、実際に僕たちが“3.11”で経験したような恐怖をリアルに感じ、人が沈黙してはいけないという熱いメッセージを感じました。いろいろな角度から観られる映画になると思ったので、子どもから大人まで伝わるような感動作にしたいと思い撮影に臨みました。今までにこうした大きな作品で、タブーな要素をテーマにしたものはなかったので、今回僕らが参加し作っていくことで何か形にして残せたらと思いました」と話しました。本木雅弘は本作について「この物語の緊迫感がとにかくすごいんです。ある意味怪獣映画のようで、人間が作ってしまったビッグBという怪物と、それに対峙する群衆というサスペンス要素から観られるおもしろさがあります。最初に原作を読んだときは、“沈黙する群衆”という言葉にすごく胸を打たれ、それは意志の見えない仮面を付けた沈黙する群衆という我々のことを指しているのですが、やはり3.11のような災害を経て生き方や価値観を再構築しなければいけないときに、僕自身上手く表現できない歯がゆさというか、恥ずかしさのようなものがあって、それが“沈黙する群衆”という言葉に集約されているように感じました。やはり世の中のことをすべて知り得ることはできないけど、無知であることの罪は常に誰もが抱えているもので、まさに自分自身が意志の見えない仮面を付けていた1人だったんじゃないかと思い、そのメッセージの強さに引き込まれました」と話しました。本木雅弘は真面目に本作について語る一方で、撮影中のエピソードを楽しそうに話す場面もあり、「撮影中、江口さんの自宅の方が雨で冠水するという出来事があって、脚の綺麗な奧さん(森高千里)とお子さんのために電話で迅速に対応している姿がお父さんらしくてすごく素敵でした」と冗談交じりに江口洋介の良き父親っぷりを明かしていました。

仲間由紀恵は、役づくりについて「赤峰という女性は、傷を負った影のある女性で、とにかく地味で着ているものも質素な目立たない女性像というお話でしたので、監督とお話をして役づくりをしていきました。恋人である三島(本木雅弘)も昔のある出来事で抱えているものがあって、そんな触れられたくない部分を持った2人であるということを意識して取り組みました。今回の撮影で印象に残っているのが、ホテルのシーンなのですが、堤監督の演出により上質な大人のラブシーンとなっていますので、ぜひそちらも注目して欲しと思います。『TRICK/トリック』シリーズ(同じく堤監督作品)のときのような無茶ぶりや困った要求は一切なく、本当に素晴らしい映画に出演させて頂き光栄に思っています」と語りました。堤監督作品に初出演となった綾野剛は「堤監督の現場は、念願だったのですごく最高でした。堤監督はライブ感とかその場で発起するパワーみたいなものをとても大事にしている方で、キャストに対してもものすごく信頼があり、そのキャストが役をどう演じるのかではなくどう生きるのかに重点をおき、僕たちキャストに密接に寄り添ってくれる監督だと感じました」とコメントしました。そんな綾野剛の演技について監督は「綾野くんは少ししか出てこないものの、すごく難しい役を演じきってくれたと思っています。ところどころピンポイントで登場するのですが、そのなかでステレオタイプではない犯人像を演じてくれました。江口さんと本木さんがジワジワと作った世界観のなかに瞬間的なミサイルのように彼が入り込んでくることによって、この映画の幅が非常に広がったと思っています」と絶賛しました。綾野剛は本当にいろいろな作品に出演していますが、今回の犯人役も楽しみですね。

江口洋介との初共演について本木雅弘は「2人で1台の車のなかでハンドルを取り合うアクションシーンがあったのですが、ものすごく蛇行した山道のなかを何度も撮影して、お互いもう40代後半なのでヘトヘトで呼吸困難な状態になってしまいました(笑)。それでもなんとか意地を見せながら撮影しましたが、もうあと2〜3年したらこういうお芝居はできないなって思います(笑)。でも全身をフルに使って江口さんとタッグを組めたという喜びはとても充実感がありました」と話すと、堤監督が「いやいや、またぜひアクションをやりましょうよ」と声をかけ、本木雅弘は苦笑いしていました(笑)。
最初の15分だけでも迫力を感じる本作でしたが、監督&キャストの話を聞いていると映画全体のすごさをとても感じました。監督もハリウッド映画並みだと語っていましたが、そのスケールを感じるべくぜひ大きなスクリーンで観てください!

『天空の蜂』

2015年9月12日より全国公開

http://tenkunohachi.jp/

配給:松竹

©2015「天空の蜂」製作委員会

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19 8月

イケメン竹野内豊がお笑い芸人に負けないジョークを飛ばす!『at Home アットホーム』

Posted in 未分類 on 19.08.15 by Merlyn

映画『at Home アットホーム』プレミアム試写会舞台挨拶、竹野内豊、松雪泰子、坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗、板尾創路、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)

2015年8月10日、本作のプレミアム試写会が行われ、上映前に舞台挨拶が行われました。本作について竹野内豊は「決してエンターテインメント性の高い物語ではないのですが、生きていく上で大切なことや希望が込められた作品だと思っています」とコメント。脚本を読んだ感想について、松雪泰子は「とても美しい脚本だと思いました。多くを表現していない分、行間に豊かなものがたくさん流れていて、現場で監督と キャストが揃ったらさらに膨らんでいく作品なんだと想像ができたので、撮影に入る前からすごく楽しみにしていました」と話しました。松雪泰子は結婚詐欺師 役なので、劇中はぶりぶりしたキャラなのですが、実際にはクールな雰囲気で超キレイでした!色白なのも羨ましいです。

原作が本田孝好の短編小説であることについて監督は「短編小説は1行に凝縮されているものがたくさんあるので、その1行が持つ良いところを映画で表現していくことは非常に難しかったです。僕よりも脚本家の方が大変だったと思います。でもその結果が作品として完成したと思っています」と語りました。竹野内豊は松雪泰子との共演について「松雪さんとは、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。本当に穏やかな方で、いてくれるだけで安心できる存在感がある方です。でも今回は家族の話だったので、二人っきりのシーンがあまりなかったのだけは残念でしたね(笑)」と冗談を言って会場を沸かせていました。

長男役を演じた坂口健太郎は、役づくりについて「生きていくために犯罪を犯しているので、世間から見るとすごくズレた家族なんですが、本人たちにとってはそれが普通のことなんです。そういう意味ではすごくリアルな感じがしたので、特別に何か役づくりをするというよりもフラットな感覚で役を見つめて演じました」と語り、そんな坂口健太郎の演技について、板尾創路は「危機迫る感じがすごく怖かったです。本番が始まったときのスイッチの入り方がスゴくて、特に目に力を感じました。でもそのおかげで一緒に演じるこちらもやりやすかったです」とコメントしました。坂口健太郎は普段モデルとしても活躍していてすごく爽やかなイメージですが、劇中では半狂乱になるかなり激しい演技を披露しています。

映画初出演の村本大輔(ウーマンラッシュアワー)は、「僕は大金持ちの息子役で、何を考えているのかわからないミステリアスなキャラを演じました。よく自分がストーカー被害に遭っているときにこの役ができたなって思います(笑)。役づくりについてもストーカーから取り入れた部分もあります」と話し、会場は爆笑でした。また、村本大輔は松雪泰子との共演シーンが多く、ご飯にも誘ったようですが「ムリ!」とドライに断られたエピソードも明かしていました(笑)。撮影時のエピソードについて、黒島結菜は「すごく楽しい現場でした。池田優斗くん(末っ子次男役)と仲良くなって、はしゃぎ過ぎて怒られたこともありました(笑)。でも本当にみんな仲が良くて明るい雰囲気の現場でした」と語りました。また、家族の物語にちなんで、どんな家族が欲しいか尋ねられると竹野内豊は「こういう森山家みたいな家族が良いですね。でも村山さんは家族ではないので…」と、わざとボケて村本の名前を間違える場面もありました(笑)。かっこ良い容姿に反してちょっと悪ふざけする竹野内豊もキュートでおもしろかったです。
最後に松雪泰子は「この作品に参加できて本当に良かったと思っています。監督を始めみんなで大切に作り上げた作品です。たくさんの方に届いたら良いなと思います」と語り、竹野内豊は「学生時代にいろいろな映画を観ていた時期があり、今となっては記憶の奧に埋まってしまっているのですが、ふとあの作品は良かったからもう一度観たいって思うときがあるんです。この作品も皆さんの心のどこかに伝わり、そうやって心に残る作品だと思います」と話しました。犯罪で生計を立てる血の繋がりがない家族の物語ですが、すごく心温まる素敵な作品です。ぜひ劇場で本作を堪能してください。

『at Home アットホーム』

2015年8月22日より全国公開

http://athome-movie.com/

配給:ファントム・フィルム+KATSU-do

©映画『at Home』製作委員会

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【映画を処方】共犯という名の絆は、強いのか、弱いのか

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14 8月

宮藤監督が長瀬智也に無茶ぶり&神木隆之介にドSで撮影!『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』

Posted in 未分類 on 14.08.15 by Merlyn

映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』クランクアップ報告記者会見、長瀬智也、神木隆之介、森川葵、清野菜名、宮藤官九郎監督

2015年7月8日、本作のクランクアップ報告会見が行われ、主演の長瀬智也を始めキャストと監督が登場しました。今回の会見は、実際に本作の撮影が行われた東映東京撮影所で開催され、会場の一部には本作の舞台となる地獄をイメージしたセットもありました。
まず長瀬智也は「宮藤監督とは何度かお仕事をさせて頂いていますが、映画でご一緒するのは10年(『真夜中の弥次さん喜多さん』)ぶりです。監督とは普段から好きな映画や音楽の話をすることがよくあり、いつか音楽を題材にした作品を一緒にできたらいいねって話していました。そして今回ついにこの作品のお話を頂き、ぜひ出演したいと思いました」と話しました。
宮藤監督は、撮影について「40日間くらいあった撮影のなかで、30日間くらい地獄に通いました。朝9時に地獄に入って夜23時くらいまで地獄で働いていました」と語り、本作の製作理由については「僕自身だんだん歳をとってきて“いつか僕も死ぬんだな”って死について考えることがありました。よく悪いことをすると地獄に堕ちるって言いますが、アメリカのヘヴィメタルの歌詞を見ると“HELL(=地獄)”っていう言葉がいっぱいあって、地獄を肯定している歌が多いんですよね。だからもしヘヴィメタをやるようなかっこ良い人たちが地獄に堕ちるんだったら、死ぬのが怖くないんじゃないかって思いました。あとは、長瀬くんと別の仕事をしていたときに、いろいろな表情が出てくるのを見て、僕が大好きなジャック・ブラックみたいだなって思ったんです。長瀬くんとはずっと音楽を題材にした作品がやりたかったので、彼に地獄でバンドをやる鬼役をやってもらって、日本にないタイプのコメディが作りたいと思いました」と話すと、

長瀬智也が演じる“キラーK”イメージ画像

長瀬智也は「この鬼の役は僕しかできないなって思いました。僕もジャック・ブラックがすごく好きで、音楽ももちろん好きです。確かに地獄が怖いというイメージがありますが、監督が話したようにそれとは裏腹のかっこ良さを僕自身も音楽を通して感じていました。だから監督からこの話を頂いたときは、すぐに何を求めているのかが理解できました。誰もが地獄は怖いところだって子どもの頃から教えられていますが、今回ずっと撮影をしてきて僕はこんな地獄だったら悪くないかもって感じていました」と語りました。長瀬智也は今回キラーKという鬼役を演じているのですが、その姿は誰だかわからないくらい特殊メイクをしていて、10キロくらいある重たい衣装を身に付けて挑んだそうです。

悪いことをしていないのに地獄に堕ちてしまった高校生役を演じた神木隆之介は、「僕が演じた大介は、実は地獄に堕ちる要素が満載の奴で(笑)、すごく楽しく演じさせてもらいました。僕としては皆さんにいかにイライラしてもらえるかが勝負だと思っていたので、監督がチェックで画面を観ていて“すごくイライラしたよ”って言われることが嬉しかったです」とコメント。また長瀬智也との15年ぶりの共演については、「僕は今22歳なのですが、15年前に共演したときは長瀬さんが22歳だったんですよ。だからそのことを思うと運命的なものを感じてすごいなって思いました」と話すと、長瀬智也は「15年間隔の共演だと、次は僕51歳になっちゃうから、あと1〜2回しか共演できないね(笑)」と冗談で返していました。劇中では神木隆之介がギターを弾くシーンもあるそうで、長瀬智也からギターの弾き方を教えてくれたというエピソードも明かしていました。
そんな神木隆之介のキャスティング理由について監督は「僕は神木くんにだけはなぜかサディスティックになってしまうんですよね(笑)。初めて一緒にドラマをやったときもそうですが、1話目からゲイバーで働いてタンバリンを叩いている役をやってもらったり、今回も地獄でいろいろな拷問を受けている高校生って考えたときに、神木くんでやったら一番楽しいだろうなって思いました。拷問のシーンの撮影をしているときは、本当に良い顔をしてくれました。僕自身見ていてすごく楽しいのですが、この楽しさをみんなと共有したいと思って、大介のキャラをすごくイライラする奴にしました」と話しました。この日もすごく礼儀正しくて好青年な印象の神木隆之介ですが、映画ではどれだけイライラさせてくれるのか楽しみです。
清野菜名は撮影の様子について「毎日がすごく楽しかったです。現場でずっと大笑いしていて、特に桐谷健太さんが変なことをして笑わせてくれることが多かったです」とコメント。森川葵は「監督になぜか“へ〜”っていうセリフのシーンを何回もやらされました(笑)。私の言い方が本当にダメだったのかも知れませんが、なぜ何回もやったのかは未だにわかりません」と話すと監督は「あのシーンは、大介が彼女に想いを告げているシーンで僕自身大介目線になって見ていました。でもやってもらっているうちに好きになって、何回もやってもらっちゃいました(笑)」とコメント。また長瀬智也に対しても無茶ぶりをしたという監督は、「ギターソロは顔で弾いてって言ったら、本当に顔で弾いてくれて、多少手でも弾いてくれるのかなって思ったら、顔で弾き続けてくれて次第に踊り出して、結局ギターソロのシーンは一切手で弾かずに顔で弾きながら踊っていました(笑)」と話しました。最後に長瀬智也は「個人的にはこの映画が伝説になるんじゃないかと思っています。お芝居も音楽もハンパないです!僕らも早く皆さんに観てもらいたいと思っていますが、2016年2月の公開を楽しみにしていてください。どんな方が観てもきっと何か心に残る作品になると思います」とコメントしました。
登壇者はフォトセッションの際にすごくノリノリで、ロックなポーズを披露していたのですが、神木隆之介がちょっと遠慮がちにポーズしていたのが可愛いかったです(笑)。映画のなかでもかなりハイテンションなライブシーンがあったり、おもしろ要素もたくさんあるそうです。来年の公開まで楽しみに待ちましょう!

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』

2016年2月全国公開

http://tooyoungtodie.jp/

配給:東宝、アスミック・エース

© 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation

 

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11 8月

西島秀俊がペースを乱される!?たけし節炸裂の記者会見『女が眠る時』

Posted in 未分類 on 11.08.15 by Merlyn

映画『女が眠る時』製作発表記者会見、ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督

2015年7月11日、本作の製作発表記者会見が行われ、この日の午前中にクランクアップを迎えたばかりのキャスト&監督が登場しました。まずビートたけしは「こんにちは、渡辺謙です。トニー賞を受賞できず残念でした」と、早速ジョーク(笑)。ウェイン・ワン監督は、本作を日本で製作した理由について「渡辺謙さんと一度仕事がしてみたかったからです(笑)」と、ビートたけしの冗談に乗り「毎年年末に香港を訪れるのですが、その際に日本にも必ず立ち寄っていていつか日本で仕事をしてみたいと思っていました。今回の作品は、まず西島さんが香港まで僕に会いに来てくれ、いろいろなことを話しぜひ彼と仕事がしたいと思いました。その後たけしさんもこの作品に興味を持ち出演したいと言ってくれていると聞き、ならやってみようと思いました。また今まで撮影してきた中国、アメリカ以外の場所で撮影をして新たな発見をしたかったので、この作品を日本で撮ることを決めました」と語りました。

出演が決まったときの気持ちについて、ビートたけしは「事務所の社長から“ウェイン監督がちょっと出てくれ”って言っていると聞き、“あの監督は好きなので良いですよ”ってOKしました。でも台本をもらったら自分の名前が最初に書いてあって、全然ちょっと出るどころじゃなかったので、これはおかしいんじゃないかって思いました(笑)。いざ台本を読むと僕は情けない変質者役で、考えようによっては確かに主役なのかもなっていう感じでした(笑)」と話し、会場を沸かせていました。また出演の決め手については「スケジュールが空いていたし、ギャラがもらえるからです」と即答していました(笑)。

西島秀俊は「僕はウェイン監督の作品がもともと好きで、その監督から2年前くらいに今回のお話を頂き、すぐに香港に行って話をしました。撮影に入る前から監督と役について話す時間がたくさんあったので撮影に入ってからも自然と演じることができましたし、この作品に携わっていた時間がすごく幸せでした」と話しました。忽那汐里は「私が演じた美樹という役はすごく特徴的で、佐原(ビートだけし)が幼い頃から自分の子ではない美樹を自分の理想の女性に育てあげるという設定でした。当初監督からは“美樹役に関しては女優さんに会うつもりはなく、なるべく見た目重視で探している”と聞いていました。でも一度お茶でもしましょうとお会いした結果、今回の美樹役を頂くことができ心から嬉しかったです」とコメント。小山田サユリは「私は現在ニューヨーク在住で、監督とはロサンゼルスで初めてお会いしました。そのときに監督が役について話してくださり、セクシャルなシーンもあるけど大丈夫かということなども話しました。当時はまだこの役をもらえると思っていなかったので、別れ際に監督から“じゃあ日本でね”って言われたときは半信半疑で“私もそう願っています”と返しました。でも次の日にプロデューサーさんから正式にオファーを頂いて、そのときは本当に嬉しかったです」と語りました。

原作を映画化しようと思った理由について監督は「この映画の前の作品を撮影していたときに実は退屈していたんです。そんなときに今回の原作と出会いすごく興味を持ちました。なぜなら主人公が変態ながら、非常に共感を持てる人物だったからです。この物語は、中年男が美しい少女が眠る姿を毎晩ひたすらビデオで撮り続ける執着を描いた話で、僕は眠っているという状態にすごく純粋なものが凝縮されていると感じました」と答えました。人が眠っている瞬間をそこまで深い意味で捉えるとは、さすが監督ですね。ビートたけしが演じる変態キャラも気になります(笑)。

撮影の様子についてビートたけしは「ウェイン監督はカットをかけて“今までで一番良い演技だった”と言うから、もうそのシーンの撮影は終わりかと思ったら“じゃあもう1回”というのが何度もあったので、後半は監督の褒め言葉をあまり信用しないようにしました(笑)。あとは監督から“顔では表情に出さず、煮えくりかえった自分を見せてくれ”というわけのわからないことを言われて悩んだこともありますね」と話しました。監督は、ビートたけしとの仕事について「たけしさんは、ある意味この作品のもう1人の監督でした。本当にいろいろなアイデアを提案してくれ、逆に僕からたけしさんに日本的なニュアンスについて尋ねることもありました。そうやってお互いにいろいろと話し合いながら作り上げていきました」と話すと、西島秀俊は「実際に現場でウェイン監督がたけしさんに“こういうシーンを撮りたいんだけど、どうだろう?”と質問をして、たけしさんが“こういうアイデアがある”って言って、どんどん内容が膨らんでいく様子を目の当たりにできたことは、僕にとってもすごく刺激的でした。たけしさんは、今はおちゃらけていますが(笑)、現場では紳士に取り組んでいましたし、スタッフとキャストに対し誠実に向き合っていました」と、現場でのビートたけしの様子を語りました。

会見中ずっと会場を沸かせていたビートたけしには、クールでカッコ良い西島秀俊もペースを乱される場面もありおもしろかったです。途中お互いにキャッチコピーを付けてくださいという記者からの投げかけに、ビートたけしは「西島くんは、“高いサバ缶”ですね」と回答。次に西島秀俊がやや苦笑いで「たけしさんの次に答えるのは無理ですよ(笑)。この回答は控えさせてください」という場面もありました。

本作の公開は来年なのでまだ先ですが、この豪華キャストとスタッフでどんな作品が描かれているのか今から楽しみです!

『女が眠る時』

2016年全国公開

http://www.onna-nemuru.jp/

配給:東映

©2016「女が眠る時」製作委員会

 

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03 8月

役所広司が「正直、やりたくなかった」と語るほど感じたプレッシャーの要因とは?『日本のいちばん長い日』

Posted in 未分類 on 03.08.15 by Merlyn

映画『日本のいちばん長い日』完成報告会見、役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、原田眞人監督

2015年5月20日、本作の完成報告会見が行われ、役所広司を始めとしたキャストと監督が登場しました。今回の登壇者は男性ばかりで、華やかさはないものの(笑)、それぞれスーツ姿でビシッとキマっていて、劇中に走る緊張感を彷彿とさせる空気が漂っていました。

まず本作を製作することとなったきっかけについて、監督は「『日本のいちばん長い日』は、1967年にも映画化されたのですが、僕のなかで昭和天皇が描かれていなかったことがずっと心に残っていました。当時は、昭和天皇が登場する映画が公開されることが許されないような雰囲気があったので、昭和天皇を具体的に描くことができなかったんだと思います。でも、2006年にアレクサンドル・ソクーロフ監督の映画『太陽』が公開され、そのなかでイッセー尾形さんが昭和天皇の役を演じていましたが、問題なく公開されたのを知り、僕も機会があれば昭和天皇を前面に出した『日本のいちばん長い日』を作りたいと思いました。その後2013年になり、プロデューサーと “再来年は戦後70周年だけど、『日本のいちばん長い日』の企画ってどこかで進めているのでしょうか”という話になり、すぐにプロデューサーが原作の権利を確認してくれました。そしたら権利がまだ空いているということで、今回の企画が進んでいきました」と語りました。


阿南陸軍大臣を演じた役所広司は、「1967年版の『日本のいちばん長い日』では、阿南役を三船敏郎さんが演じていて、しかも僕は以前にも別の作品で三船さんが演じた山本五十六役をやったことがあったので、“また、三船さんの役か”ってプレッシャーを感じ、正直やりたくありませんでした(笑)。でも原田監督から言われると断れませんし、きっと新しい阿南陸軍大臣を作ってくれるんじゃないかと思い喜んで参加することにしました」と話しました。そんな役所広司のキャスティングについて、監督は「原作の権利確認の段階から、阿南役は役所広司さんに決めていました。本来の阿南陸軍大臣っていうのは、すごく家庭的な人だったようで、役所さんのスケール感ある古典的な雰囲気が一番阿南に合うと思いました」とコメントしていました。
昭和天皇役を演じた本木雅弘は、「この役のお話を頂いたときには、逃げ出したいような気持ちと同時に逃したくないという気持ちで揺れました。そのときに、義母の樹木希林さんから“私は、あなたにこの役がきた意味合いがわかるような気がします。原田監督はとても力のある方だし、昭和天皇を演じる機会はなかなかないと思うから受けるべきなんじゃないかしら”と背中を押してくれ、演じることを決めました」と、樹木希林による後押しがあったことを明かしました。樹木希林は、『わが母の記』『駆込み女と駆出し男』などで原田監督作品に出演しているので、監督と実際にお仕事をされての経験も踏まえた上で、本木雅弘に助言したのかも知れませんね。

今回が戦争映画初出演となった松坂桃李は、「戦争映画はすごく緊張感があって激しいイメージがあったのですが、この作品は緊張感がありつつも、そのなかで日常の部分もしっかりと描かれているので、すごく新鮮でした。僕が演じた畑中少佐は、日本が戦争で勝つことを信じて疑わず、最後まで生き抜いた人という印象で、この役を頂いたときは、緊張と不安しかありませんでしたが、監督を信じて走り続けようと思いました」とコメント。松坂桃李は、役づくりとして撮影時に坊主頭になった感想について、「髪がすぐに乾くし、何て楽なんだろうって思いました(笑)」と話していました。松坂桃李は坊主頭にしても、顔立ちの綺麗さが際立っていて、畑中少佐の純粋で真っ直ぐなキャラクターとすごくマッチしていました。
堤真一は「最初は、体育会系の役なのかと思ったら、すごく知的な内閣書記官長という役だったので、かなり戸惑いました(笑)。この役は山﨑努さんが演じた内閣総理大臣の補佐的な立場の人物で、今までも山﨑さんとお芝居をしたことはありますが、こんなに共演シーンが多かったことはなかったので、すごく楽しみにしていました。でも実際に現場に入ると、僕が常に一番年下の状態だったので、すごく緊張しました。本当に、現場は嫌になるくらい緊迫した空気だったので、映画を観る方にもその緊張感が伝わればと思います」と話しました。

役所広司は、役づくりについて「まずは坊主にして、膨大な資料をできるだけ読みました。僕としては、この映画で描かれる長い1日を境に、日本人は全然違う国民になったような気がしています。この日以前の人たちは、まだ腰に刀を挿している侍に近いような感じがするので、その精神に少しでも近づけたら良いなと思って演じました」と話しました。そして最後の挨拶では、「前回の『日本のいちばん長い日』が公開されたときに、僕はまだ子どもで、当時ほとんどの同級生が『猿の惑星』を観に行っていたのですが、僕は『日本の一番長い日』を観に行った記憶があります。だから、まさかこうして自分がこの映画に参加するとは夢にも思いませんでした。前回は戦争を体験した世代の方々がこの映画を作ったと思いますが、今回は全く戦争のことを知らないスタッフたちと作りました。そしてまたいつか、もっと若い人たちが作るかも知れませんし、そのときは、僕が鈴木貫太郎役で、松坂くんが阿南陸軍大臣を演じるかも知れません(笑)。映画人としては、こういう戦争映画を作り続けなければいけないと思っています。まずはこの映画がたくさんの人に愛されることを願っています。ぜひご覧ください」と話しました。
それぞれのキャストがプレッシャーや撮影現場での緊張を語っていましたが、映画を観ていてもその緊迫した空気は常に漂っていて、すごくハラハラしてしました。本作には、今回登壇したキャスト以外にも、たくさんの登場人物が登場し、戦争終結の瞬間を大きなスケールで描いた作品となっています。ぜひ大きなスクリーンでその緊張感を体感してください。

『日本のいちばん長い日』

2015年8月8日より全国公開

http://nihon-ichi.jp/

配給:アスミック・エース、松竹

©2015「日本のいちばん長い日」製作委員会

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03 8月

監督の冗談が通じなかったトム・クルーズのクレイジーな撮影体験とは『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

Posted in 未分類 on 03.08.15 by Merlyn

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー監督来日『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』来日記者会見、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリ−監督

2015年8月2日、今回で21回目の来日となるトム・クルーズと、本作でトムとは5回目の仕事となるクリストファー・マッカリ−監督が来日しました。今回、飛行機にしがみつくシーンが見どころの一つですが、さっそく記者からあのシーンにかけて「トムさんにとって怖いものは?」という質問が出ました。トムは「恐怖をあまり感じないというか、怖くないように自分に言い聞かせています。映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』トム・クルーズ来日エアバスのシーンは準備に何ヶ月もかけました。あのシーンは、監督がエアバスにぶらさがったらどうかと意見をくれました」と回答すると、監督から「ジョークで言っただけです」と返し、さらにトムが“そうなの?”という表情をし、会場に笑いが起きました。何でもマジに受け止めてさらにそれをやっっちゃうトムって素敵ですね。彼の日常そのものが“ミッション:インポッシブル”だなあというのが伝わってきました(笑)。パイロットの免許を持っているトムはエアバスのシーンについてさらに詳しく説明を続けましたが、重力や走る速度などを考えながら撮るのが難しいこと、2サイズのレンズを使って撮ったこと、ゴーグルを付けられないので眼球全体を覆うくらい大きなコンタクトレンズを付けたこと、ロンドンはものすごく寒くてさらに1000フィート上がる毎に3度下がるので極寒にも関わらずアルフレッド・ヒッチコック監督の『北北西に進路を取れ』のオマージュで絶対に背広を着て撮りたかったということ、自分はパイロットとしての知識もありいろいろな弊害は最初からわかっていたけれど敢えて言わなかったことなどを語ってくれました。トムは身体を飛行機に縛って8テイクも撮影したそうですが、本当に飛行機を飛ばして撮影していたなんて、すごく驚きました。そしてこのシーンについて監督は、「撮影前に彼に話す最後のチャンスのとき、今までのことを確認するために機内から出て彼に話しかけました。でも分厚いコンタクトレンズを付けていて耳栓もしているので私のことは見えないし、コミュニケーションが取れないんです。そのときトムの本当に過酷な状況に気付いたんですが、私はそのときいっぱい何層も着込んでブーツを履いて手袋をしてそれでも寒かったんです。でも彼はスーツでした(笑)。エンジンがすごい爆音なので、トムは叫んでこう言ったんですが、“パニックしているように見えたら、それは演技だからね。Don’t cut!(撮影を止めないでね)”と。でもパニックしているのと素晴らしい演技をしているのと区別がつかないなと気付きました。仕方がないので“アクション!”と声をかけて後は見守るしかないなと思いました(笑)」と監督目線で撮影状況がどう映っていたのかを語ってくれましたが、監督のオチの付けた話し方が映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』トム・クルーズ来日上手くて、会場はかなりウケてました。このお話からトムと監督のコンビネーションというか、アクセルとブレーキみたいなバランスの良い関係性も伺えましたが、最後にトムは「飛行機がどんどん加速していって、やっぱりこの場面はまずかったかなと思いました」とキレイに締めました(笑)。そんな飛行機のシーンは相当な苦労が裏にあったのだなと思って注目して頂ければと思いますが、その他にも手に汗握るシーンが本当にたくさん出てきますので、トムの限界を知らない俳優魂をぜひ劇場で目に焼き付けてください。「今後日本を舞台に撮る可能性はありますか?」という質問も出ましたが、「ぜひやりたいね」みたいな軽いリップサービスではなく、交通を止めて撮影できるのかとか、国や町から許可が出るかが問題だとか、「具体的な町をイメージしていますか?」という質問には「それはトップシークレットだよ」などと答え、本気で考えていそうな様子だったので、あるかも知れませんね!今後の続編も含め、乞うご期待!

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』トム・クルーズ『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

2015年8月7日より全国公開

パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://missionimpossiblejp.jp/

© 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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