トーキョー女子映画部の取材リポート

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06 1月

『デビルズ・ダブル−ある影武者の物語—』原作者ラティフ・ヤヒアさんが語ったさらなる衝撃の事実

Posted in 未分類 on 06.01.12 by Merlyn

『デビルズ・ダブル-ある影武者の物語−』原作者ラティフ・ヤヒア氏来日会見『デビルズ・ダブル−ある影武者の物語—』原作者ラティフ・ヤヒア来日記者会見

2011年12月20日、一度延期になったラティフ・ヤヒア氏の来日が実現しました。本作はラティフ氏自身がウダイ・フセインの影武者としての経験を綴った原作を映画化したもので、彼が20年前に亡命したのち、1991年にこの本が書かれました。
笑顔で登場されましたが、お話を聞いてとても悲しくなりましたし、彼の精神的強さを実感しました。20年前にイラクから亡命した後も夜普通に寝ることはできず、2,3時間寝られれば良い方だそうです。イラクで目撃したことは未だに日常生活に大きく影響し、拷問の傷跡も残っていて、拷問が原因でお医者さんによってはあと2,3年の命だと診断されたそうです。それでも彼は「日々、前に進むしかないという感じです」と話していて、本当に凄い人だなと思いました。

『デビルズ・ダブル-ある影武者の物語−』原作者ラティフ・ヤヒア氏来日2011年にエジプト、リビアなど中東諸国で革命が起こり、大きな変化が起こったことについては、「20年前に亡命してからも自分の心はずっとイラクに残っていました。中東の変化は嬉しく見守っていましたが、イラクも同じように変化を遂げてくれたらどんなに良かったのにと思います。アメリカの介入なしにイラクが変化を遂げてくれてたらと思いますが、今のイラクは1つの国とは見ることはできません。かつて自分があとにしたイラクという国ではないと思っています。アメリカが介入したことによって、かつては1人のサダム・フセイン、1人のウダイ・フセインがいたところ、今では100人のサダム・フセイン、100人のウダイ・フセインがいる国になってしまいました。イラクは終わったと自分は感じています。自分がイラクに戻る姿は想像できません」と話していました。後に花束贈呈で登壇したデヴィ婦人との会話にも出てきましたが、中東諸国の政治について、アメリカの介入が実際はどう影響しているのかを知り、報道が歪められている恐れもあることは、私たち日本人もよく理解しておかなければいけないと思いました。

例えば、ブッシュ元大統領(パパ・ブッシュの方)がCIAの長官だった頃にサダム・フセインを支持していたのに、同じアメリカがサダム・フセインを倒し、他国に関しても独裁者を支持したのちにその政権を倒したというアメリカの政治のやり方について語られましたが、今回の会見でお二人の話を聞いて、私自身もアメリカが流す情報に流されていることを実感しました。

そして、サダム・フセインの死についてラティフ氏は「処刑したアメリカに対して、そしてその報道ぶりに関しても怒りを感じました。まるでサダム・フセインをヒーローのように扱っているように見えたからです。ウダイ・フセインの死をニュースで観たときも大きな怒りを感じました。殺害されるのではなく、法廷で裁かれて欲しかったし、私が真実を証言する機会も奪われたからです」と話していました。

『デビルズ・ダブル-ある影武者の物語−』ドミニク・クーパー一人二役ラティフ氏が影武者を強制的にやらされていた当時、サダム・フセインの影武者は4人、ウダイ・フセインの影武者はラティフ氏1人だったそうですが、本作を観て、よくこんな恐ろしい事実が本として出版され、映画化できたなと信じられませんほどでした。でも、やっぱりこれまでの道のりは大変だったようです。「私は亡命したときは西洋に希望を抱いていました。そこには発言の自由、人権があると思っていましたが、それを見出すことはできませんでした。西洋に来てからもCIAの手によって拷問を受けました。未だに市民権も得られず、パスポートも持っていません。これは私がアメリカ政府への協力を断ったからです。これまでさまざまな諜報機関の方と会う機会がありましたが、世界の諜報機関のなかで一番教育度が低い、力量がないと感じるのがCIAです。彼らができることは独裁者を支持すること、拷問することだけです。その全くプロフェッショナルでない仕事ぶりに関しては、私の2冊目の本にも書いています。本作の原作本は1991年に書きましたが、1000ページに及ぶこの原作を、アメリカの対イラクのプロパガンダに利用されたくありませんでした。にも関わらず2003年のイラク攻撃の際に“こういう事実がイラクであるからこそ、我々アメリカはイラクを攻撃しなければならないのだ”と利用されてしまいました。そして2冊目の本は2006年に、西洋に移ってからのCIAとのやりとりなどを書きました。しかし、この本は書き上げた途端アメリカで発禁になり、自分のウェブサイトで無料配布していましたが、8度閉鎖に追い込まれ、実は今回の来日の寸前に9度目の閉鎖に追い込まれました」と語り、亡命後の体験談にも大変ショックを受けました。

『デビルズ・ダブル〜』ドミニク・クーパーこの映画を観たラティフ氏の感想は、「一度目に観たときは安定剤を6,7錠飲まなくてはいけない状態で、手に持っていたペットボトルを握りつぶしてしまいました。妻が阿一緒にいて“これは映画だから”となだめてくれましたが、拷問のシーンは当時を思い出すようで観ていられませんでした」とのことでした。そんな思いをしてまで伝えてくれた事実をちゃんと受け止めなければいけないなと思いました。具体的に自分にできることはないかも知れないけれど、世界で起きている事実を自分の目で耳で理解するようにしなければいけないなと感じさせられた会見でした。

あまりに過激でドラマチックなので映画のなかだけの話だと思いたいですが、これが事実ということをちゃんと理解して観て欲しい映画です。

『デビルズ・ダブル〜』ドミニク・クーパー『デビルズ・ダブル−ある影武者の物語—』
2012年1月13日より全国公開(R-18)
配給:ギャガ

http://devilsdouble.gaga.ne.jp/

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17 12月

『ニューイヤーズ・イブ』サービス精神旺盛の好青年ザック・エフロン

Posted in 未分類 on 17.12.11 by Merlyn

『ニューイヤーズ・イブ』ザック・エフロン来日

『ニューイヤーズ・イブ』ザック・エフロン来日記者会見

2011年12月15日、本作に出演する豪華キャストのなかから、ザック・エフロンが来日。そんなザックは、メッセンジャーのポール役を演じ、ミシェル・ファイファーと主に共演しています。「彼女とは『ヘアスプレー』で共演したことがありましたが、何しろ彼女はミシェル・ファイファーという大女優さんですからとにかく緊張していました。今回は彼女から電話があり“この作品に一緒に出ない?あなたが出るなら私も出るわ”と言われて、僕は本当に嬉しくて舞い上がりました。一生忘れられない電話でした」と語りました。

『ニューイヤーズ・イブ』ザック・エフロン来日そして、彼女とのキスシーンについては、「すごく緊張していたので、何度も何度も練習して、完璧な瞬間にしたい、とてもロマンチックで美しい瞬間にしたいと思っていたんです。でも現場に行ったら、すごく寒くて、風が強くて、何千人もの人が僕とミシェルの間にいるという状態で、紙吹雪がほんとに吹雪のように降っていたんです。“アクション”と声がかかったときに、ミシェルに到達するのも大変だったし、キスをしようと思ったときに紙吹雪が口のなかに入りました。だから、キスする前にそれをペッと吐き出すという非情に醜いところを彼女に見られないように演じました。そうやって僕が恐れていたことがすべて起こってしまいましたが、最終的にはちゃんとキスができました(笑)」とおちゃめな回答で会場に笑いを興してました。かわいいやっちゃな〜。そして、恋愛に年の差は関係あるかという質問には、関係ないと答えていたザック。まあリップ・サービスだろうけど(笑)、キュートな仕草や表情、無邪気な話しぶりで、若い女性から熟女までハートを掴んだのは間違いないでしょう。会見中はいろいろな質問に一生懸命答え、投げキッスのリクエストにも応えていました。スターになっても天狗な様子はなく、素直さが残る応対に、好感度がものすごく上がりましたわ〜(笑)。

劇中では、ミシェル・ファイファーが演じる、年が倍ほどの大人しい女性が、新しい年を迎える前に今年やり残したことをやり遂げる手伝いをするという素敵なキャラクターを演じています。ほか豪華キャストのストーリーもそれぞれ素敵ですので、ぜひご覧下さい。

『ニューイヤーズ・イブ』ザック・エフロン、ミシェル・ファイファー『ニューイヤーズ・イブ』
2011年12月23日より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画

http://www.newyearseve.jp

©2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.

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10 12月

トーキョー女子映画部部員がリポート!『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ファン・ミーティング

Posted in 未分類 on 10.12.11 by Merlyn

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ファン・ミーティング

MKさんによる写真

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ファン・ミーティング当選者によるリポートをお届けします。

2011年12月1日、本作の製作・主演トム・クルーズ、ブラッド・バード監督、共演のポーラ・パットンが来日。日本の滞在時間が27時間というなか、昼間は記者会見、夜はファン・ミーティングを行いました。そんなファン・ミーティングに当選した部員の皆さんに、当日の写真を撮影し、コメントとともに投稿してもらうようトーキョー女子映画部からもミッションを発令。ここではその写真とコメントを公開します!

MI4_ポーラ・パットン

MKさんによる写真。本作で女性工作員を演じるポーラ・パットンに大接近!

MKさん

ポーラ・パットンさんってきれいな女優さんだなーと調べたら「プレシャス」に出演してた先生役の人だったんだ!全然印象が違っててびっくりしました。トム・クルーズは相変わらずファンとのコミュニケーションが長っ(笑)。ちょうどめちゃくちゃ寒―い日だったので外で3時間立ちんぼだったのは辛かった。まさに忍耐と根性です。しかしトム・スマイルは健在でしたね!本当に当選してビックりしました。ファンミ堪能してきました。同行した友人はトム様の大ファンでとっても喜んでました。

トム・クルーズ、ポーラ・パットン、ブラッド・バード監督来日/布袋寅泰

KMさんによる写真。本作のテーマソングをアレンジした布袋寅泰氏も写っています。

KMさん

当日は、いつにもない冷え込み、そして自分は実を申せば、熱狂的なこの映画及びトム・クルーズのファンではなかったのですが、結果的に大盛り上がりの忘れられない夜になりました。

かき氷を食べ続けたかのように凍えそうな面持ちで待つこと約1時間、トム・クルーズが登場した瞬間、場内はポップコーンが弾けんばかりの熱狂の渦に飲み込まれました。トム・クルーズはひとりひとりに親身にサインをし、一緒のフレームに収まっているのです。お高く留まった感じが全くなく、少し拍子抜けしてしまいまいましたが、あの変わらないキラースマイルで接し続けていたのです。そのファン思いの心配りが、トムが愛されるゆえんなのだなぁと感じずにはいられませんでした。
サインをもらった方に、話を聞いたところとにかく興奮されていて、言葉にならない様子でした。快く写真を撮らせてもらいました。

トム・クルーズのサイン

KMさんによる写真。これがトム・クルーズのサインです!

そして、あのおなじみのテーマソングが流れステージに導火線が点火され、爆発したところに布袋寅泰のギタープレイが始まりました。トム・クルーズご一行が登壇すると、会場は興奮のるつぼと化していました。私も初めて肉眼で姿を見たのですが、おぉ本物だ、と思わず声を漏らしてしまいました。非の打ちどころのない、超絶美形の50歳!福島の被災者の方々も、このイベントに招待したこと、何よりも日本のファンの為にこの来日を切望していたことなどを熱く語っていました。

ファン・ミーティングでのトム・クルーズ

MRさんによる写真。トム・クルーズが目の前に!

MRさん

先日のファン・ミーティング死にそうなぐらい寒かったですけど、心と掌は汗だくでした!ww丁寧なファンサービスのトム様に思わず惚れてしまいそうでしたし、 イベントで公開されていた撮影の裏話を聞いて、早く映画が見たくなりました!

『ミッション:インポッシブル〜』ファン・ミーティング会場の模様

rinkoさんによる写真。ファンが前のめり!熱狂した様子が伝わってきますね。

rinkoさん

行ってまいりました!なんとか、トムのサインはもらいました。でも、すみません、それがやっとで、トムの写真は撮れませんでした…残念です。トムのファンサービスは有名ですが、2時間近く、サイン、取材でした。私は、サイン貰うギリギリのところで2列目でしたが、なんとかサインもらいました。皆、熱狂的で押されて押されて大変でしたが。写真は、ラスト、ミッションと言う事で、ファンの付けた電飾を付けているところです。実は、光にかき消されてますが、真ん中小さくトムや、監督達がいます。

皆さんの写真やコメントから熱狂ぶりが伝わってきますね!寒い日に長時間のイベントでしたが、皆さん楽しんでいただけたようで何よりです。部員の皆さん、ありがとうございました!

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
2011年12月16日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.mi-gp.jp

©2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

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01 12月

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』トム・クルーズ滞在27時間で日本PRのミッションを決行!

Posted in 未分類 on 01.12.11 by Merlyn

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』トム・クルーズ、ポーラ・パットン、ブラッド・バード監督来日会見『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』来日記者会見

2011年12月1日、本作の製作・主演トム・クルーズ、ブラッド・バード監督、共演のポーラ・パットンが来日しました。今回はドバイを舞台に本シリーズ史上最高のアクションを繰り広げるということもあって、舞台には砂漠をイメージしたセットが設置され、トム・クルーズもこの演出を喜んでいました。当日は本当に多くのマスコミが詰めかけ、会場はぎゅうぎゅう。記者の雰囲気もいつにも増して活気づいて、声を出して「はい!はい!」と手を挙げる熱い記者が続出。そんななか、あのドバイの高層ビルのシーンについて「恐怖心はありませんでしたか?恐怖心にどう対処しましたか?」という質問が出ました。トムは「全然怖くありませんでした。僕は4歳の頃、G.1.ジョーを観て、シーツをパラシュート替わりにして遊んでいたのですが、ガレージの一番上から飛び降りたことがありました。たったの4歳だったので結果を考えていませんでした(笑)。足が離れた瞬間に“パラシュートが開かない!”と気付きました。でも幸いにも前日の雨で地面がぬかるんでいました。落ちたときは目の前に星が舞いましたけどね(笑)。そういう子だったから怖くないのはおわかりですよね。高さを軽んじてはいません。でも、チャレンジする気持ちが必要だと思っています」と回答。根っからこういうアクションを楽しんでいるんですね!にしても度が半端じゃない(笑)!

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』トム・クルーズ、ポーラ・パットン、ブラッド・バード監督来日会見そして、女性エージェントを演じたポーラ・パットン。「最近自分のことで、これは不可能だと思ったことはありますか?」との質問に、「撮影が始まった頃、生後5ヶ月の息子がいたので、俳優業と母親業、どうやったら両立できるだろうと考えました。でも、やるしかないと思ってやって、やりとげることができて嬉しいです」と語りました。出産後5ヶ月であの見事なスタイルで、アクションもやって、母親業もやっていたなんて、信じられません!ほんとすごいわ〜。ミッション:インポッシブルをプライベートてもやり遂げたわけですね。!それにしてもポーラ・パットンの話し方がキュートでした。端正な顔立ちなのに、話し方が無邪気で一生懸命でそのギャップに好感が持てました。ぜひ母親業と両立でこれからも頑張って欲しいです。

『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』(後者2作品はアカデミー賞長編アニメーション映画賞受賞)のブラッド・バード監督によって作られた4作目。監督にとって実写初作品となりますが、シリーズものとしても、1つの作品としても、アニメ界からきた名監督の新しい発想や、独特のユーモアがどう加わっているのか、ぜひ劇場で観てください!

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』トム・クルーズ 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
2011年12月16日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.mi-gp.jp

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01 12月

『リアル・スティール』スピルバーグが探していた輝きを持つダコタ・ゴヨがショーン・レヴィ監督と来日

Posted in 未分類 on 01.12.11 by Merlyn

『リアル・スティール』来日会見/ショーン・レヴィ監督、ダコタ・ゴヨ、花束贈呈の芦田愛菜『リアル・スティール』来日記者会見

2011年11月30日、本作のPRのため、主演子役ダコタ・ゴヨと、ショーン・レヴィ監督が来日しました。ダコタは第一声「こんばんは」と挨拶し、会場からのツッコミで「こんにちは」と言い直して、日本語を披露しました(笑)。

『リアル・スティール』来日会見/ダコタ・ゴヨショーン・レヴィ監督は、そんなダコタがこの役に選ばれたときのことを「最終選考で何人か残っていた段階で、スピルバーグにも見てもらいました。彼は『みんな素晴らしかったけれど、演技力だけでない、特別な何かを持っている男の子がきっといるはずだ。とっても特別な、応援したくなるような、心をわしづかみされるような子。リアルさ、ホンモノっぽさが欲しい』と言いました。で、いろいろ探してダコタに会ったときに、スピルバーグが言っていた特別な子はこの子だと思いました」と語りました。ダコタ自身は家族と食事中に出演が決まったと聞いたそうですが、床に落ちてしまうほど驚いたそうです。それにしても美少年で仕草がキュート!将来有望です。

で、やっぱり本作で気になるのはロボットの見事な動き。ショーン・レヴィ監督は「ロボットに関して僕が一番嬉しいコメントは、どこがCGでどこがホンモノのロボットかがわからないと言ってくださることなんです。実際に大きなロボットを作ってリモコンで操作した部分とデジタルを組合わせた点でこの作品はユニークです。ダコタとATOMのシーンは全部ホンモノのロボットがリモコンで演技をしているので、だからこそ臨場感が出ていると思います。実際に戦うシーン、歩いているシーンは、モーション・キャプチャー(ジェームズ・キャメロンが『アバター』のときに開発したシステム)を使っています」と解説。本当に臨場感と迫力があるシーンだったのですが、実際にリモコンで動いていたシーンもあったとは驚きです。ぜひその辺りにも注目して観てください。

そして、最後に日本を代表して天才子役の芦田愛菜ちゃんが花束贈呈で登場。監督は愛菜ちゃんを見た途端「『リアル・スティール2』を撮るときはぜひ出演してね」とスカウトしてました(笑)。ダコタも思わず“So cute!”と吐露。私も生の愛菜ちゃんは初めて見たのですが、まだほんとに小さくてビックリ!そして、想像以上にと〜っても可愛い。表情がほんとに豊かで大人たちの要望に今日も明るく応えていたので感心しました。

ショーン・レヴィ監督やダコタ・ゴヨの会見からも本作の温かさが伝わってくるようでしたが、親子愛を描いた本当に良い作品です。エンターテイメント性とドラマ性が抜群!家族、恋人、友達…大切な人と一緒に観に行ってくださいね。

『リアル・スティール』
2011年12月9日より全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

http://disney-studio.jp/movies/realsteel/

©DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.

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12 11月

『コンテイジョン』これが、ソダーバーグ監督の作品がリアルな理由

Posted in 未分類 on 12.11.11 by Merlyn

映画『コンテイジョン』スティーブン・ソダーバーグ監督来日『コンテイジョン』来日記者会見

2011年11月10日、本作の公開を前にスティーブン・ソダーバーグ監督が来日しました。監督なので、写真撮影よりもお話の時間をより大事にしたいとのことで、登壇時にささっと撮影したらさっそく会見を開始。監督の落ち着いて堂々とした様子は、舞台に用意された椅子と妙にしっくりきてました。

本作では、豪華キャストが話題になっていますが、そのことについてやはり質問が。「多くのキャラクターが登場するアンサンブルなので、1人ずつの登場シーンが限られている分、逆にあまり長い期間撮影に拘束しなくて良いので、オファーを受けやすい状況だったのではないかと思います。このようにたくさんのキャラクターが登場し、なおかつそれぞれのキャラクターが多くの情報を持っていて、物語も速いスピードで展開していくので、演技力がある方が必要でした。だからあれだけの方々に出演して貰う必要があったのです」と語っていました。集客のために豪華メンバーにしようという作品が多い気がしていたのですが、本作にはこういう理由があったんですね!ちょっと自分の視点が変わった気がします。

では、この映画の撮影現場はどうだったのかという話に。マット・デイモンが演じるミッチが妻の死を告げられるシーンを例に挙げて説明してくれました。「そのシーンがうまくいかなくて、現場にコンサルタントとしていたERのお医者さんに実際の場合の家族のリアクションを聞いてみました。2通りあるとのことで、1つは興奮してしまうパターン。もう一つは亡くなった人と話をして良いですか?と聞いてくる人がいるそうです。お医者さんはソフトな言い方をしないし、物理的に事実を述べることを訓練されています。そういう風に、実際の現場にいる方々の情報をシーンに使いました」とのことでした。たしかにその例のシーンは、そのキャラクターの反応に意外性はあったものの、とてもリアルでした。ぜひこれからご覧になる方は、注目して観て頂ければと思います。

そして、やっぱり「グウィネス・パルトロウの脳みそパカッのシーン」に話題が及びました。「グウィネスはエキサイトしていた感じでした。このときもコンサルタントとして医療検査官の方が現場にいたのですが、グウィネスはテーブルに横たわりながら、興味を持ってその方に実際のそういう場合の状況を聞いて、40分ほぼ微動だにせず、このシーンに取り組みました。アシスタント・カメラマンで『プライベート・ライアン』の撮影にのぞんだスタッフがこのシーンを見て、実際に気持ち悪くなったと聞いて、このシーンがうまくいったと思いました」と話していました。

最後に、「問題が発生して究極的状況に陥ったときに、全てに正しい答えがあるわけではないけれど、人間はどうすれば良いのかを模索することが必要だ」と語っていた監督。本作は、そういうときにこそ人間は力を発揮できるはずという思いで作ったとのことでした。パニックに陥って崩壊していく人間、助け合って前進する人間、2つのパターンをリアルに描いている本作。この時代だからこそ、ぜひ観て欲しい一作です。

映画『コンテイジョン』マット・デイモン『コンテイジョン』
2011年11月12日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画
http://www.contagion.jp

©2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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11 11月

『マネーボール』ブラッド・ピット真面目に答えつつも…

Posted in 未分類 on 11.11.11 by Merlyn

『マネーボール』ブラッド・ピット来日記者会見『マネーボール』来日記者会見

2011年11月10日、本作のPRで主演のブラッド・ピットが来日。短い時間のなか、急ピッチで会見が行われました。

「世界はお金に支配されているような状況ですが、ビリーがお金の力でなく人の力で勝てたのはなぜだと思いますか?」という問いには、「公平に戦っているようで必ずしもそうではない。財力のあるチームが強くなってしまうんです。ビリーは自分自身がレッテルを貼られたりという経験をしたからこそ、昔からのやり方で良いのかを考えます。1つの勝敗で物事を決めないのが彼だと思いました」と答えていました。広い視野と、柔軟な考え方、新しい発想が大事だと気付かせてくれる映画ですもんね。

あと、「ビリーが試合を見ないように、何かジンクスをお持ちですか?」という質問には、「ビリーが試合を見ないのは、見てしまうと余計な感情移入をしてしまい、後で冷静な分析ができないからですが、確かに野球にはジンクスは付きものですよね。ジンクスと言えるかわかりませんが、僕は1人で飛行機に乗るときは、家族の何かを持って乗るようにしています」と回答。さらに本作では父と娘の関係もすごく心に染みるのですが、「ご自身が家族を持ったことで影響は?」という質問には、「家族をもったことはとても僕に変化をもたらしました。日々戦い、挑戦の場であるけれど、いざ家族のもとに戻るとほっと一息つけます。とても貴重な存在です」と語っていました。すっかり一家のパパになった感じですね。昔のやんちゃな感じも好きでしたが、パパ・ブラピも良いですね。やっぱり何やってもかっこいいわ〜と思いながら見とれつつ、かっこいい生声も家族の話をするとより優しく、聞き惚れました(笑)。

『マネーボール』ブラッド・ピット来日記者会見そして、現代ならではの質問。「失業率が下がる今、若い人にGMとして何を伝えたいですか」と聞かれると、「この映画のテーマであることですが、まず常識とされていること、仕事場でも例えば選挙の投票システムでも、果たしてそれでいいのか疑問をもつことが大事だと思います。もし今この時代に車を発明したとしたら、燃料は石油にするのか、でもそれは環境破壊になるから止めようと考えますよね。アメリカも企業の利益ばかり優先され、状況は良くありません。でもそのフラストレーションを一瞬だけ放つのではなく、システムを問い、その解決策を見出すことが一番大切だと思います」と真面目に答えていました。俳優でありながらプロデューサーなどもしているので、経営的な視点でも考えたりするんだろうなと感じた答えでした。

そんなこんなで、短いなか真面目な質問が飛び交いましたが、最後に「これまでこの映画の深刻な部分を語ってきましたが、シリアスではなく笑いの部分もある映画です。楽しんでいただけると思います。ぼくは楽しみましたよ」とコメント。そうそう、ほんと微笑ましいシーンだったり、笑えるシーン、感動シーンとありますから、老若男女皆さんに楽しんで頂けると思います。

『マネーボール』父と娘のシーン『マネーボール』
2011年11月11日より全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

http://www.moneyball.jp/

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30 10月

『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』東京国際映画祭の通訳に生瀬ノリノリ

Posted in 未分類 on 30.10.11 by Merlyn

映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』東京国際映画祭・舞台挨拶にて

『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』舞台挨拶

2011年10月25日、東京国際映画祭で特別招待作品となる本作の舞台挨拶が行われました。登壇者は小池徹平、生瀬勝久、堀内敬子、篠田麻里子(AKB48)、沢村一樹、吉田照幸監督。
映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』生瀬勝久今回の舞台挨拶は東京国際映画祭での上映後ということで、海外からの取材陣のために英語の通訳が入っていました。生瀬はその雰囲気にのって自分の話が英語で通訳されたあと“Thank you!”と通訳さんに投げかけたり、「テレビシリーズと比べて、映画の撮影はどうでしたか?」という司会の質問を通訳されたあとには“No,difficult,and…”と英語で話し始めたり、かなり通訳さんで遊んでいたので笑えました。

その後は真面目に「レギュラーシーズン(テレビ版)では5台のカメラで同時に撮るので、5分間のコントならその5分間で撮っちゃうんですよ。このフィルムはカメラ1台でカット割りして撮ったので、リズム感の取り方は難しいかなと思ったんですけども、そこはずっとディレクションしてきた吉田監督がうまく編集してくれたので、そういう意味ではレギュラーシーズンのままのリズム感、テンポが保てたと思います」と答えてました。なるほど〜、そんな違いもあったんですね。そして、この映画化については「無謀だなと思いました。で〜、とにかく誰が主人公になるのかってことで、いろいろ考えたんですけど、小池君が入って頂いたんで、みんなケンカもなくできたんだと思います。まあそういう、いろんな事情があったんだなと思います」と冗談交じりにリアルな事情を推測して語ってました(笑)。ほんと生瀬って、話が上手でおもしろいわ〜。

映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』舞台挨拶に郷ひろみ登壇そして、今作の映画版での出演者として小池徹平、篠田麻里子の二人以外にスペシャル・ゲストが出演しています。その人とは主題歌も歌っている郷ひろみ!「こんばんは、郷ひろみです。こんな格好ができるのは僕しかいないんで、郷ひろみって言わなくてもきっとご存じだと思うんですけど」と挨拶。撮影秘話としては「この話を頂いてから、セリフはどうなってるんだろうって聞いたら、大丈夫ですって言われたんです。監督がその場でご指示くださるって言うので、(現場に)行ったら本当に“ジャパン!シャンパン!しか言ってないんですよ(笑)」と、久しぶりの映画出演なのにあっという間の出番だけだったというエピソードを披露してくれました。さらに、オーディションで選ばれたダンサーと共に歌も披露!盛り上がりましたね〜。

映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』沢村一樹演じるセクスィー部長で、最後はやっぱりこの人!沢村一樹によるセクシィー部長の登場。観客のいる通路側から登場したので、女子がさらに沸き立ちましたがその光景がまさにセクスィー部長の醸し出すパワーによる反応に見えて笑えました。やっぱりセクスィー部長になるとなんか変なオーラが出てるんですかね。思わず私も身を乗り出してカメラを構えちゃいました(笑)。そんなセクスィー部長に扮した沢村は「皆さん、不景気な話題が多いですが、この国をセクスィーな国にしようではないですか!」と挨拶。でも通訳が入らないので「あれ?通訳は入らないんですか?これは」と一人ツッコミ。このあと沢村にはあまり話す時間も与えられずにそそくさとフォト・セッションへ…という笑いの流れでキレイに締まり、無事舞台挨拶が終わりました(笑)。

本作はこの舞台挨拶での雰囲気のまま、すごく笑える映画です。日本中の頑張る人たちに観て笑って元気になってもらえたらと思います。

映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』小池徹平/篠田麻里子『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』
2011年11月3日より全国公開
配給:ショウゲート

http://www.neo-movie.com/

©『劇場版サラリーマンNEO』製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

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23 10月

『キツツキと雨』役所広司、小栗旬、過去の監督経験を語る

Posted in 未分類 on 23.10.11 by Merlyn

映画『キツツキと雨』記者会見:役所広司、小栗旬、沖田修一監督『キツツキと雨』記者会見

2011年10月22日から開催の東京国際映画祭コンペティション正式出品作品となる本作。10月23日には、沖田修一監督、役所広司、小栗旬が記者会見を行いました。

映画『キツツキと雨』記者会見:役所広司まず、役所広司、小栗旬とも監督経験があるけれど、それは演じる上で影響があったのかという質問が出ました。役所広司は「俳優として映画の現場を見てきて、沖田さんが書かれた俳優とかスタッフは、かなりリアルに描かれていますし、誇張された部分もありますが、“こういう人いるな”と皆で言いながら楽しんでやりました。その意味では演じる上で役に立ったことはたくさんあります」と答えていました。小栗旬は「映画の中で幸一が一度逃げ出そうとするシーンがあるんですけど、ああいう気持ちは自分も映画を撮っていたときは毎日感じていたことでした。やりたいと言って自分で始めたことだったんですが、いざやり始めてみたらこんなに大変なんだと思いました。だから今回の役をやるときに、自分も同じことを考えてやってたなと思いましたね」と語っていました。二人ともこういう経験があったからこそよりリアルな演技になっているんでしょうね。

画『キツツキと雨』記者会見:小栗旬そして、今回は映画祭ということで会場には海外からの取材陣もいて、いつもとちょっと違った感じでした。そんな海外から取材に来ている方から「監督のユーモアはどこから来ているのですか?」という質問に、監督は「どこから来てるんでしょうね〜(笑)?必死で生きている人を映画に登場させて、その人たちが物語を作っていくと、ごく自然に人間の持っているおかしさが押しつけがましくなく脚本にのることがちょくちょくあります。そういうのを大事にしながら、また俳優さんが脚本を楽しんで演じて頂けると言うことでどんどんユーモアが生まれてくるのかなと思います」と沖田監督。

まだ本編を観ずにこの会見に参加したのですが、かなり気になってきました。公開は2012年2月11日です。お楽しみに!

『キツツキと雨』

映画『キツツキと雨』役所広司、小栗旬2012年2月11日より全国公開
配給:角川映画

http://www.kitsutsuki-rain.jp/

©2011「キツツキと雨」製作委員会

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23 10月

『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』“ニコ動”視聴者の生の呼びかけにミラ・ジョヴォヴィッチ興奮

Posted in 未分類 on 23.10.11 by Merlyn

映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』来日会見『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』来日記者会見

2011年10月22日から開催されている東京国際映画祭に合わせて来日したミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、ガブリエラ・ワイルド、ポール・W・S・アンダーソン監督。映画祭2日目の10月23日は、六本木にあるnicofarreで記者会見を行いました。こ映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』来日会見ローガン・ラーマンの会見はニコニコ動画で生中継され、会場を囲むスクリーンには視聴者からのコメントが文字で流れて表示されるという演出でした。そして、パソコンの前のファンたちも待ち望むなか、一行が登壇。

ローガン・ラーマンはショートヘアで役柄のイメージからがらりと変わってましたが、笑顔はやっぱりかわいかったです。そして、しゃべるときの照れた感じがまたかわいかった(笑)。

本作では多くのシーンで激しい殺陣に挑戦しているローガンですが、「出演が決まってから何ヶ月もフェンシングの練習をいっぱいやりました。正確性、ディテールが大切なスポーツなので覚えるが大変でした」と語っていました。お気に入りのシーンは、ロシュフォー隊長と15㎝くらいしか幅のない屋根の上で戦うシーンとのこと。確かにトレーニングの成果はあのシーンで存分に発揮されています。

そして、劇中でも超かわいいな〜と思っていたガブリエラ・ワイルドはやっぱり生でも映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』来日会見ガブリエラ・ワイルドかわいかった!素材が良いとはこの子のようなことを言うのでしょうね。視聴者からのコメントでも「天使みたい」という感想がありましたが納得です。

そんな若手の輝きとはまた違うオーラを放っていたミラ・ジョヴォヴィッチ。今回の衣装デザインにも関わったミラは「ポール(監督)とミレディの衣装について話し始めたとき、画家のヴァン・ダイクの作品に出てくるようなゴージャスな衣装を着た女性が剣を振り回して男どもをやっつけてしまう、そういうのをやりたいよねと言っていました。でも言うのは簡単で、なかなかそこまでに持って行くのには苦労しました。舞踏会で着るようなゴージャスな衣装を身につけて、あんなにクレイジーなアクションをやるには、アクションシーン自体はローガンの方が大変だったかも知れないけど、私のトレーニングとしては毎日コルセットをきつく、きつくしていって、ペチコートとスカートも毎日少しずつ増やしていくというやり方で、最終的に撮影日にはすごくきついコルセットであれだけのアクションをこなすスタミナを身につけることができました。今までにやったアクションのなかで一番クレイジーだったと思います」と秘話を披露。そうか〜映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』来日会見ミラ・ジョヴォヴィッチそうですよね。見えない努力や苦労があるんだなと思うと、また違った見方で楽しめそうです。

本作では飛行船がキーアイテムとなっていますが、監督は「日本の漫画、アニメの大ファンですが、そのことは自分の撮影にも影響を与えています。本作の飛行船は『宇宙戦艦ヤマト』『オーディーン 光子帆船スターライト』の宇宙を飛行する船艦にとてもインスパイアされています」と話していました。ミラ共に夫婦で日本が好きなんですね。嬉しいことです。

最後に、ホストとしてダルタニアンの吹き替えを担当した溝端淳平が登壇。そして皆にプレゼントとして、映像で再現した飛行船を披露。ミラはその行為に対して、ノリノリのリアクションを返してました。優しいですね。大女優なのにこういう風に気さくに振る舞うミラにとっても共感しました。

会見での話にも出たように、アクション、衣装、ドイツの世界遺産での撮影、飛行船…など、本当に見どころが満載な本作。ぜひ、このスケールの大きさと迫力は劇場で楽しんで欲しいと思います。

映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
2011年10月28日より全国公開
配給:ギャガ

http://34.gaga.ne.jp

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