トーキョー女子映画部の取材リポート

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17 3月

『マリリン 7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズが、マリリン・モンローが生前泊まった帝国ホテルで会見

Posted in 未分類 on 17.03.12 by Merlyn

『マリリン 7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ来日『マリリン 7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ来日

2012年3月14日、本作の主演ミシェル・ウィリアムズが来日しました。日本語で「コンニチハ、ゲンキ?」と挨拶し、お気に入りの日本語は?と聞かれると「モシモシ」と答えたミシェル。ショートカットに赤いドレスを着て、小柄ながらもスタイルが良く、仕草や笑顔がとてもとても可愛いかったです。この色のドレスにどんな靴を履いているのかと気になり、『マリリン 7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ来日足下もアップで撮影しちゃいました。ウ〜ン、きれいな足です!

かつてマリリン・モンローがジョー・ディマジオとの新婚旅行の際に帝国ホテルに宿泊したということで、今回の会見は帝国ホテルで行われたという経緯があり、そのことについてミシェルは「魔法のようなめぐりあわせだと、すごく思います。マリリン・モンローが『王子と踊り子』を演じた時が、今の私と同じ年齢でしたし、このロケーションも実際にマリリンが使っていたということでとても嬉しいです」と答えました。今回は、世界のセックス・シンボルであり伝説の女優マリリン・モンローを演じたわけですが、不安やプレッシャーはなかったか、役作りでどういったアプローチをしたのかという質問には、「プレッシャーはありました。映画だけではなく、テレビやラジオ、観たり聞いたりできるものは何度も彼女の作品を見て参考にしました。作品としては評価が低かったものでも、パフォーマンスとしては、また彼女の声の使い方が素晴らしいのでとても参考になりました。演じるための準備期間はだいたい10ヶ月くらいありましたが、歌に関しては、3週間から一ヶ月くらいはリハーサルをしました。役作りでは内面と外見を同時にアプローチしました。自転車の前輪と後輪のように、内面と外見という2つの輪を揃えないとバランスが取れないといつも考えています。大切なのは、自分からこういう風にしようという感じでアプローチするのではなく、とにかくいろんなものをリサーチして学ぶこと、見たり聞いたり感じたりしながら、そのなかで自分のなかに自然にマリリンが作り上げられていくというような形でアプローチしました」と語りました。役者魂を感じるコメントですね。綺麗、可愛いだけじゃないこういうクールに語りつつも熱いところが、また魅力です。

『マリリン 7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ来日で、マリリン・モンローと言えば、日本に来日した際に「寝ている時に何を着ている?」と聞かれ、「シャネルの5番よ」と答えたという話が有名ですが、ミシェルにも同じ質問が投げかけられました。ミシェルは「世界で数人しか知らない、秘密です(笑)」と恥ずかしそうに答えましたが、“え、その数人って、元夫の故ヒース・レジャーと、あとは…”と頭のなかで男性遍歴を想像してしまいました、すみません(笑)。

そして、今回は、昨年2011年3月に起こった東日本大震災の被災者の方々へ寄付をしたいとのことで、ミシェルと6歳の娘マチルダちゃんより寄付金がありました。この寄付金は角川書店が後日責任を持って、福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄付金」へ寄付されるとのことです。「昨年の3.11には娘もショックを受け、何か日本のために出来ることはないかと聞かれたので、ガラス瓶を置いて、マチルダがお手伝いをするとお小遣いを入れてあげるようにして貯めました。今回一杯になったガラス瓶を持ってきました。それを寄付したいと思います」とのこと。お母さんとしてもとってもステキだし、娘のマチルダちゃんのとても優しい気持ちが日本人としてもうれしいし、見習わなくてはいけないなと思いました。

そんなステキなミシェル・ウィリアムズ主演の本作は、世界中の人から愛されるマリリン・モンローが、1人の女性としては愛に飢えて苦しむという姿を通して、女性としての生き方をいろいろと考えさせられる内容で、女子必見です!

『マリリン 7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ『マリリン 7日間の恋』
2012年3月24日より全国公開
配給:角川映画

http://marilyn-7days-love.jp/

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10 3月

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』鏡びらきにはしゃぐメリル・ストリープとミニスカートのフィリダ・ロイド監督

Posted in 未分類 on 10.03.12 by Merlyn

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』メリル・ストリープ、フィリダ・ロイド監督来日『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』メリル・ストリープ、フィリダ・ロイド監督来日

2012年3月7日、本作の主演で見事アカデミー賞主演女優賞を受賞したメリル・ストリープと、監督のフィリダ・ロイドが来日しました。メリルは62歳、監督は52歳ですが2人とも生き生きとしてステキでしたが、思わず監督のミニスカートに目がいきました(笑)。50代でミニスカートにオレンジのタイツとは、日本ではなかなか着こなせないですよね…これ嫌みじゃなくて本気で褒めてますよ。

で、やっぱりメリル・ストリープが本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞したこと、今回は実在でまだご存命の人物を演じていることなどから役作りについては聞きたいところですよね。それについてメリルは「私はアメリカ人なので英国ではアウトサイダーです。その私が英国で愛され、そして批判された女性を演じるということは難しいことでした。この映画ではお歳を召してからのサッチャーさんも描いていますが、彼女の知られていない日常とよく知られている彼女のイメージとを融合させていくのが難しかったです。過去に実在の人物を演じたことはありますが、サッチャー元首相はご存命という点で今までとは違い、さらに責任も加わったと思います。実在の人物を演じるときは正確であること、真実に近い像を作っていくことを心がけています。彼女は公の人物で政治家ですが、1人の人間として生きたことと、自分を重ね合わせられるような演技をしたいと思いました。伝記物は「この人は成功した!」という描き方の映画が多いですが、彼女の日常を見つめているという点でこの映画を興味深いものにしていると思います。私が自分自身を学ぶユニークな機会、親世代のことも学べました。私にとって学ぶべきことが多い作品でした」と答えました。たくさんの作品に出て名実共に名優と言われても、まだまだいろいろな経験から吸収し学ぶという実感を持って仕事に取り組むメリル・ストリープも本当にステキですよね。女性の鏡です。

そして、この日は鏡びらきを行いました。2人のはしゃぎようがかわいかったですが、こうやって何でも楽しもうとする姿勢が若さというか、輝く秘訣なんでしょうね。鏡びらきのときにはメリルの「やるぞ!」という表情、監督のガッツポーズなど“男前な”一面も見られて楽しかったです。この2人のようにステキな女性が主軸となって作った映画という点、ただの伝記ではなくマーガレット・サッチャーの女性としての生き方を描いている点で、本当に女性にぜひ観て欲しい作品です。

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』メリル・ストリープ、フィリダ・ロイド監督来日

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
2012年3月16日(金)より全国公開
配給:ギャガ

http://ironlady.gaga.ne.jp/

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03 3月

『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ジュード・ロウ、ロバート・ダウニーJr.とは複雑な関係!?

Posted in 未分類 on 03.03.12 by Merlyn

『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ジュード・ロウ来日『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ジュード・ロウ来日

2012年2月15日、本作でワトソン役を演じているジュード・ロウがPRのため来日し、会見場の記者達に「こんにちは」と日本語で挨拶。さっそく質疑応答が始まりました。

誰もが知っているこの原作のワトソンの役作りについて「テレビシリーズなどで原作とは少し違ったワトソン像が一般的にできあがっていると思います。でも今回は原作に立ち戻りつつ、私なりの解釈と勇気、大胆さで、新鮮さを付け加えていくことが大事でした。一般的なワトソン像はもう少し年を取っていて、のろまで愚か者というイメージが

あるかも知れませんが、原作に立ち戻ると、ワトソンは英雄的で軍隊でも活躍し、ホー

ムズのパートナーとしてアクションでも活躍するということがわかりました」と語りました。一般的なイメージと言われると、私の場合は宮崎駿のアニメの犬バージョンになってしまうので、まったくジュード・ロウとの比較になりませんね(笑)。それにし

ても本作でのワトソンはほんとかっこいいのです。

『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ジュード・ロウ来日

それはさておき、ロバート・ダウニーJr.との共演で、今回の女装を見たときの感想を聞かれ「すぐに彼だとわかりました(笑)」と答え、そりゃそうだろと心でツッコミました。

そして、「第一作で初めて彼に会ってからすごく気が合っていて、仕事をするにつれてさらに仲良くなっていきました。ワトソンとホームズの関係のように、私とロバート・ダウニーJr.の仲、関係も忠誠心の高い、楽しい、そして複雑なものです(笑)」と答えました。複雑って??ということで、司会者からもツッコミが入りましたが、「どんな友情でもそうだと思います(笑)」と回答してました。このニュアンスは映画を観ればわかる気がします。あの感じって、男性独特な友情の気がします。

アクションも女装も、推理も楽しい本作、原作のシャーロック・ホームズの良さを活かしつつ、ジュード・ロウも語るように新鮮味もあるので、ぜひ観てみてください。

『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』
2012年3月10日より全国公開
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ロバート・ダウニーJr./ジュード・ロウ配給:ワーナー・ブラザース映画

http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2/

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18 2月

『ヒューゴの不思議な発明』スコセッシ監督が幼い娘のために作った特別な一作

Posted in 未分類 on 18.02.12 by Merlyn

『ヒューゴの不思議な発明』マイケル・スコセッシ監督来日に小雪花束贈呈『ヒューゴの不思議な発明』マイケル・スコセッシ監督来日

本年度アカデミー賞最多11部門にノミネートされている本作をひっさげて、2012年2月16日、マイケル・スコセッシ監督が来日しました。ゆっくりとした足取りで登壇した監督は「今回私にとってはとても特別な作品とともに日本に来られたことを大変嬉しく思います。この作品のなかで描かれる魔法と愛が日本の皆様に理解して頂き、受け入れて頂ければと思います」と挨拶。そして、この日は、最近出産したニュースで話題の小雪が花束贈呈で登壇。紳士的に対応していながらも、小雪の顔を満面の笑みでじっと眺めているスコセッシ監督の様子がおもしろかったです。男は何歳になっても男だな…な〜んて(笑)。

『ヒューゴの不思議な発明』マイケル・スコセッシ監督来日そして、本作の世界感を演出した舞台の上に置かれた椅子に座って、質疑応答がスタート。数々の映画賞にノミネート、受賞したり、話題になっていることについて、「大変、興奮しています。この映画は今まで作ってきた映画と異なる映画だし、とても個人的な映画です。私は年をとってから、幼い娘をもうけまして、現在彼女は12歳なんですが、この年齢になってから幼い子を育てると、いろいろな経験をします。子どもの思考とか観点、彼女の友人からとても影響を受けています。よりこの世界に自由な考え方を持つことができるようになりました。もともと創造性に関して衝動を受けたときの時代に還ることができました。仕事をするためには大人であることは大事なんですが、本来ピュアなものであるべき衝動は阻害されてはいけないと思いました」と答えていました。こんなにベテランになっても、娘さんとの交流のなかで初心にかえって、新たな挑戦をする監督、とってもステキですよね。御年70歳のスコセッシ監督。フラッシュがバシバシたかれる撮影はきつかろうと、かなり短いなかでのフォト・セッションでしたが、はるばる日本までやってきて、いろいろなPRで稼働してすごいなと思います。何歳になっても、まだまだ輝き続ける映画人を観ていると、やっぱり映画には魔法があるように思いました。本作からもそんな魔法が感じられると思います。私も映画を好きになった理由を思い出させられました。本当にぜひ観て欲しい一作です!

『ヒューゴの不思議な発明』『ヒューゴの不思議な発明』
2012年3月1日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.hugo-movie.jp/

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11 2月

『セイジー陸の魚ー』西島秀俊、森山未來、伊勢谷友介が山の廃校での撮影秘話を語る

Posted in 未分類 on 11.02.12 by Merlyn

『セイジー陸の魚ー』西島秀俊、森山未來、伊勢谷友介監督舞台挨拶『セイジー陸の魚ー』舞台挨拶

2012年2月10日、本作の完成披露試写会にて舞台挨拶を行った西島秀俊、森山未來、伊勢谷友介監督。会場には座りきれないほどのお客さんが詰めかけ、本作への期待、この3人の人気を感じました。圧倒的に女性が多かったです。伊勢谷友介は「(西島さんの体がすごくて、)体脂肪計っとけば良かったですね。すごく俺『あしたのジョー』のとき、頑張ったんですよ!頑張ったのに、西島さんがこの現場に来た途端に全部持ってったわけですよ。これわざとじゃねえかって思って(笑)。意外にこんな笑顔で意地が悪い男ですよ(笑)」とジェラシーを燃やしてました。西島は「今回のセイジという役は、人間よりは自然に近いところに存在している役のイメージだったので、余分なものをそぎ落としました。そうすることで体も研ぎ澄まされるので、今回はそういう風に役作りをしました」と回答。これまでの作品『セイジー陸の魚ー』西島秀俊、森山未來、伊勢谷友介監督舞台挨拶『サヨナライツカ』『CUT』などでも見事に締まった体を披露してましたが、きっと普段から体作りをしてるんでしょうね。優しくて繊細そうな顔と男らしい体のギャップが、女性ファンの心を捉えているのでしょうかね〜(笑)。そんな西島は、撮影時は食事制限をしながら、寡黙な男という役柄だったので普段から役作りをしていたとのことで、「前半戦は全く話さない感じで、皆が“西島さん、(役作りに)入ってるから”って言っていたのを後から聞きました(笑)」ということです。そんな西島について伊勢谷監督は「演出に関わる話が中心で、ざっくばらんにわ〜っと話している空気は全くなかったですね。“いる”以外何もしないみたいな感じがすごいなと思いました。でも、お菓子の前にいたりするときがあるんですね。可哀想にずっとこう〜」と話すと、西島は「見るんですよね、人って食べれなくても(笑)」と自分なりの分析を語っていました。食べられなくても見ちゃう…、ダイエットをしたことがある人なら、わかりますね(笑)。

そんな役作りをしていた西島と森山未來は、「現場から離れた体育館で待つことが多くて、西島さんがバスケット経験者なので、体を動かそうと、会話もなくボールでコミュニケーションを取ってました。最初はバスケットボールから始まり、フリスビーをやったりもしてました」とほのぼのとしたやりとりも披露。良い意味で独特な空気感が漂った現場だったんでしょうね。さて、映画はどんな風になってるんでしょうか、乞うご期待!

『セイジー陸の魚ー』西島秀俊/森山未來『セイジー陸の魚ー』PG-12
2012年2月18日より全国公開
配給:ギャガ+キノフィルムズ

http://seiji-sakana.com

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04 2月

『バトルシップ』テイラー・キッチュ、浅野忠信、ピーター・バーグ監督のイケメン・トリオが会見

Posted in 未分類 on 04.02.12 by Merlyn

『バトルシップ』テイラー・キッチュ、浅野忠信、ピーター・バーグ監督来日『バトルシップ』来日舞台挨拶

2012年1月31日、ユニバーサル映画100周年記念作品『バトルシップ』の来日会見が行われました。始めに姿を現したのは監督のピーター・バーグ。黒いスーツに背も高くイケメンなので、俳優かと思っちゃいました(笑)。そして、ハリウッドで今注目株のテイラー・キッチュ。気の良いにいちゃんという感じでしたが、浅野忠信の話でも「テイラーは現場で会ってすぐにホッパー自身としてナガタと向きあってくれたから余計なコミュニケーションを排して自分も役になりきることができました。アメフトに連れて行ってくれたり、卓球大会もしました」と、早く現場に馴染むように気遣ってくれたエピソードを披露していました。男子としてというか人としても好感度アップだわ、テイラー・キッチュ(笑)。そんなテイラー・キッチュはピーター・バーグ監督の現場につい『バトルシップ』テイラー・キッチュ、浅野忠信、ピーター・バーグ監督来日て「ピーター監督の現場はキツくてもなぜか軽妙な感じのする現場なんです。もっと後にやるはずだった、10m以上から飛び降りるスタントシーンを急に撮影して、2度NGになったのは特に印象に残っています」と語っていましたが、要するに無茶ぶりする監督ってことですね。イケメンで黒いスーツにオールバックの監督が、何だかドラキュラみたいに見えてきました(笑)。笑顔の奥にS気があるのかもしれないですね。でも、監督からは明るくて優しい雰囲気を感じたので“きつい現場なのになぜか軽妙”というのもわかる気がします。そんな二人のやりとりについて浅野は「現場にいるだけでエキサイティングでしたが、監督が英語ですごくまくしたてても、何を言っているのか全然わからないんです。それをテイラーが英語で説明してくれるんですけど、結局英語なんでわからないんですよ(笑)」と語ってましたが、トリオ漫才のような状態が目に浮かびました(笑)。

映画の方はかなりのスケールで、ユニバーサル映画100周年記念作品として期待できそうです。ピーター・バーグ監督によると、「アクションだけでなく、男の子が女の子を追いかけるラブストーリーなんだ。夢見る女性を追いかけ、手に入れるために、エイリアンなどの障害を乗り越えるんだ(笑)」と言ってましたが、どんなことになっているのか楽しみです!女子も必見ですね。

『バトルシップ』テイラー・キッチュ/リーアム・ニーソン『バトルシップ』
2012年4月13日より全国公開
配給:東宝東和

http://battleship-movie.jp

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04 2月

『ドラゴン・タトゥーの女』シャイで華奢なルーニー・マーラと、ダンディなデヴィッド・フィンチャー監督来日

Posted in 未分類 on 04.02.12 by Merlyn

『ドラゴン・タトゥーの女』ルーニー・マーラ、デヴィッド・フィンチャー監督来日会見『ドラゴン・タトゥーの女』来日舞台挨拶

2012年1月31日、本作で初主演にしてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラと、2年ぶり3度目の来日となるデヴィッド・フィンチャー監督が来日しました。今回が初来日のルーニー・マーラは多くのマスコミ陣を前に緊張の様子。とてもシャイな様子がかわいかったです。そんな彼女は劇中では大胆な演技を見せていて、イメージも全く変わってしまうからすごいですね。でも、今回演じているリスベットもあの容姿なが『ドラゴン・タトゥーの女』ルーニー・マーラ来日ら、どこか優しさとシャイな感じをにじませていたので、そのあたりはルーニーらしさがうまくリンクしていたように思いました。で、今回この役を受けたことについてルーニーは「原作を読んで好きになりました。読まれた方は皆さん彼女に共感を覚え好きになると思います。彼女をどのように演じたらいいかよく考えて、私はリスベットを演じことができる、理解できている、と思ったんです。彼女には色んなかたちで共感しましたが、人生の中で、周りに誤解され、のけものにされると感じることは誰にでもあると思います。特にその点で共感することができました。引き受けた理由は、若い女優にとってこのような役に巡り合えるのはめったにないことですし、これは大きなチャンスだと思ったからです」と答えました。とても大人しそうに見えて、静かに熱く燃える女優魂を感じました。なんか、かっこいいなあ〜。

そして、ダンディなデヴィッド・フィンチャー監督。やっぱり気になるのはあのテーマ曲、レッド・ツェッペリンの「移民の歌」を選曲した経緯。「これまで無名な曲もたくさん使ってきましたが、今回はスウェーデンをロケハン中に、たまたまレッド・ツェッペリンのアルバムからあの曲がかかって、ふとこれを女性のボーカルで歌ったら面白いんじゃないかと思いついたんです。本作ではほかにエンヤの曲も使用していますが、それは殺人のトーンを創りあげるのに良い曲じゃないかと思ったからです。少なくともABBAよりは合っているかと思います(笑)」と語っていました。さらにその曲がかかる、あの超かっこいいオープニング映像については「前提として良い曲があったので、これをタイトルシークエンスに使おうと決めました。その後ティム・ミラーに、リスベットの悪夢を映像化してほしいと依頼しました。それは抽象的でも、滑稽でもいい、例えば黒いところから、いろんな体が出てくるシーンでも良いと言いました。そしてどうしても欲しかったのは黒い漆。それがにじみ出てくるようなものとお願いしました。彼からは75個くらいのアイディアを出してもらったのですが、そこから25個選び、8週間で創ってもらいました」とこだわりを語ってくれました。本作の世界観が表されているオープニングは、これから観る映画への期待を煽り、本編でその期待を裏切らないので、本当に見応えがある作品です。本作がヒットすれば、続編も…とフィンチャー監督も言っていたので、ぜひ皆で観て、続編の製作を実現させちゃいましょう(笑)。

『ドラゴン・タトゥーの女』ダニエル・クレイグ/ルーニー・マーラ『ドラゴン・タトゥーの女』R-15
2012年2月10日より全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

http://www.dragontattoo.jp/

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21 1月

『きみはペット』“プリンス”チャン・グンソクの笑い3段オチ

Posted in 未分類 on 21.01.12 by Merlyn

『きみはペット』チャン・グンソク、キム・ハヌル来日舞台挨拶『きみはペット』来日舞台挨拶

2012年1月21日、この日公開する本作のPRのため、来日中のキム・ハヌルとチャン・グンソクが舞台挨拶をしました。ファンを前にチャン・グンソクは日本語で「こんにちは、チャン・グンソクです。今までにライブやコンサートなどで、今日のようにたくさんの方々の前でお話する機会はあります。でも今日のようにマスコミの皆さんと一般の皆さんの前でお話するのはあまり機会がないので、本物の俳優になったような気分です(笑)」と回答。もちろん、司会の方からは「ホンモノの俳優じゃないですか」というツッコミがありました。次に「プリンスと呼ばれるグンソクさんがなぜペット役を!?」という質問には、「え~と。正直、お金がなかったんです。しょうがなかったんです(笑)。それは冗談です『きみはペット』チャン・グンソク、キム・ハヌル来日舞台挨拶が、もともと原作のファンでもあったので、役を頂けて嬉しかったですし、クランクインをとても楽しみにしていました!」とジョークでファン・サービス。

そして、キム・ハヌルが「劇中で自分の弟と間違えてグンソク演じるカン・イノのお尻を叩くシーンがあり、まだお会いしたばかりであまり親しくお話しできる間柄ではなく叩きにくいと思っていたのですが、グンソクさんは“大丈夫ですよ、叩くだけじゃなくて、揉むくらいしてもらっても(笑)”と茶目っ気たっぷりに言ってくれました(笑)」と撮影中のエピソード披露。なぜ「お尻を揉んでも良いと言ったのかを聞かれたグンソクは「お金が必要だったからです」と回答。ネタ被せてきましたよ(笑)!笑いのテクもあるんですね。ただかっこいいだけじゃないのが、人気の秘密なんだろね〜と思いました。

そして、最後に見せてくれた2人の書き初めは、キム・ハヌルが自分が気絶してしまうほど大ヒットするという意味も込めて「気絶」、チャン・グンソクは「笑」でした。3段オチで締めましたね、お見事(笑)!

映画でもお茶目なチャン・グンソクとクールなキム・ハヌルのやりとりが楽しみですね!

『きみはペット』キム・ハヌル、チャン・グンソク『きみはペット』
2012年1月21日より全国公開
配給:東宝東和

http://kimipe-movie.jp/

©小川彌生/講談社 ©Production LUDENS/KJ-net

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20 1月

『アメイジング・スパイダーマン』新しいスパイダーマンとヒロインの心境は?

Posted in 未分類 on 20.01.12 by Merlyn

『アメイジング・スパイダーマン』アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンほか来日会見『アメイジング・スパイダーマン』来日記者会見

2012年1月18日、アンドリュー・ガーフィールド(ピーター・パーカー役)、エマ・ストーン(グウェン・ステイシー役)、アヴィ・アラド(プロデューサー)、マット・トルマック(プロデューサー)が来日し会見を行いました。本作はなんと全世界で日本が一番早く公開される上に、シリーズ初の3Dということで、取材陣も多数集まり、期待度が伝わってきました。

前シリーズからキャストが変わり、監督には『(500日)のサマー』のマーク・ウェブを監督に起用している今作。それについてプロデューサーのマットは「「スパイダーマン」のユニークな点はピーターのキャラクター。アヴィと、エモーショナルでグッとくるラブストーリーも描ける監督でなければと話しました。そんなとき現代の人間関係をリアルに描いた『(500)日のサマー』を観てマーク・ウェブに興味を持ち、すぐに打ち合わせをしました。彼が話したのはシリーズやキャラクターへの愛で、それはこれまでの作品をリスペクトしつつも何か新しいものを感じさせてくれるものでした。100本以上のミュージッククリップを手掛けた監督でもあるので、新しい現代的なものも期待しています」と語っていました。

『アメイジング・スパイダーマン』アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンほか来日会見新しいピーター・パーカー、グウェンを演じるにあたってのプレッシャーは?という質問に対して、アンドリューは「ハイ。かなり感じました。前の3部作は素晴らしかったし、スタン・リーの世界を忠実に表現していました。それに進化してきた歴史があります。僕は3歳のときからファンで、まず第一に”ファン”なんです。「スパイダーマン」にインスピレーションを受けました。それを継ぐ俳優としてとっても光栄に思っています。もちろんプレッシャーを感じますが、それは世界中のファンに責任を感じるからであって、健全でとてもポジティブなもの。それを思い出させてくれてありがとう」と謙虚な回答をしていました。それにしても目元の彫りが深くて、影が半端ない(笑)。エマは「私はラッキーでした。グウェンは以前ブライス・ダラス・ハワードが演じたような、ピーターとMJの間に割って入るグェンとまったく違う設定です。今回MJは登場しないですしね。キャラクターに対するプレッシャーは感じなかったのですが、まさに今この瞬間、プレッシャーを感じています。こんなに国際的に注目される作品に出演するのは初めてだし、来日して皆さんの質問に間違ったことを言わないか…(笑)」と、明るく感情表現豊かに話す姿がすごくかわいかったです。『ラブ・アゲイン』『ヘルプ〜』で演じているキャラクターから彼女に対して持っていたイメージ通り、快活でユーモアのある女の子だというのが伝わってきました。

想像を超えた新しいスパイダーマンが誕生する予感。ワクワクしますね!公開は2012年6月30日です!

『アメイジング・スパイダーマン』アンドリュー・ガーフィールド『アメイジング・スパイダーマン』
2012年6月30日より世界最速3D全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

http://Amazing-Spiderman.jp/

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07 1月

『マイウェイ 12,000キロの真実』俳優陣、過酷な撮影について語る

Posted in 未分類 on 07.01.12 by Merlyn

『マイウェイ 12,000キロの真実』オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、カン・ジェギュ監督来日記者会見『マイウェイ 12,000キロの真実』来日記者会見

2011年12月19日、オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、カン・ジェギュ監督による記者会見が行われました。その前の同年11月21日にオダギリジョーと監督だけで行われた会見のお話も織り交ぜてご紹介します。

『マイウェイ 12,000キロの真実』オダギリジョー、カン・ジェギュ監督記者会見

2011年11月21日の会見より

オダギリジョーは「台本を読んだ時点で酷さが伝わってきて、これを韓国に行って撮るのは相当大変だなと、断る理由としてあったんですが、当時34歳で、今後俳優を続けていくのであれば、こういうしんどい作品は(今じゃないと)やれないなと思ったし、これだけ規模の大きな戦争映画は日本では作れないし、良い勉強をさせてもらおうかと、諦めに近い気持ちが強かったですね。クランクインするときは、行きたくなくて行きたくなくて(笑)。これから本当に戦場に送られる気持ちが身に染みてわかる、役作りをする必要のない役柄でした」と切々と語っていました。また、「ホンモノの戦車が3台くらい作られたんですが、ちゃんと動くし、バックもできるんですよ。ちゃんと隅々まで徹底した物作りを見ることができたし、爆発の仕方にしてもそうですが、僕が今まで経験してきたこととケタが違ってました。本当に生きて帰れるのかなと本気で毎日思っていました」と撮影現場の過酷さが伝わってくるエピソードを披露してくれました。本作には『プライベート・ライアン』『レッドクリフ』を手がけたスタッフが関わっていて、そのスケールと凄さは本編を観れば納得です。

そして、チャン・ドンゴンは「以前出演した作品の経験が役に立つと思っていましたが、それ以上に規模が大きな戦闘シーンでした。一番苦労したのは寒さで、気温がマイナス17度という極寒のなか、薄い軍服で撮影しなければいけませんでした。俳優さんたちは薄いシャツを重ね着していましたが、とにかく寒さに苦労したのが記憶に残っています」と語った。オダギリジョーの話によると、チャン・ドンゴンは現場に200人くらい、総勢では何人いるかわからないくらい多くのスタッフに1人1人、ダウンジャケットをプレゼントしていたとのことです。チャン・ドンゴンというロゴ入りだったそうですよ(笑)。それにしてもすごく太っ腹ですね。

『マイウェイ 12,000キロの真実』来日記者会見チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン女性でこの過酷な撮影に挑んだファン・ビンビンは、「撮影現場では誰も私を女性扱いしてくれない状況でした。まず中国にいるあいだに射撃の訓練と、とっくみあいをするのでその訓練をしました。韓国に来てからもアクションの指導を受けました。オダギリジョーさん、チャン・ドンゴンさんは優しくして下さいましたが、現場では女であってはいけないという状況でした。氷水のような川の中に男性と一緒に飛び込んだりもしました。女優はあまり戦争映画出たくないんですが、監督に出演を約束したからにはやらなくちゃと思ってやりました。でも、本作は戦闘シーンがたくさんありますが、その中で人間同士の愛、心の触れ合いが描かれているのが大事な点だと思います」と語りました。会見で生で見た姿はとても美しくオーラを放っていましたが、綺麗なだけじゃなく女優魂がある点に共感しました。劇中では男顔負けのスナイパーとして登場しますのでご注目を!

会見での話にもあったように、戦闘シーンが本当に凄いですが、人間ドラマとしても中身が濃いので、あっという間でした。観ている側も辛くなるような過酷なシーンが続きますが、ラストで心が救われます。ぜひ女性にも観て欲しい映画です。

『マイウェイ 12,000キロの真実』オダギリジョー、チャン・ドンゴン『マイウェイ 12,000キロの真実』
2012年1月14日より全国公開
配給:CJ Entertainment Japan、東映

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