旅を描いた映画には名作がいっぱい!新型コロナウィルス感染症対策で外出自粛が続きますが、映画で旅をしませんか?
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イントゥ・ザ・ワイルド
人と社会から距離を置きたいという主人公の気持ちに近いものを昔感じたことがあって、すごく感情移入して観ました。結末が衝撃的でしたが、人間の本質を表していると思えて、とても好きな作品です。
わたしに会うまでの1600キロ
R-15+
主人公が1600キロという距離の過酷な旅に執着する理由は何なのか?それが徐々に明かされていき、本当の自分を取り戻すために彼女が命を賭ける思いが伝わってきます。実話ということもあって、一層説得力があり、大変だけれど人は決意すれば変われる可能性を感じさせてくれます。
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
奇跡の2000マイル
2000マイル=約3000kmに及ぶ砂漠を単独横断したロビン・デヴィットソンの回顧録を基に映画化。ミア・ワシコウスカがワイルドな主人公を見事に演じています。旅の過酷さもさることながら、人間にとって孤独がいかに辛いことかを実感させられます。
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
500ページの夢の束
自閉症のウェンディが、大好きな“スター・トレック”の脚本コンテストに参加するために悪戦苦闘する様を描く、ロードムービー。波乱だらけで、「頑張れ!頑張れ!」と応援せずにはいられません。彼女を捜索している警察官と、クリンゴン語で心を通わせるシーンにウルッときます。
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
ストレイトストーリー
1994年にNYタイムズに掲載された実話を基にデヴィッド・リンチ監督が映画化。73歳のおじいちゃんが、10年もの間、仲違いしていた兄が倒れたと聞き、トラクターで会いに行く物語。トラクターのゆっくりした進み具合とともに、頑固おじいちゃんの心がゆっくり融けていく姿に心が温まります。
ストレイト・ストーリー デヴィッド・リンチ スタンダード・エディション Blu-ray
アバウト・シュミット
定年退職したシュミットは、タンザニアに住む6歳の少年に寄付することで養父となり、彼宛に小切手と手紙を送ります。その手紙の内容がまずおもしろいのですが、この関係が思わぬところでシュミットを救います。旅を通して、孤独と自分の無力さを実感したシュミットが行き着く先とは?最後のシーンがジワッと心に染みます。
HICK ルリ13歳の旅
PG-12
13歳の頃の危ない好奇心と冒険心。自分もこんなだったなと当時の感覚が呼び覚まされます。出会う大人が良い人なのか悪い人なのかを見極めなければいけない状況に、主人公と同じ目線でハラハラドキドキ。エディ・レッドメインが演じるキャラクターも印象的。
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食べて、祈って、恋をして
著者自身の実体験を綴った実話を映画化。忙しい毎日を過ごしていたら時間だけがどんどん経っていきますが、主人公のようにゆっくりと自分を見つめ直す旅が出来たら最高です!
クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅
文字通り、クローゼットに入ってたら遠くに行っちゃったという話。主人公が「人間は平等に創られてなんかいないじゃん!」という現実に最初は溺れながらも、旅を通して成長し、豊かさの本当の意味を知っていく姿に学ぶべきことがたくさん見つかるはずです。
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天才スピヴェット
10歳の天才少年スピヴェットの微笑ましいストーリーかと思いきや、彼の心の中で何が起こっていたのかクライマックスで明かされ、胸を打たれます。子どもは子どもでめちゃめちゃ苦しんで戦ってるんだということに気づかされる1作です。
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
最後まで観て、タイトルの意味がズシッと響いてきます。大事な人との別れを受け入れながら、離れてもそばにいるという感覚や、そばにいて愛してくれる人の存在の大きさを知るきっかけをくれる作品です。
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ワンダーストラック
PG-12
耳が聞こえないハンディキャップを持つ少女と、少年が時代を超えて交差する物語。ある人を探してニューヨークの町を彷徨う彼等は危なっかしく見えますが、子どもって大人が思う以上に逞しいですね!自分のルーツを知り、大きく成長していく2人の姿から勇気をもらえます。
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LIFE!
あることがきっかけで“日常”を飛び出した主人公と一緒に、アドベンチャーを体験できます。空想と実際に体験することはやっぱり違う!外出できない今だからこそ、本物の体験の尊さをより実感できそうです。
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プリシラ
ドラァグクイーン3人組が地方公演のために中古バスを買って旅に出ます。行く先で偏見に曝されながらも負けずに明るく我が道をゆく彼女達の姿に元気をもらえます。数々のヒット曲と、華やかなショーや衣装も楽しめます。
モーターサイクル・ダイアリーズ
“チェ”の愛称で知られるエルネスト・ゲバラが23歳の医学生だった頃の物語です。彼の存在は知ってはいましたが、一層興味を持ったきっかけの作品です。旅の奥深さと意義を実感させられます。
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
年老いたダメな父親と、そんな父親でも見放さない心優しい息子の旅を描いています。親子が逆転したような関係になりながらも、やっぱり親子って変わらないと思わされます。親が子を思う気持ち、子が親を思う気持ちにジーンときます。ブルース・ダーンが演じる父親がとてもキュート。
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン
養護施設で暮らすダウン症の青年ザックが、大好きなプロレスラーの道場に入るために、養護施設から“脱走”し、逃走中に出会ったタイラーと旅をします。ピュアなザックと、問題児タイラーは徐々に友情を育み、やがて家族のような絆を築いていきます。切ない現実を、優しさとユーモアで乗り切っていく2人の姿を観て胸が熱くなります。
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リトル・ミス・サンシャイン
一家の末娘オリーヴが子ども美人コンテストの予選を通過。一家は、決勝戦会場へオンボロのマイクロバスで出かけます。それぞれに問題を抱えた家族の面々はクセがスゴい(笑)!でもどこか愛嬌があり、不器用なやり取りに共感できます。クライマックスのコンテストシーンは笑いと涙でホッコリします。
テルマ&ルイーズ
仲良し女2人の週末旅行が訳あって逃避行に!平凡な主婦テルマと、ダイナーのウエイトレス、ルイーズがだんだん逞しく大胆になっていく姿に共感を覚えます。ラストがとても切ないけど、スゴくカッコイイ!若き日のブラッド・ピットにも要注目です。
旅のおわり世界のはじまり
自分の夢に近い所にいるはずなのに、何だか違う…。そんな状況で行き詰まった主人公が、海外ロケでの日々を通して、徐々に心を開いていき、情熱を取り戻す物語。海外で一人旅をする人には「こういう感覚わかる〜」となるシーンが多数。
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ダンスウィズミー
催眠術によって、音楽が流れ出すと身体が勝手に動いて“1人ミュージカル”状態になってしまう主人公が、催眠術を解いてもらうべく旅に出ます。信じる力ってやっぱり魔法なのかも知れないと思ってしまう素敵な結末に清々しい気持ちになれます。
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
年齢を問わず、旅は人を変え、成長させてくれます。こういった映画を観ると、自分も旅に出て、冒険したくなるんですよね。皆さんもお気に入りの一本を見つけて、映画を楽しみつつ、外出自粛が解けたらぜひ冒険してください!
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©2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
TEXT by Myson