トーキョー女子映画部の取材リポート

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20 1月

斎藤工、マイケル・ファスベンダーを絶賛するも、自己評価は意外と低め!?『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント

Posted in 未分類 on 20.01.17 by Merlyn

映画『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント、斎藤工

『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント、斎藤工

2017年1月10日、『アサシン クリード』の大ヒット祈願イベントが東京の赤城神社で行われ、日本語吹き替えで主演のマイケル・ファスベンダーの声を担当した斎藤工が、凛々しい紋付き袴姿で登場しました!

本作は、マイケル・ファスベンダー演じる死刑囚のカラム・リンチが、遺伝子操作でDNAに眠る祖先の記憶を追体験させられ、自らも祖先であるルネサンス期スペイン時代を生きた伝説のアサシンとしての能力を覚醒させていくという、現在と過去をまたいだ壮大なミステリー・アクション。

映画『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント、斎藤工主演のマイケル・ファスベンダーの印象を聞かれた斎藤は、「彼こそ、世界的にも妖艶な俳優。彼のセクシーさだけが取り沙汰されますが、ものすごく実力のある方。今回の役もアクションが多くて大変だったと思いますが、すばらしかったです!」と、その演技力を大絶賛しました。また、ほとんどCGを使わず生身でアクションシーンを演じていたことについては、「危険なシーンが多いので、恐らくケガもしただろうけど、映画のスクリーンで嘘をつかないことによる効果を追求し、監督を推薦したのもマイケル・ファスベンダー自身で、徹底的に揺るぎない作品を作ろうという意思が感じられました」と、映画監督としても活動する斎藤らしい、職人気質な意見も飛び出しました。

続いて、映画の内容にちなみ、斎藤の祖先を解き明かすべく行ったDNA解析の結果がフリップで発表されました。“記憶力が高い”という診断について斎藤は「全然違います。年々、いろんなものが老化しているような感じで、セリフも全然入ってこないんです。なにかに書いたり、録音したり、あらゆる手を使って、それでもなかなか覚えられない(笑)」と自虐的に結果を否定しました。“調和性が高い”という結果については、「はい。イエスマンです。日本で生きていく上では、我を通してはやっていけないので。白を黒と言わないといけない業界にいますので、変な正義感はもっていないです。なので、調和性は高いです。ダサい感じで高いです(笑)」と、またもや自虐的な発言で今度は診断を肯定しました。

映画『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント、斎藤工総合結果として“将軍タイプ”という診断が出ると、「僕はどちらかというと、隊の前から2列目くらいにいる竹槍を持った歩兵タイプだと思うんですが…」と戸惑いつつ、「必ずしも華やかな人が芸能界で活躍するわけではないので、将軍も同じかもしれませんね。でも、僕の場合は“将軍”というより、家来が6人くらいの“小軍”だと思います」と、最後までネガティブな発言で、集まった取材陣の笑いを誘いました。

最後に今年の抱負を聞かれた斎藤は、「農業に興味があるので、主にキノコとかを栽培したいなと思っています。不安定な芸能界にいると、なにか自分の軸になるものが必要かなと思って。今年の目標は菌活です!」と冗談とも本気ともつかない目標を宣言して、和やかな雰囲気のなかイベントは終了しました。

映画『アサシン クリード』大ヒット祈願イベント、斎藤工

斎藤工とマイケル・ファスベンダーという2大セクシー俳優の夢のコラボとなる『アサシン クリード』は3月3日(金)より公開です。

 

 

映画『アサシン クリード』マイケル・ファスベンダーほか『アサシン クリード』
2017年3月3日より全国公開
公式サイト
配給:20世紀フォックス映画
©2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.

 

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13 1月

初来日クラーク・グレッグのここでしか言えない話『エージェント・オブ・シールド』

Posted in 未分類 on 13.01.17 by Merlyn

『エージェント・オブ・シールド』来日ファンイベント、クラーク・グレッグ『エージェント・オブ・シールド』来日ファンイベント、クラーク・グレッグ、村治学(日本語吹き替え版声優)

 

2017年3月17日に開局5周年を迎えるDlifeにて、1月21日(土)より放送される『エージェント・オブ・シールド シーズン3』。本作で、シールドの長官フィル・コールソンを演じるクラーク・グレッグが2016年12月26日に初来日しました。会場に訪れたファンが待ち受けるなか、登壇したグレッグは「コンニチハ、アリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶。日本の印象については、「少し銀座を散策する時間がありました。素晴らしくおいしい天ぷらを堪能させて頂きました。ロサンゼルス在住ですが日本食が大好きで、ロスでも日本食ばかりを食べているんですが、ここ日本でもとてもおいしい日本食を頂いています。今回、この作品のPRが終わったら、2日ほど東京を散策した後、2日ほど京都に滞在する予定です。日本はすごく気に入っているので、またどこかに行けたらいいなと思います」と語りました。覚えた日本語については、お寿司のネタは全部言えるそうですよ(笑)。

『エージェント・オブ・シールド』来日ファンイベント、クラーク・グレッグフィル・コールソンの魅力については、「大変幸いなことに、9年くらい前、友人のジョン・ファヴローが最初アイアンマンを手掛けられる際、ちょっと出てみないかと声をかけて頂きました。当時は“エージェント”という名前だけだったんですが、その役に気に入って頂いたことがあったようで、トニー・スタークとのやりとりが良いということでシーンも増えて、登場する作品も増えていきました。マーベルのスーパーヒーロー達がいる世界のなかで、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ』『ドクター・ストレンジ』、またアメリカではテレビ作品で8,9本『デアデビル』『ルーク・ケイジ』などいろいろな作品がありますが、大変大きなストーリーのなかで、ごく普通の男なので、観客の皆さんを代表するような役柄だということもあります。ご存じの通り、彼は過去に一度死んでしまったわけですが、ファンの皆さんのなかで、“#コールソンは生きている”という動きが大変大きくなりまして、マーベルとディズニーから「もしかしたらコールソンは死んでいないかも」というところにまでいきました。本当にどこにでもいるような普通の男の唯一の取り柄は、自分の周りの人間をちゃんと世話する、親身になるというところです」と述べました。また「よくからかわれるんですが、誰かがフィル・コールソンに意地悪すると、私がすごく不快に思っていると言われたり、私とフィル・コールソンの境界線がとても曖昧になってきています。でもフィル・コールソンが私に似てきているのか、私がフィル・コールソンに似てきているか…。脚本家の方々は私のことを熟知されているので、私がやったようなことを一週間後にフィル・コールソンがやっていたり、良い事も悪い事も盛り込まれています。もうしばらくすると、私が道で歩いていると急に消えてしまったり、本当にフィル・コールソン化してしまうかも知れませんね(笑)」と、話しました。イベント中も思わず司会者の女性がグレッグをコールソンさんと呼んでしまったり(笑)、確かにグレッグとコールソンはもう一心同体と見えるほどでした。

続いてキャスト同士も仲良しだということで、「今日ここにイアン・デ・カステッカー(レオ・フィッツ役)と、クロエ・ベネット(スカイ/デイジー役)がいないのでお話させて頂きますが、シーズン1か2で雪が降っているシーンを撮っているときに、人工的な雪を使っていたのですが、撮影が終わって雪を片付けていたんですね。イアンがトレーラーに戻ったら、クロエが彼のトレーラーにいっぱい雪を詰め込んでいました。でもその後イアンからの復讐がこないとクロエが不思議がっていたんです。すると一週間後くらいに、彼女が交通渋滞につかまってしまったなか、“どうして、皆が意味深な目で私の車を見るのかな?”と思っていたら、現場に着いて車を見ると、ナンバープレートが差し変えられていて、ここでは申し上げられないような大変不適切な言葉が書かれていました。相手を積極的に募るような内容のプレートが付いてそうです(笑)」と、ここでしか語れないエピソードを披露してくれました。

海外TVドラマ『エージェント・オブ・シールド』来日ファンイベント、クラーク・グレッグ、村治学(日本語吹き替え版声優)そして、この日は日本語吹き替え版でフィル・コールソンの声を担当している村治学も登壇。村治はクラーク・グレッグと会った印象について「本物や〜!と感じました。何よりも本当にお優しい方で、今日は他のキャストの皆も来てるんですが、クラークさんのほうから皆1人ずつ写真を撮らないかと声をかけてくださって、本当ににこやかに写真を撮って頂いたりしました」と語ると、グレッグが客席後ろで見ていた他のキャスト(シモンズ、メイ、ウォード、フィッツなどの声を務める声優)を舞台に呼びました。グレッグは、「ロスに戻りましたら、ぜひ脚本家達にお話をしたいんですが、今後ぜひ東京で本作を撮りたいなと。シールドの日本支部のメンバーを紹介して、というところで(笑)」と嬉しいコメント。海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』来日ファンイベント、クラーク・グレッグ、村治学(日本語吹き替え版声優)

最後にシーズン3は、スーパーパワーを持つインヒューマンズが活躍するのにちなんで、「持てるとしたら、どんなスーパーパワーを持ちたいか?」と聞かれると、村治は「たくさん台本を読まなければいけないので、できれば表紙に手を当てたら全てを理解できるとか、覚えられるとか、そういう能力があれば欲しいですね」と答えました。グレッグは「娘にバカにされないようなダンスができるパワーが欲しいですね」と返しました。クラーク・グレッグは終始にこやかで、通訳さん、一緒に登壇する人、ファン、マスコミ、全ての人に気配りしてくれる優しい人というのがひしひしと伝わってきました。本作で彼が演じるフィル・コールソンも、回を追う毎にどんどん魅力的なキャラクターになってきているので、ぜひドラマをご覧頂ければと思います。

 

海外TVドラマ『エージェント・オブ・シールド』クラーク・グレッグ『エージェント・オブ・シールド シーズン3』
2017年1月21日(土)21時より全国無料のBSテレビ局Dlife(ディーライフ)にて放送開始
※2カ国語放送:毎週土曜21時〜/字幕放送:毎週金曜27時〜
2017年2月3日(金)ブルーレイ&DVD発売・DVDレンタル・デジタル配信開始
ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト

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15 12月

ミラ・ジョヴォヴィッチ、夫ポール・W・S・アンダーソン監督に怒り!?

Posted in 未分類 on 15.12.16 by Merlyn

 映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローラ、ポール・W・S・アンダーソン監督、エヴァ・アンダーソン、アリ・ラーター、ウィリアム・レヴィ、オーエン・マッケン、イ・ジュンギ『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローラ、ポール・W・S・アンダーソン監督、エヴァ・アンダーソン、アリ・ラーター、ウィリアム・レヴィ、オーエン・マッケン、イ・ジュンギ

映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、ミラ・ジョヴォヴィッチ

2016年12月13日、『バイオハザード:ザ・ファイナル』のワールドプレミアが行われ、キャスト、監督が勢揃い。ミラ・ジョヴォヴィッチは、夫で本作の監督ポール・W・Sアンダーソンと、レッドクイーンを演じる愛娘、エヴァ・アンダーソンと来日し、貴重な3ショットが見られました。美男美女カップルの娘とあって、エヴァは本当に美少女でしたが、子どもらしい仕草が印象的ながら、ファンサービスは1人で周り、サインをしたり、一緒に写真を撮るなど、しっかりした様子を見て、さすがスターの家系に生まれただけあるなと思いました。そんなエヴァは、日本のことを「スーパーカワイイ」とコメント。気が利いてるところも、スターの血を引いてますね。

『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、エヴァ・アンダーソン

そして、今作でハリウッドデビューを飾るローラは、主演のミラに負けないくらいの声『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、ローラ援が贈られていましたが、英語と日本語の両方でコメントするなど、テレビで観るのとは違う一面を披露。今回の役作りについては、「ハリウッドの映画だし、役作りは簡単ではなかったけど、本当に皆さんすごく優しくて。ものすごく大規模なセットで、その迫力のおかげでこっちも入り込めたと思う。本当に素敵な経験だった」とコメント。そんなローラとの共演について、ミラは「皆さん、この作品を観て頂いたときにすごくショックを受けると思います。ローラさんはそのくらい、今のローラさんと違った、すごく激しい戦士に変身してるからなんです。メイクのトレーラーのなかで、ファッション、美容、ラーメンの話などをしていたんですが、そんな彼女が戦士にどうなるのかなと思っていたら、衣装を身につけ、大きな銃を手にした彼女は、ものすごく激しいクレイジーなくらいの戦士に早変わりしたんですね。その変身ぶりを見て、女優としても素晴らしいんだなと思いましたし、皆さんもきっと楽しんでもらえると思います」と、女優としてのローラへの期待を覗かせました。

今作でシリーズ最終章となりますが、そのことについてミラは「とっても悲しいです。ちょっとポールに対して怒りの気持ちもあるんですね。私と仕事をするのが好きだったはずなのに」とジョークを放ちました。ミラ、ポール・W・S・アンダーソン監督ともに、シリーズ最高傑作と自負する本作。アリスの秘密が明かされ、衝撃の結末が待っています。ぜひ皆さんも、その目で“最期”を見届けてください。

そして、イケメン豪華キャストにもご注目!

『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、イ・ジュンギ

イ・ジュンギにもたくさんの声援が!

『バイオハザード:ザ・ファイナル』来日ワールド・プレミア、ウィリアム・レヴィ、オーエン・マッケン

ウィリアム・レヴィ(左)、オーエン・マッケン(右)にも、女子から「超イケメン!」という声が多数

『バイオハザード:ザ・ファイナル』
2016年12月23日より世界最速公開
映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』ミラ・ジョヴォヴィッチ配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト

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07 12月

撮影現場に現れた“あの人”に監督も出演者も大興奮! 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

Posted in 未分類 on 07.12.16 by Merlyn

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ギャレス・エドワーズ監督『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ギャレス・エドワーズ監督

“スター・ウォーズ”シリーズ最新作、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が、いよいよ2016年12月16日(金)より全世界同時公開となります!ファン待望の本作公開に先駆け、主人公ジンを演じたフェリシティ・ジョーンズ、情報将校キャシアン役のディエゴ・ルナ、ギャレス・エドワーズ監督が来日し、12月7日(水)に都内で記者会見を行いました。本国アメリカでのワールドプレミア直前、アジア最速となる記者会見ということで、会場には多くのマスコミが詰めかけ、熱気で溢れ返っていました!

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、フェリシティ・ジョーンズ10年ほど前、大学生時代にシェイクスピア劇へ出演するために日本を訪れたことがあるというフェリシティ。今回の役どころについて、「ジンは帝国軍への強い憎悪を持っていて、その怒りや憎しみが彼女を駆り立てる原動力にもなっています。人を信用せず一匹狼だった彼女が、同じ目的を持って戦う仲間と出会って、徐々に心を開いていく姿を観てほしいと思います。超大作映画の女性キャラクターというと、最初はすごく女性らしく描かれていて、突如としてすごいアクションを繰り出すような描き方をされるけど、ジンは映画の冒頭から男性キャラクターと同等に扱われている。そういったところも本作の魅力です」と語りました。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、ディエゴ・ルナディエゴは約9年ぶりの来日。今作で演じたキャシアンの魅力について聞かれると「約2年のあいだ彼に体を貸していて、ようやく自分が戻ってくるという感じ(笑)。キャシーはチームワークの強さを理解していて、献身的に行動できる人物。ジンとの関係を構築していくなかでも、“違い”にこだわるのではなく、“1つに団結することの大切さ”を理解していました。他者の強みに目を向け、多くの人と支え合うことで夢を実現させていくキャシーは、真のヒーローだと思う。僕も彼を見習いたと思います!」と絶賛しました。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、ギャレス・エドワーズ監督“スター・ウォーズ”シリーズといえば、ジョージ・ルーカスが日本映画に大きな影響を受けて製作されたことが有名ですが、そんな同シリーズの監督を引き継ぎ、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』でもメガホンを執ったエドワーズ監督は「日本に来るのは、まるで家に戻ってくるような気分。とてもワクワクしています!」と笑顔でコメント。さらに、「ルーカスも黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』などに強い影響を受けていますが、本作でも『七人の侍』などの黒澤作品のスチールを各部門の担当者に見せて撮影を進めました」と日本映画への敬意を口にしました。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、フェリシティ・ジョーンズ、ギャレス・エドワーズ監督

(写真・上)イメージ・ビジュアルが描かれた大きな幕が取り払われると、そこには豪華絢爛な襖絵が! (写真・下)襖絵に描かれた星をゲスト3人が塗ることで絵が完成。ニクイ演出です!

ここで、ゲスト3人へのサプライズとして、壇上に大きな襖(ふすま)絵が登場!ダース・ベイダーやデス・スターが桜とともに描かれた豪華絢爛な襖に、思わず言葉を忘れて見入ってしまう3人。フェリシティは「続編があるなら、この絵のように日本で桜と一緒に撮りたい!」と嬉しそうに語りました。

ダース・ベイダーの登場シーンも描かれる本作。ベイダーの演出について聞かれたエドワーズ監督は、「ダース・ベイダーを演出するというのは、私にとって夢のようなこと!普段はガヤガヤしている撮影現場が静かになったと思ったら、ベイダー卿が現場に到着したからだった(笑)。40代のスタッフが多かったんだけど、彼のオーラで誰もが5歳の子どものようになってしまったんだ。それで、リハーサルのときだけはダース・ベイダーの衣装、ヘルメットを脱いで貰いました。変なことを言ったらフォースで殺されてしまいそうだからね(笑)。自分の友達にもダース・ベイダーを撮っていることを話したくてウズウズしたけど、発表まで我慢したんだよ(笑)」と満面の笑みを浮かべながら回想しました。

エピソード4に繋がるストーリーである本作。「歴代の出演者に会って話を聞いたか?」という質問では、フェリシティが「マーク・ハミルが撮影終盤に現場に来てくれたの!」と話すと、エドワーズ監督も「フェリシティとリハーサルをやっていたんだけど、視界の片隅にスカイウォーカーが映った瞬間から、フェリシティの声が全く聞こえなくなってしまった(笑)。しかも、あのマーク・ハミルが、“GODZILLA Tシャツ”を着てくれていたんだよ!」と大興奮。ディエゴもすかさず話に割って入り、「マークから“(本作出演で)あなたの人生が変わる準備ができている?”と聞かれたんだ。マークと握手できた瞬間に僕の人生は変わったっていうのに(笑)!」と、少年のような笑顔を浮かべながら述懐しました。

ファンだけではなく、本作に関わったスタッフ、キャストの全員が“スター・ウォーズ”という伝説を受け継ぐことに大きな喜びを感じていると実感した今回の記者会見。取材をして、ますます公開が待ちきれなくなりました!皆さんも、ぜひ劇場でご覧くださいね!

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』来日記者会見、フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ギャレス・エドワーズ監督ほか

 

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナほか『ローク・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
2016年12月16日より全国公開
公式サイト
配給::ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

↓トーキョー女子映画部での紹介記事
映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7)
特集:“スター・ウォーズ”の世界は、女子が鍵を握る!

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04 12月

“コミコン”が日本で初開催!東京コミックコンベンション

Posted in 未分類 on 04.12.16 by Merlyn

東京コミックコンベンション 第1回2016年12月開催/スタン・リー来日2016年12月2日から4日の3日間、日本で初めての“コミコン”、東京コミックコンベンションが開催されました。“コミコン”は1970年に始まった、漫画や映画などポップカルチャーの世界最大級のお祭り。今回の東京コミックコンベンションは、アメコミ界の重鎮で、マーベルコミック“X-MEN”“アメイジング・スパイダーマン”“アイアンマン”シリーズほか多くのヒット作の原作、脚本を手掛け、アメコミの映画化作品でも多く製作を担当しているスタン・リーの協力のもと実現したそうです。オープニングには、スタン・リーも来日しましたが、なんと御年93歳(取材時)というから驚き。私もアメコミ大好きですが、そりゃあんなにおもしろいストーリーを生み出す方ですから、ある意味こういった超人的若さがあっても不思議はないですね。

東京コミックコンベンション 第1回2016年12月開催/デロリアン

会場内には、コミック、映画、ゲームにまつわるあらゆる企業のブースや、ハリウッド百年史、ハリウッド映画ポスター、日本SFX 怪物怪獣大百科などのコーナーも充実。

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

2017年3月3日より公開『アサシン クリード』のブース、2017年冬公開予定の『ジャスティス・リーグ』などのワーナー・ブラザースのブースも展開されていました。

東京コミックコンベンション第1回2016年開催/『アサシンクリード』

東京コミックコンベンション第1回2016年開催/『ジャスティス・リーグ』

 

12月23日より世界最速公開となる『バイオハザード:ザ・ファイナル』のブースには展示物がたくさん。ゲーム“バイオハザード7 レジデントイービル”は2017年1月7日発売!

東京コミックコンベンション第1回2016年開催/『バイオハザード:ザ・ファイナル』

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

個人的にはやっぱり映画の展示がワクワクしました。

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

昔のハリウッド映画のポスターがオシャレ。

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

撮影で実際に使われたバットマンのバットスーツ(『ダークナイト ライジング』でクリスチャン・ベールが着用)、ターミネーターT-800の展示も迫力あり!

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

東京コミックコンベンション第1回2016年開催

コミコンにはずっと行ってみたかったので日本での開催は本当に嬉しいです。これからどんどん規模も拡大していき、もっと盛り上がっていくことを期待しています。2016年末、そして来年劇場公開の映画もお楽しみに!旧作はぜひDVD、ブルーレイや配信でご覧ください!

“東京コミックコンベンション”
公式サイト

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以下、映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定(50音順)

アメイジング・スパイダーマン
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
寄生獣
シン・ゴジラ
スーサイド・スクワッド
ダークナイト ライジング
ターミネーター:新起動/ジェニシス
『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12/14UP予定)
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

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21 11月

エディ・レッドメインが日本人にかけたい魔法とは?『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

Posted in 未分類 on 21.11.16 by Merlyn

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』来日ジャパン・プレミア、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)/DAIGO(宣伝大使)『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』来日ジャパン・プレミア、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)/DAIGO(宣伝大使)、宮野真守(日本語吹き替え版キャスト)

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』来日ジャパン・プレミア、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン2016年11月21日、雨の降るなか、本作のPRイベントが行われ、会場に収まりきらないほどのファンが詰めかけました。日本での劇場公開を目の前に来日したエディ・レッドメインほか本作のチームは、寒空の下、サインや写真撮影ににこやかに応じ、会場は熱狂。本作へのファンの期待と、シリーズやキャスト、スタッフへの愛がひしひしと伝わってきました。

レッドカーペットでのファンとの交流を終えたあと、一同は舞台へ登壇。まず、宣伝大使を務めるDAIGOが登場し、魔法の鞄をセット。中から、主演のエディ・レッドメインが登場するという演出で再び会場は盛り上がりました。

 

登場したエディは、「コンニチハ」と日本語で挨拶。そして「僕は日本に来られてワクワクしています。東京、日本が大好きなんです。日本にはJ.K.ローリングさんのファン、“ハリー・ポッター”のファンがたくさんいるということですが、今日雨のなか待ってくださっていたということでそれが証明されたと思います。私達出演者も皆、“ハリー・ポッター”が大好きです。でもこの映画を観た後は、“ファンタスティック・ビースト”のファンになってください」とコメントしました。次にキャサリン・ウォーターストンは「トウキョウダイスキ」と日本語で挨拶し、「起用が決まったとき、とてもワクワクして、その時のショックは今も続いているような感じです。今このステージに上がっているグループ全員それぞれが美しく、非情に心が優しく、献身的で、このメンバーの一人になれて光栄です」と続けました。キャサリンはモデルのように長身でスレンダーで、とてもステキでした。続いて、キャサリンと魔法使いの姉妹を演じたアリソン・スドルは、「トウキョウマホウ」という日本語を披露。劇中のキャラクター・イメージのまま、とてもお茶目な彼女でしたが、「東京に来られてとても光栄です。少女の頃から日本に来るのが夢だったので今回それが叶いました。本当にハートを込めてこの映画を作りました。皆さん楽しんでください」とにこやかに話しました。そして今回来日したキャストのなかで唯一“ノー・マジ(普通の人間)”を演じたダン・フォグラーは、「トウキョウ、スゴイ」と日本語で東京を褒めてくれて、「今回この作品に出られたことは、宝くじに当たったような感覚でいます。アリガトウ」とコメントしました。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』来日ジャパン・プレミア、エディ・レッドメイン最後に宣伝大使のDAIGOが、主人公の魔法使いニュートを演じたエディに「日本の皆さんに魔法をかけるとしたら、どんな魔法をかけたいですか?」と聞くと、悩んだエディは「ニュートが持っている魔法のスーツケースは、実は中がすごく大きいんです。日本の皆さんから本当に温かい歓迎を受けて、この作品のファンの皆さん全員をあのスーツケースに入れて持って帰りたいです」とパーフェクトな回答を返しました。さすがですね!エディは終始にこやかで、今回のイベントをすごく楽しんでくれていた様子。生で観る彼もとても品があり、カッコ良くて、スターのオーラを感じました。女性陣はドレスでかなり寒かったと思いますが、笑顔を絶やさず会場のファンに常に手を振っていたのが印象的。ダンもハンプティダンプティみたいでかわいかったです(笑)。本作のチームメンバーの様子から、とても良い雰囲気が伝わってきましたが、それがそのまま本作にも詰まっていて、とても楽しくて愛着の湧く作品になっています。壮大なスケールで描かれる魔法の世界、ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。

 

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』日本語吹き替え版キャスト:宮野真守

日本語吹き替え版でニュート役の宮野真守も登場

 

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』エディ・レッドメイン2016年11月23日より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
©2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

 

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映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

TJE Selection イイ男セレクション/エディ・レッドメイン
TJE Selection イイ男セレクション/ダン・フォグラー
TJE Selection イイ男セレクション/エズラ・ミラー
TJE Selection イイ男セレクション/コリン・ファレル

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21 11月

メリル・ストリープが明かす、オンチな役作りと夫婦円満の秘訣! 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』

Posted in 未分類 on 21.11.16 by Merlyn

映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』来日記者会見、メリル・ストリープ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』来日記者会見、メリル・ストリープ

第29回東京国際映画祭オープニング作品に選ばれた『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』の来日記者会見が2016年10月24日(月)に行われ、主演のメリル・ストリープが登壇しました。この日、壇上には日本の秋をイメージして紅葉した“ナナカマド”の豪華な生花が飾られていましたが、ステージに登場したメリルは、ラフなファッションながらも、その華やかさに負けないオーラと透明感をまとっていて、しばしカメラのシャッターを押すのを忘れて見入ってしまいました!

そんなハリウッドきっての名女優の来日とあって、会場には海外メディアを含む約150名のマスコミが集結。メリルは会場の熱気と人の多さに驚きながら「皆さん、温かい歓迎をありがとうございます!また日本に来ることができて嬉しいです。前回来たときよりも(マスコミの数が)2倍はいるんじゃないかしら(笑)?」と挨拶しました。続けて、来日の感想を聞かれると「東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれたことを大変光栄に思います。今回、スティーヴン・フリアーズ監督やヒュー・グランドは仕事が忙しくて、私だけが暇だったので来日することができました(笑)」と冗談を交えてコメントし、会場を笑わせました。映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』来日記者会見、メリル・ストリープ

本作でメリルが演じるのは、“絶世のオンチ”ながらも音楽を心から愛し、カーネギーホールを満員にした伝説の歌姫マダム・フローレンス。『マンマ・ミーア!』や『イントゥ・ザ・ウッズ』などのミュージカル作品で美声を披露してきたメリルが、オンチ役を演じることでも話題を呼んでいます。実在の人物であるフローレンス役への意気込み、さらにオンチに歌うための秘策について聞かれたメリルは、「フローレンスはけっして歌は上手ではありません。しかし、歌うことと音楽を心から愛していて、ニューヨークの音楽シーンにとても貢献した人物です。パトロンになる方には多いのですが、彼女は心の中ではずっと歌手になる夢をもっていたんですね。今回の役作りでは、2カ月のトレーニングで、“アリア”を一度きちんと歌えるようにしてから、最後の2週間で歌い方を崩していくという作業をしました」と明かしました。フローレンスのように叶えたい夢はありますか?という質問では「今でも歌手になる夢を抱いていますよ。でも、あまり上手ではないので努力しなければね(笑)」と茶目っ気たっぷりに謙遜してみせました。

美しい夫婦の絆が描かれた本作にちなみ、自身の夫婦仲について聞かれると「夫はとても理解のある人で、彼がアーティストという職業であることも助かっていると思います。生活のスタイルや仕事への共感を得られやすいですからね。フローレンスとシンクレアは芸術と音楽が好きという共通点があって、2人で同じ夢を共有していました。同じ夢を共に追いかけられる相手はいいですね!」と夫婦円満の秘訣について語りました。さらに、2020年の東京オリンピックの際は、応援で再び来日するかと聞かれると「2020年を待たずとも、その前に日本にはまた来るつもりよ(笑)」と再来日を約束。最後は「今日は温かく迎えてくださってありがとうございました。映画を楽しんでくださいね!」と笑顔で会場を後にしました。

映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』来日記者会見、メリル・ストリープ

これまでアカデミー賞に19回もノミネートされ、3度の受賞歴をもつハリウッド最高峰の女優でありながら、ウィットに富んだ受け答えで終始会場を和ませ、とても気さくな素顔を見せてくれたメリル・ストリープ。ヒュー・グラントとの共演も見逃せない、笑いと涙いっぱいの感動の実話『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は、12月1日(木)より全国公開です!

 

 

映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』メリル・ストリープ/ヒュー・グラント『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
2016年12月1日より全国公開
公式サイト
配給:ギャガ
©2016 Pathé Productions Limited. All Rights Reserved.

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11 11月

羽生名人に会えなかった松山が東出にクレーム!?『聖の青春』完成披露舞台挨拶

Posted in 未分類 on 11.11.16 by Merlyn

映画『聖の青春』完成披露試写会、松山ケンイチ、東出昌大、竹下景子、安田顕、森義隆監督映画『聖の青春』完成披露舞台挨拶、松山ケンイチ、東出昌大、竹下景子、安田顕、森義隆監督

『聖の青春』の完成披露試写会が2016年10月5日に行われ、主演の松山ケンイチ、東出昌大、竹下景子、安田顕、森義隆監督が上映前の舞台挨拶に登壇しました。

映画『聖の青春』完成披露試写会、松山ケンイチ松山が演じるのは、羽生善治と並ぶ天才と称されるも29歳の若さで亡くなった実在の棋士、村山聖(さとし)。体重を20キロ増量して役に挑んだ松山は、「村山聖の生き方に胸を揺さぶられて、この役を演じました。こんなにスタート地点に立つまでに時間のかかった役はありません。村山さんの知り合いの方に会う機会をいただき、映像も観ましたが、そのまま演じるだけではコピーになってしまう。自分の内面を創り上げることで村山聖以上に村山聖になれると思いました」と役作りを回想しました。

ライバルの羽生善治を演じた東出も「初日の撮影で街中に佇むシーンがあって、何かをしたわけではないのですが、監督から“芝居をするな!”と言われました。芝居とは、表現とは何かということを考えながら、精神面を大事に取り組みました」と振り返り、それぞれが心身ともに役に没頭した様子を伺わせました。
しかし、東出が役作りのために、森監督とともに羽生本人に会った話をすると、「僕、その会呼ばれてないです!」と松山から、すかさずクレームが(笑)。それを聞いた東出が「実は、撮影現場にインするまで松山さんとは話すなと言われていて…」と申し訳なさそうに答えると、「映画のなかでの村山と羽生の出会いをリアルにするためだった」と森監督の口から真相が語られました。それを聞いた松山は「そうだったんだ!」と驚きつつも、「でも、羽生さんに会えなかったことは納得していない」と不満げな表情を見せ、客席の笑いを誘いました。

映画『聖の青春』完成披露試写会、東出昌大村山と羽生の関係に因み、ライバルの存在について質問された松山は「ライバルは自分。自分に勝たなけれな、村山聖という人間を演じることはできませんし、自分に負けちゃダメだという気持ちは、今までで一番強く感じました」と語り、東出も同じくライバルは自分だと回答。森監督は「ライバルは松山さん。僕が想像していたところをはるばると超えていく。自分が監督としてできることを広げて、松山さんを倒さなければと思っています!」と、俳優としての松山の実力を絶賛しました。

聖の母親トミコを演じた竹下は、本作の見どころについて、「子どもを手元から離して、見守っていくという母親役を演じました。この作品には、ライバル同士、師匠と弟子、親子、色んな形の絆が描かれています。どうぞ、この作品をお楽しみください」と優しい微笑みで会場を魅了しながらコメント。聖の先輩棋士である橘正一郎役の安田も、「素晴らしいキャスト、スタッフと一緒にこの現場に携われたことを心から感謝しています。映画のなかでは今日以上に和装姿がサマになっている村山さん、羽生さんに出会えると思います!」と作品をアピールしました。
舞台挨拶の終盤には、今年5月に行われた第74期名人戦で羽生を破った佐藤天彦名人も登場。「将棋を多くの人に知っていただく機会、映画を作っていただき、本当にありがとうございます!」と、本作の完成を祝福し、和やかな雰囲気に包まれつつ舞台挨拶は終了しました。

将棋に命を賭け、病と闘いながら駆け抜けた村山聖の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く本作は、11月19日より全国公開です。ぜひ、劇場でご覧ください!

 

映画『聖の青春』松山ケンイチ『聖の青春』
2016年11月19日より全国公開
公式サイト
配給:KADOKAWA
©2016「聖の青春」製作委員会

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10 11月

池松壮亮、人生を変えてくれたトム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督と13年ぶりに再会『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』

Posted in 未分類 on 10.11.16 by Merlyn

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督、池松壮亮(ゲスト)『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督、池松壮亮(ゲスト)

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、トム・クルーズ『ラストサムライ』(2003)から13年ぶりに、本作でタッグを組んだ、トム・クルーズとエドワード・ズウィック監督が来日。2016年11月8日に記者会見を行いました。ズウィック監督は、「アウトローを日本語に置きかえて、浪人という言葉にするとわかりやすいのかなと思いますが、我々が手掛けた『ラストサムライ』とこの作品はどこか繋がりがあるのではと思います。ジャック・リーチャーというキャラクターは、ある機関の中心であったにも関わらず、今はそこを離れて一人で彷徨いながら、自立した存在として、自分なりの道徳観、ルールを持って行動する男です。そういった意味では『ラストサムライ』の次なる作品になると考えています」と語りました。今回『ラストサムライ』以来、再び一緒に映画を作った2人は、お互いを称賛。13年という時間の隔たりを感じず、再び情熱と映画愛を持って一緒に作品を作り上げたという事が言葉の端々から伝わってきました。

そして、今回シリーズ2作目を監督(1作目はクリストファー・マッカリーが監督)したエドワード・ズウィックは、「自分にとって重要だったのは、この作品がシリーズの1本であると同時に、独立した映画として楽しんで頂けるものを作るということでした。リー・チャイルドの原作“ジャック・リーチャー”シリーズのなかで、今回この本を選んだのは、キャラクターに非情に深みがあり、より掘り下げができるのではと思ったからです。シリーズ1本目の『アウトロー』に詰まっていたアクションやワクワク感はもちろんキープしつつ、ジャックの人間関係を掘り下げていくことを目指しました」と、本作へのこだわりを明かしました。

次に共演者について聞かれたトムは「ハードワーカーが欲しいです。私は休みなんて何年間も取っていませんが、働くことが好きなんです。だから一緒に働く方は男性でも女性でも、私と同じように映画作りに情熱を持ってすべてを注いでくれる方を求めます。私達にとって映画はただの仕事ではありません。4歳の時から情熱にかられて、ここまで来ています。情熱を持った方と仕事をしたいと思うのは、お客様を楽しませたいからです。いろんな映画があり、お客様の好みも違いますが、どうしたら皆が楽しんでもらえるか挑戦することに情熱を掻き立てられて、この仕事をしています。映画作りはグループで作るというのが素晴らしいんです。全力でお客様を楽しませるためにチームワークを発揮する、それがとても好きです」と、溢れる映画愛を言葉にしました。トムは言葉通り、撮影も宣伝もいつも全力だなと伝わってきますが、だからこそずっと第一線で活躍されているんだなと改めて感じました。映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、トム・クルーズ、エドワード・ズウィック監督、池松壮亮(ゲスト)

続いてこの日は『ラストサムライ』でデビューし、今や大人気の俳優、池松壮亮がゲストで登壇。大人になった池松壮亮と再会したトムは「大きくなったね!」と笑顔で歓迎。ズウィック監督も「あれ以来、主演作もたくさんあって、素晴らしい作品にたくさん出ていらっしゃることを僕等も聞いています」と声をかけると、トムは「素晴らしい俳優になっていることを驚きません。あの頃から素晴らしい演技をしていましたから」映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、トム・クルーズ、池松壮亮(ゲスト)と付け加えました。『ラストサムライ』では、ズウィック監督がトムと池松の共演シーンを日没の瞬間に撮りたいと思ったそうで、ベテランでも難しいシーンを、ファーストテイクで成功させなければいけなかったとのこと。しかもそのシーンの脚本は直前に書かれたそうで、トムが「覚えてる?」と尋ねると、池松は「覚えてないです(笑)」と返し、会場は笑いに包まれました。監督は子役だった池松について、「1テイク目から完璧で、何テイクか撮りましたが、毎回素晴らしかったんです」と絶賛。トムも「本当に一生懸命で、集中してやっていました。楽しかったし、コミュニケーションも良く映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見、池松壮亮(ゲスト)とれて、お客様が感動するシーンになったと思います。君をとても誇りに思います」と当時の共演を振り返り、池松を褒めちぎりました。そんな2人に対して池松は「あの頃は俳優になると思っていませんでしたし、お二人に出会ってなかったら東京にでも出てきていなかったと思うので、お二人に出会ったことで僕の人生が変わりました。ずっと指標というか、お二人のおかげでまだまだやれそうだと思いました」と感謝の意を述べました。本作について池松は、「お二人のタッグは特別で、エドが撮るトムの素晴らしい、カッコ良い男というか、真実の正義、ひけらかさない正義と言いますか、『ラストサムライ』以外にまた素晴らしいキャラクターと映画を生み出してくれて、日本人は皆共感するんじゃないかと思いました。素晴らしかったです」と称賛。『ラストサムライ』での池松壮亮の演技は、私も未だに記憶に残っていますが、本当に子どもの頃から名優で、すごく雰囲気を持っていましたよね。『ラストサムライ』は映画を作っていた人達にとっても運命的な作品だったと思うと、今回の再会を目の前で見られて本当に感動したし光栄でした。ずっと変わらず熱い思いを持って、トムとズウィック監督が作った『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』も見逃せませんよ。

 

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』トム・クルーズ『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』

2016年11月11日より全国公開
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト
©2015 PARAMOUNT PICTURES.  ALL RIGHTS RESERVED.

 

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07 11月

女子目線のエロスを完全に意識!人気監督5人による新作を続々公開【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】

Posted in 未分類 on 07.11.16 by Merlyn

『日活ロマンポルノリブートプロジェクト』記者会見、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】完成報告記者会見、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督

2016年11月20日に製作45周年を迎える“日活ロマンポルノ”。そのメモリアルとして発足したプロジェクト、【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】の完成報告記者会見が8月24日に都内の日本外国特派員協会で行われ、メガホンを執った塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督が出席しました。フランソワ・トリュフォーなど、海外の映画監督にも影響を与えたと言われる“日活ロマンポルノ”の再起動とあって、会場には海外メディアの記者の姿も多く見られました。

『日活ロマンポルノリブートプロジェクト』ポスタービジュアル本プロジェクトは、「監督への新しい映画表現の場の提供」と「クラシック作品群の上映」という2本柱で、新作と旧作の活性化を目指すもの。新作の製作では“日活ロマンポルノ”の定番ルール、「10分に1回の濡れ場」「上映時間は80分程度」に加え、「製作費は全作品一律」「撮影期間は1週間」「完全オリジナル作品(脚本)」「ロマンポルノ初監督」という条件も加わりました。個性豊かな監督達が、同じ製作条件の元で表現を競い合うというのも、同プロジェクトの大きな見どころです!

記者会見では日活代表からの挨拶のあと、5人の監督への質疑応答が行われました。かつては男性向けとして製作されていたロマンポルノ。「新作製作にあたり、女性客を意識するか?」という質問では、塩田監督が「今、撮るなら女性観客への意識は必要!先日ロカルノ国際映画祭でワールドプレミアを行いましたが、20代~60代の女性が僕の作品を支持してくれました。女性からの期待に応えることができて、驚きとともに非常に嬉しかったです」とコメント。白石監督も「クラシック作品のリバイバル上映には何度も観に行ったことがあるのですが、その度に女性客が増えているのを肌で感じていました。ロマンポルノはジャンルではなく、一定のルールを設けたレーベルなので、ルールをクリアして撮りたいものを作りつつ、女性に受け入れられるものを目指しました」と賛同しました。

『日活ロマンポルノリブートプロジェクト』記者会見、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督さらに、中田監督は「小沼勝監督の特集上映で劇場に行った際に、山本晋也さんが“(観客が)ほぼ半分女性だね”とおっしゃっていて、女性がロマンポルノを観る流れがあるんだなと印象に残っていました。今回は女性のプロデューサーと一緒にレズビアンという題材で脚本を書き、作家というよりも職人のような感覚で若い女性に向け作りました」と、やはり女性をターゲットとしていることをアピール。行定監督は2本書いた脚本のうち、1本は「これじゃ女性が観られない」と日活側からダメ出しをされたことを述懐し、完全に女性客を意識したプロジェクトであることを伺わせました。最後に本プロジェクトに参加した感想を聞かれた園監督は「去年は憤りを覚えることばっかりが起こり、その怒りを映画に込めたのが今回撮った『アンチポルノ』です。日活ロマンポルノをやってみて、とても意義があった。好きなように作れて、本当に良かった。感謝しています、日活ありがとう!」と満足げに語りました。

人気監督がしのぎを削る【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】。第1弾公開となる行定勲監督の『ジムノペディに乱れる』は、いよいよ11月26日より全国順次公開。ほかの4人の監督作品も今後続々と公開される予定です。詳しい上映スケジュールなどは、公式サイトでご確認ください!

 

What is “日活ロマンポルノ”?
“日活ロマンポルノ”とは、映画会社の日活が1971年〜88年の間に製作、公開した成人映画で、第1作の『団地妻 昼下りの情事』(西村昭五郎監督)と、『色暦大奥秘話』(林功監督)に始まり、わずか17年の間に約1,100本も劇場公開されたという人気シリーズ。当時は、通常3本立ての公開だったため、安い予算で量産体制が敷かれました。そこで若い人材にも目が向けられ、現在の日本映画界で活躍する多くの監督がこのシリーズに参加して経験を積みました。さらに、監督達の創造性を刺激したのが、「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は80分程度」といった製作ルール。これさえ守れば比較的自由に映画を作ることができたため、監督や製作スタッフたちは限られた予算のなかで、ありとあらゆる新しいアイデアを模索。多くのクリエイターにとって、チャレンジと修行の場となったのです。

 

映画『ジムノペディに乱れる』板尾創路/芦那すみれ【ロマンポルノ・リブート・プロジェクト】
公式サイト
第1弾『ジムノペディに乱れる』 2016年11月26日より全国順次公開(ほか4作品も順次公開)
配給:日活
ⓒ2016日活

 

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