トーキョー女子映画部の取材リポート

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24 10月

ジョン・ラセター、庵野秀明、宮沢りえなどが登場!第27回東京国際映画祭レッドカーペット

Posted in 未分類 on 24.10.14 by Merlyn

2014年10月23日、第27回東京国際映画祭のオープニングイベントとして、レッドカーペットにさまざまな俳優、監督が登場しました!

まずは、東京国際映画祭スペシャルアンバサダーとして嵐の5人がサプライズで登場。これにはお客さんも驚きの様子で「キャー!!」の声が会場中に響き渡りました。そしてここから3時間をかけ、さまざまな映画のキャストや監督の方々がレッドカーペットを歩きました。全員は紹介しきれないので、印象に残る方々をピックアップしていきたいと思います!

こちらは『百円の恋』(2014年12月20日公開)から安藤サクラ、新井浩文、武正晴監督。いろいろな映画で個性的なキャラクターを演じる安藤サクラですが、実際に観るとかなりキュートな女性でした。この日はファンに「サクラちゃん!」と声をかけられ、笑顔で手を振って応えていました。そしてこのレッドカーペットで一際目を引いていたのが『花宵道中』(2014年11月8日公開)の安達祐実の花魁姿。10センチ以上ある厚底の下駄を履きレッドカーペットを歩く姿にはとても感心してしまいました。

『STAND BY ME ドラえもん<英語吹き替え版>』からは、ドラえもんと各国の子どもたちが登場。大勢の子どもたちがいましたが、やはりみんなドラえもんが気になる様子で、フォトセッションも一苦労でした(笑)。またレッドカーペットには、ドラえもん以外にも人目を引くキャラクターがいましたよ。

左の写真は『劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜』(2014年11月22日公開)より巨人くんです。人体模型が歩いているような感じでちょっと気持ち悪かったです(苦笑)。そして下の写真は『「ウルトラセブン」HDリマスター2.0』からウルトラヒーローが登場!写真ではそれぞれキメポーズをとっていますが、よく見ると実は全員ポーズが違うことが判明。ウルトラヒーローには詳しくないのですが、キメポーズは誰一人かぶってはいけないということなのでしょうか。


キャラクターではありませんが、不思議な人たちが歩いていたので紹介します。上の写真はコンペティションに参加の映画『壊れた心』のキャストとスタッフ。本作は、フィリピンとドイツの合作の映画ですが、浅野忠信がキャストとして参加しています。ちなみにステージ上で雨は降っていないのですが、おもしろいからということでそのままフォトセッションに臨んだようです(笑)。浅野忠信もコメントで「こんなに不思議な人たちとレッドカーペットを歩けて楽しかったです」と話していました。同じくコンペティションに参加の映画『紙の月』(2014年11月15日公開)では、宮沢りえ、池松壮亮、吉田大八監督が登場。宮沢りえの胸元が大きく開いたロングドレス姿がセクシーでした。

そして終盤に登場したのが、庵野秀明と安野モヨ子(漫画家)夫妻。今回の映画祭では【庵野秀明の世界】という特集上映が行われます。学生時代に自主制作した作品から『エヴァンゲリオン』までさまざまな作品を観ることができるようです。

続いて『ベイマックス』(2014年12月20日公開)のエグゼクティヴ・プロデューサーであるジョン・ラセター、ドン・ホール監督、クリス・ウィリアムズ監督、日本語吹き替え版キャストの菅野美穂、小泉孝太郎が登場。ジョン・ラセターがベイマックスと並ぶとジョン・ラセター自身がベイマックスっぽく見えてしまいました(笑)。また、自身が着ていたベイマックスシャツを観客に向けて披露した場面もあり、お茶目な表情がとてもかわいかったです。そして最後には安倍総理がフェスティバルミューズである中谷美紀と共に登場し、映画祭に対し激励の言葉を述べレッドカーペットイベントは幕を閉じました。

東京国際映画祭は10月30日まで開催しています。いろいろな国の作品を観ることができるのはもちろん、映画祭独特の雰囲気を楽しむこともできます。ぜひ会期中に足を運んでみてください。

【第27回東京国際映画祭】

会期:2014年10月23日〜31日

http://2014.tiff-jp.net/ja/

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

『紙の月』
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21 10月

強くて心優しい英雄はいじられ上手、ドウェイン・ジョンソン来日『ヘラクレス』

Posted in 未分類 on 21.10.14 by Merlyn

映画『ヘラクレス』来日イベント、ブレット・ラトナー監督、ボー・フリン(プロデューサー)映画『ヘラクレス』来日イベント、ドウェイン・ジョンソン、ブレット・ラトナー監督、ボー・フリン(プロデューサー)/すみれ、武藤敬司(ゲスト)

映画『ヘラクレス』来日イベント、ドウェイン・ジョンソン2014年10月19日、公開を間近に控え、『ヘラクレス』一団が来日し、イベントに登壇しました。映画スターであり、プロレスラーとしても輝かしい経歴を持ち絶大な人気を誇るザ・ロックことドウェイン・ジョンソン。そんな彼のファンは一丸となって“ロッキー”コールで歓迎し、会場を盛り上げていました。ドウェインが姿を現すと、さらに会場は大熱狂。そんなファンに冷静ににこやかに丁寧に接するドウェインはとても紳士的でした。ドウェインは「私は子どもの頃からハワイで育って、プロレスの世界にとても親しんできました。当時、日本のレスラーにとても憧れて、非情に多くの影響を受けました。東京ドームでも試合をさせて頂き、素晴らしい体験をしたという記憶があります。また今回東京に来られて、自分にとってとても意義のある重要な『ヘラクレス』という作品を皆さんにご紹介できることを非情に嬉しく思います。皆さんの多くの愛に本当に感謝しています」と挨拶。日本のプロレスラーに影響を受けたというのは、日本人としては嬉しいですね。

映画『ヘラクレス』来日イベント、ドウェイン・ジョンソン、武藤敬司

ゲストで駆けつけた日本が誇るレスラー武藤敬司。なんだか可愛いですねw

そして、伝説の戦士ヘラクレスを演じただけあって、スーツを着ているのでまだ控えめに見えていたとしても、やはり身体の厚みがすごかったです!そんな彼(身長は196㎝)の身体作りについて、ファンから「プロレスラーとしてのトレーニングと、映画の役作りでのトレーニングは方法が違いますか?」と質問が出ましたが、「WWEの選手として活躍していた頃と、最近(の映画の役作り)との違いというのは、選手当時、連日連戦、年に200〜300試合行っていたときは、あくまで自分の体力、体型を維持しようときついトレーニングをしていました。最近の場合はトレーニングも異なり、早起きが好きなので日の出前の4時頃に起き、カーディオのトレーニングをしてから朝食を採るということもして、いろいろな訓練をしています」と答えました。質問をしたファンには名前を尋ね、それに対して「私はロックです」と自己紹介を返すという軽いボケも披露してくれました。

続いて本作にドウェインを起用した理由を聞かれたプロデューサーのボー・フリンは「理由はただ一つ、この映画自体の存在理由がドウェイン・ジョンソンにヘラクレスを演じてもらうことでした。彼なくしてはブレット・ラトナー監督もこの映画を撮っていませんし、ドウェイン・ジョンソンがこの役を自分のものにするところを観てみたいと思い、最古のスーパーヒーローを彼に演じてもらったわけです」と語りました。小さい頃から“ヘラクレス”に憧れていたというドウェインは、彼らしいヘラクレスにするための工夫を聞かれ、「5歳の頃、初めてヘラクレスのポスターを観て、とても大きな影響を受けました。屈強で力強い人物で、素晴らしい信じられない偉業を成していくということにとても憧れを持ちました。大人になり、彼の英雄としての活躍についてまたとても深く意味を理解し、尊敬するようになりました。監督やボー・フリンと長きに渡り打合せをして、まず3人で話したことは、ヘラクレスという人物は世界最古のスーパーヒーローであるということだったんです。今だとバットマン、スーパーマン、アベンジャーズなどカッコ良いヒーローが多くいますが、スーパーマンのクリエイターが以前実際にスーパーマンを作るときに影響を受けたのはヘラクレスだったと言っていました。これだけ力と影響力を持っている素晴らしい最古のスーパーヒーローを、我々が皆さんにご紹介するチャンスを得たので、彼の見た目からどういうヘラクレスにしたいかということで、厳しい食事制限をしてコアトレーニングも半年から1年間行いました。また重要なこととして、我々がヘラクレスからインスピレーションを受けるところは、「より良い自分になる」ということなので、ヘラクレスを観てさらに強い自分になれるようにというところが出せたらと思いました」と力説。そこへ監督がドウェインの頭部のてかりを抑えにく映画『ヘラクレス』来日イベント、ドウェイン・ジョンソン、ブレット・ラトナー監督るという仕事ぶりを見せ、会場が沸きました。快く、頭部を拭かせるドウェインもいじられ上手ですよね(笑)。他のファンからの質問ではスキンヘッドのお手入れの頻度を尋ねられ、「角質をとってから電気カミソリで毎日もしくは二日に一度剃っています」と優しく答え、「触ってみたい?」と聞き、ファンに頭を触らせてあげていました。ノリがいいですね!ファンの方が質問する際に律儀に「ロック様」と呼んでいたのもおもしろかったです(笑)が、彼自身が既に多くの人にとってヒーローであるからこそ、ヘラクレス役も説得力が増しているのだと思います。その勇姿はぜひ劇場で!

映画『ヘラクレス』来日イベント、ドウェイン・ジョンソン、ブレット・ラトナー監督、ボー・フリン(プロデューサー)/すみれ、武藤敬司(ゲスト)

ドウェインと同じくハワイ出身のすみれもゲスト登壇

『ヘラクレス』

2014年10月24日より全国公開

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.hercules-movie.jp/

© 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

映画『ヘラクレス』ドウェイン・ジョンソントーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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イイ男セレクション:ドウェイン・ジョンソン(11/7UP)

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【トーキョー男子映画部】特集:男性諸君よ、夏が終わっても油断するな、2014マッチョ祭!

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14 10月

見どころは自分たち?瑛太と松田龍平がシリーズの軌跡を語る『まほろ駅前狂騒曲』

Posted in 未分類 on 14.10.14 by Merlyn

映画『まほろ駅前狂騒曲』完成披露試写会、瑛太、松田龍平、大森立嗣監督

2014年9月29日、本作の完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に主演の瑛太と松田龍平、映画1作目に続いて監督を担当した大森立嗣が登場しました。本作は2011年に映画『まほろ駅前多田便利軒』が公開となり、その後2013年にテレビドラマ『まほろ駅前番外地』が放送、そして今回シリーズ3作目『まほろ駅前狂騒曲』として再びスクリーンに帰ってきました。

映画が完成しての感想を瑛太は、「やっとできあがりました。皆さんが喜んでくれる作品だと自信を持っています。僕自身この映画が大好きなので、皆さんに観て頂いてどんどん広げていってもらえたらと思います」と話し、松田龍平は「映画の1作目(『まほろ駅前多田便利軒』)から始まって、テレビドラマ(『まほろ駅前番外地』)をやってまた映画に帰ってこられて嬉しいです」と、コメント。監督は「映画1本目のときはそんなに知られていませんでしたが、テレビドラマがあって、今回2作目の映画に繋がったのですごく嬉しいです。原作はここで終わってしまっているんですけど、やっぱり続きのことも考えちゃいますね(笑)」と、続編への意欲も述べました。本作は、三浦しをんの同名小説が原作ですが、監督が話した通り小説はここで終わっています。正直まだまだ多田と行天のやり取りを観てみたいので、映画オリジナルとしてぜひ続編にも期待したいです。

シリーズ3作目となる本作について瑛太は、「映画の1作目のときは、どう多田を演じるのか、どう大森立嗣組に挑めば良いのかと考えていました。でもドラマを経て、普段の多田と行天みたいなものが少しずつ掴めて、2人の距離間が体にしみ込んでいきました。今回のストーリーでは、子どもに対して抵抗がある多田と行天が、そこを乗り越えていくところから始まるんですが、今までだと多田がツッコミで行天がボケっていうわかりやすい関係だったのが、今回は逆転して行天が多田に振り回されてしまう展開になっています。なのでこのシリーズを今まで観てくださった方にとっても、新しさを感じてもらえると思います」と話しました。シリーズの人気について、松田龍平は「こんなに広がっていて嬉しいですね。映画の1作目では、多田のバックボーンが描かれて、ドラマでは2人の日常的なところを楽しくやらせてもらって、今回とうとう行天に来たなって思いました(笑)」と話しました。松田龍平が演じる行天はかなりマイペースなキャラクターですが、本作では過去作とはまた違った行天の新たな一面が観られます。

本作の注目どころについて、瑛太は「1作目のときに行天が学校の先生になりすます場面があったのですが、今回も行天が由良公(1作目から登場する小学生)を救うために塾の先生になりすますシーンがあるんです。そこは龍平が行天を演じながら、さらに塾の先生を演じているあの感じがとてつもなく良いんですよね。僕はそのシーンがすごくツボで、本当に世界で誰にでもできない芝居だなと思っていて、大好きです」と話しました。監督は「僕が好きな2人のシーンは、多田があることを練習していてそれを行天が黙って観ているシーンです。そこはかなりおもしろいですよ」とコメント。人間ドラマとしての楽しさもありますが、今回は前作にも増して笑えるシーンがたくさんあります。ぜひたくさん笑いながら観てください。

『まほろ〜』シリーズの魅力について、松田龍平は「多田と行天が出会うところから始まって今に至るので、やっぱりこの2人あってこそですよね」と話すと、瑛太は「自分で言うのも恥ずかしいですけど、やっぱり僕と龍平が見どころです(笑)。僕らの間にあうんの呼吸があるわけではないのですが、むしろズレのおもしろさみたいなのがあると思います。演出があって、段取りがあって、テストをやって、本番って何回も同じシーンをやっても、予定調和にはならないんですよね。その都度、どんなことを龍平が感じているのかとか、その場の反応が映画としてのおもしろさに繋がっていたら良いなと思います」と語りました。それに対し、監督は「2人には同じ芝居を二度しなくて良いよって言っていたので、やっぱり2人が自分たちの間で自分たちのセリフを言いたいときに言っているっていう生っぽさが出ていると思うし、そこが魅力ですよね」とコメントしました。

舞台挨拶の後半では、多田と行天が便利屋をしていることにちなんで、お悩み相談コーナーが設けられ、会場の方から3人に向けてさまざまな相談がありました。そのなかに、好きな人への告白が成功するシチュエーションについて質問があったのですが、松田龍平は「大勢いるこの場でその話ができるなら、どこで告白しても大丈夫ですよ」と率直な回答をしたのに対し、瑛太は「僕は映画のなかで軽トラックに乗る場面が多かったのですが、そのくらい狭い空間での告白はどうでしょう?」と対照的な回答をし、会場を沸かせていました。

トーク中は、緊張する松田龍平を瑛太がさりげなくフォローする姿が印象的で、劇中の多田と行天の関係を思わせる場面もありました。映画のなか多田と行天は、便利屋として子守りからやくざの下請けなど、大小さまざまな仕事を引き受けていきます。そんな仕事をしていくなかで、いろいろなことが重なり2人が奔走していくのが本作のおもしろいところです。シリーズを通して観ている方も、観たことがない方でも、問題なく楽しめますよ。ぜひ観てみてください!

『まほろ駅前狂騒曲』

2014年10月18日より全国公開

http://www.mahoro-movie.jp/

配給:東京テアトル、リトルモア

©2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh07_ma/hh07_ma_mahoroekimaekyousoukyoku.html

イイ男セレクション:松田龍平

http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_ma.html#selemen_MatsudaRyuhei

イイ男セレクション:高良健吾

http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_ka.html#selemen_koura_kengo

イイ男セレクション:大森南朋

http://www.tst-movie.jp/selemen/selemen_a.html#selemen_OomoriNao

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01 10月

むくむのは許されない!大泉洋史上最高のイケメンぶりを披露『ぶどうのなみだ』

Posted in 未分類 on 01.10.14 by Merlyn

映画『ぶどうのなみだ』イベント、大泉洋、安藤裕子、三島有紀子監督映画『ぶどうのなみだ』イベント、大泉洋、安藤裕子、三島有紀子監督、バベット(オールド・イングリッシュ・シープドッグ)

2014年9月30日に行われた本イベントに、主演の大泉洋、ミュージシャンで本作が映画初出演となる安藤裕子、『しあわせのパン』に続いて大泉洋主演作のメガホンをとった三島監督が登壇しました。大泉洋は「今日は早くから並んで頂いた方もいらっしゃるとのことで本当にありがとうございます。北海道の美しい景色と、三島監督がこだわり続けて撮った美味しそうな料理とワインが出てきます。すごくお腹の減る映画です。ぐうぐうお腹がならないように気を付けて今日は楽しんでいってください」と挨拶。続いて安藤裕子が「不慣れな演技だったんですけども、監督にやさしく指導して頂いて撮影を無事終えることができました」と挨拶したかと思うと、「“死んじゃえばいいじゃん”とも言われましたけど(笑)」とただならぬ発言をし始めたので、監督が「ごめんなさ〜い」と謝り、すかさず大泉洋が「それだけ言うとすごく乱暴だから。(監督が)悪魔のような人に見えちゃうから、もう少し長い話にしないとわかりにくいと思う」と安藤にツッコミを入れ、漫才のようにトークがスタート(笑)。

安藤:すごく優しく、本当に優しく…。
大泉:でも、「死んじゃえばいいじゃん」って言われたんでしょ。
安藤:「死ぬなら30分後にしてください」と言われました(笑)。
大泉:雨のシーンですごくね…。
安藤:「死んじゃえばいいじゃん」って、「死ぬなら30分後に死んでください」って。
大泉:それだと(監督が悪者に見えて)あまりにも可哀相じゃない。雨をすごく降らせるシーンがあって寒くなってきて、あなたが「もう死にたいです」って言ったのね。
安藤:死にたいとは言ってないですよ。
監督:違う、違う、「死ぬ、死ぬ」って言ったの。「もう私死ぬ」って言うから、「じゃあ30分後に死んで」って(笑)。
大泉:ちょっとひどいことは言っちゃってるみたいですけど。
安藤:でもそうやってね、本当に優しく…(笑)。
大泉:優しさは伝わってないですよ。今のところね。
安藤:そんな風に優しかったんで無事撮影を終えることができたんだと思います。ホントに皆さんが知ることのない大泉洋のイケメン姿を…。
大泉:そこ(皆さんが知ることのないって)言い張らなくていい。そんなことないと思うよ。

という具合に、安藤裕子が漫才トークを大泉洋のイケメン談にうまく繋げました(笑)。

映画『ぶどうのなみだ』イベント、大泉洋今回寡黙でストイックな役を演じた大泉洋ですが、「三島監督は私をとにかく寡黙な役にしてしまうものですから。『しあわせのパン』でも寡黙に妻を見守る役でしたから。三島監督はすべてを美しく撮るんですよね。景色も本当に美しく撮りますし、お料理も本当に美味しそうに撮りますし、ワインはつぎ方一つ、グラスの中での動きまでこだわる方なので、私の顔にもこだわってしまうんです。私の顔も綺麗に撮りたいと。それはなかなか難しいんですよ。そんななか私は頑張ったんですけども、どうしてもご飯を食べに行くこともありますし、お酒を飲むこともありますので、次の日に若干顔がむくむこともあるわけです。でも皆がわかるレベルではないと思うんですけど」と撮影秘話を語り出すと、監督がすかさず「いやいや、むくみすぎですよ」とツッコミを入れられていました。続けて大泉は「そうですかね〜。ほんのちょっとなんですよ。それをもう撮影の朝、私のそばにス〜っと来て“昨日飲みましたね”って言うんです。あまりに“むくむな、食うな、飲むな”みたいなことを言うんで、そういうわけにもいかないし、だから僕現場で走ってましたよ。ワインの映画だからワインを飲みたくなるんですよ。だからワインを飲むってことも抑えられないし、ワインを飲んで、飯を食って、その後に走るって最高に身体に悪いことをしてましたね。そうやってむくまないようにするっていうストイックな…」と弁明すると、監督は「かっこいいアオになってます。しっかり」と結果的に褒めていました。現場でも監督は1カット撮る毎に「かっこいいです」と褒めていたそうですが、大泉洋はその言葉を信じてストイックに頑張ったそうです。そして「…って、あんまりハードル上げすぎても、これが??みたいになりますけど!そうは言っても僕なんで、僕がどんだけ頑張ってもみたいなところはありますから。…ってなんでそんな悲しいことを言わなきゃいけないんですか!まあでも、僕史上本当に綺麗に撮って頂いた作品と言って良いでしょう。自己ベストは出したと思います」と自負していました(笑)。確かに他の作品ではあまり観ることのないクールでそれなりにイケメン(笑)な大泉洋が観られる作品です。

この日は本作に登場するとてもカワイイわんちゃん、バベットがゲストで登場。あまりのかわいさに会場も沸きました。最後はバベットを囲み、ワインを手に撮影。監督は「北海道の大地で心を込めて作った映画です。毎日生きていると嫌なことや辛いこともあると思いますが、この映画を観て、明日ちょっとでも元気に生きられたらいいなと思ってもらえたら嬉しいです」とコメント。大泉洋は「『しあわせのパン』と同様に美しい景色を三島監督が切り取ってくださって、大変魅力的なお食事も出ますし、ワインの魅力も皆さんに知ってもらえたらなと思っています。案外恋愛要素も盛り込まれていまして、胸キュンするシーンもありますので、いろいろな世代の方に楽しんでもらえると思います。多くの方に愛して頂いて、そして最終的に北海道に遊びにきて頂いて、ワイナリーを巡ったり、美味しいお食事を食べて頂ければと思います」と、北海道出身のスターとしてもちゃんと北海道をアピールしていました。北海道の魅力と役者の魅力がたっぷりと詰まった本作、文化の秋、食欲の秋にぴったりの作品です。

映画『ぶどうのなみだ』大泉洋/安藤裕子/染谷将太『ぶどうのなみだ』

2014年10月11日より全国公開(10月4日より北海道先行公開)

配給:アスミック・エース

http://budo-namida.asmik-ace.co.jp/

©2014『ぶどうのなみだ』製作委員会

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イイ男セレクション:大泉洋

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イイ男セレクション:染谷将太

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イイ男セレクション:田口トモロヲ

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24 9月

ゴスペラーズがグループ内のお金&ルールについて告白!『ジャージー・ボーイズ』

Posted in 未分類 on 24.09.14 by Merlyn

映画『ジャージー・ボーイズ』スペシャルイベント、ゴスペラーズ

2014年9月22日、本作のスペシャルイベントが行われました。本作が1960年代に活躍した4人組ヴォーカルグループ、ザ・フォーシーズンズの実話をもとにしていることにちなみ、この日は日本を代表するヴォーカルグループ、ゴスペラーズが登壇。ゴスペラーズは今年で結成20周年を迎えるそうですが、そのキャリアを振り返り5人組グループとして本作に通ずる思いについて語りました。

映画は5人全員で鑑賞したそうで、北山陽一は「僕らもグループなので、グループをどう描くのかを興味深く観ていました。それぞれのキャラクターの感情がどう描かれているのかがすごく気になっていました。4人ともキャラがすごくはっきりしていて、それぞれに焦点があてられ、どんな気持ちだったのかが尊重されていたのが良かったです」と話しました。またMCより「映画のなかでは、ザ・フォーシーズンズのメンバーがお金や女性関係で揉めていましたが、皆さんは大丈夫でしたか(笑)?」と問われると、安岡優は「その話は、僕らがデビューするときにスタッフの方からお話がありました。グループの解散の理由は大抵、金か女だと。でもお金だけは、今の時点ならなんとかなるから、給料を5人でずっと割るのかどうするか決めなさいと言われました。そのときにすべての給料を5人で割ると決めたんですが、おかげで誰かがソロアルバムを出しても5人で割っています(笑)」とコメントしました。ほかにもグループ内では小さなルールもあるようで、陰口を本人がいない場で言っても良いとか、誰かが声の調子が悪くても特に何も言わずに自然とカバーするといった話もありました。

そして、この日は特別に“Sherry”をゴスペラーズバージョンで披露!しかも劇中のザ・フォーシーズンズと同じように振り付きで歌い上げました。やっぱり生歌って良いですね。5人のハーモニーがきれいに重なっていて、聴き惚れてしまいました。今年リリースされたゴスペラーズのオリジナルアルバム【The Gospellers Now】には“Sherry”(ザ・フォーシーズンズの曲のカバー)も収録されているようで、リーダーの村上てつやは「アルバムが先日リリースされて、映画も公開っていうこんなにラッキーなタイミングはありませんよね(笑)。誰かがシナリオを書いたんじゃないかってくらい偶然です。実はもうすぐツアーが始まるのですが、そのときにお芝居もやるんです。それが1960年代の音楽を志す若者という設定で、物語のキーとなる曲として“Sherry”を歌おうって決めたんです。その芝居のなかでは、ほかにも何曲かカバーを歌うんですけど、アルバムに入れるとしたら“Sherry”だよねってことで、オリジナルアルバムのなかに1曲だけ“Sherry”のカバーを入れました」と語りました。

ゴスペラーズは全員がおもしろいノリで、しかも一人一人がしっかりとキャラが立っていて、5人いても誰1人埋もれることのないバランスに感心してしまいました。劇中のザ・フォーシーズンズはメンバー内でかなり揉めるので、なおさらゴスペラーズの良いグループ関係が際立って見えました(笑)。

映画のなかでは、素晴らしい歌がたくさん聴けるのはもちろん、グループ内でのお金や女絡みの問題などの人間ドラマの部分も見どころです。ぜひ観てみてください!

『ジャージー・ボーイズ』

2014年9月27日より全国公開

http://www.Jerseyboys.jp

配給:ワーナー・ブラザース映画

©2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENT

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19 9月

これが最後の監督作!リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム~愛おしい時間について』

Posted in 未分類 on 19.09.14 by Merlyn

映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について』来日会見、リチャード・カーティス監督映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について』来日会見、リチャード・カーティス監督、IMALU(花束ゲスト)

2014年7月8日、本作の監督リチャード・カーティスが来日。「私は子どもが4人いるんですけど、結婚はしていないんです。ですからこのように結婚式場のようなところで白いカーペットを歩くというのは初めての経験です。この作品は私にとって一番私的な映画です。(この映画のように)タイムトラベルはできないとしても私の心にとても近いものです。また、たぶんこれが最後の監督作品になります。初来日ですが最後の作品で来日できて嬉しいです」と挨拶。

本作を思いついた経緯について「親友と、“今日が最後の日だったら一日をどうやって過ごすだろう”と話していたときに、二人とも特別なことはしないと答えたんです。ラスベガスに行ったり、ジュリア・ロバーツとデートしたり、100万ポンドを当ててどこかで使うというのではなく、友人達と朝食をとり、ガールフレンドと一緒にお昼をとり、家族と一緒に夕食をする。いつも歩いている道を歩いて、普段の生活をするだろうと。それが一番重要なことなんだと思い、それを映画にしようと考えたときに、そんなに単純なことを映画にするなら、それだけではつまらないだろうと、タイムトラベルを思いついたんです。同じ日や出来事を何度もやり直せるパワーを持っている人が、最終的に普段の生活が一番良いんだと気付くというのはどうだろうと。そう思ってジョークをたくさん散りばめた作品にしました」と明かしました。

映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について』来日会見、リチャード・カーティス監督、IMALU(花束ゲスト)この日は花束ゲストでIMALUも登場。『ラブ・アクチュアリー』が大好きで監督のファンという彼女は、劇中でレイチェル・マクアダムスが着ている赤いウェディングドレスにちなみ、赤のショートドレスで登場しました。監督は、本作の赤いドレスについて「今までたくさん彼氏がいた女性が花嫁の結婚式に行ったときのことです。元カレがいっぱい参列していたんですが、花婿側からだと花嫁は白いドレスに赤いリボンがちょっと付いているだけに見えるんですが、後ろから見ると真っ赤なリボンがよく見えるので、彼女を象徴しているというか、今までやってきた悪いことを象徴しているようにも見えました(笑)。それでいつか赤いドレスの花嫁を描きたいなと思ったんです」と理由を明かしてくれました。

そして、本作の重要なテーマは“父と息子の関係”とのことで、監督も自身の父親とすごく仲が良かったそうです。劇中の父子と同じように、20年間いつも卓球をやっていたそうですよ。監督には息子さんが3人いて、本作に出ているようですが、ラストの浜辺のシーンで登場する髪の赤い少年はその一人だそうです。またごく最近、ご両親、妹さんを亡くされ、どれだけ家族が大事かを考えるきっかけになったとも話していた監督。そんな監督の経験や思いがたくさん詰まった最後の監督作は、必見です!

映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について』ドーナル・グリーソン/レイチェル・マクアダムス『アバウト・タイム~愛おしい時間について』

2014年9月27日より全国公開

配給:シンカ、パルコ

http://abouttime-movie.jp/

© Universal Picturesトーキョー女子映画部での紹介記事

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19 9月

日本の文化である時代劇の灯火をともし続けるのは使命 by 中井貴一『柘榴坂の仇討』

Posted in 未分類 on 19.09.14 by Merlyn

映画『柘榴坂の仇討』プレミアム試写会舞台挨拶、中井貴一、阿部寛、広末涼子、真飛聖、若松節朗監督、浅田次郎(原作)映画『柘榴坂の仇討』プレミアム試写会舞台挨拶、中井貴一、阿部寛、広末涼子、真飛聖、若松節朗監督、浅田次郎(原作)

2014年9月9日、本作のキャスト、監督、原作者が顔を揃えました。中井貴一は「今、時代劇は不振と言われておりますが、真っ正面から日本人の心をこの映画のなかに映し出したつもりです」と挨拶。続いて、中井貴一が演じる金吾の仇役を演じた阿部寛は「撮影に入る前にお会いしたときに、貴一さんに、現場では一切お話しないようにしますと言って、そういう覚悟で撮影に臨んだんですが、初日にトイレで会ってしまって(笑)、なるべくしゃべらないようにしました。そんな緊張感がこの作品に出ていると思います」とユーモアを交えて裏話を語りました。

映画『柘榴坂の仇討』プレミアム試写会舞台挨拶、広末涼子金吾の妻セツを演じた広末涼子は映画で時代劇に出演するのは今回初めてということで「新人だと思って所作指導をつけてくださいとお願いして、撮影に入る前にご指導頂いて、現場でも常に所作指導の方について頂きました。そこに嘘があると、どうしても内容も薄くなって違和感を持たれてしまうと思うので、そこのところは自分でプレッシャーをかけながらやりました」と語りました。宝塚歌劇団のトップスターとして男役を演じてきた真飛聖は、「時代劇は初めてで、(宝塚の舞台では)武士になったことはあるんですけども、女性として着物を着て演じるのも初めてでした。所作のお稽古をさせて頂いたんですが、監督からは“勇ましすぎるからもっと腰を低く”とか、何度も辛抱強くご指導頂きました。そのおかげで何とか男性に見えずに女性として見えるように練習はしましたが、反省ばかりでした」と謙虚にコメントしました。本作は、男の人生がメインのように見えますが、実はその影で支えている女性達にもスポットが当てられています。仇討のために人生を翻弄される男と一緒に生きていかなくてはいけない女性の生き様にもぜひご注目ください。

映画『柘榴坂の仇討』プレミアム試写会舞台挨拶、中井貴一、阿部寛女性キャストだけではなく、男性陣も出演者は皆かなり所作に気を付けたようですが、本作が純度100%の時代劇だからこそ。そして中井貴一は「ここ数年、時代劇が(興行成績が)あまり良くないという時期が続いています。そんななかで真正面から飛び道具を全て排除して、日本人の心を捉えた映画になっています。我々の世界で、時代劇という灯をともし続けなければいけません。これは日本の文化でもあると思っています。どんなに灯火が小さくなっても、作り続けるという努力は僕たちの使命だと思います。多くのお客様に観て頂くことが時代劇を作るという事に繋がります。今回『柘榴坂の仇討』だけではなく、時代劇を多くの方に観て頂き、時代劇そして邦画が良くなる事を心から願います」と日本人俳優としての決意とも言えるコメントを述べました。本作を観ると、日本人に受け継がれてきた血が実感できます。時代劇だからこそ伝わってくる日本の心をぜひご覧ください!

映画『柘榴坂の仇討』中井貴一、阿部寛 『柘榴坂の仇討』

2014年9月20日より全国公開

配給:松竹

http://zakurozaka.com/

©2014映画「柘榴坂の仇討」製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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真飛聖インタビュー

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日本の文化である時代劇の灯火をともし続けるのは使命 by 中井貴一『柘榴坂の仇討』 はコメントを受け付けていません

08 9月

中条あやみファンが殺到!『劇場版 零~ゼロ~』ポップコーン配布イベント

Posted in 未分類 on 08.09.14 by Merlyn

映画『劇場版 零〜ゼロ〜』中条あやみポップコーン配布映画『劇場版 零~ゼロ~』×TOHOシネマズ“シネマイク”コラボイベント@第19回 東京ガールズコレクション2014 AUTUMN/WINTER 中条あやみ

第19回 東京ガールズコレクション2014 AUTUMN/WINTER

2014年9月6日にさいたまスーパーアリーナで開催された第19回 東京ガールズコレクション2014 AUTUMN/WINTER。映画『劇場版 零~ゼロ~』主演の中条あやみはティーンに絶大な人気を誇る雑誌Seventeenの専属モデルとして活躍中ということで、本イベントでランウェイを歩き観客を賑わせました。

第19回 東京ガールズコレクション2014 AUTUMN/WINTER中条あやみ

そして、会場内には映画『劇場版 零~ゼロ~』×TOHOシネマズ“シネマイク”コラボブースが設けられ、ランウェイの合間をぬって彼女が駆け付け、自らプロデュースしたオリジナル・ポップコーンをファンに直接配布するということで、長蛇の列ができました。

映画『劇場版 零〜ゼロ〜』中条あやみポップコーン配布

ブースに登場した中条あやみは、今回初主演となる本作について「今日は来てくれてありがとうございます。ステージを歩いて緊張したんですけど、応援してくれる方がいてすごく嬉しかったです。映画が9月26日に公開されるので、ぜひ劇場でこのポップコーンと一緒に観てください。このキャラメルポップコーンは、コーヒーキャラメル味になっていて白い部分の味も楽しめます。ずっと食べていられる味なので、映画を観ながらパクパク食べてください」と映画とポップコーン両方の宣伝をしっかりしていました。

映画『劇場版 零〜ゼロ〜』中条あやみポップコーン配布

この後、さっそく彼女から直接ポップコーンを手渡され、ファンたちは大興奮の様子でした。私も試食させて頂きましたが、とても食べやすい味でパクパクいけちゃう美味しさでした。パッケージもかわいいですよね!本作は累計130万本を記録した大ヒットホラーゲーム「零」シリーズを原案に映画化。閉塞感漂う山間の町の女学園を舞台に描かれる物語です。主演の中条あやみ、森川葵や、カワイイ制服など、女子の見どころも満載なので、ポップコーンを片手にホラーのドキドキを楽しんで観てくださいね。

映画『劇場版 零〜ゼロ〜』中条あやみ/森川葵『劇場版 零~ゼロ~』

2014年9月26日より全国公開

配給:KADOKAWA

http://zero-movie.jp/

©2014 「劇場版 零~ゼロ~」製作委員会

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03 9月

甘くてかわいい表情の裏に、ストイックで完璧な役作りアリ!『イヴ・サンローラン』ピエール・ニネ

Posted in 未分類 on 03.09.14 by Merlyn

映画『イヴ・サンローラン』来日サロン会見、ピエール・ニネ

2014年8月8日、本作でイヴ・サンローラン役を演じたピエール・ニネが来日し、サロン会見が行われました。スラッと伸びた足に、小さい顔がすごく印象的で、若くも大人っぽくも見える表情(2014年、現在25歳)は、つい目が離せなくなるほどの美形男子でした(笑)。大勢の記者からたくさんの質問が出るも、しっかりと話す姿もまた好印象でした。

まずイヴ・サンローラン役を演じることになった経緯について、「僕にとって思いもよらないオファーでした。パリで舞台のリハーサルをしているときに、監督から電話がかかってきて、“一緒にビールを飲まないか”と誘われました。そのときに監督が“歴史に残るラブストーリーで、クリエーションに関するストーリーを書き上げたので君にも出て欲しい”と言ってくださり、すぐにオーケーをして“ところで僕は誰を演じるの?”と聞いたら、答えは“イヴ・サンローラン”でした。僕のような若い俳優にこれだけ伝説的で複雑な人物の役柄がオファーされるということは、なかなかないことですし、僕はすごくチャンスに恵まれ、幸運だと思いました」と話しました。

続いて、役作りについては「撮影に入る5ヶ月半前から準備しました。まずはさまざまなイヴ・サンローランの映像を観て、観察しました。それから彼の声の研究もしました。イヴ・サンローランの声をiPodに入れて、それを毎日3〜4時間聞きました。そうすることで、彼独特のもろさが表れた話し方を吸収するようにしました。それから3人のコーチに付いてもらいました。1人目は、実際にイヴ・サンローランと15年間一緒に仕事をされたデッサン職人の方です。この方から学ぶことで、映画のなかではスタントを使わずに僕自身がデッサンを描けるようにしました。2人目はフィジカルコーチで、この方からは純粋に体の使い方を教えてもらったり、時が立つに連れてイヴ・サンローランのシルエットが変わるので、その体をどう作っていくのかをコーチしてもらいました。3人目は、ファッションの専門家です。この方からは、ファッション業界のこと全般を学びました。ファッション業界というのは独特の専門用語が多い世界なので、まずはそれを習いました。あとは布の使い方、選び方、触り方、モデルの体にどう巻き付けるのかなど、実際にクチュールのアトリエで行われている仕事の仕方を学びました。これは1週間に2〜3回コーチのところへ通って全てを吸収し、撮影現場に入ってからは身に染み込んだものを即興で使える状態にまで持っていきました」と語りました。役作りと言えば、肉体改造の話はよく聞きますが、デッサンの描き方や布の扱い方などを体が自然とできるまでやり込むとはすごい。映画を観る際は、ぜひ彼の動作一つ一つに注目して観ましょう。

また、イヴ・サンローランとの共通点について尋ねられると、「僕も一生懸命に彼との共通点を探しました。これだけ伝説的である意味業界の聖人のような人物を演じるには、何か自分と共通点を見つけて、“結局のところ彼も人間なんだ。彼を演じるのは可能なんだ”と、彼を攻略したいと思っていました。でも結果としては、すごく自分とは違う人物だということがわかりました。だからこそ膨大な準備が必要だったんです。やはりイヴ・サンローランというのは、22歳にして躁うつ病と診断され、非常に孤独な人物で、僕自身とはすごく違います。でも唯一、共通する点は、仕事における早熟性だと思います。彼も若くしてファッションに情熱を覚えてそれを職業にしたと思うのですが、僕も若いときに演劇に興味を持って俳優になることを決めたので、若くして道が定まったという点においては、唯一共通点と言えるかも知れません」とコメントしました。

最後にファンに向けて「ぜひこの映画を観てみてください。イヴ・サンローランという人物が何もないところから、いかに自分の帝国を築き上げたかが見どころだと思います。そして彼の知られざるダークな面も描かれています。でもポジティブなメッセージとして言えるのは、イヴ・サンローランという人は自分の苦しみや孤独をクリエーションに昇華させることができたということが素晴らしいと思います」と話しました。

ピエール・ニネは、俳優として今後は「毎回顔を変えていけるカメレオンのような俳優になりたい」とも話していました。また俳優の仕事以外に、脚本を執筆したり、フランスのテレビシリーズでは監督も務めるなど、かなりマルチな才能を発揮しているようです。俳優としてはもちろん、そのほかのところでも今後の活躍ぶりが楽しみです。でもまずは映画『イヴ・サンローラン』で、彼の努力の成果をチェックしましょう!

『イヴ・サンローラン』

2014年9月6日より全国公開

http://www.ysl-movie.jp/

配給:KADOKAWA

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_YvesSaintLaurent.html

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29 8月

どんな顔をしてもかっこいいオーランド・ブルーム、自堕落な男に挑戦『ケープタウン』

Posted in 未分類 on 29.08.14 by Merlyn

映画『ケープタウン』オーランド・ブルーム来日映画『ケープタウン』来日記者会見、オーランド・ブルーム

2014年8月27日、本作のPRのため、主演のオーランド・ブルームが7年ぶりに来日し、「日本に来られて本当に嬉しいです。たしか23歳のとき『ロード・オブ・ザ・リング』で初来日したと思うんですが、映画『ケープタウン』オーランド・ブルーム来日そのときから本当にステキな記憶がたくさんあって、いつも日本に早く戻りたいと思っています。今回も大好きな日本食と日本の文化を味わって帰りたいです」と挨拶しました。本作への出演には特別な思い入れがあったというオーランド・ブルームですが、出演の決め手を聞かれると、「何と言っても今回演じたブライアン・エプキンのキャラクターが決め手でした。このブライアンは自堕落な生活を送っているけれど、しっかり価値観を持っているキャラクターで、演じ甲斐があると感じて挑みました。監督と最初に話したときに“自分はファイナル・カットの権利を持っている。そしてこれはスタジオ映画ではないから振り切ってやろう”と声をかけてもらいました。だから自分もそういう姿勢で大いに楽しみながら、このキャラクターがもたらす挑戦に向かったわけです。ブライアンは格の部分はしっかり持っているんですが、南アフリカで警察官であることは本当に大変なことなんです。撮影前に4週間、6週間、現地に入って過ごしたなかで、まず南アフリカの文化、そして南アフリカで男性であるということはどういうことか、南アフリカで警察官であるということはどういうことかを知りました。警察官として南アフリカで生きることの厳しさを知りましたし、また多くの一般の方々の人生がいかに厳しいかということも目にしました。言い換えれば1人の命の対価が安いということでもあり、命に重きを置かれないということは警察官としてはより仕事が大変になると言うことを知りました。そういうことを鑑みてブライアンは警察官として生きる上で、毎日そういう厳しい現実に直面したくないという気持ちからたばこを吸ったり、アルコールや薬に依存しているというキャラクター像が浮かび上がってきたんです」と熱く語りました。今回、今までの彼のイメージを一新するキャラクターに挑戦していることが話題になっていますが、役作りのためにアクセント、肉体作りにも力を入れたとのことです。南アフリカの男性は典型的にマッチョなタイプが多いので、6ヶ月くらいかけて、筋トレや有酸素運動、食事にも気を付けて身体作りをしたそうですよ。ぜひその点にも注目して観てみてください。映画『ケープタウン』オーランド・ブルーム来日

そして、フォレスト・ウィテカーとの共演については「彼と共演できたことは本当に光栄でした。彼は本当に才能があり、真のアーティストであり、役への向い方は見ていてグッとくるものがありました。1つ例を言いますと、病院のベッドから起き上がってそのまま床に倒れてしまったシーンがありました。みんながもしかしたら怪我をしたんじゃないかと慌てて彼のもとへ駆け寄りましたが、“ごめん、ごめん、ちょっと役に入りすぎてやり過ぎた”とおっしゃっていたんです。キャラクターになりきるというのをそこで見た思いがしました。また思慮深く、心が広く、人柄も本当に素晴らしい方です。一度でも共演できただけで贈り物のようですが、また共演できるならどんな作品でも出たいです」と話しました。

映画『ケープタウン』オーランド・ブルーム来日幸か不幸かこれだけのイケメンなので、逆に役者としてのイメージを変えるのも苦労してきたと思います。今回の役柄を演じたことが突破口になると良いですね。それにしてもどんな顔をしてもかっこいいので思わず写真をたくさんアップしちゃいました。映画では、こんな爽やかなオーリーとは違う、自堕落な男に扮したオーリーをぜひご堪能ください!

『ケープタウン』

映画『ケープタウン』オーランド・ブルーム、フォレスト・ウィテカー2014年8月30日より全国公開

配給:クロックワークス

http://capetown-movie.com

©2013 ESKWAD-PATHÉ PRODUCTION-LOBSTER TREE-M6FILMS

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