トーキョー女子映画部の取材リポート

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26 8月

片桐はいりのボケに向井理がツッコミを入れる様子は本当の姉弟のよう!?

Posted in 未分類 on 26.08.14 by Merlyn

映画『小野寺の弟・小野寺の姉』完成披露試写プレミア上映会、向井理、片桐はいり、山本美月、及川光博、西田征史監督

2014年8月13日、本作の完成披露試写プレミア上映会が行われました。向井理は、自身が演じている小野寺進が劇中でメガネをかけていることから、この日はメガネをかけて登場。ついつい「今日は、向井理の素顔は見られないんだな」と思っていたら、片桐はいりが「うちの弟(本作で姉弟の設定)は、メガネを外すと意外とカッコ良いんですよ(笑)」と言い、向井理がメガネを外すというナイスアシスト!これには会場も黄色い声を上げて喜んでいました。共演者同士の仲が良く常に盛り上がっていたので、今回は会話形式で舞台挨拶の様子を紹介します。

MC:最初にこの作品のお話を聞いたときから数えると5年くらい経つそうですが…。

向井理:5年前に、西田監督から「姉弟の話を描きたい」ってお話を頂いて、はいりさんと姉弟の設定というのが意外だなと思いました。

片桐はいり:ちょうど向井くんと共演していたときにこの作品のお話を頂いたのですが、その当時は私が向井くんに片思いをしている役柄だったので、恋愛感情から姉の気持ちに切り替えるのはずいぶん苦労しました。それなりに時間を要したので、やっぱり5年は必要でしたね〜(笑)。

会場:あははははは!

MC:では、姉と弟のイメージをどんな風に作り上げたのでしょうか?

向井理:昨年は、この作品で舞台をやっていたので、そのときに役を作り上げてきました。なので、普段通りの2人がそのままスクリーンで表現できたら、きっとおもしろいんじゃないかなと思いました。

片桐はいり:まあ、向井くんは、普段いろいろな女優さんと共演されているんでしょうけどね…。

向井理:何が言いたいんですか(笑)!?

片桐はいり:まあ、私との共演では、違った向井理を見せられたら良いなと思いながら一生懸命に演じました。本当に素敵な弟になったんですよ。

MC:お二人ともずっと一緒にお仕事をされていますが、改めて印象はいかがですか?

向井理:本当に尊敬する女優さんで、間違いなく日本一のコメディエンヌだと思います。

片桐はいり:そんなハードル上げないでくださいよ。これから皆さん観るんですから。

向井理:あははははは!でもこんな方はなかなかいませんよ。本当にコメディエンヌとしてすべてを兼ね備えている方で、舞台中もはいりさんの背中を見て“舞台とはこういうものだ”と教えられ、映画で恩返しできたらなと思って演じさせて頂きました。

MC:現場の雰囲気はいかがでしたか?

山本美月:西田監督が、私と向井さんの間に入ってくれて話しやすい空気を作ってくれました。

及川光博:僕とはいりさんとシーンではそんなことしてくれませんでしたよ!

監督:2人はもう大人だから、僕が入らなくても良いじゃないですか〜。

片桐はいり:いや、もう少し取り持ってくれても良かったと思いますよ(笑)。

及川光博:僕は以前、『キューティーハニー』という映画で片桐さんと共演経験があるんですが、そのときは2人とも悪の化身役だったので、今回ははいりさんとデートできるシーンもあって楽しかったです。

最後に監督は、「僕は25歳くらいから舞台の作、演出を始めて、自分のオリジナルというものにこだわって物語を作ってきました。映像の脚本を書くようになっても、いきなりオリジナルは書かせてもらえず、いろいろな経験を積んでようやくオリジナルを発表させて頂けるようになりました。今までは、『怪物くん』や『妖怪人間ベム』など、大きな規模の脚本を書いてきたので、急に家のなかの小さな話が書きたくなりました。この映画は、とても豪華な俳優さんたちが出演している、とても地味な映画ですが、皆さんにちょっとでも気に入って頂けたら嬉しいです」とコメントしました。

向井理と片桐はいりは、一見似ていないので姉弟役はどうなんだろうと思いましたが、今回の舞台挨拶での息の合った様子を見ていたら、こんな姉弟もアリだなと思えました(笑)。今回の舞台挨拶の登壇者は、とにかくキャラが濃かったです(笑)。片桐はいりを始め、及川光博、そして監督もノリが良く、冗談を飛ばし合う場面が多くありました。そんななかで、向井理と山本美月が和やかに話を返す様子がとてもバランス良く見えました。きっと映画のなかでも、それぞれの持ち味が発揮されているのかも知れませんね。映画の公開は10 月25日です。それまで楽しみに待ちましょう。

『小野寺の弟・小野寺の姉』

2014年10月25日より全国公開

http://www.onoderake.com

配給:ショウゲート

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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08 8月

ニコラ・ペルツ&ジャック・レイナーのコメントでオプティマスがバンブルビーに嫉妬!?『トランスフォーマー/ロストエイジ』

Posted in 未分類 on 08.08.14 by Merlyn

『トランスフォーマー/ロストエイジ』ニコラ・ペルツ/ジャック・レイナー映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』来日記者会見、ニコラ・ペルツ、ジャック・レイナー

2014年7月29日、本作のニュー・ヒロインでテッサ役を演じた現在19歳のニコラ・ペルツと、そのボーイフレンド、シェーン役を演じた22歳のジャック・レイナーが来日しました。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』オプティマスプライムとバンブルビー2人の登壇前には、オプティマスプライムが(声の出演で)指揮を執り、プロジェクションマッピングが披露されました。今作でさらに装備をパワーアップしたオプティマスプライムとバンブルビーのレプリカがステージ上に配置されていましたが、前作と見比べなくてもかなりバージョンアップしていることがわかる姿でした。これだけでもトランスフォーマー・ファンはテンションが上がってしまうのですが(私も大ファンです)、この日はオートボット特派員として一般のファンの方も会見に参加していました。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』ニコラ・ペルツそして、ニコラとジャックが登壇。ニコラはかなり深いところまでスリットが入った白のセクシーなドレスで登場。19歳ながらセクシーさが半端ありませんでした。劇中でもきわきわまで短く切ったホットパンツを履いて美脚を披露してしますが、生で観るとさらにその美しさが実感できました。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』ニコラ・ペルツ今回マーク・ウォルバーグが演じるケイドの娘役を演じていますが、彼との共演についてニコラは「とにかく素晴らしい方でした。毎日現場でご一緒させて頂いて彼からたくさん学ぶことができました。今回彼の娘役ということはかなり気に入っていますし、マークさん大好きです」とコメントしました。役作りについては「マイケル・ベイ監督とマークさんと結構リハーサルをしました。テッサには非常に共感できるところが多かったんです。というのも私も過保護のお父さんがいるのでそういうところが共通しているし、私と父親もとても良い関係なので映画のなかの関係とちょっと似ているところがあります。本当に素晴らしいストーリーになっていたと思いますし、この役を演じるのはとっても好きでした」と語りました。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』ジャック・レイナーそして、ジャック・レイナーは記者から「マイケル・ベイ監督はアクションシーンを実際に役者にやらせるということで知られていますが、大変だったシーンは?」と聞かれ、「毎日いろいろな挑戦がありましたが、その中でもより困難だったのは(撮影には)納期というか期限があるので、それに対するプレッシャーがありました。また予算が大変大きな作品なので、とても大きなスタントが絡むものもあります。20分くらい続くシーンでその撮影がうまくいかなかった場合はすべて再設定するのに1週間くらいかかる規模のものもあったり、そういうシーンに挑むときは大変でした。でもより自分たちも頑張ろうと思いますし、役者としてはとても健全な経験だったと思います」と答えました。さらにニコラは「この映画に入るときにはグリーンバックでの撮影がかなり多いと思っていましたが、実際に撮影に入ると(グリーンバックでの撮影は)たった4日間だけでした。マイケル・ベイ監督はリアルに撮るということにこだわりますので、俳優としては実際に爆発とかも体験しましたし、カーチェイスも実際にやっていました。マイケル・ベイは天才的な監督ですが、私はその体験ができて嬉しかったです」と付け加えました。こういう撮影秘話を聞くと、より本作の凄さとマイケル・ベイ監督のこだわりの深さを実感します。

最後に、オートボット特派員として来場していた一般のファンの方からの質問タイムへ。オートボット特派員の方は質問の前に、トランスフォーマーがどれだけ好きかという愛を述べるルールが課せられました(笑)。「司令官に踏まれて死んでもいいくらい好きです」という方もいれば、愛が深すぎて緊張で言葉にならないファンもいらっしゃいましたが、とても和んだ会見になりました。ファンの質問では「お気に入りのトランスフォーマーは?」という質問が投げられ、2人とも声を揃えて「バンブルビー」と答えました。ジャックはバンブルビーについて「一番楽しいキャラクターだと思いますし、彼自身が自分の表現方法でポップカルチャーを尊重している部分が楽しいなと思います」と話し、少し子どもっぽいところがあるバンブルビーについて10代のニコラは「彼のティーンネイジャー的なところが好きなんです」とティーンネイジャーならではの視点を述べました。2人ともバンブルビーが一番のお気に入りだと言われちょっとすねてしまったオプティマスから、最後に「2人にとって、私はどんな存在になるのかな?共演してどうだったかな?」と質問があり、ニコラは「あなたは最高で、本当にプロフェッショナルで仕事ができて本当に良かったです。バンブルビーも好きですがあなたも愛してます」とフォロー(笑)し、会場が和みました。

本作は、シリーズ4作目となりますが、キャストを一新し、世界観もスケールアップ、トランスフォーマーたちもバージョンアップしていますので、ぜひ大きなスクリーンで迫力を味わって頂ければと思います。

映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』マーク・ウォルバーグ/ニコラ・ペルツ/ジャック・レイナー『トランスフォーマー/ロストエイジ』

2014年8月8日より全国公開

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.tf-movie.jp/

©2014 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

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08 8月

すっかり大人になったクリステン&ニコラスが、日本で撮影スタート『イコールズ』

Posted in 未分類 on 08.08.14 by Merlyn

映画『イコールズ』製作発表記者会見、クリステン・スチュワート、ニコラス・ホルト、ドレイク・ドレマス監督、マイケル・プラス(プロデューサー)

2014年8月2日、本作の製作発表記者会見が行われました。今回は日本国内で撮影が敢行されるということで、クランクイン直前に主演のクリステン・スチュワート、ニコラス・ホルトが監督とプロデューサーと共に会見に臨みました。通常の会見だとMCが付くことが多いのですが、この会見では珍しくプロデューサー自らMCを兼任していました。そのせいか、会見中は主演の2人もリラックスした様子で話していました。

まずプロデューサーの挨拶から始まり、「ニコラス、クリステン、そしてほかにガイ・ピアース、ジャッキー・ウィーヴァーを迎えて、ドレイク監督のもとでこれから撮影に入っていきます。日本中いろいろなところで、ロケーションを組んでいきます。私たちはこの映画を作るにあたって、世界中でロケハンを重ねましたが、日本を訪れたときに、『イコールズ』の世界観を描くにはここしかないと思いました。日本は地形も建物も素晴らしいですし、我々が描きたい『イコールズ』にピッタリの場所だと思いました」と語りました。約1ヶ月間、日本で撮影をするそうですが、実際にどんな場所が使われて物語が描かれていくのか楽しみです。

クランクイン直前の気持ちについて、監督は「この映画は3年がかりで作ってきました。いよいよクランクインできることを本当に夢のように感じています。でも今はすごく落ち着いていて、ワクワクしています」とコメントしました。クリステン・スチュワートは「この作品はかなり長期に渡って作ってきている映画で、皆さんから“いよいよ撮影が始まりますが、不安な気持ちはありますか?”とよく聞かれます。もちろん適度な緊張感はありますが、今はすごく落ち着いた気持ちです。監督はプロセスを大事にする方で、ここにくるまでのプロセスを私自身も楽しんできました。だから今はすべてを受け入れようという気持ちです。今回はラブストーリーなので、大変なこともあるかも知れませんが、上手くいけばすごく素晴らしい作品になると思います」と話しました。ニコラス・ホルトは「今ここにいられることがすごくラッキーだと思っていますし、この映画はすごく美しい話なので参加できることを嬉しく思っています。キャストもスタッフも皆さん素晴らしい方なので、僕もクランクインを楽しみにしています」と語りました。

続いて、ニコラスとクリステンに対しそれぞれの役柄について質問。ニコラスは、「僕が演じるサイラスは若い男性で、アトモスという会社に務めています。でも…、どうやってサイラスについてまとめたら良いのかわからないな〜(笑)」と話したところで、監督から助け舟が、「イコールズという世界は感情のない世界で、感情が芽生えることが病気だとみなされる世界です。ニックが演じるサイラスは、感情が芽生えてしまう、つまり病気になってしまう。その病気になってしまったところでクリステンが演じるニアと出会います。ニアと出会ってサイラスは“どうしよう、こんな感情を持ってしまったよ”となり、そこからいろいろなお話に広がっていくんです」と話しました。一方クリステンは、「私が演じるニアは、長い間感情を持っていてすでに病気なんです。彼女は感情がないのが当たり前の世界で、感情を持っていることをずっと隠しています。“イコールズ=平等”という世界は、誰かに対しての感情はないけど、例えば誰かに“大丈夫?”と聞くのは、その個人に対して聞くのではなく、社会全体に対してその質問を発するということで、それがこの世界において良いものとみなされます。だから例え感情が見えたとしても、それはあくまで社会に対するもので、一個人に対するものではないんです。感情が邪魔をすることって、私たちが生きていくなかでもよくあると思います。普通に生きているなかでのそういった経験と、ニアというキャラクターとで重なる部分もある気がします」と語りました。感情がない世界って考えるだけでちょっと怖いような気もしますが、実際にどんな風に描かれていくのでしょうか。

本作で恋人役を演じるニコラスとクリステンはお互いの印象について、クリステンは「私、実はニックのことが大嫌いなの(笑)」と冗談を放ち、会場は爆笑。クリステンの回答に笑いつつもニコラスは、「どの作品でも監督から起用して頂いて、“じゃあ君と君は恋に落ちて恋人になるんだよ”って言われると、いつもムズムズするような感覚になります(笑)。今回もそういう気持ちになりましたが、クリステンが素晴らしい女優さんなので、きっと僕を導いてくれてすごく良い関係になれるんじゃないかと思います」と真面目に回答しました。

最後にどんな人にこの映画を観て欲しいかについて、監督は「この映画は愛というものを描いているので、愛というものを感じたことがある人、何かを失ったことがある人、心に傷を負ったことがある人に観て欲しいです。でも感情というものは人間なら誰もが持っているものなので、例えば10代の若い人たちでも50〜60代の方でも感情は皆さん同じだと思います。ぜひ皆さんに観て欲しいと思います」と話しました。

クリステンもニコラスもこの日はかなりラフな格好で登場しましたが、それがオシャレに見えるから羨ましい。2人とも子役時代から活躍していますが、ニコラスはすっかり男前になり、体つきも想像以上にしっかり鍛えられている印象でした。クリステンは、胸元がかなり大きく開いたタンクトップにショートヘアが似合っていてカッコ良かったです。個人的には、無造作に髪を掻きあげる仕草がツボでした(笑)。

撮影はまだ始まったばかりで、どんな作品になるのかわかりませんが、舞台に日本を起用しているというだけでやっぱり嬉しいですね。公開を楽しみに待ちましょう!

『イコールズ』(原題)

2014年8月4日より日本にて撮影スタート
配給:ミスター・スミス・エンタテインメント

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28 7月

佐藤健が俳優生命をかけて挑んだ『るろうに剣心』

Posted in 未分類 on 28.07.14 by Merlyn

映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督

映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、佐藤健2014年7月23日に行われた本作のプレミア試写会で、主演の佐藤健ほかキャストと大友啓史監督が舞台挨拶に登壇しました。イベントが始まると、キャスト、監督は客席側を通って登場。4000人が集まった会場は熱狂ライブのような状況になりました。そんな様子に佐藤健は「皆、激しすぎでしょ(笑)」と、この予想以上の盛り上がりに嬉しい表情を見せました。司会から「この作品の何が佐藤健をそこまで焚きつけたのでしょうか?」と聞かれた佐藤健は「もともと僕は原作が大好きだったんですよ。まさか自分が剣心をやるなんて思っていなかったです。原作ファンを代表して、この剣心という題材をすごく特別に愛してくださっている方たちの思い、原作の魂をくんで実写化させてもらったつもりです。きっとファンの方も納得してもらえるようになっていると思います」とコメントしました。そして、薫役を演じた武井咲は、前作からの剣心との関係性の変化について聞かれ、「今回は薫も戦います。今までは道場を一人でやってきた子なのに、生死をかけた戦いに挑んでいくんです。そのアクションシーンがきっと剣心に対する愛情なんだろうなと思いながら撮影しました」と答えました。今作では2人の絆がよりストーリーのキーとなっているので注目してください。

映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、藤原竜也次に本作の悪役、志々雄真実(ししおまこと)を演じた藤原竜也は「大変なくそ暑いスーツを着てやらせて頂きました(笑)。目と口しか開いていないので注目して欲しいと思います」と挨拶。四乃森蒼紫(しのもりあおし)を演じた伊勢谷友介は、69歳の田中泯が演じる翁との死闘シーンについて聞かれると、「(自分が)いい歳して、もっといい歳した方と戦って(笑)。でも(田中泯さんは)ものすごい体力なんですよ。(映画のストーリーとしては)負けるはずなのに、この人負ける気してないでしょっていう感じで戦ってくる辺りは、僕勝手に気持ちを陵駕されながらやってました。この人が頑張ってるなら僕はひいこら言ってられないなと思いました」と撮影時のエピソードを語り、司会が「(田中泯さんは)69歳って信じられないですね」と言うと、「僕は38歳です」と返し、会場の笑いを誘いました。映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、神木隆之介そして、この日特に大きな声援を浴びていたのが、瀬田宋次郎を演じた神木隆之介。彼が挨拶をし始めてもなかなか黄色い声援が鳴り止まずでしたが、原作ファンのなかでは一番原作に近いキャラクターになっていると評判のようで、神木自身も原作の大ファンということで演じるにあたり気を付けたポイントを聞かれると、「宋次郎と言えば笑顔だと思うんですよ。その笑顔が劇中で誰に向けた笑顔かというのでちゃんと意味を込めました。志々雄さんに向ける笑顔、剣心に向ける笑顔は違いますし、意味合いを持って笑っているのでそういうところを観て頂きたいと思います」と話しました。

一通り、キャスト、監督が挨拶、コメントをしたあとは、本作の撮影現場への訪問、主役争い、熊本での再会などを経て、剣心役の佐藤健の“親友”となったくまモンがゲストで登壇。映画『るろうに剣心 京都大火編』プレミア舞台挨拶、くまモン見事(!?)な剣さばきも披露し、会場を盛り上げました。剣心を演じた佐藤健が俳優生命をかけて撮影に挑んだという本作。日本映画のイメージを刷新するスケールで描かれているので、原作を知らない方、前作を観ていない方もぜひ観て欲しいと思います。

映画『るろうに剣心 京都大火編』佐藤健『るろうに剣心 京都大火編』2014年8月1日より全国公開

『るろうに剣心 伝説の最期編』2014年9月13日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

http://www.rurouni-kenshin.jp

©和月伸宏/集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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25 7月

僕は主人公しかやりません(笑)、『西遊記〜はじまりのはじまり〜』チャウ・シンチー監督来日

Posted in 未分類 on 25.07.14 by Merlyn

映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』来日記者会見、チャウ・シンチー 、日活 佐藤直樹(代表取締役社長)、東宝東和 松岡宏泰(代表取締役社長)映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』来日記者会見、チャウ・シンチー

※GOLDEN ASIA会見、日活 佐藤直樹(代表取締役社長)、東宝東和 松岡宏泰(代表取締役社長)

2014年7月22日、日活と東宝東和がタッグを組んで始動するGOLDEN ASIAの記者会見が行われました。このレーベルについて日活の佐藤直樹氏(写真左)は、「経済的にも文化的にも世界中の注目を集めているのがアジアです。私どもはこのアジアの選りすぐりのタイトルを日本の皆様にお届けするためにこのレーベルを立ち上げました。日活株式会社は一昨年100周年を迎えました。次の100年に向けて日活が知恵を絞って考えましたのが、積極的に日本の外に売っていこうじゃないかということです。これが日本の映画映像産業に私共が貢献するためにできることだと考えました。そのキーワードは国際共同製作です」と挨拶。日活は既にジョン・ウー監督作での合作や、インドネシアの監督との共同製作などで国際共同製作に取り組んでいて、今後はもっと大きく展開していくようです。そして、アジア映画最強のレーベルを目指しているGOLDEN ASIAでは、それぞれの国で興行収入第1位を獲得した作品、同時に作品的にも高い評価を得て実績のある作品のみを扱っていく方針とのことです。

続いて、GOLDEN ASIAの配給を担う東宝東和の松岡宏泰氏(写真右)が挨拶。「1928年に創始者の川喜多長政が、“我々は東洋と西洋の文化の架け橋になる”という素晴らしい理念のもとに会社を創り、今まで各国の作品を輸入・配給して現在に至っております。振り返ってみますと、東宝東和は“この映画ならば日本の観客に観て頂ける”という商業性の高い映画、あるいは“この映画を日本の方々に1人でも多く観て頂かなねばならない”という芸術性の高い映画を追い求めてきたのではないかなと思います。そういう意味でGOLDEN ASIAはその両方を追いかける素晴らしいプロジェクトだと思いますし、日本の映画業界のパイオニアである日活さんと東宝東和がガッチリとタッグを組んでこの企画を成功させるということは、本当に大きな意味があるのではないかと考えております」と語りました。過去にジャッキー・チェン、ブルース・リー作品や、単館系では『宗家の三姉妹』『山の郵便配達』など、アジアのヒット作を何本も手掛けてきた実績のある東宝東和。それぞれの強みを持った2社のタッグ、映画ファンの1人としても今後どんな作品が出てくるのか楽しみです!それにしても、松岡社長はやっぱり弟の松岡修造さんと似ていますね。声も似てました。

映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』チャウ・シンチー そして会見第二部では、このプロジェクト第一弾作品となる『西遊記〜はじまりのはじまり〜』の監督、製作、脚本を務めたチャウ・シンチーが6年ぶりに来日し登壇しました。本作について監督は「この“西遊記”を僕自身すごく好きで以前からぜひ撮ってみたいと思っていました。かなり前、1995年に最初の“西遊記”を撮ったんですが、もっと良いモノを撮るにはどうしたら良いか考えていました。“西遊記”の物語にはいろいろな要素が含まれていて、脚本に関してはだいたい10年くらいはかかっています」とコメント。「“西遊記”がもとで日本では“ドラゴンボール”というアニメができたんですが、この作品で“ドラゴンボール”の影響は受けているんでしょうか?」という質問には、「それはすごく大きな影響があります。孫悟空は見た目の変化が3つありますが、最初は人のような感じ、2つ目は小粒で、3つ目は大きいゴリラのような形ですが、そういうのはすべて“ドラゴンボール”からひらめきを受けています」答えました。続いて、今回、主演をせずに監督だけに専念した理由を聞かれた監督は「自分に合った役柄がありませんでした。良さそうな役柄があってもあまり出番がなかったので気に入らなかったんです。というのは僕は主人公しかやりませんから(笑)。脇役には全く興味がありませ映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』チャウ・シンチー ん」と回答。チャウ・シンチーらしい答え、おもしろいですね。半分冗談、半分本気なんでしょうね(笑)。でも、そういうところも含めてチャウ・シンチーって好きです。ということで監督が出演せずに作った本作ですが、なんとキャストのなかには元はスタッフだった方もいるようで、監督は「僕は役者を選ぶときにその人がプロの方でなくてもフィーリングでその役をやる能力がありそうだと思うと起用したりします」と話してました。そんなところも型破りなチャウ・シンチー監督作。本作は中国では驚異的な大ヒットを飛ばしており、日本での大ヒットも期待できそうです。

映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』チャウ・シンチー監督作『西遊記〜はじまりのはじまり〜』

2014年11月より全国公開

配給:日活、東宝東和

http://saiyu-movie.com/index.html

©2013 Bingo Movie Development Limited

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08 7月

デジタル時代に体一つでアナログ撮影に挑む唐沢寿明『イン・ザ・ヒーロー』

Posted in 未分類 on 08.07.14 by Merlyn

映画『イン・ザ・ヒーロー』キックオフ会見、唐沢寿明、吉川晃司(主題歌担当)、水野敬也(脚本担当)、武正晴監督

2014年6月30日、本作のキックオフ会見が行われ、主演の唐沢寿明、主題歌を担当した吉川晃司、監督、脚本家が登壇しました。本作はスーツアクター歴25年の男が主人公で、過去にスーツアクター経験のある唐沢寿明は台本を読んだときの感想を「自分の話かと思いました。実際には今回のアクション監督の方の話がモチーフになっているのですが、恐らくスーツアクターの経験がある人は、だいたいこの映画で描かれたような生活なんだと思います。この役を頂いたときは僕自身、過去にスーツアクターの経験があるので、昔を思い出してやればなんとかできるかなと思いました。アクションシーンの準備は、基礎から直したのですが結構ケガをしました。昔のイメージが頭のなかにあるのですが、昔の感覚で飛ぼうとすると筋膜を切ってしまったりして大変でした。当時はしっかり鍛えましたが、映画の撮影のあとドラマの撮影に入ったのでもう筋肉はありません(笑)」と話しました。撮影の前には筋トレ、食事制限などを行い奥さん(女優の山口智子)に、「もうやめなよ」って言われるくらいトレーニングを行っていたそうです。

吉川晃司は本作を観た感想について「ものすごく良い映画で、ぜひ歌を書きたいと思いました。主人公の周りの人は“夢も良いけど、いい加減にしろよ”と冷めているんだけど、主人公がとにかく熱くてその愚直さが美しいと思いました。それで涙が出てきちゃったほどです。だから歌を作る上でもプレッシャーで、泣きどころでその役目を担えなかったら作り手としてアウトなので、ものすごく一生懸命作りました」と話しました。

脚本担当の水野敬也は、「今回の脚本はプロデューサーの李鳳宇さんと一緒に書きました。彼は過去に素晴らしい作品をたくさん作っていて本当に尊敬する方なので、“水野くん、これはこういこう”と言ったら僕もおもいっきりいく、“こっちじゃない”と言われればすぐに直すという感じで、ひたすら直し続けることが僕の仕事でした。今回僕は映画脚本に初めて挑戦したのですが、ほかの脚本家と比べて何だったら僕が優れているのかと考えたときに、直す回数だと思ったので延々と直し続けました。今振り返ると最初の頃のプロットはほぼない状態ですが、すごく楽しい作業でした」と語りました。水野敬也は映画会見が初めてだと言うわりにすごく饒舌で、何を書いた人だろうと思っていたのですが、【夢をかなえるゾウ】の著者でした。何度も直した物語がどう完成しているのかも気になるところです。

続いて武監督は、撮影について「今回は本当に体を張ってアナログで撮影しました。主人公の本城役を演じるのは誰にするかというところが一番大きかったんですが、唐沢さんだったからこそ最後の最後まで演じきれたんだと思います。途中、唐沢さんがいつ倒れてしまうんだろうと思って見ていましたが、スタッフも周りの俳優さんたちも彼に付いていき、みんなで稽古をしました。なので役というよりも本人がそのまま演じているような感じで、ラストの立ち回りのシーンは二度とできないんじゃないかと思うくらい良いシーンになっています」と話しました。それを聞いた唐沢寿明は本作の手応えについて「今どき珍しいくらいにアナログ感が出ている映画で、逆に新鮮だと思いました。これだけCGを使う時代に肉体一つで勝負するっていうのは珍しいですよね。そういう意味ではおもしろいと思いますし、感動できるところもあると思います」とコメントしました。劇中では顔が映っていないところまで、唐沢寿明自身がアクションをこなしているそうです。スーツアクター経験があるとはいえストイックですね。

また、会見の後半では本作の【夢に向かって突き進む人】というテーマにちなみ、登壇者が現在に至る前の写真が披露されました。まず登場したのは、唐沢寿明のスーツアクター時代の写真。これを見た唐沢寿明は「たぶん18か19歳くらいのときの写真だと思います。当時はショッカーや仮面ライダーを被るような仕事をしながら、この写真みたいな忍者ショーに出ていました。宙返りしたり刀でやり合ったりしていましたね。この頃は俳優を目指していました。忍者ショーは顔を出してやれたのでそれだけでも当時は嬉しかったです」とコメント。ちなみに今後の夢については「できるだけ穏やかに過ごすことです(笑)」と話し、会場を沸かせ「やっぱりこういう良い作品と出会っていくことです」と話していました。

続いて登場したのは、吉川晃司の水球選手時代の写真とミュージシャンの格好をした写真。それを見た吉川晃司は「恥ずかしいですね。この写真は靴がなくて親父の靴を借りて撮ったんですよ」と裏エピソードも明かしていました。この当時の吉川晃司の夢はやはりスポーツ選手かミュージシャンだったそうです。そして今後の夢については「子どもの頃に憧れていたものに一歩でも近づきたいです」と話すと、MCが「すでに叶っているように思えるのですが…」と尋ねると「まだまだですね。人間は亡くなるときに初めて完成すると思うので、いつまでも噛み付いていたいと思います」と名言を一言。いくつになってもがむしゃらな姿勢が素敵ですね。吉川晃司(現在48歳)と唐沢寿明(現在51歳)共にアラフィフ世代ですが、2人とも歳を感じさせないカッコ良い男性だなと思いました。映画のなかではどんな熱い男の物語が観られるのか楽しみです!

『イン・ザ・ヒーロー』

2014年9月6日より全国公開

配給:東映

http://in-the-hero.com/

©2014 Team REAL HERO

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02 7月

日本への愛が止まらない!?トム・クルーズ、脚本段階から日本の観客を重視

Posted in 未分類 on 02.07.14 by Merlyn

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』来日記者会見、トム・クルーズ、ダグ・ライマン監督、アーウィン・ストフ(プロデューサー)

2014年6月27日、本作の記者会見が行われ、前日には大阪、福岡、東京を回る横断ツアーにて、各地でファンと交流しました。トム・クルーズは、「昨日のことは一生忘れられない経験です。日本の方々のために作ったので、この映画を観てもらえることを誇りに思いますし、ワクワクしています」とコメント。1日で3都市という弾丸ツアーで相当ハードだったはずですが、トムは「疲れていません。むしろファンの方々からパワーをもらいました」と、笑顔で答えていました。

まず「本作の製作において、一番挑戦だったことは?」と尋ねられると、プロデューサーは「この映画を製作すること自体が一番の挑戦でした。これほどコンセプトのある原作を映画化するのは非常に大変なことでしたが、それを可能にしてくれたのは、やはりトム・クルーズの意欲でした。彼が“この作品を映画にしたい”と言ってくれただけで、作品に関わる全員が自信を持って“この映画の製作を絶対にするんだ”という気持ちになれました」とコメント。一方、トム・クルーズは「監督とプロデューサーと最初に会ったときに“まずは自分自身にチャレンジし、できる限り最高の映画を作ろう”と約束しました。映画の持っているトーンというものはすごく重要で、初期の段階から娯楽、ユーモア、ロマンス、アドベンチャーなど、感情を揺さぶる要素が集まった映画にしようと心がけ、完成した映画もそのトーンをそのまま表現することができました」と熱く語りました。常に新しいことに挑戦し続けるトム・クルーズってやっぱりカッコ良いですよね。外見のみならず内面的にも本当に素敵な方です。

共演したエミリー・ブラントについてトム・クルーズは「女性からあんなに銃で撃たれたのは初めてでした(笑)。エミリーは、ものすごく才能があると思いますし、役の幅がある素晴らしい女優です。彼女がキャストに決まったときは、本当に嬉しくて“これで良い映画ができるぞ”と自信が持てました。彼女は今回アクション映画初出演だったのですが、ものすごく厳しい訓練にも耐えていました。僕らが着ていた戦闘用スーツは冷蔵庫を背負っているかと思うくらい重量があるんですが、エミリーが最初に戦闘用スーツを着てスタントチームとテストをしていたときに、僕が“スタントマンたちが無理なことをやらせなかった?”と聞いたら、涙を浮かべながら“とても重たいわ”と言っていました(笑)。でも彼女は本当にタフで、感心するくらい素晴らしい仕事をしていました」と話しました。トム・クルーズ自身、今回もハードなアクションを自分でこなしているのですが、エミリー・ブラントもそれに劣らないくらい体を鍛え上げ、カッコ良く戦闘用スーツを着こなしています。

キャストについて監督は、「私が一番興奮したのは、始まって10分ほどで主人公が死んでしまうところです。トム・クルーズを主人公にキャスティングしているのに、そのキャラクターは最初の10分で殺されるような全然戦えない兵士なんです。そういう今まで観たことがないトム・クルーズをこの映画では観ることができるのも魅力です(笑)。そして相手役にはエミリー・ブラントを選びました。トム・クルーズが演じたケイジはループする能力を持っているわけですが、エミリーの演じたリタはケイジを上回る強さがないといけないキャラクターだったので、エミリーにとってはすごく挑戦だったと思います。でも彼女は勇気のある女性で、この難しい役柄を演じきってくれました」と話しました。いつもキメているトム・クルーズが、映画の冒頭では「こんなに弱いの?」と思わせるキャラクターを演じているのですが、そこからの巻き返しも本作の見どころの一つです。

またプロデューサーは製作時のことについて「この映画の製作時に、私のキャリアのなかで最もワクワクしたことがありました。当初、脚本開発を監督としているなか、トムの自宅でミーティングをしていました。そうしたら突然トムがケイジ役を演じ始めたんです。この映画は、娯楽性のある作品だと思っていましたが、トムの演技を見るまでここまでユーモアのある作品だとは気づきませんでした。そのときに“これはスリリングな映画になる”と心から思いましたし、これを観客が観たらすごい体験になるだろうと思いました。そしてその通りの映画が完成することができました」とコメント。続けて監督は「トムは最初のミーティングのときから日本の観客について話していました。本当にトムはラブストーリーがあると思うくらい日本のファンのことを愛しています。それはレッドカーペット上でのことだけではありません。3人だけでミーティングをしているときもトムは、“このシーンは日本だとどう受け止められるのか、このユーモアは日本人に伝わるだろうか、この字幕を読んでいる間にビジュアルを観ているチャンスがないんじゃないか”など、常に日本の観客を意識していました」とトム・クルーズの日本愛について話してくれました。最後にトムは、「今日で日本を経ちますが、それはさよならではありません。またすぐ会いましょうということです」とコメントし、記者会見は終了となりました。

いつも手厚いファンサービスをしてくれるトム・クルーズですが、まさか製作中から日本の観客を意識して細部まで気づかってくれていたとは驚きです。でも日本人としては本当に嬉しいことですよね。日本人に向けてトム・クルーズのこだわり抜いた部分も含め、ぜひ劇場で楽しんで観てください!

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

2014年7月4日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

http://www.allyouneediskill.jp

©2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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日本への愛が止まらない!?トム・クルーズ、脚本段階から日本の観客を重視 はコメントを受け付けていません

30 6月

女性として強く生きる秘訣を語ったアンジェリーナ・ジョリーと、オーロラ姫そのものの少女エル・ファニング

Posted in 未分類 on 30.06.14 by Merlyn

映画『マレフィセント』アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング映画『マレフィセント』来日記者会見、アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、上戸彩(日本語吹き替え声優)

映画『マレフィセント』アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、上戸彩2014年6月24日、本作のPRのため来日したアンジェリーナ・ジョリーとエル・ファニングが記者会見を行いました。当日は日本語吹き替え版でオーロラ姫を演じた上戸彩も登壇し、オーロラ姫をイメージした柄の靴を履いてきたとのことでした。

今回が初来日のエル・ファニングと、子どもたちを連れて来日したアンジェリーナ・ジョリー。アンジーの子どもたちは記者会見のあいだ、キャットカフェに行っているとのことで「無事に帰らせることができるか心配です(笑)」と親子共々喜んで来日したことをコメント。そんな子煩悩な一面を見せ映画『マレフィセント』アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、上戸彩あしもとたアンジーに、会場にいた子ども記者が「オーロラ姫に出会って変わっていくマレフィセントは、母親になって変わったというアンジェリーナさんと重なるように思いました。マレフィセントはアンジェリーナさん自身ですか?」と大人顔負けの質問をして、会場には微笑ましいどよめきが起こりました。アンジーは「マレフィセントの良いところは私に重なっていると思いたいです。たしかに今おっしゃった通り、子どもができて本当に変わりました。(彼らは)幸せをもたらしてくれます」と優しく返しました。続けてもう一人の子ども記者から「私たち子どもたちに伝えたいことは何ですか?」という質問に、アンジーは「マレフィセントは子どもの頃はとても純粋で人を信じる心、正義感を持っていました。しかし多くの子どもたちは純粋な心を持っていても、いじめにあったり傷つけられたりするとだんだん変わってしまうことがあります。そんなとき怒りや憎しみが出てマレフィセントのように悪いことをしたいと思うかも知れませんが、本当に大事なのはそういうことを乗り越え愛情をもって人と接することです。そうすれば幸せや明るい性格を取り戻すことができます」映画『マレフィセント』アンジェリーナ・ジョリーと丁寧に答え、アンジーのお母さんらしさが垣間見えました。エル・ファニングは「人は初めから悪として生まれてくることはないと思います。何か理由があって怒りを抱えたりするのだと思います。誰の中にも良いところがあるとすれば、それを探さなければいけないとも思います。またこの映画で描いているのは、愛というのはいろいろな形があるということで、私たちの周りにいっぱいある愛に目を向けることがとても大切だと思います」とオーロラ姫そのものの言葉のように素晴らしいコメントをしました。この子ども記者たちの勇気あるインタビューに、アンジーは「最高のインタビューだったわ。ありがとう」と優しい言葉をかけていました。

続いて、「お互いの演技で勉強になったことはありますか?アドバイスをしあったことなどはありましたか?」という質問に対して、エル・ファニングは「世界で一番の女優アンジェリーナ・ジョリーさんに私からアドバイスなんてとても恐れ多いです。実際にお会いするまではとても緊張していましたが、お会いした瞬間にギュ〜ッとハグしてくださって“楽しい時間にしましょう”と言ってくださり、そこからとても落ちついてお仕事をさせて頂くことができました。お会いするだけでも感動なのに一緒にお仕事ができてとても感慨深いです」と謙虚にコメントしましたが、さすが幼いときから俳優業をやっているだけありますね。アンジーは「私こそ、多くを学びました。とにかくこの年齢で才能に溢れている女優さんであり、彼女の選択は本当に正しいんです。ご両親の教育の良さもあると思いますが、この年齢になっても、彼女には純粋さ、素直さ、優しさがとても感じられます。芸能界にいる方でこれだけキープできる方は珍しいです。だからアーティストとしても女性としてもとても尊敬していますし、自分の娘たちも彼女のように育って欲しいと思います」とエル・ファニングを絶賛。本当にエルはアンジーが言うとおり、純粋さと優しさが見ているだけで伝わってくるような、オーロラ姫そのもののような人だと感じました。エルは今回初来日でしたが、何度か来日経験のある姉のダコタ・ファニングから「ここは行った方が良い」というリストをもらってきたそうで、すごい勢いで回ったと興奮気味に話す姿もとても無邪気で可愛かったです。まだ16歳なんですもんね。渋谷に行ってアイスクリームの飾りがついたソックスがえらく気に入って買ったとのことでしたが、どんなソックスか気になりますね(笑)。エルは日本の女子たちのファッションやどんなスタイルでも堂々と着こなす姿勢を褒めていましたよ。映画『マレフィセント』エル・ファニング

そして、戦争中の性暴力の被害者を救う運動も行っているアンジーには、「この作品は女性を励ます映画だと思いました。女性として強く生きていく秘訣を教えてください」という質問がありました。「女性は生まれつきいろいろな可能性、力を持って生まれると思います。ただしいろんな経験で傷付けられたりしますと私たちはなるべきものになることをやめてしまったり、落ち込んだりしますが、女性は団結してサポートしあうのが大切だと思います。愛し合い、励まし合うのも大事です。それと同時にサポートしてくれる男性もたくさんいると思うので、そういう人たちにも感謝を忘れないで欲しいです。私はこの役が演じられたことをとても誇りに思っていますし、マレフィセントは最終的に男のようになって力を発揮するのではなく、女性らしさを使って、母性、愛によって力を出した、そこが素晴らしいと思います」と答えました。このアンジーのコメントを聞いて、本作は“母性”“女性らしさ”がキーになっていると改めて感じました。マレフィセントの立場で観るも良し、オーロラ姫の立場で観るも良しですが、とにかく女性にぜひ観て欲しい作品です。

映画『マレフィセント』アンジェリーナ・ジョリー『マレフィセント』

2014年7月5日より全国公開

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/maleficent

©2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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27 6月

スタジオジブリ鈴木敏夫氏の時代を読む考察にスパイク・ジョーンズ監督が感心

Posted in 未分類 on 27.06.14 by Merlyn

映画『her/世界でひとつの彼女』来日トークイベント、スパイク・ジョーンズ監督映画『her/世界でひとつの彼女』来日トークイベント、スパイク・ジョーンズ監督、鈴木敏夫氏(スタジオジブリ・プロデューサー)

2014年5月29日、『her/世界でひとつの彼女』のPRのため来日していたスパイク・ジョーンズがトークイベントに登壇。そこへ2014年夏公開を控えた『思い出のマーニー』の制作中で多忙にも関わらずスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏がゲストで登場、奇跡の豪華対談が実現しました。鈴木氏は「今日なぜ来たかというと、『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』『かいじゅうたちのいるところ』とか、スパイクの大ファンなんです。それでいろいろありましたが今日は来ました」と挨拶。スパイク・ジョーンズも今日のゲストが鈴木氏だと数日前に聞いて大興奮だったそうです。

映画『her/世界でひとつの彼女』来日トークイベント、鈴木敏夫氏(スタジオジブリ・プロデューサー)まず鈴木氏は本作について「僕は普通の人間がコンピューターに恋をすることができるのかって、ちょっと疑いながら見たんですけどね。見ているうちにこれはちゃんと成立しているって感動したんですよ。でも、彼の映画っていつも主人公が一貫してて、常にうだつの上がらない人ですよね。決してヒーローじゃない。あるときそんな主人公に狂気が起こるというか、それを観ていてすごく快感があります。10数年で長編映画4本ということですが、もっと作ってください(笑)」と感想と今後の作品への期待を述べました。その鈴木氏の言葉に対して、スパイクは「共感して頂けるというのはすごく嬉しいことで、ジブリ作品もそうだと思いますがマジカルなことが起きるストーリーでも、キャラクターに起きていることはリアルでなければいけないと思うんです。それがやはり共感を呼ぶし、でもそのためには作り手である我々がまず共感して思いやり、エンパシーを持って作らなければならないと思っています。自分たちの夢を映像化する上でいかにリアルに伝えられるかが1つのチャレンジだし、楽しいところです」と返しました。そしてさらに鈴木氏が「どうしてああいう主人公を選んで映画をお作りになるのか、それが一番聞きたかったんです」と質問すると、「もしかしたら自分自身がよりそういったタイプのキャラクターに共感するからかも知れません。何か自分について模索しながら生きていますし、人生の変化のなかでいろいろ悩んだりするわけで、人生はミステリーでもあるし、自分もそうだからというのがあるかも知れません」と答えました。

次に声だけで演じたスカーレット・ヨハンソンについて鈴木氏が称賛しキャスティングの経緯について訪ねると、スパイクは「キャスティングは25人くらいの女優さんのオーディションをさせて頂きました。視覚的な表現がないなかで声だけで演技をしなければいけないということが大きなチャレンジなわけですが、そのなかで自分が脚本を書いたときに感じていた(人工知能の役柄の)知性とか深いエモーションを感じさせられる声を持っていたのはスカーレット・ヨハンソンだったんです。実は4、5ヶ月レコーディングを重ねました。その度により掘り下げてたどり着きたいと思っていたところに到達することができました。彼女の魅力、本質が今回伝わったんじゃないかと思います。自信と自分をよく知っているというのが表れていて、声だけでもセクシーなんですよね。撮影に関しては、ホアキンと別の役者さんでまず撮影をして、その後スカーレット・ヨハンソンの声を録音するという作り方をしています」と制作秘話を語ってくれました。

映画『her/世界でひとつの彼女』来日トークイベント、スパイク・ジョーンズ監督、鈴木敏夫氏(スタジオジブリ・プロデューサー)そして、鈴木氏は「21世紀に映画を作るとき“孤独”っていうのは大きなテーマなんですよね」と話すと、スパイクは「おもしろい考察ですね。考えたことはなかったですが、そうすると40年前、50年前はあまり映画制作という意味で孤独っていうのはなかったんでしょうか?」と逆に鈴木氏にさらなる見解を求めると、鈴木氏は「孤独っていうのはあんまりなかったと思うんですよ。実は今回僕らが作っている映画『思い出のマーニー』もそうなんですよね。いろいろやっているうちにそうなったんですけど。僕らが生まれたときは例えば映画は公共の場で多くの人が観るものだった。そのあとテレビが出てきて、テレビは日本では家族で観るものだった。ところがネットというか、スマートフォンその他が出てきて(その単位は)個人じゃないですか。技術革新によって人々の暮らしも変わったし内面も変わってきている、そんな時代が来ているときに彼の映画は意味を持つと思います」と述べました。スパイクは「歴史的な文脈のなかで孤独にというテーマは考えたことはなかったので非常に興味深いです。でもそういう孤独を抱える我々でもこうやって分かち合う、話すことによって、その寂しさが少しでも安らぐというのが希望でもあります」と答えました。

映画人お二人のトークはいつまでも聞いていたいなと思うほどとてもおもしろく、やっぱり人や世の中の事象への洞察、考察が鋭いので、お話を聞いているこちらも刺激を受けました。本作はAI(人工知能)型OSとのラブストーリーでありつつ、とても人間臭い部分も描かれた内容です。今回のトークイベントで語られた“孤独”の質などにも注目して観てみてください。

映画『her/世界でひとつの彼女』ホアキン・フェニックス/ルーニー・マーラ『her/世界でひとつの彼女』2014年6月28日より全国公開

配給:アスミック・エース

https://her.asmik-ace.co.jp

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23 6月

「ほかの映画では観られないキャストに注目して欲しい」監督が行った演出方法とは?

Posted in 未分類 on 23.06.14 by Merlyn

映画『渇き。』完成披露試写会、役所広司、小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島哲也監督

2014年6月9日、本作の完成披露試写会が行われました。舞台挨拶に登場したキャストの前には各役柄をイメージした2文字の言葉のパネルが置かれ、役所広司は“狂犬”、小松菜々は“天使?”、中谷美樹は“偽善”など、どれもかなりインパクトのある言葉ばかりが並んでいました。キャスト陣はそれぞれの言葉に納得の様子で、役所広司は「撮影の前にこの言葉をもらっていたら、もっと良い演技ができたかも知れない(笑)」と話していました。

役所広司はロクデナシの父親役について「こういうキャラクターは初めて演じさせて頂きました。非常に挑戦的なことばかりで良い経験をさせてもらい、気持ちよく演じることができました。監督は毎回ものすごく強烈な役をくれ、作品自体の個性も強いので、参加するのがいつも楽しみです。監督の撮影は長いのですが、お芝居を丁寧に撮ってくれるので俳優にとってはとても得だと思います」と語りました。同じく國村隼も「キャラクターがみんなクレイジーですが、僕もこういう変態の役は初めてやりました」と話していました。監督は冗談で「國村さんはいつもこんな感じじゃないですか(笑)」と言っていたものの、やはりベテラン俳優陣の新しい一面を引き出せるとは、中島監督のすごさを感じます。

そして本作が映画デビュー作となる小松菜々は撮影について「難しい役柄な上に、豪華な俳優さんや女優さんとご一緒だったのでプレッシャーや心配がありました。でも周りの人たちのサポートのおかげで最後まで撮影することができました。加奈子が“天使なのか、悪魔なのか?”と聞かれると、確かに悪魔なのかも知れません。でも彼女には天使の部分もあって、人を惹き付ける不思議な魅力を持った女の子だと思います」とパネルについてもコメント。さらにMCより「怖いと噂をよく聞く中島監督とのお仕事はどうでしたか?」と尋ねられると、小松菜々は「噂では怖いと聞いていたんですけど、私が緊張しているのをわかってくれて、緊張させないようにしてくれたり、すごく気をつかって頂きました。優しいクマさんみたいな方だと思います(笑)」と話しました。すると中谷美樹も便乗し「監督は優しいクマさんみたいな方です(笑)」と一言冗談を言い、「監督は上っ面ではない人間の本質を真摯に見つめていて、人が目を反らしたくなるような人間の本質にも正面から向き合って、それをエンターテインメントに消化する才能がある方です。凡才である私はいつもたくさんのものを引き出してもらえるので、毎回監督とお仕事をさせてもらえて良かったなと思います」と語りました。すると監督が「中谷さんには、始まる前に今日は絶対に僕の悪口を言わないようにと釘を刺したので何も引き出せませんよ(笑)」とすかさずコメント。中谷美樹は『嫌われ松子の一生』出演時に監督から厳しい演出をされたということで、この日も監督についての質問が多かったのですが、今ではすっかりお互いに冗談を言い合える仲のようで、見ていておもしろかったです。

今回オーディションでボク役に抜擢された清水尋也は「こんなに大きな作品に関わらせて頂くのは初めてで、監督も中島監督で、最初は不安しかありませんでした。リハーサルのときも優しくして頂いて、クランクインしたときはリラックスした状態でのびのびと演技ができました」と語りました。それぞれのキャストの話を聞き、監督は本作の演出について「あんまり細かく言うタイプではないんですけど、舞台に立ってもらってあとは自由にやってもらいました。役所さん、小松さん、清水くんはこの映画の中心人物を演じていて、ずっと映画に出ているので何回かリハーサルをやりましたが、それ以外の人たちはほとんど放ったらかしにして、“なるべくやり過ぎてください。ほかの監督だったら絶対に怒られるような芝居をしてください”と言って自由にやってもらいました。だからキャストそれぞれほかの映画では観られない魅力がこの映画には出ているので、その辺も楽しんで欲しいと思います」と話しました。

最後にこれから観る方に向けて役所広司は「こういうタイプの映画は、今の日本映画界ではなかなか通りにくい企画だと思いますが、中島監督だからこそこの映画が成立できたんだと思います。それだけ通りにくい映画だからこそ、スタッフもキャストもこの映画に参加したいと思ったんだと思います。結果的にお客さんたちに、“変わった日本映画がある”とたくさんの人に観てもらえたら嬉しいです」とコメント。監督は「本当にヘビーなお話ですが、最初に原作を読んだときに絶対に映画化したいと思って動き出しました。まさかこんな映画にお金を出してくれる人はいないと思ったので、小さな映画として自主映画のような感じで作ろうと思っていました。でも本当にいろいろな方々の協力があって、素晴らしい俳優さんが集まってくれ、大きな劇場で皆さんに観て頂けるということは、自分でも信じられないくらい嬉しい気持ちでいっぱいです。血だらけで目を伏せたくなるシーンもたくさんありますけど、目を伏せて頂いて良いので、なるべく途中で外に出ることなく、最後まで我慢して観て頂きたいです。そうするときっと人間ドラマとしての本作のメッセージを受け取って頂けると思います」と話し、舞台挨拶が終了となりました。

ちなみにほかのキャストのパネルは、清水尋也が“傀儡(操り人形)”、橋本愛“鬼怒”、國村隼が“悪徳”、オダギリジョーが“鬼畜”となっていました。どうしてこの言葉になったのかは映画をご覧頂ければきっと納得できると思います。とにかくハチャメチャで、狂気に満ちた物語で、怖いシーンもありますがつい先が気になってしまうおもしろい作品です。ぜひ劇場で不思議で狂気に満ちた世界を堪能してください。

『渇き。』R-15

2014年6月27日より全国公開
配給:ギャガ

http://kawaki.gaga.ne.jp/

©2014「渇き。」製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事

辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh02_ka/hh02_ka_Kawaki_yakushokouji.html

【トーキョー男子映画部】特集:カワイイ?コワイ?女子学生特集

https://www.tst-movie.jp/danshi_SP/danshi_SP13_joshigakusei.html

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「ほかの映画では観られないキャストに注目して欲しい」監督が行った演出方法とは? はコメントを受け付けていません