トーキョー女子映画部の取材リポート

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13 3月

大沢たかお、役者冥利に尽きる経験ができた!『藁の楯 わらのたて』

Posted in 未分類 on 13.03.13 by Merlyn

『藁の楯 わらのたて』完成報告記者会見、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、三池崇史監督

2013年3月13日、『藁の楯 わらのたて』完成報告記者会見が行われました。撮影が行われたのは昨年の夏で、暑いなかキャストとスタッフが三池組の一員として熱く作品づくりに取り組んだそうです。

三池監督は本作の撮影について、「昨年の夏、私は自分のなかで【やればできる子キャンペーン】を開催していました(笑)。今までだったら諦めていたことを自分たちがハードルを上げてやってみようと思い、熱い夏を過ごしました。スタッフ、キャストともに持てる力以上のものを出し、やる気になればできるんだという思いで作り上げたことで、本当に素晴らしい作品ができたと思います」と話しました。監督は自分自身にも高いハードルを設定し、海外ロケなども含め初の試みが多い作品だったようです。

大沢たかおは、本作に参加した感想を聞かれると「今までになかった経験を毎日させてもらいました。スケール感も含めて見たことのない場所で撮影できたり、こんなことができるんだという驚きの連続でした。本当に役者冥利に尽きる時間を過ごさせてもらいました。今回監督とは初めてご一緒させて頂きましたが、とても信頼が置ける方でした。また、監督は自ら芝居をして演出をされるので、それがすごく上手くて良い意味でプレッシャーにもなりました」と笑顔で回答。同じく今回が三池組初参加となった松嶋菜々子は「三池組は、お互いを信頼し任せ合っていて、言葉数少ない監督の指示ですぐに撮影に入っていくのが本当に素晴らしかったです。それに監督自ら、明るく楽しく仕事をしようという雰囲気を作ってくださり、良い緊張感を保ちつつメリハリのある現場で、楽しくやらせて頂くことができました」とコメントしました。

「藤原さんは、今まで全国民を敵に回すような犯人役はなかったと思うのですが、抵抗はありませんでしたか?」と司会者が藤原竜也に尋ねると、「僕としてはこの役を楽しんでやらせてもらいました。キヨマルの役をやるのがどうとかというよりは、この『藁の楯 わらのたて』という作品自体を楽しもうと思ってやりました。キヨマルというのは、本当に幼稚で何を考えているのかわからないようなキャラクターですが、僕のなかにもそういう部分があるので自分からそう遠くはないキャラクターだったんだと思います」と答えました。凶悪犯役という実際の藤原竜也とかけ離れたように思えるキャラクターですが、共通点があるとは意外です。

監督がこだわった点について聞かれると、「自分自信はこだわるというよりなるべくフラットな状態でいて、どちらかというと原作者の思いや、それを演じる人たちの思い、スタッフたちの思いというものを吸収する立場であれば良いかなと思っていました。特に木内一裕さんの原作には、本当はこんな映画が観たいという思いが込められていると私は解釈していたので、それを映画化したときに木内さんをがっかりさせないようにしたいと思いました。とにかく、今までできなかったことでも挑戦して撮るということが今回のテーマでした」と話していました。

今回紅一点となった松嶋菜々子ですが、やはりきれいな方でした!全体のパーツが小さいのはもちろんのこと、子持ちの母とは思えない美脚の持ち主で、特に膝は何の跡もなくつるっとしていて、ついつい目を奪われました(膝がきちんと写っている写真がなく申し訳ないのですが…)。大沢たかおも初めと最後の挨拶を行っていましたが、急な司会者の振りに対しても即座に対応しているあたり大人の男性の魅力を感じました。そんな二人が映画のなかではSP役を演じ、藤原竜也が演じる凶悪犯を警護するというアクションありサスペンスありの見応えある作品になっているようです。三池監督の【やればできる子キャンペーン】の成果が気になるところです!

『藁の楯 わらのたて』

2013年4月26日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

http://wwws.warnerbros.co.jp/waranotate/index.html

©木内一裕/講談社 ©2013映画「藁の楯」製作委員会

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01 3月

『フライト』デンゼル・ワシントン、「どの役についても完全に感覚をつかんだと思ったことはない」

Posted in 未分類 on 01.03.13 by Merlyn

『フライト』デンゼル・ワシントン、ロバート・ゼメキス監督『フライト』来日記者会見、デンゼル・ワシントン、ロバート・ゼメキス監督、ローリー・マクドナルド(プロデューサー)、ウォルター・F・パークス(プロデューサー)

『フライト』デンゼル・ワシントン、ロバート・ゼメキス監督、ウォルター・F・パークス(プロデューサー)、ローリー・マクドナルド(プロデューサー)2013年2月20日、本作の来日記者会見が行われ、デンゼル・ワシントンは4年ぶり5回目、ロバート・ゼメキス監督も4年ぶりの来日を果たし、ハリウッドを代表するヒットメイカーでプロデューサーのウォルター・F・パークスとローリー・マクドナルドも出席しました。

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたこともあり、記者たちはデンゼル・ワシントンの役作りに興味津々。初の機長を演じたことについて聞かれたデンゼル・ワシントンは、「デルタ・エアラインズの協力を得て、フライト・シミュレーターで訓練しました。操縦の訓練には本来2,3年かかるところを、私たちは2,3週間、実質は2,3日で行いました。あとロバート・ゼメキス監督はパイロットなので不明な点は彼に聞きましたが、非常に難しくよくわからないこともありました」と撮影秘話を語ってくれました。

ロバート・ゼメキス監督は、そんなデンゼルの演技について「彼との仕事にワクワクしました。特に一番驚いたのは、彼の選択がすべて正しかったことです。演出をする必要は全然ありませんでした」と絶賛。それに対してデンゼルは「ゼメキス監督は非常にリラックスした環境を作ってくれて、俳優は何でも試せる環境で不安を感じることがなく、監督を信頼し、とてもやりやすかったです」と答えました。プロデューサーのバークスは、「デンゼルは脚本に対してとても忠実で敬意をもってキャラクターを描写していることに感激しました」と話し、マクドナルドは「彼はキャラクターの資質としての強さを表現しながら、もろさや弱さも出していて、それでもセンチメンタルになることもなく、とても素晴らしかったです」と称賛しました。

そして、様々な顔を持つこの主人公の役作りについてさらに掘り下げて質問されたデンゼルは「とにかく脚本が素晴らしく、この脚本のなかにすべてが含まれていたので、私は即興やアドリブはしなくて良かったんです。全部ページ上にあるのでそれを忠実にやっていき、レベルを調節したり、どう解釈するかという問題だけでした。あとリサーチはかなりしました。いろんな人に話を聞きましたが、役作りは一つのアプローチではないんです。今までやったどの役についても、完全につかんだという感覚は持ったことはないです」と語りました。すごく謙虚ですね。頭で演じているというよりは、直感なんでしょうね。

登壇者のコメントから、この作品のキーポイントは、デンゼル・ワシントンの演技力と脚本、そしてチームワークだなと思いました。前半と後半で展開が大きく変わり、意外な展開と感動をもたらす作品で、デンゼルの演技力と脚本力を実感できますので、ぜひご覧ください!

映画『フライト』デンゼル・ワシントン『フライト』

2013年3月1日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.flight-movie.jp/

© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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18 2月

映画『クラウド アトラス』個性派監督3人が揃って来日!

Posted in 未分類 on 18.02.13 by Merlyn

『クラウド アトラス』監督来日記者会見、トム・ティクヴァ監督、ラナ・ウォシャウスキー監督、アンディ・ウォシャウスキー監督

2013年1月24日、『クラウド アトラス』監督3名による来日記者会見が行われました。6つの時代が交錯し、俳優たちがさまざまなキャラクターを演じた本作。監督3名がこの作品に対する思いや役者たちの撮影エピソードについて明かしてくれました。

「なぜ映像化不可能と言われた原作を映画化したのでしょうか?」と質問されると、アンディ・ウォシャウスキー監督は「今回のように物語の構造が複雑で、6つの時代が行ったり来たりする物語は、絶対に映像化できないと皆さんに思われがちなのですが、私たちは映像化不可能なものはないと思ってこの作品を作りました」と回答。トム・ティクヴァ監督は「私はこの作品の原作が映像化できないと言われていたことがむしろ魅力に感じ、映像化してみたいと思いました」と答えました。複雑な構造を持つ原作だったからこそ、監督の血が騒ぎ映像化に至ったようですね。

「スター俳優に複数の役を演じさせた経緯を教えてください」という問いに対しアンディ・ウォシャウスキー監督は、「トム・ハンクスは、この話を持っていったときすごく喜んでいました。本人にとって今までにやったことのない役柄で演じているときもとても楽しんでいました」とコメントし、ラナ・ウォシャウスキー監督は「ほかの俳優たちもこの映画のアイディアにとても喜んで挑戦してくれました。それぞれの魂がいろいろな顔を持っているので、俳優たちは各キャラクターのアイデンティティを探求してくれました。それに、時代によって主役を演じたり脇役を演じたりすることにとても魅力を感じてくれたようです。特にヒュー・グラントは、ほかの作品だと主演が多いのですが、今回はバックグラウンドに溶け込む役柄を楽しんで演じていました」と回答。一つの魂が時代を行き来する設定があることから、一人が何役もこなさなければならない難しい作品ですが、役者たちは楽しんで演じていたようですね。ぜひ誰がどの役をやっているか探しながら観てみてください!

「この映画の本質的な部分についてどう思いますか?」と聞かれると、ラナ・ウォシャウスキー監督は「原作者のデイヴィット・ミッチェルは、哲学的にも美的にも大きなキャンバスで物語を描いています。そのなかに彼の好きなストーリー要素が入れ込まれ、東洋と西洋問わず混ぜ合わせた哲学が表現されています。この作品の、進化を止める要素や人間を差別する壁、人間を支配し搾取するというメカニズムを超越し愛が未来の扉を開いてくれるというメッセージに惹かれ、私たちもその思いや信念や思いを入れ込むことができると思いました。この作品を作ることで私たちもデイヴィット・ミッチェルの信念の扉を開くことができたと思っています」と答えました。

「この映画の楽しみ方は?」と尋ねられると、アンディ・ウォシャウスキー監督は「どんな映画でも先入観を持って観ることはよくないと思うので、オープンな状態で観て欲しいと思います」と答え、トム・ティクヴァ監督は「原作者が本を書いたときから私たちがこの作品を作るまでにずっと繋がりがあったのだと思います。この作品を観て皆さんも何か親しみや思い出を感じてもらえると思います。ぜひ劇場で観てその会場にいる人たちとこの映画を観る経験そのものに、人と人との繋がりを感じて欲しいです。楽しんで観てください」とコメントしました。

やはりピンクヘアとスキンヘッドのウォシャウスキー姉弟の独特な雰囲気は目を引きました。それにふとしたときの表情が、かなり似ていておもしろかったです。トム・ティクヴァ監督とウォシャウスキー姉弟の仲の良さがわかる場面もあり、トム・ティクヴァ監督がつい長くしゃべり過ぎてしまうと、アンディ・ウォシャウスキー監督が「長くなってごめんなさい(笑)」と冗談を交わすシーンもありました。この3人が監督だったからこそ、172分の長時間映像を余すことなく作り上げ、メッセージがたくさん詰まった作品が出来上がったのだと感じました。何度観ても新しい発見がある作品です!まずは劇場でご覧下さい。

『クラウド アトラス』

2013年3月15日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

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©2012 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved.

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04 2月

イ・ビョンホン来日!俳優と王のリーダーシップの違いとは?

Posted in 未分類 on 04.02.13 by Merlyn

『王になった男』来日会見、イ・ビョンホン

2013年1月29日、イ・ビョンホンの来日会見が行われました。会見場にはイ・ビョンホンが劇中に着用していたという衣装が飾られていました。ハリウッドでの活躍も印象深い、イ・ビョンホンですが、意外にも本作が初の時代劇出演だったようです。

「暴君である王と、彼の影武者である心優しい道化師と二役を演じるということで、かなり挑戦という意味合いが強かったのではないかと思いますが、いかがでしたか?」と尋ねられると、「私にとって今回は初めての時代劇で、王という役を演じるのも初めてのことでした。これまで特に時代劇の出演を避けていたわけではなく、今回の映画が時代劇だから出演したのでもありません。とにかく、この映画の物語が非常に素晴らしく、楽しい作品だと思えたので出演しました」と答えました。「最初にシナリオを読んだときに、出演する決め手となったシーンはありましたか?」という問いに対しては、「どこか一つのシーンだけで出演を決めたわけではありません。物語の全体が、私の心に響いたので出演を決めました。というのも、重くなりがちな部分ばかりでなく、非常におもしろくコミカルな部分もあり、これは素晴らしいシナリオだと思いました。私にとってそのとても骨太なメッセージがこの作品にあるというところが、出演の決め手となりました」と答えました。この作品全体が、イ・ビョンホンの心を動かしたということですね。

現場を引っ張っていく主演俳優としての立場と、王様を演じるということで何か共通することは何かありましたか?」という質問に対しては、「確かに、表面的に似ているところはあると思います。いつも周りの視線を集めるところや、そのことによって制限された生活をしなければいけないところ、そして権力を持っていてもそれを乱用してはいけないところとかは似ていると思います。仮に自分が何か命令したとしたら、それは叶うかも知れないのですが、必ずそこには責任が伴って、責任を取らないといけないというところも似ていると思います。ただ、俳優と王の責任感が似ているとはいえ、違う部分もあると思います。王というのは、民の声に耳を傾けて民の求めることをやっていくのですが、俳優というのは、ずっと最初から最後までファンの声に合わせてしまうと、自分のカラーを失うということがありえます。そういった点では、王と俳優はやはり違うものだと思います」とコメントしました。やはり影響力がある分その責任の重さがあると思うのですが、イ・ビョンホン自身その辺を上手くコントロールして自分のカラーを消さないようにしているという姿勢が素晴らしいですね。

会見中に日本語で、「韓国でのヒットは自分が出ていたからです!」と言ったあとに、「冗談です」とジョークで会場をわかせたり、イ・ビョンホンのチャーミングな一面も見ることができました。さすがに鍛え上げられた体を見ることはできませんでしたが、肌が本当にきれいでびっくり!女子としてはスキンケア方法を伝授してもらいたかったほどです(笑)。今年はまだ公開を控えているハリウッド大作もあるようですし、さらなる活躍に期待が高まります。とはいえ、まずは『王になった男』で王と影武者を演じるイ・ビョンホンをチェックしたいですね!

『王になった男』

2013年2月16日より全国公開

配給:CJ Entertainment Japan

http://becameking.jp/

©2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

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28 1月

映画『世界にひとつのプレイブック』の代表として来日したイケメン、ブラッドリー・クーパー

Posted in 未分類 on 28.01.13 by Merlyn

『世界にひとつのプレイブック』来日プレミアイベント、ブラッドリー・クーパー、黒木メイサ(特別ゲスト)

2013年1月24日、ブラッドリー・クーパー来日プレミアイベントが開催されました。今回は、舞台挨拶を兼ねたブレミア試写会だったため、会場いっぱいにファンの方々が駆けつけました。また、ブラッドリー・クーパーがファンの方々と交流したいと提案したことから、この日の登場は客席からとなり、これにはファンの方々も大喜びの様子でした。

ブラッドリー・クーパーは本作について、「この作品は、我々がいかにお互いを必要としているかが描かれた映画で、デヴィット・O・ラッセル監督は、リアルな人々を描こうとしていました。私たちはときに、その場にいるのにアウトサイダーのようになってしまい、疎外感を感じることがあると思います。ですが、この映画を観て自分がインサイダーで、その仲間の一人になれたと感じてもらえたら、僕らがやろうとしていたことは伝わったということだと思います」と語りました。また、「ジェニファー・ローレンスやロバート・デ・ニーロと共演してどうでしたか?」と聞かれると、「この二人については、演技をするということが不可能でした。どういうことかというと、二人ともリアルに役になりきってそこにいるからです。だから、パッドという役はすごく難しかったのですが、この二人と共演することで、すごく演じやすくなりました。それに、ジェニファーは本当にすごい才能の持ち主で、ロバート・デ・ニーロは最も偉大な俳優と言っても過言ではありません。この二人とコラボレーションできたことは本当に嬉しかったです」と回答しました。本作でアカデミー賞ノミネートされている俳優たちのリアルな演技、ぜひ注目したいですね。

「この映画のラブストーリーの部分で、ここは特にスペシャルな部分というのはどこですか?」という問いに対しては、「とてもロマンティックな映画で、僕が演じたパッドは、人生で迷っていて、心に痛みを抱えているときに、このジェニファー・ローレンスが演じるティファニーと出会います。そのあとのことはネタばれになってしまうので言えませんが、やはり人というのはお互いありのままに受け入れることができ、愛することができるというのは特別なことだと思います」とコメントしました。パッドとティファニーのダンスシーンもあるということで、どんなロマンティックな展開が待っているのか楽しみです。

「演技をしたりプロデューサーもしたりといろいろな才能をお持ちだと思うのですが、現在のご自分の立ち位置をどういう風に理解していますか?」と、司会者が質問すると、「正直まだまだこれからスタートするという気持ちでいます。やはり人生にはいくつか転機となることがあり、今回の監督との出会いや、ロバート・デ・ニーロとの再共演、プロデューサーに今まで自分が演じたことのない役を演じるチャンスを与えてもらえたことというのは、どれも自分にとっては大きく感謝するべき点であると思っています」と感謝の意を述べました。さらに、今作で意気の合った監督と次回作も一緒に作るという嬉しいニュースも明かしてくれました。

後半には黒木メイサが花束ゲストとして登場しました。会場の方々にはこのゲスト登場はサプライズだったようで、「えー!?」という驚きの声とともに歓声があがっていました。昨年出産したとは思えない抜群のスタイルで、黒のドレスにスラッと伸びた足が本当にきれいでした。

ブラッドリー・クーパーは最後に「ありがとうございます」と日本語で挨拶。そして「この映画を楽しんでください」とコメントし、盛大なプレミアイベントは幕を閉じました。ブラッドリー・クーパーの整った顔立ちは常に目が釘付けになってしまいました(笑)。ファンサービスも素晴らしく、さらに日本の女性を魅了したことでしょう。本作で新しい役に挑戦していると本人も語っていましたが、今までの映画とはまた違うブラッドリー・クーパーを堪能できそうですね!ぜひ、観てください。

『世界にひとつのプレイブック』

2013年2月22日より全国公開

配給:ギャガ

http://playbook.gaga.ne.jp/

© 2012 SLPTWC Films, LLC.  All Rights Reserved.

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18 1月

アン・リー監督、演技初経験のスラージ・シャルマを主演に抜擢した理由とは?

Posted in 未分類 on 18.01.13 by Merlyn

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』来日記者会見、アン・リー監督

2013年1月17日、アン・リー監督来日記者会見が行われました。監督は会見中、終始にこやかな表情で作品について丁寧に答えていました。また先日、本作がアカデミー賞の11部門でノミネートされたことから、この日の質問もアカデミー賞について注目が集まりました。

「映像がすごく素晴らしい作品でしたが、パイというキャラクターのどのような点に特徴づけをされたのですか?」という問いに対し、アン・リー監督は「視覚効果の多い作品ですが、基本的に私はドラマを演出する監督なので、人間性を観察したり、また対立したりという人間関係を見たり、そういうドラマを基本的に作りました。この作品の題材が気に入った理由はそういう対立だとか、自分のなかの内面的なものが非常によく描かれているからです。私はパイというキャラクターは全ての人間を象徴するようなキャラクターにしようと思いました。この作品はパイが漂流するごとに純粋さを失っていき、いかに大人に成長していくかというストーリーだと思います」と語りました。映像美に関してはすでに話題となっていますが、監督がこだわったドラマ性の部分にも注目して観たいですね。

「若いパイ役に、本作で演技初経験のスラージ・シャルマをなぜ選んだのか、それとどのような点に注意して演技指導されたのですか?」という質問に対しては、「16歳のインド人のムービースターはいないので、新しい真珠を見つけるしかないという状況でした。実際にインドの町の高校に行って、3000人くらいに会うということを3回やりました。本読みをしてもらったり、インタビューをしたりして12人まで絞り、そのとき初めてスラージに会いました。具体的にどういう人がパイのイメージだと考えていなかったのですが、彼と会った瞬間に彼こそパイだと思いました。演技は、私が個人的に教えましたが、彼は本当に自然体で、撮影をするに連れてどんどん演技が上手くなっていきました。また、最後の方の撮影ではパイが自分のなかの狂気と闘い、正気を保つことに専念するという演技をしなければならず、実際の現場でわざと誰も彼と話させず、孤立するようにしました。そうすることによって彼の表情も変わっていき、よりスピリチュアルな感じになりました。彼を見ていたら、私たちが映画を作る初心にかえらされましたし、たくさんインスピレーションを受けることができ、私自身学びの場となりました」と答えました。スラージ・シャルマはこれだけ大勢の方のなかのうちの一人だと思うと、本当に逸材の人物だったということがわかりますね。

「監督は過去にアカデミー賞を受賞されたこともありますが、アカデミー賞というものは監督にとってどんなものですか?」という質問には、「アカデミー賞というものは世界で最も大きな賞といえると思います。世界中の目が向けられている、そういう場でもあります。すでにこの作品を作り上げたことで満足していますが、そこに賞が付くとボーナスのように感じます。アカデミー賞は、世界中の前で発言ができるので、自分と一緒に仕事をしてくれた方々に感謝できお礼が述べることができるので大きな名誉だと思います」とコメント。控えているアカデミー賞受賞の有無も気になるところではありますが、素晴らしい映像と主人公パイのドラマを楽しみにぜひ劇場で観てください。

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

2013年1月25日より全国公開

配給:20世紀フォックス映画

http://www.foxmovies.jp/lifeofpi/

© 2012 Twentieth Century Fox

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10 1月

『アウトロー』トム・クルーズがスタントなしのカーアクションに挑戦!

Posted in 未分類 on 10.01.13 by Merlyn

『アウトロー』記者会見、トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、クリストファー・マッカリー監督

2013年1月9日、本作の記者会見が行われ、前日に自家用ジェット機にて来日したトム・クルーズに加え、ロザムンド・パイクとクリストファー・マッカリー監督が登壇しました。トム・クルーズは撮影の裏話をたくさん披露し、会場は常に「えー!!」という驚きの声があがっていました。

トム・クルーズは本作と役柄について「まず、監督のスクリプトが本当に素晴らしかった。実は、クレジットされていませんでしたが『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のスクリプトもクリストファー・マッカリーが書いていたんです。またジャック・リーチャーという男は古典的で、言うなれば侍の浪人のスピリットを持っている男なんです。デジタルの時代に住んでいるのに、ネットや携帯電話は使わずに公衆電話を使うというアナログ人間。それでいて知的で肉体的にも鍛えられていているというキャラクターは、映画人間としてやりたくて仕方がないくらい魅力的な役柄でした。それにカーチェイスのシーンでは特別なアプローチをしたくて、スタントやCGを使わずに撮影を行うことが物語を語る上で一番大事だと思ったので、監督といろいろ相談しながら作り上げました」と回答。8台の車を廃車にし、まさに命懸けで行ったというカーチェイスのシーンは本当にすごい迫力でしたし、あのシーンを一切スタントなしで挑んだことに、トム・クルーズの意識の高さを感じました。

「本作を作るにあたり注意したこと?」はという質問に対して監督は、「人気の原作を映画化するにあたり、原作にあまりにも忠実になり過ぎてしまうと良い映画にはならないということがあります。原作家のリー・チャイルドの作品に関してはとても映画化しやすく、というのも彼は映画やテレビに関連した仕事をしていた経験があるからで、彼が書くトーンやユーモアの部分といった描写が今回とても映画化しやすかったです。結果的に彼も映画を観てとても喜んでくれました。なのでこの映画は私たちだけの映画ではなく、リー・チャイルドの映画でもあるんです」とコメントしました。

またロザムンド・パイクは、「この映画は男性ばかりの映画でしたが、苦労した点と良かった点を教えて下さい」という質問に対し、「まず男性が多いというなかでの数少ない女性というこの素晴らしい機会は誰も断ることができないと思います。トムとクリス監督という素晴らしいコラボレーションは、友情も深いということもあり、そのような関係のなかに入ることに始めは恐れ多く思いました。けれど、この二人の関係がすぐに分かり合えるような関係なので自分もすぐにそこに追い付けるように頑張りました」と話しました。ロザムンド・パイクは撮影中妊娠をしていたということですが、劇中も今回も変わらず綺麗すぎて羨ましく思うばかりでした。

本作ではトム・クルーズが製作にも加わっていて、そのことについて「お客様が楽しめるベストフィルムを作りたいといつも思っている。好きなことを仕事にしている人たちと働くことはすごく楽しいことで、例え45時間ずっと仕事し続けていても楽しかった」と熱く語っていました。

会見中、トム・クルーズが一生懸命に話している姿が印象的で、この作品に対する思い入れが伝わってきました。その情熱が映画にも映し出された完成度の高い作品になっています。ぜひ大きなスクリーンで観てください。

『アウトロー』

2013年2月1日より全国公開

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.outlaw-movie.jp/

© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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19 12月

美食家たちのイベントにジャン・レノ登壇

Posted in 未分類 on 19.12.12 by Merlyn

『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』ジャン・レノ来日『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』ジャン・レノ来日

2012年12月4日、パリの三ツ星フレンチレストランの厨房を舞台にした本作の公開に先立ち、主演のジャン・レノが来日。「フレンチの神様」ジョエル・ロブションの日本店に、美食家代表・川島なお美を招いてのイベントが実施されました。当日は来日イベントの前に試写会が行われ『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』ジャン・レノ来日、川島なお美ていたようですが、通常の試写会とは雰囲気が全然違う空気…。それもそのはず、ドレスコードがあったからというのもあると思いますが、御招待客はジョエル・ロブションの常連のようで、その後のジャン・レノの登壇時もフランス語に反応してましたが、皆さんセレブなんでしょうね。

ジャン・レノ自身もセレブですから当然このお店は馴染みのようで、「シェフという職業には敬意を抱いている。同じクオリティの料理を出すことは非常に困難。僕はジョエル・ロブションとも30年来の友人で、ピエール・ガニェールも友人なんだ」と語っていました。そして美食家を代表して川島なお美が登壇。パティシエでシェフの鎧塚俊彦氏を夫に持つ彼女は料理について「夫には愛を食べてもらっています。自分はシェフではないけれど、彼にとっては三ツ星でいたいなと思っています」とコメント。それに対してジャン・レノは「すごくシンプルなことだと思う。すべてのことには愛があるんだ。僕は自分のために料理はしない。料理をするのは、友人、家族、愛する人のためになんだ。男性の皆さんにアドバイスをしたい。女性のために料理を作るのは、非常に有効な誘惑の手段ですよ!」と答えました。

笑いあり涙ありの人間模様を描いた本作。鑑賞中はおいしそうな料理にお腹がなりそうですね。

『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』ジャン・レノ『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』

2012年12月22日より全国公開
配給:ギャガ

http://chef.gaga.ne.jp/

©2012 GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – A CONTRACORRIENTE FILMS

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13 12月

ピーター・ジャクソン監督「ほかの人に『ホビット』を撮られたくなかった!」

Posted in 未分類 on 13.12.12 by Merlyn

『ホビット 思いがけない冒険』ピーター・ジャクソン監督、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス来日『ホビット 思いがけない冒険』ピーター・ジャクソン監督、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス来日

2012年12月1日、本作の来日記者会見が行われ、旅の仲間たち、新旧メンバーが勢揃い!この日の早朝に本編を観てすぐの会見だったので、「目の前にさっき観たすごい映画に出てた人たちがいる!」というミーハーな気持ちでワクワクしながら取材に挑みました。ピーター・ジャクソン監督は一時期激やせしましたが、結構元通りになってましたね(笑)。で、本作で旅のリーダーであるトーリンを演じたリチャード・アーミティッジは、本編のひげもじゃ長髪とはうって変わってさわやかなので別人『ホビット 思いがけない冒険』アンディ・サーキスに見えました。ゴラム役のアンディ・サーキスはゴラムの声で日本語で「オハヨウゴザイマス」と挨拶してくれて生ゴラム声を聞いてさらに会場のテンションが上がりました。

「究極の哀れみというか命を救うという行為が最終的に物語を成立させているという、原作者トールキンが作り上げた物語の構造について監督の思いと演じられたフリーマンさんの思いを教えて下さい」という質問に、監督は「今、哀れみについてお話が出たのはとても興味深いことです。『ホビット』は『ロード・オブ・ザ・リング』の物語の60年前の話という設定ですので、『ホビット』のあとどういう結果を招いたかは『ロード・オブ・ザ・リング』ですでにみなさんご存知なわけですね。本作でビルボがゴラムを殺す機会があったのにそこで哀れみを見せると同時に、正義感というか彼の悪の気持ちというのも現れる。そこで殺さなかったがために『ロード・オブ・ザ・リング』の最後の火山のシーンに繋がるわけなんです。私も12年経って『ロード・オブ・ザ・リング』のいろいろな出来事が『ホビット』でいろいろと説明があるというか、序章となっているというところが非常に興味深かったです」と回答。このコメントでおさらい必須だなと思いました。

そしてマーティンは「今まさに出ていたその哀れみ、そしてゴラムとビルボの非常に重要な瞬間、場面の話をされていましたが、ガンダルフの言葉の中で“人間の勇気というのは本当の意味で人を救うときにその勇気が試されるものだ”というセリフがありますが、まさにこれが人間性であり、それが私は真実だと信じたいです。やはり私が演じるこの役は非常に責任があって責任が重いものだと思って演じておりましたので、そういうような言葉があって支えられ、さらに私の役作りというかそういうものの基本になったと思います」と答えました。これだけ聞いただ『ホビット 思いがけない冒険』ピーター・ジャクソン監督けでも、このお話の奥深さが伝わってきますね。

さらに「『ロード・オブ・ザ・リング』を3本撮ったあとで、『ホビット』を作るきっかけになったのは何ですか?」という質問には、「正直に言いますと、ほかの人に『ホビット』を撮られたくなかったからです。ただし、2つのスタジオが権利を持っていましたので、なかなか作れないという状況がありました。ただ、彼らが作る気になったら私たちはそれに関わりたいということを思っていました。とにかく今回の『ホビット』は今までの映画作りのなかで1番楽しかったと言えます」と本作への熱い思いを述べました。全員がこの映画に情熱を注いでいるのが伝わってきたし、チームワークの良さも感じた今回の来日会見。それが映画の出来に反映され素晴らしい作品になっていますので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで堪能して下さい!

『ホビット 思いがけない冒険』マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ『ホビット 思いがけない冒険』

2012年12月14日より全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

http://www.hobbitmovie.jp

©2012 Warner Bros. Ent. TM Saul Zaentz Co.

トーキョー女子映画部での紹介記事
辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

http://www.tst-movie.jp/hh06_ha/hh06_ha_hobbit1.html

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ピーター・ジャクソン監督「ほかの人に『ホビット』を撮られたくなかった!」 はコメントを受け付けていません

03 12月

ティム・バートン監督、子どもの頃の愛犬の思い出を映画に!

Posted in 未分類 on 03.12.12 by Merlyn

『フランケンウィニー』ビリビリ感電記者会見 ティム・バートン監督、アリソン・アバッテ(プロデューサー)

特別ゲスト:箕輪はるか(ハリセンボン)、藤森慎吾、中田敦彦(オリエンタルラジオ)

2012年12月3日、本作の記者会見が行われました。会場には劇中に登場するスパーキーの人形も飾られ、ティム・バートン監督は登場するなりスパーキーをなでていました。また、プロデューサーのアリソン・アバッテはとてもきれいな方で、話を聞いていると本当にティム・バートン作品が好きだという愛を感じました。

本作を作ったきっかけはという質問に、ティム・バートン監督は「この作品は私が子どもの頃に飼っていた愛犬への思いが詰まっています。その犬との永遠の別れを当時初めて経験し、そのときの特別な感情が心に残っていたことがきっかけで本作を作りました」と語りました。また、「この映画の主人公ヴィクターは愛犬のスパーキーを生き返らせましたが、監督自身は生き返らせるということをどう思いますか?」という質問に対し、「もし、私が自分の愛犬を生き返らせることができるとしても、その答えはノーです。本作で描きたかったのは感情としての絆という部分で、感情として愛するものはとても大切だということを伝えたいと思いました」とコメント。

アリソン・アバッテプロデューサーは、ティム・バートン作品について「ティムの作品は奇妙で変なキャラクターがたくさん出てくるのですが、全てその中心にあるのは人間らしい優しい心や繊細さが宿っているキャラクターたちです。私はそういったキャラクターたちがとても魅力的だと思います」と語りました。本作はモノクロの作品で、ティム・バートンらしいホラーのような雰囲気も持った奇妙なキャラクターたちがたくさん登場していますが、そんなキャラクターたちが本作ではどういう優しい心を表現してくれているのかが楽しみです!

また、本作はストップモーション・アニメーションという手法で1秒間24コマで撮影されています。なので、パソコン作業でキャラクターたちを作っているのではなく、実際にパペットを作成し少しずつ動かして作られています!本当に大変で細かい作業にも関わらず監督は、「全ての行程でセットを組み、実際に目の前でキャラクターたちを見られることがすごく興奮しましたし、生命を与えていることに喜びを感じました」と語りました。さすがティム・バートンですね〜!

また、会見の後半ではお笑い芸人、ハリセンボンの箕輪はるか、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦も登壇し“禁断の実験”が行われました(笑)。感電によるリースの点灯や箕輪はるかが静電気発生装置で髪の毛を逆立たせる様子に監督とプロデューサーも笑っていたり、和やかな雰囲気の会見でした。実際の映画のなかでも、芸人たちのような感電や静電気の実験ではなさそうですが…(笑)、劇中のヴィクターによる“禁断の実験”をぜひ劇場で確認してみて下さい。

『フランケンウィニー』

2012年12月15日より全国公開

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

http://www.disney.co.jp/movies/frankenweenie/

©2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

トーキョー女子映画部での紹介記事
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