トーキョー女子映画部の取材リポート

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31 7月

二階堂ふみのあまりのすごさに、長谷川博己が落ち込む!?『この国の空』

Posted in 未分類 on 31.07.15 by Merlyn

映画『この国の空』完成披露試写会&上映前舞台挨拶、二階堂ふみ、長谷川博己、工藤夕貴、富田靖子、荒井晴彦監督

2015年7月16日、本作の完成披露試写会が行われ、キャストと監督が登場しました。監督&脚本を担当した荒井晴彦は「この映画は、構想30年、脚本の執筆1週間、撮影期間1ヶ月で作り上げました。最初に、親しくしている監督に脚本を読んでもらったときは“良い脚本だけど、こういう映画を誰が観に来るの?”と言われました(笑)。おととしにプロデューサーから、戦後70周年記念作品としてこの映画を作りましょうと言われ、“監督は誰がやるんですか?”と尋ねたら、“自分がやったら良いんじゃない?”と言われ、今に至ります」と語りました。荒井監督は今までに『Wの悲劇』『ヴァイブレータ』『共喰い』など数々の脚本を手がけてきた方で、自ら監督をするのは1997年の『身も心も』以来となります。

本作に出演した感想を二階堂ふみは「この作品に出演して、改めて戦争について考えたり、感じたりすることがすごく多かったです。私は戦争を知らない世代ですが、知っている世代の方の話を聞いたり、こういった映画などを作り続けることで、戦争を忘れないということはすごく大切なことだと思いました」とコメントしました。また長谷川博己との共演については、「長谷川さんとは以前に共演したことがあって、ご飯などもご一緒させて頂いたことがあり、すごく仲の良いお兄ちゃん的存在です。でも現場では、設定が設定なので心の距離みたいなものをお互いにとるようにしていました。改めて完成した作品を観ると、私は長谷川さんに引き出してもらったものがたくさんあったなと感じました」と話しました。また、長谷川博己は「僕は前に二階堂さんと共演したときから今回にかけて、彼女の素晴らしい成長ぶりを観ることができたので、すごく貴重だと思っています。前のときも素晴らしい女優さんだと思いましたが、今回はさらに成長を感じました。僕が10代のときはそこまでできなかったので、正直落ち込みますね(笑)」と話しました。二人は以前『地獄でなぜ悪い』で共演していましたが、今回はそのときの役柄とは全く違う役で共演しているので、本作を観ていてすごく新鮮でした。
市毛役を演じた長谷川博己は「僕は原作で読んだときの市毛とは、敢えて違うイメージで演じました。得体の知れない雰囲気を出すように心掛け、お客さんが観ていろいろな捉え方ができるように心掛けました」と話し、惹かれ合っていく市毛と里子の関係については、「戦時中だったからこそ、二人はああいう関係になってしまったのかも知れませんよね。もし戦争という時代じゃなかったら、二人はただの隣人に過ぎなかったと思います」と語りました。

里子の母親(蔦枝)役を演じた工藤夕貴は「私が演じた役は、矛盾するようなセリフが出てくる場面もあったので、役を理解することがすごく難しかったです。でもそういうときは、すぐに監督に聞いて助けて頂きました。蔦枝は娘とも姉とも独特の関係がある人で、戦争中でも人間ってこんなに赤裸々に生きているんだな、頼もしいなって感じました」とコメント。富田靖子は完成した映画の感想を「映画全体に何とも言えない色っぽさが漂っているのも不思議でしたし、本当に戦争映画なんだろうかって思うくらい静かですごく驚きました。でも本作の登場人物たちは、やっぱり戦争によって傷を負っているんですよね。人が人を殺めることを描く映画ではないのですが、改めて戦争について女性目線で考える映画だと感じました」と話しました。工藤夕貴と富田靖子が演じる姉妹は、ちょっとしたことで口喧嘩をする場面が多く、大人げなく見えますが、どんな時代でも姉妹関係が極端に変わることはないという意味では、すごくリアルに感じました。

最後に、二階堂ふみは「私は19歳から20歳になるタイミングでこの作品に携わることができ、出演して本当に良かったと思っています。すごく素敵な作品になっているので、この作品の世界観に浸りながらご覧ください」とコメントしました。全体的には、映画の大人っぽく静かな雰囲気そのままの舞台挨拶でしたが、ところどころで監督が「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とか、最近の大作を観ている人にとっては、この映画は退屈かも知れません」とか「友人である阪本順治監督に“この国の上の空”って言われています」とコメントし、会場を沸かせる場面もありました。
本作は戦争映画ですが、戦地の様子を描いた作品ではなく、東京で暮らす人たちの人間ドラマとなっています。ぜひ本作のキャラクターの生き様を観て、改めて戦争について考えてみてください。

『この国の空』

2015年8月8日より全国公開

http://kuni-sora.com/

配給:ファントム・フィルム

©2015「この国の空」製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

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工藤夕貴さんインタビュー

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イイ男セレクション/長谷川博己

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31 7月

スティーブン・スビルバーグが託した続編製作の意図とは?『ジュラシック・ワールド』

Posted in 未分類 on 31.07.15 by Merlyn

映画『ジュラシック・ワールド』来日記者会見、ブライス・ダラス・ハワード、タイ・シンプキンス(写真一番左)、ニック・ロビンソン(写真写真一番右)、コリン・トレボロウ監督
日本語吹き替え版キャスト:玉木宏、木村佳乃、松岡茉優

2015年7月13日、本作の来日記者会見が行われ、ヒロインのブライス・ダラス・ハワードを始めとしたキャスト&監督が登場しました。まず、監督は「本作では、ジョン・ハモンド(シリーズ1作目に登場する人物)が22年前に抱いていた、“実際に恐竜を近くで見ることができ、触れ合えるテーマパークがあったら”という夢を実現しました」と、過去作の意志を引き継いでいることを話しました。ブライス・ダラス・ハワードは、恐竜とのシーンの撮影について「今回はアニマトロニクスの恐竜たちと撮影し、まさにそこに本当に恐竜がいるのではないかと感じることができたので、一緒にいて演技をしている気持ちになりました。もちろん撮影によっては、建物のある点を見て、自分でそこに恐竜がいるんだという想像力を働かせて演技をしないといけないところもありましたが、アニマトロニクスの恐竜を作ってくれたおかげで、もし本当に恐竜がいたらどうなるんだろうということを想像することができ、ワクワクしました」と語りました。

ニック・ロビンソンは、本作の好きなシーンについて「オリジナルのファンの皆様の目に適うものでないといけない、1作目から引き継いでいる伝統をきちんと継承していかなくてはいけないと思っていました。撮影中にワクワクしたシーンは本当にたくさんありますが、僕が特に気に入っている場面は、タイと一緒にバンの後ろに乗る場面です。ああいうドキドキワクワクする体験ができるシーンというのは、映画を観る一番の醍醐味だと思います」とコメントしました。タイ・シンプキンスは、「とにかくこの作品のすべてにワクワクしました。撮影も本当に楽しくて、恐竜に追っかけられていると思って想像力をいっぱい膨らませて演技をしました。でも僕にとって一番撮難しかったシーンは、恐竜との場面ではなく、滝の上からジャンプしないといけないシーンでした。実は僕、高所恐怖症なんです。だからかなり頑張ってジャンプしました(笑)」と、素直な感想を話しました。ほかにもタイ・シンプキンスは、劇中、兄弟が乗ったジャイロスフィアの乗り心地が悪かったことも明かし(笑)、これには会場も爆笑でした。

続いてコリン・トレボロウ監督は、スティーヴン・スピルバーグ(本作では製作総指揮)から監督に指名された経緯について「スティーヴン・スピルバーグは、このシリーズの続編をずっと作りたいと思っていました。でも、本当に良い作品ができないのであれば作る気はないと話していました。また、ただお金儲けのためにとか、この映画のレガシーを引き継ぐために作るのではなく、本当に続編を作る意味があれば作りたいという説明がありました。なので、私としてもこの映画を作る上で、過去作の模倣をするのではなく、全く新しい現代の若者のための“ジュラシック・パーク”を作りたいと思いました」と語りました。

後半には日本語吹き替え版キャストの玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が登場。監督は「今まで世界を回ってきましたが、初めて吹き替え版のキャストの方とお会いしました」と喜んでいました。また、タイ・シンプキンスが演じたグレイの声を担当した松岡茉優が「タイくんの顔を一生懸命に見ながら声を入れていたので、今日は初恋の人に会ったような気分で嬉しいです」と話すと、タイ・シンプキンスがちょっと照れくさそうにしていて可愛かったです(笑)。
最後にこれから観る日本のファンに向けて、ブライス・ダラス・ハワードは「私は11歳のときに父の映画のプロモーションで初めて日本に来ました。そのときに父の映画を観る日本の方々の姿がすごく素晴らしかったことが今でも記憶に残っています。そういう素晴らしい観客に本作を観て頂けるということが本当に嬉しいです。字幕版も吹き替え版も観て、何度も本作を楽しんで頂けたらと思います」とコメントしました。監督は「今は、テレビや携帯電話、タブレットなど、いろいろな形で映画を観ることができます。でもそれはすごく孤独な作業になってしまいます。やはり映画は劇場で観て、誰かと共有するものだと私は思います。この作品は子どもでも親でもお年寄りでも皆が観られる映画です。ベビーシッターに子どもを預けて大人だけで観に行くのではなく、家族全員で映画館に行って共有することができる作品だと思います。怖いシーンもあれば、おもしろいシーンもあり、ロマンスもあります。愛する人たち皆で一緒に楽しんで欲しいと思います」と話しました。

1時間ほどある会見でしたが、内容の濃いお話を聞いていたらあっという間に時間が経っていました。映画のなかのでもブライス・ダラス・ハワードは綺麗ですが、生はさらに綺麗でした!でもタイ・シンプキンスが素直に回答する姿を見て、ブライスが誰よりもウケていたのはおもしろかったです(笑)。それだけキャストたちの仲が良いってことですね。
映画では、恐竜たちにハラハラドキドキさせられるのはもちろん、キャストたちの緊迫した演技も見どころの一つです。ぜひ家族や友達など、皆で観に行ってください!

『ジュラシック・ワールド』

2015年8月5日より全国公開

http://www.jurassicworld.jp

配給:東宝東和

Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

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映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

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タイ・シンプキンス&ニック・ロビンソン、インタビュー

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イイ男セレクション/クリス・プラット

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イイ男セレクション/オマール・シー

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14 7月

最初は主人公が違った?監督が明かす挫折の瞬間『インサイド・ヘッド』

Posted in 未分類 on 14.07.15 by Merlyn

映画『インサイド・ヘッド』来日記者会見、ピート・ドクター監督、ロニー・デル・カルメン共同監督
日本語吹き替え版キャスト:竹内結子、大竹しのぶ

2015年6月25日、本作の来日記者会見が行われました。まずは、ピート監督とロニー共同監督が登場し記者会見がスタート。本作を製作するに至った経緯について、ピート監督は「自分の娘を見ていて、子どもから大人になるにあたって、成長過程はとても美しいものだけど、親としてはちょっと寂しいところもあるなって思いました。じゃあ子どもは大人に成長する過程で、頭のなかはどんな風になっているんだろうと思ったところから始まりました。その後、共同監督のロニーと話し、それぞれの感情をキャラクター化して描くことに決めました」と語りました。すでに全米で大ヒットしている本作について、ロニー共同監督は「成績も嬉しいのですが、何よりも皆さんに観て頂き、楽しんでもらっていることが嬉しいです。多くの人に共感頂いている理由は、やはり感情というものが普遍的で、この映画そのものが皆さん自身の物語であることだと思います。それにとても魅力的なキャラクターがたくさん出てきますし、彼らがいろいろな困難を乗り越えていく姿に共感して楽しんでもらえているからだと思います」と話しました。

ピート・ドクター監督

本作で苦労した点について、ピート監督は、「一番挑戦だったことは『カーズ』であれば車、『ファインディング・ニモ』であれば魚のリサーチをして、そのルックスをベースにして描けるわけですが、感情となるとベースとなるものがないので、今回はピクサーのアーティストたちが何千ものドローイングを用意して、キャラクターを作りました。でも、“ブルーになる”や“頭を爆発させる”といった言葉の表現からはヒントを得て、キャラクター作りの参考にしました」とコメント。確かに感情には形がありませんが、完成したキャラクターたちを観ると、それぞれの感情がちゃんとわかるキャラクターになっているのがすごいです。

また、「本作をどんな思いで作りましたか?」という質問に対して、ピート監督は「最初はかなり“ビビリ”の状態で、それがだんだんと“ヨロコビ”に変わり、今は長年携わったこのプロジェクトを終えるということで、一緒に作った仲間たちや、この作品のキャラクターたちとお別れをしなくてはならないので、“カナシミ”の状態です」と、本作に登場する感情に例えながら話しました。記者より「自分自身を投影したキャラクターはいますか?」と尋ねられると、ピート監督は「“ビビリ”については、僕が中学生の頃にすごく感じた感情で、映画としても“ビビリ”について描いたらおもしろいんじゃないかと思い、最初は“ヨロコビ”と“ビビリ”をペアにして作っていました。でも進行するに連れて上手くいかないことが多く、もう失敗してしまったんじゃないかと思い、仕事を辞めて引っ越しをしようかと思ったほどです。でもそのときに、僕にとって一番失うことが悲しいのは、友人だということに気づいたんです。友人というのは、楽しいときの“ヨロコビ”の瞬間を共有していると同時に“イカリ”の瞬間や、何かを怖がる“ビビリ”の瞬間も一緒に体験している人たちなんです。そういう感情があるからこそ、友人との深い繋がりがあるんだということに気づき、急いでロニーのところへ戻り、そのことを話しました。そこから、主人公を変え“ヨロコビ”と“カナシミ”をペアにして作り直しました」と明かしました。そのまま“ビビリ”が主人公だったら、今とは全く違ったストーリーになったかも知れませんね。
会見の後半には、日本語吹き替え版で“ヨロコビ”の声を担当した竹内結子と、“カナシミ”の声を担当した大竹しのぶが登場し、監督たちに5つの感情の色をしたお団子をプレゼント。このお団子に、感激した監督たちはチャンバラごっこを始め、会場を沸かせていました。ディズニーやピクサー作品の監督って本当に楽しい人が多いですよね。その楽しさがそのまま映画にも表現されているように感じます。


最後にロニー監督は、「何よりも皆さんにこの映画を楽しんで頂きたいと思います。そして我々が作ったキャラクターに出会って欲しいです。この物語には、いろいろな感情たちが登場しますが、それぞれの感情に存在理由があり、いかに私たちが助けられているのかが感じられます。人と人とをより強く繋げてくれるこの感情たちのことを、観た方と話し合って、映画を観た後も楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。ピート監督は「この映画は、皆さんに響く作品だと思っています。世界中すべての方が感情を持っているので、本作を観て頂くことによって、自分の感情というものに対してより意識して頂けるんじゃないかと思います。ぜひご覧頂いて、これは自分の物語だと感じてもらえたら嬉しいです」と話しました。

本作は、ライリーという少女の頭のなかの感情を描いた物語となっていますが、実際に観てみると大人こそいろいろな視点から考えさせられる作品になっています。ぜひ自分の感情を客観視するような感覚で、観てもらえたらと思います。

『インサイド・ヘッド』

2015年7月18日より全国公開

http://www.disney.co.jp/movie/head.html/

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

©2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_InsideHead.html

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10 7月

まさにシンデレラストーリー!ほぼ無名のアイドルが、超有名映画の主演に『セーラー服と機関銃 -卒業-』

Posted in 未分類 on 10.07.15 by Merlyn

映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』製作発表&主演決定記者会見、橋本環奈、前田弘二監督、高田亮(脚本担当)、赤川次郎(原作者)、井上伸一郎(KADOKAWA代表取締役)、菊池剛(企画プロデューサー)

2015年6月23日、本作の製作発表&主演決定記者会見が行われました。まずは、株式会社KADOKAWAの代表取締役(本作では製作総指揮も担当)井上伸一郎より、2016年度から角川映画40周年記念映画という冠を付けた作品が何作か発表される予定であること、またその第1弾が『セーラー服と機関銃 -卒業-』であることが発表されました。井上伸一郎は、「1981年に公開された『セーラー服と機関銃』で、薬師丸ひろ子さんが演じた主人公の星泉は、純粋な少年少女の代表として理不尽な大人の社会へと機関銃を放ちました。世代を1つまたいだ現代、少年少女を取り巻く環境はさらに複雑さを増していると感じます。大人は、子どもたちの世代に自分たちのリスクやツケを押し付け、平然と笑っています。そんな理不尽さに立ち向かうため、少女が再び機関銃を手に取ります」と本作を紹介しました。ちなみに、本作はリメイクではなく、続編にあたる新たな物語が描かれるそうです。

その後監督をはじめとしたスタッフが登壇し、本作の主人公、星泉役を演じるのが橋本環奈に決まったことが明かされました。拍手で迎えられた橋本環奈は、「初めてこの役のお話を聞いたときは、“まさか私が!?”という驚きと同時に大きな喜びを感じました。私にとってはこの上ない憧れの存在である薬師丸ひろ子さんの代表作『セーラー服と機関銃』の星泉という大役をまさか私が演じさせて頂くことになるとは、夢にも思っていませんでした。今は夢の途中にいるような感じがしますが、これまでになかったような重圧も感じています。角川映画40周年記念作品第1弾の主演として恥じないよう全力で臨みたいと思います。皆さん、橋本環奈を星泉として改めまして、よろしくお願い致します」と丁寧に挨拶しました。橋本環奈は、現在16歳で普段はアイドルグループ“Rev. from DVL”の一員として活動しています。そんな彼女の起用理由について、井上伸一郎は「実はこの企画が生まれる前の2013年11月に、ネット上である1枚の写真が話題となっていました。それは当時ほぼ誰も知らない、九州でアイドル活動をしている女の子の写真で、それが橋本環奈さんでした。その写真を見て、私はすぐに彼女の事務所に“ぜひ橋本さんで映画を撮りたい”とメールを送りました。でもそのときは何の映画に出演してもらうか全く決めておらず、いきなり連絡をしました。また、福岡で開催された彼女のイベントにも行ったのですが、彼女はすごい勢いで踊っていて、その眼差しと熱意が素晴らしいと思い、その場で彼女自身に“私の映画で主演をして欲しい”と申し込みました。それから1年半が経ち、やっと彼女に見合う映画ができたわけです」と語りました。ネット上で話題となった橋本環奈の写真は覚えている方も多いのではないでしょうか?1枚の写真をきっかけに、超有名作品の主演になるなんて、まさにシンデレラストーリーですよね。

赤川次郎より橋本環奈に、前作にも登場した目高組の看板が授与

原作者の赤川次郎は「私自身、角川映画との最初のご縁は、薬師丸ひろ子さんの『セーラー服と機関銃』だったわけですが、あれから34年の月日が経ちました。そして今回、角川映画40周年記念作品として、続編にあたる『セーラー服と機関銃 -卒業-』を選んで頂き、大変光栄に思っています。映画化のお話を頂き資料を見ていて一番ショックだったのは、主演の橋本環奈さんが1999年生まれというところで、一瞬絶句してしまいました(笑)。本当に21世紀に育った方がヒロインになる時代になったんだなと思いました。20世紀の星泉は薬師丸ひろ子さんでしたが、21世紀の星泉となる橋本環奈さんにも、自分なりのやり方で、その姿を映画に刻んで欲しいと思います」と語りました。前田監督は、本作に対する思いについて「僕は子どもの頃から角川映画が大好きでしたし、そのなかでも特に『セーラー服と機関銃』は好きだったので、まさか今回僕が監督することになるとは思っておらず、とても光栄です。『セーラー服と機関銃』のなかには、好きなシーンがたくさんあるのですが、やはり10代である主人公の今しか撮れない瞬間がしっかり映し込まれている印象なので、僕としても橋本環奈さんの今しか撮れない瞬間をしっかりと映していきたいと思います」と、意気込みを語りました。

最後に、橋本環奈は「最初にプレッシャーを感じていると申し上げましたが、今日を境にこの役柄の重圧を感じるのは、やめたいと思います。やはりプレッシャーに負けてしまっては、組長である星泉という役を演じることはできないと思うので私自身、星泉のように勇気とポジティブな心を持って、楽しみながらも全力で本作に臨んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします」と挨拶しました。星泉役はこれまで、薬師丸ひろ子(1981年公開の映画版)、原田知世(1982年放送のTVドラマ版)や長沢まさみ(2006年放送のTVドラマ版)という現在も活躍を続ける女優たちが演じてきた役柄です。そんな大役を橋本環奈がどんな風に演じるのか、またその後の彼女の活躍も気になります。映画の撮影は2015年7月よりスタートしており、公開は2016年春となっています。来年の公開まで楽しみに待ちましょう!

『セーラー服と機関銃 -卒業-』

2016年春、全国公開

配給:KADOKAWA

http://sk-movie.jp/

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08 7月

シュワちゃんが12年前の約束を果たして帰ってきた!『ターミネーター:新起動/ジェニシス』

Posted in 未分類 on 08.07.15 by Merlyn

映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ジャパンプレミア、アーノルド・シュワルツェネッガー、エミリア・クラーク、西内まりや(イベントゲスト)

2015年7月6日、本作のジャパンプレミアが行われました。レッドカーペットイベントには、アーノルド・シュワルツェネッガー、エミリア・クラークのほかに、今井華をはじめとしたモデルや、『妖怪ウォッチ』のロボニャンも登場。なぜ『妖怪ウォッチ』と思ったら、どうやらアニメのなかで「アイルビーバック」と言ったり、『ターミネーター』をリスペクトしているキャラだそうです。これを機にぜひ若い世代にも本家を知って欲しいですね(笑)。

エミリアは、真っ赤なドレス姿で登場。劇中では、黒めのシンプルな格好が多く、メイクもシンプルだったので、いざ本物を見たらすごく美人でビックリしてしまいました!それだけ映画の役づくりがすごいということですね。

ステージに登場すると、アーノルド・シュワルツェネッガーは、「12年前にここへ来たときに皆さんに“I’ll be back”と約束をしました。ターミネーターは必ず約束を守るのです。今回は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』という作品に出演し、私はすごく誇りに思っています」と力強く話すと、観客から歓声があがりました。「さらに今回は素晴らしいヒロインとしてエミリア・クラークが参加してくれました」と、紹介されるとエミリアは「ニッポン、アリガトウ!私はこの作品に出演できて大変嬉しく思っています。アーノルドさんと一緒に仕事ができて光栄でした。今回アーノルドさんが演じたキャラは、皆さんも絶対に気に入ると思います。ぜひ観てください」と語りました。

若い自分との対決シーンについて、シュワちゃんは「私はこの映画のなかで2体のT-800(ターミネーター)を演じています。若い方はマシーンの味方、歳をとった方はサラ・コナーを守る役目、そして人類を守るという別々のミッションを持っています。ネタバレになってしまうのであまり詳しくは話せませんが、2人のものすごい戦いが繰り広げられます。この決闘はぜひ観て欲しいです」と話しました。サラ・コナー役を演じた感想についてエミリアは「私はすごく有名なキャラクターを演じるという幸運を手にしました。しかもアーノルドさんが、私の“おじさん”という役なんです。もちろんプレッシャーも感じましたが、ちゃんと演じきれたと思っています。皆さんにも楽しんで頂けたら嬉しいです」とコメント。また、シュワちゃんとの共演については「アーノルドさんと共演ができたことは、ものすごい喜びでした。彼からは多くのことを学ばせて頂きましたし、人としても俳優としても尊敬しています。彼に守られる役というのは世界中で一番ラッキーなんじゃないかと思います」と話すと、シュワちゃんが「私はこんなに若いので、エミリアのおじさんに見えるかどうか心配でした(笑)」と話し、会場を沸かせていました。

イベントの後半には、ゲストとしてシュワちゃんの大ファンである西内まりやが登場し、花束とクマのぬいぐるみを贈呈しました。クマのぬいぐるみを持つシュワちゃんはとっても可愛いのですが、シュワちゃん自身もクマのようなので笑えました。劇中でもシュワちゃんがクマを抱っこして登場するシーンがあるので、要チェックですよ。
西内まりやより「人間とマシーンの絆の部分はどう工夫して演じたのでしょうか?」と尋ねられると、エミリアは「意外と楽に演じることができました。素晴らしい脚本でしたし、アーノルドさんが大事なシーンでは落ち着かせてくれたので、とても演じやすかったです。私は今回が初のアクション映画でしたが、楽しんで撮影することができました」と答えました。この日のシュワちゃんとエミリアの和気あいあいとした雰囲気はステージ上からもすごく伝わってきました。

最後にシュワちゃんは「この作品は5ヶ月かけて撮った労作で、私は入念に準備をして臨みました。それくらい大切な映画です。世界中の人が楽しめると思って作りました。ぜひ観てください!そして最後に“I’ll be back”」と名台詞を決め、また戻ってくることを約束しました。現在シュワちゃんは67歳ということですが、相変わらずマッチョで分厚い胸板は健在ですし、歳をとったことも冗談のようにしてしまうカラっとした感じがとても素敵でした。“I’ll be back”と話していましたが、またぜひ戻ってきて欲しいですね。映画はいよいよ7月10日より公開です。ぜひ大きなスクリーンでご覧ください!

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』

2015年7月10日より全国公開

http://www.terminator-movie.jp/

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

© 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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イイ男セレクション/ジェイソン・クラーク

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イイ男セレクション/ジェイ・コートニー

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そのほか、J・K・シモンズ、マット・スミスも「イイ男セレクション」のコーナーにて紹介中

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30 6月

エリザベス・オルセン初来日!監督と一緒に大はしゃぎ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

Posted in 未分類 on 30.06.15 by Merlyn

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ジャパンプレミア、エリザベス・オルセン、ジョス・ウェドン監督
日本語吹き替えキャスト:竹中直人、米倉涼子、宮迫博之

2015年6月23日、本作のジャパンプレミアが行われました。まずはエリザベス・オルセンとジョス・ウェドン監督が車で登場し、レッドカーペットイベントからスタート。今回が初来日となったエリザベス・オルセンは、黒のドレスに赤リップの姿で登場し、ファンの声援に手を振って応えていました。監督は写真撮影の際にアイアンマンとキャプテン・アメリカと一緒にノリノリでポーズをしていた姿がとっても可愛かったです(笑)。

その後ステージ上に、今度は日本語吹き替えキャストの竹中直人、米倉涼子、宮迫博之も加えた5名で再登場。監督は本作のテーマについて「この映画に登場するヒーローたちは一人一人がすごい力を持っているんです。でもその力は、ただ持っているだけでは何も意味がありません。愛するもののために、力を使って戦うことによって意味がある。そして家族や社会に対するすべての愛を守るために戦うことで、愛こそがすべてだというメッセージが込められています」と語りました。

そして本作より“アベンジャーズ”の一員となったエリザベス・オルセンは、「撮影前は緊張とワクワクする気持ちがありましたが、本当に素晴らしいキャストの一員になれたことに感謝しています。そして、これからもこのスカーレット・ウィッチというキャラクターを演じ続けられることを嬉しく思っています。日本の皆さんにはこれから出会って頂くキャラクターですが、スカーレット・ウィッチとクイックシルバーについては、どうやってキャラクターができたのかというルーツも描かれています。監督から愛のお話がありましたが、私が演じる役もまた大きな愛、そして復讐心と怒りを抱えているキャラクターです。彼女がどうなっていくのかぜひ観てみてください」とコメントしました。

竹中直人は2人に会った感想について「ワタシハ、トテモコウフンシテイマス。マサカコノオフタリニアエルトハ、ホントウニオドロキデス。エリザベスサンハ、ウツクシイ!サイコー!」と、片言の日本語でコメント(笑)。すると宮迫博之から「おもいっきり日本語じゃん!普通にやれるでしょ(笑)」とツッコミ。そんな2人のやり取りを観ていたエリザベスと監督は日本語のやり取りがわからなくとも、楽しい雰囲気を楽しんでいる様子でした。

また、ブラック・ウィドウの吹き替えを担当した米倉涼子は、「監督とは以前にも会ったことがあり、そのときに本作への出演をオファーしたんですが、残念ながら出演することはできなかったので、今回もブラック・ウィドウの吹き替え担当として頑張りました。でも今回もしつこくお願いしたいと思います(笑)。もし今度機会を頂けるなら、ちょっとだけで良いので出演させて頂けませんか?」と再オファーすると、監督は「今度こそお約束します!」と話し、指切りげんまんをしていました。この約束が本当に果たされるのか、気になるところですが(笑)、もし実現したら日本人としてはやはり嬉しいことですよね。

これから本作を観る日本のファンに向けて監督は、「本当に胸を張れる自信作になっています。皆さんにもぜひ期待して楽しんで欲しいです。そして、今回エリザベスが演じたスカーレット・ウィッチは、とてもワクワクするようなキャラクターになっているので、ぜひ注目して欲しいです」とコメントしました。実はこの日が誕生日だったという監督は、「このジャパンプレミアが最高の誕生日プレゼントになった」とも話していました。そして、エリザベス・オルセンは、「皆さんには、この2時間21分を心底楽しんで頂きたいと思います。何に期待すべきかは敢えて言いません。マーベルの作品の素晴らしさは皆さん知っていると思いますし、1作目の『アベンジャーズ』も素晴らしかったですよね。あの作品をさらに越える大きさ、普遍性、ワクワクが詰まっています。ぜひこの作品をご覧ください。でも1つだけ、期待すべきことを言うとしたら、ジョス監督のウィットがより楽しめる作品になっています。ぜひ監督が描いたユーモアの部分をより楽しんでください」と語りました。

最後に、監督とエリザベスにハッピがプレゼントされて、全員で鏡開きをしました。エリザベスは小槌を片手に、マイティ・ソーのようにポーズをし、監督は樽のなかに頭を突っ込んで見せたり、2人とも大興奮の様子でした(笑)。


前作も超豪華キャスト&大迫力で楽しませてくれましたが、今回はエリザベス・オルセンとアーロン・テイラー=ジョンソンも加わり、さらにスケールアップした物語が描かれています。ぜひ大きなスクリーンで観てください!

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

2015年7月4日より全国公開

http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

©Marvel 2015

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映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh01_a/hh01_a_avengers2.html

TJE Selection イイ男セレクション/ロバート・ダウニーJr.

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そのほか、クリス・へムズワース、クリス・エヴァンス、アーロン・テイラー=ジョンソン、マーク・ラファロなども「イイ男セレクション」のコーナーにて紹介中

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エリザベス・オルセン初来日!監督と一緒に大はしゃぎ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 はコメントを受け付けていません

26 6月

長谷川博己の人生を変えた大切な出会いを告白!『ラブ&ピース』

Posted in 未分類 on 26.06.15 by Merlyn

映画『ラブ&ピース』ジャパンプレミア、長谷川博己、麻生久美子、西田敏行、園子温監督

2015年6月24日、本作のジャパンプレミアが行われ、キャストと園子温監督が登壇しました。長谷川博己が登場するなり「キャー!!」という黄色い声があがり、会場は一気に興奮状態に。このジャパンプレミアは、夕方からスタートだったのですが、お客さんのなかには13時頃からずっと並んでいた方もいたそうで、長谷川博己の人気を感じました。

長谷川博己は、映画の感想を「最初に観たときは、自分の演技が気になって、ちょっとオーバー過ぎたかなっていう後悔が先でした。でも改めてもう一度観たときは、この映画には無意識に訴えかけるような感動があるなって思いました。良一がどんどん成長して駆け上がっていくに連れて失っていくものがあって、その失ったものを取り戻したいけど取り戻せないっていう気持ちが、大人になっていった自分と重なってジーンとしました」と話しました。園監督は長谷川博己の演技について「今回は、長谷川くんが自分の殻を何枚も破ってくれました(笑)。普通なら何年もかけて破るものをたったの1秒で破り捨ててくれました。本当に凄まじい演技です」と語りました。この日の長谷川博己は、すごく爽やかな印象でしたが、映画のなかではかなりの変貌ぶりが観られます。
本作を観た感想を麻生久美子は、「カメがすごく可愛くて、観ていて温かい気持ちになりました。あとは園さんが伝えたいメッセージが直球で投げられている作品で、本当に良い話だなって思いました。個人的には西田さんの下水道のシーンが大好きで、すごく心に響くものがありました。ぜひ子どもにも見せたいと思います」と話すと、監督は「西田さんの出演シーンは、ほかに誰も人が出てこないシーンだったので、かなり辛い現場だったと思います。なので、たまに話し相手になってもらうために長谷川くんにも来てもらいました」と語りました。長谷川博己が西田敏行の撮影現場に立ち会った際は、人形を動かす作業を手伝ったことも明かしていました。


印象に残ったシーンについて、長谷川博己は「やっぱりカメのシーンですね。真面目にやればやるほどおもしろくなってきちゃって、笑いが止まらなくなってしまったんですよ。しかも麻生さんがすごく笑い上戸で、監督から何回も“笑わないで!笑顔禁止!”って言われていたのが印象に残っています(笑)」と話すと、麻生久美子が「本当に笑顔禁止ってすごく言われていましたよね。監督が何回も飛んできて、“今笑ったでしょ、絶対に笑わないで”って(笑)」とコメント。そんな楽しそうな様子を観ていた西田敏行は「いいな〜、笑える現場だったんだね。同じ映画に出演したのに、麻生さんが笑い上戸なのも知らなかったよ(笑)」と話し、会場は爆笑。ほかにも西田敏行はおもしろコメントを連発し、会場を沸かせていました。西田敏行の持つこういうおもしろさは、今回の映画のなかでもかなり活かされていますよ。

会見の後半では、本作にちなんで人生を変えてくれた“ピース”についての質問があり、長谷川博己は「スティーブン・スピルバーグですね。会ったことはありませんが(笑)、3歳のときに『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』を観て、それがトラウマになるくらい怖かったんですよ。内容がわかるわけではなかったのですが、衝撃がスゴ過ぎて、映画の世界にハマってしまいました。その出会いがなかったら今の仕事はしていなかったと思います」と答えました。これには監督も感心した様子で、「3歳でもそういう衝撃はわかるんだね」とコメント。小さな子どもで内容がわからなかったとしても、やっぱり映画は観せるべきだということをすごく感じました。

監督は最後に「僕は今回、初めて子どもも楽しめる映画を作りました。家族みんなで楽しんで、最後には笑って泣いてもらえたらと思います。それこそ長谷川くんが『インディ・ジョーンズ』を観たのと同じように、良いトラウマを子どもたちに与える映画になっていると思います。ぜひ大人にも子どもにも観て欲しいです」と話しました。

今回は、今までの園監督作品とは全くイメージが違う、愛をテーマにした作品です。ファンタジックなシーンもあれば、迫力ある特撮シーンもあるので、観る人によっていろいろな楽しみ方ができますよ。ぜひご覧ください!

ラブ&ピース』

2015年6月27日より全国公開

http://love-peace.asmik-ace.co.jp/

配給:アスミック・エース

©「ラブ&ピース」製作委員会
トーキョー女子映画部での紹介記事

映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

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【トーキョー男子映画部】特集:チャレンジすることで人生を切り開く男たち

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TJE Selection イイ男セレクション/長谷川博己

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22 6月

実はヤキモチ焼きな斎藤工の一面を共演者が暴露!『虎影』

Posted in 未分類 on 22.06.15 by Merlyn

映画『虎影』初日舞台挨拶、斎藤工、芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、石川樹、西村喜廣監督

2015年6月20日、『虎影』の初日舞台挨拶が行われ、主演の斎藤工をはじめとしたキャストと監督が登壇しました。
斎藤工は、公開初日を迎えた感想を「この映画は、ほかの出演作が公開を迎えるスタンスとはちょっと違って、配給会社が決まる前から監督と一緒に作戦を練っていました。だから僕も主演兼配給&宣伝のような立場で関わらせて頂いて、いろいろなアイデアを出させて頂いたので、すごく思い入れがあります。公開初日を迎えることができ、すごく感慨深く思います。決して大きい映画ではないのですが、映画というものは公開初日を迎えて終わりではなく、今日からこの作品がどう育っていくのかというところが大切だと思っています。ぜひ素直に観て頂いて、この映画の成長を温かく見守って欲しいと思います」と語りました。

監督は、「最近はマンガ原作などが多いのですが、この映画は完全にオリジナルの作品となっています。忍者モノっていう設定ですけど、家族というものを見直 してみたいなと思って作りました」と話し、「今日はマスコミも入っているので、茶々を入れずに真面目にやります」とコメント。すると斎藤工が「そんな虎の 帽子を被って大人しくするなんて、ちょっと滑稽ですよ(笑)」と、ツッコミを入れていました。2人は本当に仲が良いようで、舞台挨拶中もノリツッコミをし ている場面がたくさんありました。
斎藤工が演じた虎影の妻を演じた芳賀優里亜は、「今回は妻であり母親である役柄を初めて演じ、どうやってこの家族を演じていこうか考えていました。それでまず私は石川樹くん(息子役)と、毎日撮影に入る前にハグをするようにしていたんです。そしたら斎藤さんも、樹くんとハグをするようになったのですが、なぜかいつも私の後だったんです。そしたら、どうやら樹くんに私の温もり残して終わらせたくなくて、自分の温もりを残して終わらせたかったそうなんです(笑)。だから意外とヤキモチ焼きなんだなって思いました(笑)」と、現場の様子を明かしました。息子役を演じた石川樹くんは、この日どうしても言いたいことがあったようで「撮影が3月だったのですごく寒かったのですが、皆さん足袋を履いていたのに僕だけわらじを履いていてほぼ裸足だったんですよ。だからとっても寒かったです」と、クレーム(笑)。それにはキャストも「そうだったね!ごめんね」と反省の様子でしたが、津田寛治が「何か良い思い出はない?」と質問し、石川樹くんが「工さんが僕の濡れた頭を拭いてくれて、とっても嬉しかったです」と回答し、その場の空気が和んでいました。

津田寛治は、本作への出演きっかけについて「きっかけは、“ゆうばり国際ファンタスティック映画祭”のときで、監督が“津田さん、今年のスケジュールはどうなの?僕は今度、時代劇を撮ろうと思っていて、そのなかに腐った悪い奴がいるんだけど、その役をやってくれない?”って言われました。西村監督の初の時代劇に絶対に出演したいと思って、マネージャーに相談してすぐにスケジュールを調整してもらいました」と、話しました。津田寛治と監督はとても仲が良い様子で、この話題の後も監督が「映画の話をする前は年収の話をしていたんだよね(笑)。津田くんと僕は、同年代で…」と雑談が始まり、途中で監督が「ごめん。またこういう話になっちゃった」とハッとして映画の話に戻し、会場を沸かせていました。
しいなえいひは、斎藤工との共演について「斎藤工は、今いろいろなところで大活躍していますが昔から本当に変わらない人で、西村組に帰って来るときは、いつも同じ顔をして戻ってきてくれます。もちろんほかのところで活躍している斎藤工もカッコ良いのですが、この映画の彼は、西村作品だからこそ見られる本質的な顔をしています。そういうところもこの作品を観て感じて欲しいです」と話しました。

最後に監督は「僕はこの作品を、このメンバーで今後も続けていきたいと思っています。もし皆さんが観て気に入って頂けたら応援して欲しいと思います。よろしくお願いします」とコメントし、斎藤工は「普通映画は、企画の段階である程度プランニングがあった上で始まるのですが、今回は西村監督のセンスに賭け、みんなで一生懸命作りました。今日がすべてじゃないので、今週も来週も来年もずっとよろしくお願いします」とコメントしました。

そしてフォトセッションに入るところで、斎藤工から一言「僕は初日に来て頂くお客さんは、この作品の広報部長だと思っています。その広報部長に対して素材を提供しないというのは可笑しいかなと思うので、写真撮影をOKにしたいと思います」と話し、お客さんへの撮影許可が出ました。これには会場も「えー!」と驚きの声があがり、皆さん嬉しそうに写真撮影をしていました。ちなみに斎藤工は舞台挨拶が始まる前に、各キャストの事務所にもきちんと確認した上で撮影オーケーになったそうです。こういう抜かりないところがまたカッコ良いですよね(笑)。
各キャストも話していましたが、本作ではいつもテレビやCMで観る斎藤工とは、またひと味違った顔を観ることができます。ぜひ皆さんも劇場でその姿をご確認ください!
『虎影』

2015年6月20日より全国公開

http://www.torakage.com/

配給:ファントム・フィルム

©2014「虎影」製作委員会

トーキョー女子映画部での紹介記事

映画批評&デート向き映画判定、キッズ&ティーン向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh04_ta/hh04_ta_torakage.html

TJE Selection イイ男セレクション/斎藤工

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22 6月

99%女子の会場から黄色い声援!今キテるアラフィフ北欧俳優マッツ・ミケルセン初来日『悪党に粛清を』

Posted in 未分類 on 22.06.15 by Merlyn

映画『悪党に粛清を』マッツ・ミケルセン来日『悪党に粛清を』主演マッツ・ミケルセン来日舞台挨拶

2015年5月12日、マッツ・ミケルセンが映画デビュー18年目にして初の来日を果たしました。舞台挨拶付上映回のチケットは発売開始から1分で完売、会場となった新宿武蔵野館の外にはすごい人だかりができていて、人気ぶりがうかがえました。そして、驚いたのが会場に集まった観客が99%女子だった点です。マッツは今年で50歳(1965年11月22日生まれ)となるアラフィフ俳優ですが、ファンには若い方が多く、やっぱりおじさんブームなのかなと思いました(笑)。でも、今はやっぱり海外TVドラマ『HANNIBAL/ハンニバル』に主演しているのでそのファンも多いのかも知れないですね。そして、ファンが会場の外でも中でもワクワクドキドキ待ちかまえるなか、ふらっと普通にロビーに現れたマッツ。予期せず私のすぐ横を通り過ぎていったのでビックリしましたが、背が高くスラッとして顔が小さくてむちゃくちゃカッコ良かったです。

そして、舞台挨拶が始まり、マッツが登壇すると会場の女子からは黄色い声援が飛び交いました。マッツは「監督のクリスチャン・レヴリングは、幼少の頃から西部劇に憧れていて、西部劇を作るのが長年の夢でした。そういうわけでデンマーク製の西部劇ができたわけですが、歴史をみるとこうなって然るべきだと理解頂けると思います。というのもアメリカの開拓史では我々欧州人、デンマークから移民がやってきてアメリカを開拓していったわけですから、アメリカ人の西部劇を取り返したと捉えて頂ければと思います。これから観て頂くのでネタバレしないようにしますが、この映画は復讐を果たしていくなかでどこまで人間性を保てるかということをテーマにしています。今夜の上映ぜひ楽しんで頂ければと思います」と挨拶。

映画『悪党に粛清を』マッツ・ミケルセン来日司会者から「この映画は南アフリカで撮影されたそうですね?」と聞かれると、「おっしゃるとおり、ロケ地は南アフリカでデンマーク人がアメリカの西部劇を南アフリカで撮ったというちょっとおもしろい作品になっています。すごく景色が良いところだったので撮りたい画は撮れたんですが、なんせ南アフリカですから、カメラをこっちに向けると西部劇になっているんですけども、ちょっとアングルを変えるとシマウマが走っていたりということもありました」と楽しげに話していた様子がお茶目でした。続けて司会者からマッツの抑制された演技について聞かれると、「文化的なこともあるのかも知れません。皆さんにとっては非常に抑えた感じでも、デンマーク人にとっては普通です。とはいえ、これは西部劇ですので、セリフで(物語を)運ぶわけではないんですよね。西部劇というのは広大な景色があって、そこに一人の男がいてっていう引きの魅力、表情で語るというのが魅力のジャンルだと思います」とコメント。さらに『HANNNIBAL/ハンニバル』での演技との比較を聞かれると、「ハンニバルは確かに抑制した芝居をさせて頂いてますが、実に実に楽しく人生を送っている人なんですね。だから、この映画の主人公よりは楽しそうな人なんだと思います(笑)」と話しました。この回答を聞いて、『HANNNIBAL/ハンニバル』でのキャラクターを思い浮かべると、「確かに〜」と思っちゃいましたね(笑)。

最後に本作の見どころを聞かれると「見どころはネタバレになるとまずいので、このシーンがというのはお伝えできないのですが、とにかく美しい映画です。例えば西部劇で言うと、セルジオ・レオーネや黒澤明監督の作品からインスパイアされています。僕自身、黒澤明監督の『七人の侍』とかとっても好きで、侍の映画だけど西部劇だと思って観てました。そういった巨匠たちの作品にインスパイアされた映画です」と締めました。

本作は、家族を奪われた一人の男(マッツ・ミケルセン)が、復讐のために悪党に立ち向かうストーリー。マッツ・ミケルセンの男臭さと、紳士的な雰囲気の両極の魅力が最大限に活かされた作品です。女子でも楽しめる西部劇です!

映画『悪党に粛清を』マッツ・ミケルセン『悪党に粛清を』R-15

2015年6月27日より全国公開

クロックワークス/東北新社

http://akutou-shukusei.com/

©2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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6/22午後UP予定

イイ男セレクション:マッツ・ミケルセン

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99%女子の会場から黄色い声援!今キテるアラフィフ北欧俳優マッツ・ミケルセン初来日『悪党に粛清を』 はコメントを受け付けていません

16 6月

三池崇監督が大人空間で市原隼人との初対面を語る『極道大戦争』

Posted in 未分類 on 16.06.15 by Merlyn

映画『極道大戦争』トークショー付特別試写会、三池崇史監督、市原隼人

2015年4月20日、“第15回三池崇監督presents 大人だけの空間、映画『極道大戦争』トークショー付き特別試写会”が行われました。このイベントは、毎回三池崇監督自らプレゼンターを務め、豪華ゲストと監督による台本のないトークショーが名物の試写会。会場は六本木ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京で、飲酒&喫煙(上映前後のみ)OKの大人の雰囲気漂うイベントとなっています。

まず三池監督は、「今は非常に不条理な世の中で、映画を観るときも行儀良く鑑賞するのですが、たまにはお酒を飲んで食べながら映画を楽しもうじゃないかということで、この“大人だけの空間”を始めました。ぜひ自由に映画を楽しんで頂ければと思います」と話しました。このイベントはMCなしということで、イベント中はすべて監督自身が進行役を務めていたので、いつものイベントとはちょっと違う感じでしたが、その分監督の自由度も増していろいろな話をしていました。

その後、ゲストの市原隼人が登場し「監督の『極道大戦争』で、影山役を演じた市原隼人です。この映画はすごくクレイジーな作品で、こんなに楽しい現場は人生で初めてでした」と挨拶し、トークショーがスタート。監督は、本作が企画スタートしたきっかけについて「今回の脚本を書いたのは、僕の作品でずっと助監督をやってきた山口義高で、おととし彼と飲んでいたときに、何か一緒にやろうという話で盛り上がりました。それで何をやろうかって聞いたら“ヴァンパイア映画でしょ。噛まれたらヤクザになるんですよ”って(笑)。飲みの席の話だし、普通ならその場で終わるはずなんですが、その飲んだメンバーのなかに日活のプロデューサーの方がいたんです。そしたらそのプロデューサーの目が光って“それはいける!”って言ったところが始まりです」と明かしました。最初に台本を読んだときの感想を市原隼人は「カエルやカッパが出てくるし、ヒップホップの世界だし、何も想像ができませんでしたね(笑)。三池監督の作品だし、しかもインドネシアのアクションスターであるヤヤン・ルヒアンさんも出ているし、この組み合わせは映画や一般常識のいろいろなボーダーを壊してくれるんじゃないかと思って、そのなかの一員として僕も参加したいと思いました」とコメントしました。主人公の影山役が市原隼人に決まってからはさらに企画の進行が加速したそうで、監督は「影山が市原隼人ならこういう映画だろうと思って作りました。だから映画を観て“これはどうなの?”って思ってもそれは市原さんのせいです(笑)」と話し、会場を沸かせていました。

続いて本作のポスターを見ながら登場キャラクターの話題になり…

三池監督:このキャラクター(カエルを指差しながら)は何だと思いますか?

観客A:何かのCMのキャラ?

三池監督:違うんですよ(笑)。もし街でこいつに出会ったら気を付けてくださいね。人生をボロボロにされます。

市原隼人:映画のなかではさらに進化しますからね!こんな可愛い状態じゃなくなるんですよ。

会場:えー!!

三池監督:KAERUくんは進化を遂げて、それと戦うために市原隼人も変わっていくんです。あんまり観る前に言ってはいけませんね。じゃあ、こんなに剣を振り回すリリー・フランキーを観たことがありますか?

会場:ない!

三池監督:リリーさんっていつもは、静かにボソボソと話す役が多くて、すごく良い味を出しているのですが、今回は暴れまくります(笑)。リリーさん自身「初めて映画でこんなに汗をかいた」って言っていました。

会場:アハハハハ!

三池監督:市原くんは、今回リリーさんとは初共演?

市原隼人:はい。初めて共演させて頂いたのですが、撮影裏では言えないようなハードな話が多かったです。でもリリーさんが話すと何でもオシャレに聞こえるんですよね。

その後も話題は尽きず、大盛り上がり。ステージと観客との距離も近いので三池監督が観客に会話を投げる場面もたくさんありました。
また、市原隼人自身と初めて会ったときのエピソードを監督は「最初に市原くんと会ったときの印象が忘れられなくて、その当時のプロデューサーが市原くんに向かって“今回の役は大変だね。君はどうやって今回の役を演じようと思っているんだ?”と聞いたら、市原くんは“自分、役づくりしないんで大丈夫です”って言ったんですよ。そしたらプロデューサーの目が点になっちゃって、僕はこいつすごいなって思いました(笑)。でも本当に役づくりしないってことじゃなくて、もちろんちゃんとその役に関することをリサーチするんですが、それをちょっと知ったからといってその人間のすべてがわかるわけでなくて、現場で感じながら演じていくっていうことだったんです」と話しました。それに対し市原隼人は、「役者ってよくわからないですよね。結局は自己満足の世界のような気もしますし、原作や作品に関する本を読んだり、その舞台となる場所のことを調べたりもしますが、それが役づくりなのかわかりません。やっぱり現場に持ち込んだものをそこにいる人と共有することなんだと思います」とカッコ良くコメントすると、監督が「市原くんっていつもそういう感じなの?」とツッコミを入れていました。市原隼人はルックスも声も素敵でしたが、コメントの仕方も深みがあってすごく好感が持てました。

最後に監督は本作について「こういう映画は好き嫌いで言うと二つに分かれると思います。特に大人になると悪いところばかりが目に付くようになってしまうので、子どもの頃に返って楽しいところに注目して観て欲しいと思います。そうじゃないと大変なことになるような気がするので(笑)」と意味深なコメント。でも映画を観るとその意味がよくわかります。ヤクザたちのアクション、コミカルで笑えるシーンなど、いろいろな要素がミックスされた映画です。ぜひご自身の目でそのすごさを体感してください!

『極道大戦争』

2015年6月20日より全国公開

http://www.gokudo-movie.com/

配給:日活

©2015「極道大戦争」製作委員会

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