トーキョー女子映画部の取材リポート

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28 4月

4月28日は海ドラの日! 2015年は相武紗季が「海ドラニスト」に任命

Posted in 未分類 on 28.04.15 by Merlyn

【海外ドラマの日】相武紗季【海外ドラマの日】相武紗季、i☆Ris(あいりす)

皆さんは、「海外ドラマの日」をご存じですか?「海外ドラマの日」とは、2013年放送事業者4社が海外ドラマをさらに盛り上げるべく発足した【海外ドラマの日】共同プロジェクトの第1弾として、日本で海外ドラマが初めて放送された日でもある「4月28日(1956年)」を【海外ドラマの日】として日本記念日協会に記念日申請を行い、正式に登録された記念日のことです。そこで、2015年4月28日にも、「海外ドラマの日」を記念してイベントが行われました。この日登壇したのは、「海外ドラマを観よう実行委員会」と共に約半年間、各方面へ海外ドラマを普及させていく海ドラ宣伝部として声優とアイドルとして活動を両立するハイブリッド・ユニット“i☆Ris(あいりす)”。リーダーの山北早紀は、「まだまだ日本の皆さんに発掘されていない楽しい作品がいっぱいあると思うので、まず私たちが知って、楽しんで皆さんに発信していけたらと思います。私たちは声優もやっているので、海外ドラマの吹き替えなどでも協力できたらと思っています」と挨拶、意気込みを語りました。

【海外ドラマの日】i☆Ris(あいりす)

今年で【海外ドラマの日】は3周年を迎えるとのことで、昨年から実施している「海ドラニスト」を表彰する発表会としては第2回目。海外ドラマをより多くの方に楽しんで頂ける環境作りを目指す「海外ドラマを観よう実行委員会」が海外ドラマに出演して欲しい有名人を選出し、「海ドラニスト」として表彰するのですが、今回選ばれたのは、海外留学を経て女優としての活躍の幅がさらに広がることが期待される相武紗季。「毎日海外ドラマを観ているので、こうして海ドラニストに選ばれたことをすごく嬉しく思っています。海外ドラマ出演っていうのは、夢のまた夢っていう感じではあるんですが、留学経験などを考慮して選んで頂いたのはすごく光栄に思っています」とコメントしました。5,6年前からずっと海外ドラマを観続けているというほど、自身も海ドラファンである相武紗季は、特に好きな海外ドラマについて『ブレイキング・バッド』と答え、「完成度がすごく高くて、主人公の破滅的な人生が色濃く描かれています。役者さんの演技も素晴らしいんですが、1カット1カット、“これってどんな意味があるんだろう?”って思ったような1カットにすごく意味が込められていたり、最初と最後であっと驚かされることがあって、そういう部分に毎回惹きつけられてました」と熱く語りました。続いて憧れる女優については、「ドラマでいうと、『BONES -骨は語る-』のエミリー・デシャネルさんや、『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』のズーイー・デシャネルさんは、姉妹で全然違うジャンルに出ていて、違った魅力で輝いていて好きだし、『クローザー』のキーラ・セジウィックさんもすごく好きですね」と答えました。

【海外ドラマの日】相武紗季にクイズ

途中クイズが行われ、相武紗季のお気に入りの男子キャラが明かされました。

【海外ドラマの日】相武紗季にクイズ

これから挑戦してみたい役については「海外ドラマを観ていると刑事ものが多くて、シリーズもどんどん進んでいくので、刑事ものに挑戦したいなと思います」と語った相武紗季。「海ドラニスト」に任命されたことで推薦状を得たのを機に、ぜひ海外ドラマに出演して欲しいですね。

ちょうどこれからゴールデン・ウィークなので、海外ドラマにうってつけの時期です。皆さんもぜひ海ドラを楽しんでください!

「海外ドラマを観よう実行委員会」海外ドラマランキング キャンペーン実施中

http://kaigai-drama-ranking.com/

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海外TVドラマ イイ女GP2015(女子限定・投票受付中!5/17まで)

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27 4月

10代目線だと岡田将生はもうおじさん?『ストレイヤーズ・クロニクル』

Posted in 未分類 on 27.04.15 by Merlyn

映画『ストレイヤーズ・クロニクル』舞台挨拶付きキックオフスクリーニング、岡田将生、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、鈴木伸之、栁俊太郎、瀬戸利樹、黒島結菜

2015年4月7日、『ストレイヤーズ・クロニクル』のキックオフスクリーニングが行われ、岡田将生を始めとしたキャストによる舞台挨拶が行われました。本作は、10代から20代前半の若者が活躍する映画ということで、会場には女子高生が来場。キャストが登場すると「キャー!カッコ良い!!」「可愛い!!」という声があがり、会場が一気にヒートアップしていました。


本作で初挑戦したことについて、岡田将生は「今回は、アクションに初挑戦しました。いろいろ大変でしたが、ケガもせずになんとか演じることができました」と話し、成海璃子は「私は音大生役だったので、初めてチェロを触りました。家に持って帰って練習をしたのですが、苦情が来るんじゃないかとヒヤヒヤしていました(笑)」と、自主練習を行っていたことを話しました。続いて松岡茉優は、「私の役は、口から危険な鉄の塊を吐き出す役だったので、今回は初めて体の大きな外国人キャストに向かってツバを吐きかけました(笑)。私がツバを吐くだけで倒れてくれるので、すごく爽快でした」とコメントしました。この日登壇したキャストは、本作で特殊能力を持った役柄ということで、その役にちなんだ回答が多かったです。『思い出のマーニー』でアンナの声を担当していた高月彩良は、本作でキスシーンに初挑戦したことも明かしていました。

ちょっと大人になった清水尋也

この春に挑戦してみたいことについて、清水尋也は「高校生になり学校に携帯を持っていけるようになったので、教室で盛大に音楽をかけてみたいです」と高校生らしく回答。清水尋也が3月まで中学生だったことを知ると会場からは「えー!!年下なの?」という驚きの声があがっていました(笑)。昨年から『渇き。』『ソロモンの偽証』そして本作と、出演が続く清水尋也ですが、『渇き。』の舞台挨拶で見たときと比べると、コメントもしっかりしていてかなり大人っぽくなったように感じました。本作での活躍も楽しみです。

続いて高月彩良は、「4月で高校3年生になり制服を着られるのがあと1年になったので、制服を着てディズニーランドとかに行ったりする“制服○○”をこの1年でたくさんやりたいです」と話しました。黒島結菜は「私は大学生になったばかりなので、友達作りを頑張りたいと思います」と話しました。そんな10代キャストが回答した後に、現在20歳の松岡茉優は、「最近、高校生役で制服を着ると膝が違うなって思うんですよ(苦笑)。だから膝のケアをしっかりして、あと5年は高校生役をやりたいです」と熱く語りました。現在22歳の成海璃子は、「とにかく寂しがり屋なので、孤独に耐えられるようになりたいです。一人でお酒を飲みに行ったり、旅行をしたりできるようになりたいです」と答えました。最後に岡田将生は、「僕はゴルフをしたいですね。みんなと違い過ぎておじさんみたいだけど(笑)。でもパターとか、きちんとできるようになりたいです」と笑顔で話しました。

岡田将生に厳しくツッコミを入れた松岡茉優

後半には、女子高生からの質問コーナーが行われ、「大事な戦いのときに食べる勝負飯はありますか?」と尋ねられると、岡田将生は「あんパンと牛乳ですね」と回答。すると、女子高生から「刑事みたい!」とツッコミが(笑)。これには岡田将生も爆笑しながら「本当ですよね。でもこれが一番美味しいんですよ(笑)」と話しました。次に「今注目している戦いはありますか?」と質問されると、岡田将生は「今はやっぱり広島カープの黒田博樹選手ですね。男気がある方で、彼が出ているのを知るとやっぱり観てしまいます。てか、俺だけみんなとコメントが違いますよね(笑)?やっぱりもう大人になっちゃったのかな」と話すと、松岡茉優が「一番女子高生から“キャー”って言われる人なのに、さっきから“シーン”ってなってますよ(笑)。あんパンもゴルフもみんな反応が薄いですよ(笑)」と厳しく指摘が入り、岡田将生は「今日の松岡さんはすごく厳しいですね(笑)。実は現場ではそんなに話していなかったんですよ。でも今日はすごくたくさん話してくれるので嬉しいです」とポジティブに返し、会場を沸かせていました。ちなみに岡田将生は、現在25歳だそうですが、10代からするとやはりおじさんなのでしょうか?でも、さらに大人である私からすると、岡田将生はまだまだ若くてカッコ良く見えますし、渋い発言にもむしろ好感が持てましたよ(笑)。そんな岡田将生が本作ではアクションに初挑戦。今までのドラマ系の作品とはまた違った姿を観られそうですね!映画は6月27日より公開です。ぜひご覧ください。

『ストレイヤーズ・クロニクル』

2015年6月27日より全国公開

http://www.strayers-chronicle.jp/

配給:ワーナー・ブラザース映画

©本多孝好/集英社 ©2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh03_sa/hh03_sa_strayerschronicle.html
イイ男セレクション/岡田将生

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イイ男セレクション/染谷将太

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21 4月

北野武監督がおじいちゃんたちの撮影秘話を披露『龍三と七人の子分たち』

Posted in 未分類 on 21.04.15 by Merlyn

映画『龍三と七人の子分たち』イベント、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子、北野武監督映画『龍三と七人の子分たち』イベント、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子、北野武監督

2015年4月14日、『龍三と七人の子分たち』のキャストと北野武監督が勢揃いし、特別試写会に集まったファン達の前で舞台挨拶を行いました。まず主演の藤竜也は、「これは人生を深く語る難しい映画じゃございません。ですから笑いのスイッチを入れてご覧ください」と挨拶。続いて、近藤正臣は「これから観て頂く映画はどんな映画か観てみないとわかりません。でも観る前に私たちに会っちゃったのが不幸せです。観てから会ったほうがもっと楽しかったのにね、って思ってます」とコメント。ほんと観終わった後に舞台挨拶だったら、だいぶ雰囲気が変わっていただろうなと思うほど、劇中ではおじいちゃんたちがはっちゃけているんですよね(笑)。

映画『龍三と七人の子分たち』イベント、藤竜也

70代にしては鍛えられた身体を劇中で披露している藤竜也

続いて、中尾彬は「さっき10ヶ月ぶりに皆さんにお会いしたんですけど、養老院に帰ってきたみたいで。お互い年金の話とか、病気の話とか、誰が死んだとかって話ばっかりしてましたけど、結構明るい話題が多くて楽しかったです。今日はそういうのがいっぱい出てくる映画ですから、皆さんごゆっくり観てください」と当時を振り返りました。次に小野寺昭が挨拶を始めると途中で数名が会話に割り込み、「…ということで、じじいが集まるとね、人の話を遮るしね、人のことはどうでも良いんですよ。自分だけなんですよね。そういう人たちが集まって、でもものすごく良いチームワークで北野監督のもとですごく楽しい映画に出演できました。私としてはとても光栄だと思っています。楽しい作品なので、ぜひ笑ってください」と話しました。こんな感じで、組員役8人全員が順に挨拶をしていったのですが、人数が多いので司会者が名前を呼んだ順に挨拶を進めていたところ、その流れを無視して(というか気付かず)挨拶をし始める俳優さんもいて、いかにもおじいちゃんらしいほのぼのとしたムードに包まれ、微笑ましかったです。

映画『龍三と七人の子分たち』イベント、北野武監督北野武監督は、「ほんとに楽しい現場でいろいろありました。心配したこともありました。なかには“よーい、スタート!”の声が聞こえなくて、“え?”って言っちゃう人がいたり、カンペを書いたら字が小さくて見えないってだんだんでかくなって、とんでもなくでかいカンペを読んでたら、目が動いて(カンペを読んでいるのが)バレバレになってしまったり、あとは衣装を着たまま帰っちゃった人がいたり、衣装さんばっかり口説くおじいちゃんがいたり、よくわかりません(笑)。とにかく皆さんに今日までは頑張ってくださいと、今日を迎えられたらあとはどうだって良いんですから。今日まず黙祷から始まることもあったかも知れませんが、おかげさまで元気で揃って頂きました。この映画がヒットしたら、2を『龍三と七人の幽霊たち』で作るつもりです。ほんとに自分の映画は暴力映画が多いですけど、たまにはお笑いの映画もってことで撮りました。意外とお笑いの基本ばっかりっていう感じもしないでもないですけど、とにかく楽しんでください」と締めました。本当に誰にでも通じるわかりやすい笑いが満載で、おじいちゃんたちの姿がお茶目な本作は、老若男女問わず楽しめる映画です。ぜひ誰かを誘って観に行って、大いに笑ってください。

映画『龍三と七人の子分たち』藤竜也/近藤正臣/中尾彬/品川徹/樋浦勉/伊藤幸純/吉澤健/小野寺昭『龍三と七人の子分たち』

2015年4月25日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野

http://www.ryuzo7.jp/

© 2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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【トーキョー男子映画部】特集:仕事は現役シニア男子、男として見られるか勝手にジャッジ!

https://www.tst-movie.jp/danshi_SP/danshi_SP19seniormen.html

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15 4月

監督が本作の音楽に求めたのは、主人公の内なる世界『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

Posted in 未分類 on 15.04.15 by Merlyn

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』来日記者会見、アントニオ・サンチェス(ジャズドラマー、本作ではドラマー&作曲家として参加)
ゲスト:菊地凛子/進行役:菊地成孔(音楽家、文筆家)

2015年4月13日、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の来日記者会見が行われ、ドラムスコアを担当したアントニオ・サンチェスと進行役の菊地成孔が登場。本作は、1カットで撮影されたかのような技法が用いられていることでも話題となっていますが、音楽も登場人物たちの動きや感情を現す大きな役割を担っています。

アントニオ・サンチェスは、本作のオファーを受けたときのことについて「2013年の1月にアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督から電話がかかってきて、“次回作を作るんだけど、サントラはドラムだけでやりたいんだ。やるか?やるよな”と言われ、“イエス”と答えたのが始まりでした」と、監督のなかでもともとコンセプトが決まっていたことを明かしました。そんなアレハンドロ監督については、「アレハンドロは本当に素晴らしくて、クリエイティブな精神の持ち主です。常に僕自身もインプロビゼーション(即興演奏)の作り方をしていますが、監督は他の人にも同じ姿勢を求め、そのなかでどの方からも最高のパフォーマンスを引き出すという才能を持っていると思います。監督としては、要求度が高く非常に厳しいと思われていますが、僕自身は2日で録音をしたのでそんなに大変ではありませんでした。ただ、マイケル・キートンに聞いたら“本当に大変だった”と言っていましたけどね(笑)」と、笑顔で話しました。

主人公のリーガンの心境と音楽の関係性については、「今回のドラムに監督が求めたものは、リーガンという主人公の内なる世界、彼の抱える葛藤、苦悩、痛み、そういったものを表現することでした。リーガンの心はだんだんと退行していくわけですから、彼の感情的な側面を表現することが一番大切なことでした。ですからときにとてもエネルギーがあるし、とても些細なニュアンスを入れたり、繊細な瞬間があったりという演奏にしています」と、演奏が主人公の感情とリンクしていることを話しました。この日は、映画の1シーンに合わせて生演奏も行われたのですが、登場人物の動作や感情にドラムの音が連動していてかなり鳥肌ものでした。


アカデミー賞作品賞を初め数々の賞を受賞した本作に音楽として関わったことについては、「僕は、地球上で最高にラッキーなドラマーだと思います。アカデミー賞を受賞するような映画に音楽担当として参加することができたわけですし、それに自分自身を全く変えることなく、自分が今まで作ってきた音楽そのものをこの映画に生かすことができました。こういう経験はもう二度とないことじゃないかと思います」と語りました。

後半には、本作のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『バベル』に出演した菊地凛子がゲストとして登場。菊地凛子はアレハンドロ監督への思いについて「アレハンドロは私にインターナショナルな仕事の場を与えてくれた最初の人物ですし、女優としての強い意志や力を与えてくれた方です。今でも彼が女優を辞めるなって言ってくれたことが、心に残っています」と話しました。また、アントニオ・サンチェスは、『バベル』を観て菊地凛子の大ファンだったそうで、菊地凛子が質問しようとすると、「いや、僕に質問させて」と逆にアントニオからが菊地凛子に「ミュージシャンとしてアントニオとコラボレーションするにはそんなに厳しくなかったのですが、役者として参加すると厳しかったですか?」と質問が。菊地凛子は「アントニオはとても情熱的な人で、彼にだけ見えているゴールがあって、私をそのゴールに連れていくまでは絶対に諦めない方でした。そういう意味では女優としても人としてもタフになりました。インターナショナルな仕事をすることにしても、アレハンドロが諦めないことを教えてくれました」と、回答しました。

今度は菊地凛子からアントニオに対し、「アレハンドロには人を巻き込んでいく力があって、私はそれがすごく心地良かったんですが、アントニオは監督の独特なカリスマ性に巻き込まれましたか?」と質問。するとアントニオは「もちろんです。とにかくエネルギーがあるし、それが伝染して僕も彼のパワーに巻き込まれていきました。アントニオが200%の力でやっているのがわかるからこそ、僕たちも最高の力を出そうって思えるんです。監督によっては、音楽は最後に考えれば良いと思っている方もいますが、彼は映画における音楽の存在が大きいと考えている方でした。僕の作業も一緒にやろうという姿勢でいてくれたし、本当に僕がやりたいことをやらせてくました」と、監督を絶賛しました。数々の素晴らしい賞を受賞している本作ですが、やはり監督の力が大きかったのかも知れませんね。

今回来日を果たし、いろいろなお話を聞かせてくれたアントニオ・サンチェスは、劇中のドラムソロを見事に演奏しています。映画の観始めは、ドラムだけの音楽なんて珍しいと感じましたが、物語が進むに連れて主人公の気持ちとリンクしていることがよくわかり、不思議な感覚になりました。ぜひ本作の音楽にも耳を傾けながらご覧ください!

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
2015年4月10日より全国公開

http://www.foxmovies-jp.com/birdman/

配給:20世紀フォックス映画
©2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh06_ha/hh06_ha_birdman_aruiha.html

イイ男セレクション/マイケル・キートン

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イイ男セレクション/エドワード・ノートン

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監督が本作の音楽に求めたのは、主人公の内なる世界『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 はコメントを受け付けていません

08 4月

ミニワンピ姿が超カワイイ!リリー・ジェームズはシンデレラと似てない?『シンデレラ』

Posted in 未分類 on 08.04.15 by Merlyn

映画『シンデレラ』来日記者会見、リリー・ジェームズ、ケネス・ブラナー監督、木下優樹菜(ファン代表)

2015年4月7日、『シンデレラ』の来日記者会見が行われ、本作でシンデレラ役を演じたリリー・ジェームズと監督のケネス・ブラナーが登場しました。

まず本作で描きたかった“シンデレラ”について監督は、「“シンデレラ”と言いますと、有名な変身シーン、ガラスの靴、美しいドレス、ネズミたち、真夜中のカウントダウンなど、皆さんいろいろと思い浮かべるものがあると思います。僕はそういったイメージの全てに応えつつ、シンデレラを内側から変化させたいと考えました。シンデレラというキャラクターは、知的で優しい心を持っているわけですが、それだけではなくユーモアがあってセクシーで自立心のある女性にして、美しいおとぎ話を作りたいと思いました」と、新しいシンデレラ像について語りました。シンデレラ役に決まったときの気持ちをリリー・ジェームズは、「最初に監督から電話がかかってきたときは、あまりの嬉しさに叫んでしまいました。シンデレラ役をやれること、ディズニー作品に参加できること、ケネスが監督であること、その全てが夢のようでした。実際にシンデレラを演じ、この映画の一部になれたことをすごく誇りに思っています。また、今回の新しいシンデレラは、とても強く優しい素敵なキャラクターになっていると思います」と、語りました。今回の役はオーディションで決まったそうですが、まさにそうして選ばれた彼女こそシンデレラガールなのではないかと思いました。

アニメーション作品がある上で、実写版を作ったことについて監督は、「1950年に製作されたアニメーションは、全然違ったアプローチで物語を綴っていました。例えばアニメーション版では王子に名前がなかったけど、我々の王子には名前がある。また、ヒーローとヒロインがお互いの素性を全く知らない状態で事前に出会っているなどの違いがあります。あとはシンデレラのキャラクター造形も今回はかなり違いますし、人間関係の部分に関しては、アニメーションよりも実写の方が描けるんじゃないか思います。例えば僕が大好きなシーンで、エラ(=シンデレラ)の父の死を農家のジョンが伝える場面、そのときにエラが“そのニュースを伝えるのも辛かったでしょう、ありがとう”と声をかける。こういう非常に人間的で些細な瞬間というのは、アニメーションで表現することは難しく、実写が得意としている部分ではないかと思います」と語りました。

シンデレラとの共通点についてリリー・ジェームズは「私の家族はシンデレラと私を比べて、彼女とは違うって言っていました(笑)。シンデレラは非常にオープンで、勇気があって、自分自身を持った女性です。映画を通して彼女はどんどん強くなっていくし、私自身も彼女を演じることでより自信が湧いてきました。このシンデレラは、きっと本作を観る方にもきっとそういう自信を与えてくれると思います」とコメント。また、理想の男性像について聞かれると、「リチャード・マッデンが演じた王子様は、優しくて繊細でとても強い男性で、私の理想に非常に近い人物です。シンデレラと王子様の関係は、一緒にいてお互いを高め合う関係で、初めて森で出会うシーンがまさにそうです。優しさを通じて何かが芽生える、そんな瞬間があるんだと思います」と、コメント。リリー・ジェームズは、今回のシンデレラ役を演じる上で、未経験だった乗馬やダンスもかなり特訓して臨んだそうです。そんな彼女の努力の成果を劇中で確認してみてください。

会見の後半には、木下優樹菜がシンデレラをイメージした青いドレス姿で登場。自身が子どもの頃からシンデレラのファンであることや、東京ディズニーランドのシンデレラ城の前で旦那さんからプロポーズされたエピソードを披露。さらに4月5日がリリー・ジェームズの誕生日だったことから、サプラズでシンデレラのドレスの形をしたケーキが贈られました!これには、リリー・ジェームズもかなり感動だったようで、涙を浮かべていました。

最後に、リリー・ジェームズは「今日はとても特別な日になりました。このケーキはもったいなくて食べられません(笑)。私はこの映画をとても誇りに思っています。魔法のような映画をぜひ皆さん楽しんでください!」と話し、監督は「この映画は日本の方にもハートで楽しんで頂きたいと思います。シンデレラが見つけたように、自分のパートナーを見つけるインスピレーションを受けてもらえたら嬉しいです。もしかしたらパートナー、あるいは自分にとってのたった一人の相手というのは、鏡に映った自分自身かも知れません。そうやってありのままの自分を愛すことができれば、きっとパートナーも見つけられるんじゃないでしょうか。だってシンデレラにできたことですから、皆さんだってきっとできます」と素敵なコメントで締めくくりました。

リリー・ジェームズは、ミニのワンピースを着ていたのですが、生足姿がとても美しかったです!そして何より笑顔がとっても可愛い。すっかり彼女の魅力にやられてしまいました(笑)。
アニメーションとの違いについてのお話もありましたが、この日監督とリリーが語ったことを踏まえ、実写として生まれ変わった『シンデレラ』をぜひ劇場でご覧ください!

『シンデレラ』

2015年4月25日より全国公開

http://www.disney.co.jp/movie/cinderella.html

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

©2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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イイ男セレクション/リチャード・マッデン

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06 4月

テリー・ギリアム監督、コメディアンの血が騒いで大暴れ『ゼロの未来』

Posted in 未分類 on 06.04.15 by Merlyn

映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督、爆笑問題(太田光、田中裕二)映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督、爆笑問題(太田光、田中裕二)

2015年3月27日、『ゼロの未来』監督のテリー・ギリアムが来日し、3月28日より新たに開業の映画館YEBISU GARDEN CINEMAにてイベントを行いました。5年ぶりに来日したテリー・ギリアム監督は、「ハロー、トウキョウ!また日本に戻ってこられてとても嬉しいです。この後、京都に行く予定です」と挨拶しました。そして、本作の冒頭のシーンは監督が秋葉原を訪れたときの印象が活かされているとのことで、「初めて東京を訪れたときに帝国ホテルに宿泊して、初来日だったので非常に日本的な、東京らしい場所、リアルな東京にどこか行きたいと言ったら、“秋葉原はいかがですか?”と案内されたので、さっそく電車に乗って秋葉原に行きました。ところが、そこで私は人生初のカルチャー・ショックを受けることになりました。いろいろな広告やネオンが煌々と瞬いて、ローマ字や数字など、私が理解できる文字が全くないような大洪水のなかにぽーんと着いてしまったので、いきなりすごく汗をかいてしまったので、慌ててまた電車に乗って、西洋式の帝国ホテルに戻って数時間寝ました。それくらいものすごくショックを受けてしまって、そのときのショックというか経験全てが本作の冒頭に活かされています」と、当時の驚きぶりを大きな身振り手振りで再現しながら語ってくれました。

映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督次に本作のインスピレーションについて「プロデューサーからオファーされたのがきっかけでしたが、脚本を読んだときにとても親近感がある内容だと思いました。たぶんパット・ルーシン(脚本家)は僕の映画を全部観ているんだろうなと感じるような内容で、この脚本をベースに、自分の作品の集大成となるような映画を作ろうと思ったんです。そこを始まりにしていろんなアイデアや遊び心を持ちながら作っていったらどうかと思って、この映画のプロセスがスタートしたんですが、すぐに固まらなかったので、『Dr.パルナサスの鏡』を撮ってから、またこの企画に立ち戻って制作することになったんですが、その期間6年間、実は最初2千万ドルという予算で作ろうとしていたんですが、2012年に制作しようとしたときには実際に850万ドルで制作しなければいけませんでした。ここにも何か時間の流れを感じました。もともとトム・ストッパード(『未来世紀ブラフル』の共同脚本)と、『未来世紀ブラジル』の現代バージョンが作れないかなんて話はしたことがあったんですが、『未来世紀ブラジル』1985年が舞台なんですけど、今の時代を舞台にしてどんな話を作れるかというのは考えていたんです。つまり今、全てが繋がってしまっている、接続している世界のなかで我々は生きているけども、果たしてそこから逃げることができるのか、あるいはそんな世の中で人は独りになることができるのか、あるいはそうなったときに自分自身は誰なのか、そういったことを考えてみるのもおもしろいんじゃないかなと思ったんです。今の時代って、特に若い方はニューロン、神経細胞になっているんですね。何か情報がやってくる、おもしろいことを他の人に伝達してそこで終わってしまう、そんな全てが繋がっている世界から逃げられるのかどうか、そんなことを考えながら、パット・ルーシンが書いた脚本を掘り下げていきました」と話しました。

映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督続いて、爆笑問題が登壇。爆笑問題は、監督が来日するたびに対談をしたり、番組で共演したりしているようですが、監督は「5年前に爆笑問題のお二人に頂いた、僕の初の作務衣を着てきました」とアピール。すると、太田は「このイベントのために監督と同じ格好で3人で揃えてって発注された格好で来たのに、監督がこの格好で来ちゃって何だかよくわかんない」とクレームを言うと、監督は「僕はお二人と同じような格好をしたいわけじゃありません。僕はもうコメディアンじゃない。シリアスな映画作家なんです!」と返しました(笑)。そんなコメントとは裏腹に、爆笑問題が登壇してから、すっかりコメディアンの顔に戻ってしまったテリー・ギリアム監督(監督はイギリスのコメディ・グループ“モンティ・パイソン”のメンバー)。74歳には思えないほど、本当に元気でテンション上がりまくりでした。この後、爆笑問題と“ゼロ”にちなんだゲームをいろいろと行いましたが、太田とまるで子どものようにじゃれあい、ゲームもルールもそっちのけ(笑)。

映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督、爆笑問題(太田光、田中裕二)

最後に田中は本作について「監督のすごく得意な近未来の世界観で、デザインも映像も独特で、最初から全てが謎なんですが、観ていくと最終的に人間の本当の深いところの心理がわかってきます。最後、僕は感動しました。監督の優しさがすごく出ている映画だと思いました」と絶賛。続いて太田は「哲学と数学と肉体と精神と、ものすごく難しいところが凝縮されて全部の謎が詰まっている。つまり生きる意味とは何かっていうことをいろいろなアプローチでこの人はず〜っと昔から一貫してそこを映画化されていると思うんですけど、まだ答えは出ていないと思うんです。この作品はテリー・ギリアムにとっては歴史的に非常に重要な映画になるだろうと思いました。ただ一般ウケはしないだろうなと思いました」と太田ら映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督、爆笑問題(太田光、田中裕二)しく締めました(笑)。太田も映画作りをしようかとテリー・ギリアム監督からアドバイスを得たことがあるという話に及ぶと、「監督は作り続けているのはすごいと思う。俺のは全部却下されて企画が通らない」と言うと、監督は「あれから5年ですけど、何もしていないの?」と聞くと、「書いても書いても企画が通らない」と太田が答えると、監督はため息をつき「映画ビジネスはワンチャンスしかないんです。もう失敗しているから無理ですね」と言うと、太田は負けずに「(監督も)失敗してるだろ」とツッコミ、監督は「イエス」と答え、会場に爆笑が起こりました。

最後に監督から「観て頂いた方が、この映画を好きでなくても全然かまわないんです。(お金を)払って頂けさえすれば」とジョークを言いながらも「この作品はご覧になって頂いた方々がそれぞれ違う意見をとても感じられる作品になっています。ぜひ友達などと観て頂いて、ディスカッションしてもらえれば、それはとても健康的なことです。そうすればもっと多くの方に観て頂いて収入も増えるのでね(笑)」と締めました。

映画『ゼロの未来』来日イベント、テリー・ギリアム監督、爆笑問題(太田光、田中裕二)

テリー・ギリアム監督より劇場にフォトフレーム贈呈

監督のこの陽気さから、あの世界観を持つ映画が生まれるというのが、これまた興味深いのですが、ぜひどんな作品なのか皆さんの目で確かめてください!

映画『ゼロの未来』クリストフ・ヴァルツ『ゼロの未来』
2015年5月16日より全国公開

配給:ショウゲート

http://www.zeronomirai.com/

© 2013 ASIA & EUROPE PRODUCTIONS S.A. ALL RIGHTS RESERVED.

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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31 3月

映画のキャラも濃いけど、実際のキャラもかなり個性豊か!『ジヌよさらば~かむろば村へ~』

Posted in 未分類 on 31.03.15 by Merlyn

映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』完成披露試写会舞台挨拶、松田龍平、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキ監督

2015年3月12日、『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の完成披露舞台挨拶が行われ、主演の松田龍平を始めとしたキャストと、本作の監督、脚本、出演を兼任している松尾スズキが登場しました。

撮影時の様子について、松尾スズキは「本当に電車が1日に数本しか来ないようなリアルな田舎の村で撮影したのですが、村の人たちがいっぱいこの作品に映ってくれました。西田さんが演じたキャラクターが映画のなかでよく温泉に入っているのですが、その温泉の持ち主で80歳のお父さんが山菜を食べきれないくらい振る舞ってくれたのが良い思い出です」と語りました。タイトルにもあるかむろば村は実際には存在しないのですが、今回は福島県奥会津の柳津町というところで、町おこしも兼ね撮影が行われたそうです。

お金恐怖症の主人公を演じた松田龍平は、「お金を使わない生活って厳しいですよね。田舎に行ったからってお金を使わない生活ができるかっていうと、そういうことじゃありません。お金を使わないで生活する主人公を通して、皆さん自身も生きていくために何が必要なのかを知ることができる作品です」と映画の内容について話しました。村長役を演じた阿部サダヲは、「僕は、何でも頼まれたことは“はい”って言ってよく働くカッコ良い男を演じました。今回の役のために少し増量をして挑んでいるので、ぜひその辺りも観て欲しいです」とコメントしました。劇中の阿部サダヲはかなりぽっちゃり!それだけに、この日の舞台挨拶ではかなり細く見えました。

女子高生役を演じた二階堂ふみは「私の役は、東京からやって来たタケに興味を持つ女子高生役なのですが、タケの持つお金にも興味があったり、とにかく好奇心旺盛な女の子です。私は普段、役のイメージで暗くて物静かな人って言われることが多いのですが、今回はものすごくキャピキャピした可愛らしい女子高生役だったので、張り切って演じました」と話すと、松尾監督は「キャピキャピした女子高生なんですが、実は結構エロかったりもします(笑)」とコメント。この映画にエロいシーンがあること自体かなり意外でしたが、実際に観てみるとやはり二階堂ふみだからこそできた役だと思います。神様役を演じた西田敏行は「僕は子どもの頃にああいうおじいさんに会ったことがあるような気がします。生きているんですが、どこか俗っぽくていろいろなことを知っているじいちゃんって昔はいろいろなコミュニティにちゃんといたんですよね。愛すべきキャラクターを演じさせて頂きました」と話すと、監督が「神様っていうのは、皆さん威厳があるイメージがあると思うんですが、西田さんには常に人間くさい神様を演じてもらい、それが村の雰囲気とマッチしていて非常に良かったです」と賞賛しました。

フォトセッション時も西田敏行はいろいろなポーズをしてサービス!

舞台挨拶の後半では、本作にちなみ実際に“さらば”したいものについての質問がありました。松田龍平は「悩みますね」と回答を詰まらせ、順番が最後に回される場面も。その後、監督は「コンビニのレジの“二十歳以上です”のボタンです。俺が二十歳以下に見えるかって思います(笑)」と話し、西田敏行は「膝にたまった水です。蘇れヒアルロン酸!」と順々に爆笑コメントを連発。その間、ずっと悩んでいた松田龍平は、最後に再び順番が回ってきて「ずっと悩んでいましたが、皆さんの回答を聞いていると本当に何でも良いんですね(笑)。僕がさらばしたいのはメガネです」と今度は即答し、会場を一気に沸かせました(笑)。

最後に松尾監督は「映画というのは不思議なもので、つまらないと思えばつまらない。おもしろいと思えばどんどんおもしろくなるものだと思います(笑)。おもしろがろうという心がおもしろい映画を生むんだと信じています。この映画のヒットを祈っています(笑)!」とやや会場にプレッシャーをかけつつ笑顔で話し、松田龍平は「何も考えずに楽しんで、おもしろいシーンは声を出して笑って観て欲しいと思います」とマイペースに話し、再び会場を笑わせていました。

本作は、主人公がお金とさらばすることをきっかけに人生が大きく動いていく物語。今回登壇したキャストはもちろん、それ以外のキャラクターもかなり個性的で濃いです(笑)。ぜひ笑いながら楽しく観てください。

『ジヌよさらば~かむろば村へ~』

2015年4月14日より全国公開

http://www.jinuyo-saraba.com/

配給:キノフィルムズ

©2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会

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12 3月

リラ・クロフォードが見た大女優メリル・ストリープの意外な姿とは?『イントゥ・ザ・ウッズ』

Posted in 未分類 on 12.03.15 by Merlyn

映画『イントゥ・ザ・ウッズ』来日記者会見、メリル・ストリープ、リラ・クロフォード

2015年3月5日、『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が行われ、本作で魔女役を演じたメリル・ストリープと、赤ずきん役を演じたリラ・クロフォードが登場しました。

メリルは、今回の魔女役を引き受けたことについて、「今までにも魔女役のオファーがありましたが、当時の私は若過ぎたし良い人過ぎたのでお断りしました(笑)。でも今は歳をとったし意地悪になったので、魔女役を演じられると思いました。このストーリーに出てくるすべての登場人物たちは何かを欲していて、すべてを犠牲にしてでも手に入れたいという強い思いを持っています。私の演じた魔女の場合は、自分の娘を愛していてとにかく安全な自分の身近なところに置いておきたい、絶対に失いたくないという気持ちが大きいのです。すべてのお母さんが子どもに持つそういう気持ちがわかるんじゃないかと思います。私も娘がいるので、幸せになって欲しいと思う気持ちがありますし、そういう彼女の過保護な気持ちにすごく共感できました。でも魔女の場合は、あまりにも過保護なので、それはいけませんね」と、語りました。

リラ・クロフォードは、メリル・ストリープとの共演について「謙虚でエレガント、そして優雅でもある素敵な方です。すごく才能に溢れた方で、現場でメリルの仕事ぶりを見ているだけで多くのことを学ぶことができたので、自分の仕事にも反映していきたいと思います。でも風を起こすためのファンを使っていたときに、魔女の素敵な爪が飛ばされてしまって、大女優であるメリルが床に這いつくばって必死に爪を拾っていたのがすごく印象的です」と撮影中のエピソードを語り、メリルと共に思い出し笑いしていました。またオオカミ役を演じたジョニー・デップとの共演については、「実は小さいときからジョニーの大ファンで、一番好きな役者は誰かと聞かれると彼の名前を言うくらい好きだったんです。だからお会いできて、しかも一緒に演技をするなんて本当に信じられませんでした。ジョニーは、たくさんのアイデアがその場ですぐに湧く方なんです。映画のなかでオオカミのジャケットのなかにキャンディが入っているシーンがあるのですが、実はそれはジョニーのアイデアなんです。現場で思いついてすぐにそれを実行して、とても感心しました」と答えました。リラは本作で映画デビューということですが、いきなりメリル・ストリープやジョニー・デップと共演とは本当にすごいですね。劇中で彼女が堂々とベテラン俳優たちと演技をする姿も必見です。

本作のメッセージについてメリルは、「今回来られなかったロブ・マーシャル監督に代わって言いますと、スティーヴン・ソンドハイム(原作ミュージカルの作詞作曲を担当)と監督は、ずっと長い間この企画を持っていました。ブロードウェイミュージカルを映画化したいというのは監督の兼ねてからの思いだったんです。“9.11”が起きたときにオバマ大統領が遺族の方や国民に向けて、“あなたたちは一人ではない、誰も一人ではない”と話していたのですが、この言葉を聞いて監督は、この映画は今作るべきだと思ったそうです。だからこの映画は希望と人間関係からできる強さを表現していることがメッセージとなっているんです」と、本作に込められた監督の思いを語りました。最後にメリルはこれから本作をご覧になる方に向けて「私たちがこの映画を楽しんで作ったように、日本の皆さんにもこの映画を楽しんで愛してもらえると嬉しいです」とコメントしました。

リラは現在13歳ということで、表情にはまだあどけなさも残るのですが、コメントをテキパキと答える様子はとてもしっかりして見えました。一方メリルは65歳となった今もすごく綺麗で、何よりも笑顔がキュート!こんな歳のとり方ができたら良いなと心から思いました。そんな2人が映画のなかでは、おとぎ話のキャラクターとして登場し、素敵な歌声も披露しています。ハッピーエンドだったはずのその後が描かれるという斬新なストーリーで、笑える楽しいシーンからあっと驚くような衝撃の展開も待ち受ける新感覚ディズニー作品となっています。ぜひ劇場でご覧ください!

『イントゥ・ザ・ウッズ』

2015年3月14日より全国公開

http://www.disney.co.jp/movie/woods.html

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

©2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_IntotheWoods.html

イイ男セレクション/ジェームス・コーデン

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イイ男セレクション/クリス・パイン

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19 2月

男子中学生らしいザワザワ感に新垣結衣が優しく大人の対応『くちびるに歌を』

Posted in 未分類 on 19.02.15 by Merlyn

映画『くちびるに歌を』完成披露舞台挨拶、新垣結衣、三木孝浩監督、恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭平、三浦翔哉

2015年1月14日、映画『くちびるに歌を』の完成披露舞台挨拶が行われました。まずは本作の中学生キャストによる合唱「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を披露。


劇中でもたくさん歌のシーンがありますが、映画を観た後だったせいか、生歌だとさらに心に響きました。その後、先生役を演じた新垣結衣と三木孝浩監督が登場し、舞台挨拶がスタート。合唱を聴いていた監督は、「(生徒たちに向けて)緊張した?映画の撮影時のコンクールで歌ったときはもっと多人数で歌っていたので、今日はこの少ない人数でよく頑張ったと思います」と話し、新垣結衣は「幕が上がる前から、後ろのモニターで見ていたんですけど、みんなすっごくソワソワしていて、“緊張する”という声も聞こえていたので、大丈夫かなってちょっと心配していました。でも歌い始めると堂々としていて、やっぱりみんなの体には歌が染み込んでいるんだなって思いました。この人数なのによくこんなにきれいなハーモニーが出せるなって思いました」と話しました。

新垣結衣は、完成した本作を観た感想を「生徒たちがすごく輝いていました。観終わったときは清涼感というか、すごく心洗われるような感覚になって、監督に“気持ち良かったです”と言いました。これから観てくださる方には、私が演じた柏木を通して15歳のときのことを思い出しながら観て欲しいです」とコメントしました。また未経験ながらピアノに挑戦したことについては、「ピアノは未経験だったのですが、撮影に入る3ヶ月くらい前から準備を始めて、まずピアノの前に座ることに慣れることから始めました。私自身もピアノに対する憧れはあったので、柏木の気持ちにも寄り添えたんじゃないかと思います。それにみんなの歌声もどんどん良くなっていったので、すごく刺激を受けました。私も負けないように、一緒に頑張ろうという気持ちでやらせてもらいました」と語りました。そんな新垣結衣に対し、監督は「テクニックだけなら意外とごまかせるんですけど、ピアノをやっている人にしか出せない佇まいというものがあるんですよ。でも新垣さんの場合は、ピアノに向かう佇まいがすごく美しかったので、その辺りも見どころだと思います」とコメント。

本作は長崎県五島列島が舞台となっていることから、オール長崎ロケを敢行。中学生キャストは合宿しながら撮影に臨んだそうです。そのことについて監督は「中学生キャストのみんなには本当に島で毎日を過ごしてもらい、クランクインする前から撮影する学校に通学してもらっていたので、だんだんと島に馴染んでいきました。日焼けも、海に行って五島の太陽で焼いてもらったので、撮影する頃にはみんな立派な五島人になっていました」と、笑顔でコメントしました。本作の主人公は新垣結衣が演じた音楽教師の柏木ですが、中学生キャストも歌に演技と、それぞれの一生懸命さや努力を感じます。

後半には、生徒たちから撮影中に伝えられなかった柏木先生へ一言を披露。「好いちょっけんね」と書いた佐野勇斗は、「これは、五島弁で好きっていう意味なんですけど、作品中も実際にもこの思いを柏木先生に伝えることができなかったので、この場を借りて伝えさせて頂きました」とコメントすると、新垣結衣は「でも、オールアップのときに男子がみんなで“好きだ”って言ってくれたよ(笑)」と言うと、佐野勇斗は「もう一回言いたかったんです」と即答。そのほかの中学生キャストからも「男子生徒のなかで誰が一番タイプですか?」という質問もあり、これには新垣結衣も「選べません」と大人の対応。そういえば中学生くらいのときって、可愛い先生がいると男子たちがやたらと騒いでいた時期がありましたよね(笑)。そういう感覚にも懐かしさを感じました。

最後に三木監督は「この作品は、アンジェラ・アキさんの「手紙〜」という曲から生まれてきた物語で、10代には10代の悩みがあって、大人になれば大人なりの悩みがあって、それぞれに答えを与えてあげることはできないけど、寄り添うことならできる、そういったことを映画のなかにも表現したいと思いました。歌が観た人の心に何か繋げてくれる、そんな映画になっていると思います。幅広い方に観て頂きたいと思います」と語りました。新垣結衣は「あまり考え過ぎずに素直な15歳の気持ちで観て、受け止めてもらえたらと思います。今15歳の人もかつて15歳だった人もみんなが主役になれる映画です。ぜひ観てください」と挨拶し、舞台挨拶が終了しました。

中学生キャストは、新垣結衣を実際に“先生”と呼んでいて、逆に新垣結衣もそれぞれのキャストに親しみを持って接していて、本当に先生と生徒のように見えました。この日は笑顔だった新垣結衣ですが、劇中ではクールでどこか影のある柏木先生役を演じています。いろいろな悩みを抱える生徒たちと、柏木先生との距離感が少しずつ変化していく様子は、大人になってどこか忘れてしまった感情を思い出させてくれます。中学生キャストが特訓して挑んだ合唱も聴き応え抜群です。ぜひ15歳の頃と今の自分を重ねながら観てください。

『くちびるに歌を』

2015年2月28日より全国公開

http://kuchibiru.jp/

配給:アスミック・エース

© 2015 『くちびるに歌を』製作委員会 ©2011 中田永一/小学館

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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恒松祐里さんインタビュー

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11 2月

榮倉奈々が語る“大人の恋愛”論が鋭い!『娚の一生』

Posted in 未分類 on 11.02.15 by Merlyn

映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々、豊川悦司、向井理、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキ、廣木隆一監督映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々、豊川悦司、向井理、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキ、廣木隆一監督

2015年2月9日、公開を直前に控えた『娚の一生』のPRイベントが行われ、キャスト、監督が勢揃いしました。この日、公開館となる新宿ピカデリーの階段を使った演出で、女性キャストが男性キャストのエスコートで降りてくるという設定になっていましたが、榮倉奈々、安藤サクラともにとても照れくさかったようで、下記の写真のような展開に(笑)。

映画『娚の一生』先行上映イベント、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキ

照れてエスコートを拒否する安藤サクラに対し、前野朋哉の表情が良いですね(笑)

続いて、榮倉奈々、豊川悦司、向井理が登場

映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々、豊川悦司、向井理

腕を組みやすいようにそっと腕を出す豊川悦司。向井理も手を携えてエスコートの予定でしたが、直前に榮倉奈々に「豊川さんだけで大丈夫です」と言われたそうです(笑)

映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々、豊川悦司

映画のなかの2人みたい!

続いて場所を劇場内に移し、舞台挨拶が行われ、2人の男性に思いを寄せられるつぐみを演じた榮倉奈々は「今回は、豊川さんが演じる海江田だったし、向井さんが演じる中川だったから、贅沢だなと思ったんですけど、実際だったら煩わしいですよね、きっと(笑)。もめ事ヤダなあ、みたいな。今さら…みたいなのはありますよね(笑)」とコメント。とてもサバサバしている女子という感じで、なんだか親近感が湧きました(笑)。そして、今回が初共演だった豊川悦司と向井理は、劇中の殴り合いのシーンについて、「向井君、強そうなので」と豊川が言うと、「いやいや、僕はあのシーンに全てをかけているので。というか、そんくらいしか出てないので、それに全てをかけました。結構怪我をしました。流血しました。…ちょっとすり傷ですけどね(笑)」と向井理。一方の豊川は「僕は万全の防護体制だったので大丈夫でした」と返しましたが、実際にどのくらいの殴り合いだったか、ぜひ映画を観て確かめてください。

映画『娚の一生』先行上映イベント、榮倉奈々続いて、今回豊川が演じた海江田という大人男子について、向井は「経験や包容力は年輪みたいなもので、自分で現段階で得ようと思ってもできることではないので、ただ単に年月を重ねていくだけじゃなく、ちゃんと何を考えて生きてきたかというのが出ると思います。それは革製品を使っているような感じで、いろんな自分の色がついていくっていうのは見ていてカッコ良いと思います」と述べ、前野朋哉は「僕は子どもを叱るシーンがグッときて、叱るべきところをちゃんと叱れる大人ってステキだなと思いました。自分もこうなりたいと思いましたが難しいですよね」とコメント。同じ男子たちも認める海江田は、紳士的でユーモアもあり、包容力もあって、ちょっぴり弱さも見せる多面的で魅力的なキャラクターなんですよね。豊川悦司がどんな風に演じているのかぜひご注目ください。

さらに大人の恋愛についての話題に及び、榮倉奈々は「心のどこかで恋している自分に気付いても、頭でブレーキをかけてしまって、一歩踏み出せないとか、そういうもどかしい気持ちは少し理解できます。恋愛だけじゃなくて仕事でも、経験を積むと答えがたくさん自分のなかにできてくるけど、それと同時にまた新しいところに踏み出す勇気が昔よりもたくさん要るっていうか、そのもどかしさはこの作品のつぐみちゃんと海江田の恋愛を観ていて思いました」と語り、なるほどなと思いました。彼女がこう語ったとおり、そのままつぐみのキャラクターに活かされているので、皆さんも本作を観て大人の恋愛を体験してみてください。

映画『娚の一生』榮倉奈々、豊川悦司『娚の一生』

2015年2月14日より全国公開

配給:ショウゲート

http://otokonoissyou-movie.jp/

©2015 西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_otokonoissyou.html

豊川悦司インタビュー

http://www.tst-movie.jp/special01/sp65_OtokonoIssyo_ToyokawaEtsushi_150213001.html

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